2009年12月

パソコンダウン・・・でも復帰

 12月28日朝、パソコンのスイッチを入れたところ、ピーッ、ピーッ、ピーッと3回音を出しただけで止まってしまった。モニターは、信号がありませんと一瞬表示されたあと黒い画面に戻っている。昨夜遅くまで使い、正常終了したのに、どうしたのだろう。何回も電源を入れたり切ったりしたが同様の状況である。

 1年6ヶ月前に購入したものである。保証期間の1年を超えたあたりで故障するとはうまくできたものである。パソコンに付いてきたマニュアルを探して復帰法が書いていないか見るが、薄いマニュアルが2冊あるだけで今回のような症状については何も書いていない。

 テクニカルサポートの電話番号が書いてあった。ありがたい。24時間サービスで、かつ、0120で始まる無料の電話である。
 昔、自己負担でサポートセンターに電話をかけたことがあった。「ただいま混んでいます」という録音音を聞きながら長距離電話の料金を心配していた。しかも何回かけてもつながらない。夜になると「サービス時間は終わりました」という案内に変わっていた。結局つながらなくて、腹を立てたものだった。
 今回は電話料の心配はない。電話をかける。だが、「大変混んでいます順番におつなぎしますのでお待ちくださるか、または時間をおいてもう一度おかけになるかしてください」という録音音である。つまり、つながらない。28日から29日の夜1時まで何回かけてもつながらなかった。

 29日の朝4時半過ぎ。気合いを入れて起きて電話をする。また、大変混んでいるというアナウンスであったが、5分くらい待っていたら男の声で応答があった。実は、つながるかつながらないか期待は半々だったので、つながったことにびっくりした。受話器を持ち、話をしながら、パソコンのところに行く。メモを取る。

 状況を話すと、パソコンのピーッという警報音を聞きたいという。その音を電話で聞いた後、メモリーカードを一度抜いて再びさせばよいというアドバイスをしてくれた。その時ビデオカードも影響するという。下手に行うとカードを破損させる。初めての人は自分でやらずにお店の人にやって貰った方がよい。とのことである。

 さて、パソコンの外枠をあけてみる。自分で出来そうかどうか考える。メモリーカードはどれかというのはすぐにわかった。だが抜くときに壊さないかどうかは自信がなかった。購入した電気の量販店に電話したが、自分のところでは修理は行わない、メーカー修理となるとのことである。梱包して送るなりの作業となりそうで、修理期間や修理費を考えると、この選択は無理。パソコンに詳しい昔の同僚に電話する。カードの抜き差しは大変か、静電気の扱いはどうなるか。この2点が心配だったが、どうやら自分でできそうだという感触を持った。

 さて、始める。メモリーカードを引き抜くためにカードの両端に付いている押さえフックを押す。すると下まで押さなければならないのに途中で隣のビデオカードにぶつかりそのカードが横に傾く。フックを初めの状態に戻そうとするがビデオカードに引っかかり戻らない。あせる。ビデオカードを一度抜かないと、メモリーカードは抜けないということだ。今度ビデオカードを抜こうとする。このカードにもフックらしいものが見えるが、フックの場所が狭いところにあって押せそうもない。強引に腕力でエイッと引っ張る。バギッと嫌な音がして抜ける。やはりフックは壊れていた。でも、その後4枚のメモリーカードを抜き、再びさし直す。ビデオカードも壊れたフックのままさし直す。

 またパソコンの配線を戻して電源を入れる。
 ヤッター!
   正常に立ち上がった。感激。
 

トキ撮影作戦8 トキの目まで あとチョット

《年賀状に間に合わず》
昨日26日、久しぶりに晴れておりトキ撮影には絶好の日。今年は後は雨ばかりの予報。新しいカメラを抱えて予定の場所に行く。

 実は数日前にも行ったのだが雪混じりで空も暗く、トキとは出会ったが良い写真は撮れなかった。この後、それまでのトキの写真で、年賀状を作って郵便局に出してしまった。

 またトキを撮りたくて昨日行ったわけである。晴れていたので空は明るく、条件は申し分なかった。
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遠くに小さな鳥の影を見つけてカメラをあわせていく。トキは常にバタバタと羽根を動かせており、慣れてくると遠くの黒い影を見ただけでトキの飛び方とわかる。

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 ピントはマニュアルフォーカスである。オートにするとカメラがピント合わせに迷っている間にトキは行ってしまうことが多い。今後、”トキの目を撮る”のはひとえに私のピント合わせ技術にかかっている。これからのトレーニングだ。
 露出補正はこのカメラでいろいろ実験した結果+1.3がよかった。ISOは3200。カメラの手ぶれ防止装置と組み合わせて、300mmのレンズを手持ちで写せる。

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トキ撮影作戦7 トキの目のためにカメラ購入

何度かトキの撮影に通っていると、少しずつ顔見知りができてくる。自分の撮った写真を見せると、「初めてとしては、トキ色も出ており、良いんじゃないか、次はトキの目でも撮りますか」などと感想を言う人がいた。なるほどと納得してしまった。トキをみんなで撮った後、写り具合をお互い見比べてみた。他の人たちのカメラはデジカメのディスプレーが明るく、かつ、部分的に拡大して写せるので、その場で写真の良し悪しがわかる。私のデジカメはディスプレーが暗くて微妙な色は出ない。拡大表示もできない。しかも時々フリーズしてシャッターが切れない。

 良い写真を撮るにはカメラを何とかしなければならない、と思ってしまった。カメラ屋へ行きカタログを見ながら店員から現在のカメラの技術の進歩状況を聞く。本屋でカメラの購入ガイド買い求めて読む。

 私の持っていた一眼レフのデジカメは5年前当時の中級機であり、私にとっては大変高価なものであった。それでも、それまで手の届かない価格であったのにやっと無理をして買える価格のにまで下がったところであった。その後デジカメブームが来て一眼レフまでも多く売れ、各社の競争時代となった。

 今のデジカメの素晴らしさはディスプレーの良さであり、それによって撮影写真の点検がその場で確実にできるようになった。また、各種設定がディスプレーを見ながらできるので、分かりやすくなったという良さも加わった。

 今回はランクを落として入門機を買った。この入門機は今までの中級機よりはるかに使い良い。レンズは今までのカメラのものを使える。価格は今までの3分の1くらいであった。

 これでトキの目が写っているくらいの素晴らしい写真を撮ろう。

シロアリ

枯れていた栗の木の枝を2本切った。
切ってみると、ナラ枯れとは違うようである。
ナラ枯れのような幼虫がいないしもちろん幼虫の穴もない。

ところで、枯れが進んだほうの枝は皮をむくと写真のように白アリがいっぱいである。
シロアリで枯れたのではなく、枯れたから白アリがとりついているのだろう。白アリが枯れた樹木を土にかえすという自然の循環をやっているのだ。

しろあり


我が家では10年くらい前、床下の土の上に置いてあった板からたくさんの白アリが見つかりあわてたことがあった。床下の建物の柱を点検して回ったが柱には白アリはいなかった。

 白アリはいつも湿っている木を食べるのであって、すぐそばにあっても乾いた木は食べない。そんなことが分かってきた。家の周りの木の切り株や腐った木などでは白アリはいっぱいいる。床下などでも、直接柱が食われていなければ、すぐに業者に防除を頼んだりする必要はない。それより乾燥である。よく風が通るようにしておけば、近くに白アリがいても心配はない。

トキ撮影作戦6ちょっとねえ

 車がやっと通れる道の脇で、いつものビオトープを草陰から見張っていた。側を赤い軽自動車が通っていった。きっとトキを見ようと走っているのだろう。運転手も、後ろに乗っていた女性も私に小さく頭を下げてゆっくりと通っていった。
 先方からジープのような軽自動車が来てビオトープの側に行って止まった。この車もトキを見に来たのかと思ったらドアが開いて白と黒のチンのような犬が走り出てきた。あちゃー、これではだめだ。次に子供が出てきて、お父さんお母さんと出てきたとき、私はもう立ち上がり帰ろうとしていた。なんだよー、観察の邪魔をしやがって。歩きながら振り返ると家族みんなでビオトープの周りを走り回っていた。
 自然の中でみんなで遊んでいるというのは良いことなんだよね。でも、私には、ちょっとね。

 家に帰ったら、我が家のキジ(勝手にモエと名付けている)が畑で餌をついばんでいた。
kiji1

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後ろから見た羽根の色も綺麗だ。
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加茂湖の白鳥

今日は雨。
トキはどうしているかな。
監視員達は雨の中をご苦労しているだろうな。でも、雪よりは良いだろうかな。などと心配しながら、私は家にいる。

ということで、今日は11月29日のことを書こう。

11月29日、初めて探鳥会というものに参加した。
印象的だったハクチョウの写真を載せておこう。

加茂湖には1年中、白鳥が居ついている。10羽くらいいるそうである。コブハクチョウである。
写真の白鳥は夫婦と子供の3羽。カキ小屋をのぞいて餌をねだっている。右端の少し灰色がかっているのが子白鳥。
白鳥1


下の二枚は子白鳥。親はのんびりと羽繕いなどをしているのだが、子供はせわしなく、飛ぶ真似をしたりして動きまわっている。1時間半くらい見ていたが、親子とも一度も飛び上がりはしなかった。
白鳥2

白鳥

トキ撮影作戦5まだまだ

昨日より少し進歩した写真だが、ピントが甘いねえ。
とき1

とき2

とき3


 トキ監視員に知り合いの方がいた。朝は5時に起きて、6時には現場に着いているという。真っ暗なときに起きて車で薄明かりとなり、寒いところで監視を始めるということだ。夜は遅いと5時あるいはトキの都合では6時となる。トキは私たちが思うより暗いときも行動するようである。肉眼はもちろんだが、双眼鏡、バードウオッチング用の望遠鏡などを使って監視している。監視員は佐渡のあちこちに分散し、トランシーバーを使ってトキの現在地を連絡しあっている。雨やあられの荒天でも行うという。冬に向かっての監視は過酷な作業である。

トキ撮影作戦4(とりあえず成功)

とりあえずトキを撮った
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ねぐらへ帰ってゆくトキ。上空を飛んでいるのをあわてて撮った。あまり良く撮れていない。

下の2枚は、遠くの田んぼで白い鳥が1羽跳び上がった、その田んぼに向かおうとしたら5羽が一緒に飛び去った。
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toki3


写真を撮るために長い時間一定の場所でトキのくるのを待っている。トキ以外の鳥も訪れる。

1枚目はダイサギの羽ばたき。
2枚目〜6枚目はアオサギの飛翔。アオサギは飛ぶとき首を縮めながら飛ぶんだね。
daisagi


アオサギ1


アオサギ2


アオサギ3


アオサギ4


アオサギ5

トキ撮影作戦3

今日は撮影に行く時間がなかった。晴れていたのにもったいないことだ。

 昨日の話の続きを書こう。

 トキが飛び立った後、トキはもうここへは戻らないと考えて車を山の方へ走らせた。山といっても正明寺の集落の中である。道を走っていたら、トキを見ているらしい人たちに出会った。田んぼ道に5人くらい集まり遠くをながめている。一人は大きな望遠レンズ付きのカメラを三脚につけてある。他にもそれらしい4人組とかいろいろいる。車を止めて70歳くらいのおばさんにトキが見えるのか聞いた。すると、トキを見るならもう少し早く来なくてはいけないよ、もう9羽は入ってしまったからあと3羽しかいない、という。「早く」という言葉と「入ってしまった」とは何のことかと聞き直した。そしたら、トキの巣はあの山(と言って指さす)にあり、朝は7時頃に山を出ていろいろなところで餌をとったりして、夕方4時頃までに山に戻ってしまうとのことである。トキは12羽いて、9羽はもう山に戻ったので、これから見えるトキは3羽しかいないのだ、と説明してくれた。どうしてそんなに詳しいのか聞いた。毎日このトキの見えるところに通っているからとのことであった。別のおじさんが通りかかったので、トキが見えたか聞いたら、毎日見ている、自分のうちにいても周りを飛んでいるから見えるんだといっていた。

なんだ、トキを見るなんてめずらしくも何ともないんだ。NHK新日本紀行で「トキとクラス里山の人々」なんてものを作ったらよい雰囲気であった。

私は、自分を、吹雪の中をキタキツネの映像を取る動物写真家、くらいのイメージでトキの撮影をしようと張り切っていたのに、なーんだ、ここではトキは普通なんだとちょっと力が抜けたのであった。

トキ撮影作戦2(やった、始めてトキを撮影)

昨日ブログで作戦を書いた。だが、私自身は、昨日、書きはしたが動かなかった。

 雨だったので、日曜だったので、きっとトキも家で休んでいるだろう、雨の中を鳥は飛ばないだろうと決めて、こたつでテレビを見ていた。心の中はさぼっているという負い目を感じながら・・・。今の時期、基本的には雨だ。こんな理由では写真は撮れないとわかっている。やましい気持ちが今日の行動を決めた。

 今朝の悪天候は昨夜からわかってた。雨、そしてあられ。でも撮影に行こうと決めていた。今朝5時半頃に目覚めた。外はあられの音がする。障子を少し開けてみるが当然真っ暗で何もみえない。寒そう。また寝た。が、撮影に行かなければという強迫観念がぐるぐる回って、眠れない。

 行動を動かすのは常に理屈である。いろいろ撮影に行かない理由を考えてみるが、そんな理由は嘘だとわかっていて、気持ちが納得しない。行け行けといっている。

 現地へ向かう。途中で少しずつ明るくなる。だが、雨であり、あられである。6時10分現地へ着く。

 しばらく車の中で待機してみる。鳥の姿も鳴き声もしない。少し曇ったフロントガラスに濡れたガラスを伝うあられだけがみえる。


 外を歩く。少し鳥の声も聞こえたが姿は見えない。

別の地点へ車を止める。待つ。

簡単にトキの写真が撮れるとは思っていない。イメージトレーニングとしては1週間くらい寒い中を耐えて待つ、あるとき私の前にトキ色の翼が10羽舞い、感動的な写真が撮れるという物語である。

9時になる。親の介護という現実のために現地を離れる。これまで収穫なし。

午後1時半また現場まで来る。
1時間くらいたった頃車の前30mを1羽の白い鳥が飛んでいく。あわててカメラを持って外へ出る。トキだと思った。近くに降りろと願ったが遠くへ飛んでいってしまった。後で考えるとサギだったのだろう。

いくら待っても他には鳥はこない。加茂湖へ行けば、カモ類ならいろいろいるのにと思いながら車を動かせた。

トキ8羽


《やった、始めてトキを撮影》

あるところまで行って、白いものがみえた、車のエンジンを止めすぐに車から出てみた。鳥が一斉に飛び立った。トキだ。トキ色だ。数える。8羽。持っていたカメラのシャッターを一所懸命切るが、あわてているのとカメラの調子が悪いのとでうまく撮れない。とにかく数多くシャッターを切ったがカメラがいうことをきいてくれないまま終わった。トキは飛び立った後すぐに飛んでいかず、上空を2・3回まわってから離れていってくれた。その時写っていたのがこの写真である。とりあえず8羽が写っている。トキ色も見えるよね。

今度、もっと良い写真を撮らなくちゃ。



 
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