「ちょっとちょっと、見てくれ」と言って隣家のTさんが飛び込んできた。何があったのかと尋ねたが「まあ、見てくれ」と言う。玄関を出るとワゴン車が止まっていて後部ドアが跳ね上がっている。車の中に植木鉢に入った植物が一つ。私はびっくりして、「うわーっ、パイナップル」と叫んだ。
Tさんの話によれば、3年前にパイナップルを食べその付け根部分を土に植えて育てたという。植木鉢に移し冬は暖かな室内で育て3年目の今年、果実が付いたという。温室などというものではなく、ペットをかわいがるように自室で育てたかわいいパイナップルである。まだ、5〜6cmくらいの果実であるが、今後どうなるか楽しみである。今後成長の報告します。