読書の秋ですね。
夏の疲れが出てちょっと疲れ気味の方にお勧め
です。
松下幸之助さんや、王貞治さん、稲盛和夫さん
など多くの人をとりこにした中村天風さん。
「
ほんとうの心の力」という中村天風さんの言葉を
まとめた本です。PHPより出版されてます。
どのページでも、めくって読よむと不思議に元気
になります。
ちょっとだけ内容紹介しますね。
●笑ってごらん(P128)
悲しいな、と思って泣くでしょう。よけい悲しく
なる。これがダブルページだ。腹がたった。こん
畜生、と思って、やい、なんて言うと、よけい腹
が立つ。反対に、今度は僅かな喜びを、非常に大
げさに喜ぶと、僅かな喜びは、非常な嬉しさにな
る。
わからなかったら、うちへ帰って鏡を見て笑っ
てみろ。おかしくもなんともなくともいいから、
誰もいないところで、人がいたら変な人だと思わ
れるから。鏡に映して、ヘヘヘヘ、ウフフフ、と
笑ってみろ。どんなお多福でも、笑い顔は憎いも
のじゃありません。うちへ帰ってやってごらん。
ウフフフ、エヘヘヘと、人知れずやってごらん。
何となくおかしくなるから。おかしいな、という
気分を出しただけでも、人間、心の中には愉快な
爽やかさ出てくる。
面白いでしょう。私は大体これで元気になります。
元気なくなってきたら、モチベーション下がってき
たら、ちょっと読んでみて..♪
天風さんの略歴です。
中村 天風
1876年(明治9年)7月30日、東京府豊島
郡(現東京都北区王子)で生まれる。本名、
中村三郎。1904年(明治37年)、日露戦争
の軍事探偵として満州で活躍。帰国後、
肺結核を発病したことから人生を深く考
え、真理を求めて欧米を遍歴する。その
帰路、ヒマラヤの麓でヨガの聖者カリア
ッパ師の指導を受け、病を克服。帰国後
は実業界で活躍するも、突如感ずるとこ
ろがあり1919年(大正8年)、社会的地位、
財産を放棄し、「心身統一法」として、
真に生きがいのある人生を生きるための
実践哲学についての講演活動を始める。
同年、「統一哲医学会」を創設。政財界
の有力者をはじめ数多くの人々の支持を
受け、天風哲学として広く世間に認めら
れるようになる。昭和15年、統一哲医学
会を天風会と改称。昭和37年、財団法人
の設立許可を受け、現在にいたる。
1968年(昭和43年)12月1日逝去、享年92
歳。著書「新人生の研究」「研心抄」「練身抄」
他。
秋の夜長に、いかがですか?
今回はここまでです。
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