2008年03月

2008年03月31日

65897593.jpg華やかな桜は、人をウキウキさせる。春曇りの肌寒い空気をまとい、桜トンネルをそぞろ歩く。
春の喜びと華やぎは一緒にして過ぎゆく。
しかし、時の移ろいはまた、新たな胎動につながってゆくのだ。
この変わりゆくひとときを戸惑いながら、楽しむ。
切ないような嬉しいような。
ひとひら舞う桜花。


nobu23 at 06:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 体験日記 

2008年03月27日

パルシステムの商品評価フォーラム

78ff87c8.jpgパルシステムの商品事業を様々な角度から外部有識者が評価する。まずは、各項目ごとに業務部門が自己評価し内容をそれぞれプレゼンテーションする。
今年は、ミートホープや不二家、赤福、そしてCOOP餃子事件と食を揺るがす大事件が続発した。しかも生協のプライベートブランドでだ。
パルシステムは、直接扱っていなかったが、原料などではミートホープ社のものが使用されていたり、別の中国の工場の冷凍加工品の問題があった。
つまり、取引先のメーカーの問題から、その先の原料管理や外国産の管理問題に課題を残した。
それから、マスコミの一方的な報道の間も、組合員に正確な情報をお知らせするといったコミュニケーションでは、個配の限界が露呈した。テレビで生で生協の餃子の報道がされているのに、組合員にお伝えできない。最低一週間の配達期間がないと全組合員に伝えきれないといった問題だ。
そうした問題を率直に報告し課題を方針化する。
なお、評価とは何か。評価とは相互理解の浸透であり、コミュニケーション手段だと思う。このことにより、問題が明らかとなり、その解決によって進化をしていく。



nobu23 at 17:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 生協 

地方をデザインする

3a06d204.jpg和歌山県海南市で海南ビェンナーレというデザインコンクールがあった。すでに五年くらい前だったが。
海南市は、実は生活雑貨では日本一の集積地だった。もともと、高野山詣での参拝客に小物を提供することから発祥したと言われていた。
このデザインコンクールでは喜多俊之さんや川崎和男さんなど著名な方々が審査員を務めていた。このコンクールを仕切っていたのが錦織弘昭さんだ。
いまは、熊本の象嵌細工を発掘している。地方の伝統や技術に光をあて、現代のデザイン力をコラボレーションして新たな価値と経済を生もうと狙っている。
「里親になったんです」と笑う。里親登録はずっとしていたが今度は一緒に家族として暮らすことにしたのだとこともなげにいう。
確か息子さんもいたはずだが。
こういう里親のNPOも運営している。
面白い。著名なデザイナーが慕い、お金ではなく一緒に仕事をしたがるこの人の魅力。
デザインとは、関係性の変革。地域を社会を変える仕組み。だからデザイン力が大切なのだ。


nobu23 at 07:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 事業・起業 

2008年03月26日

野付漁協百周年

85632f0f.jpg創立が明治41年だ。漁協はそういうものかと思っていたら、いや珍しいという。
しかも、北海道の北の果て極寒の地。創業者たちは本当に血と汗をながしたという。
その当時は、道路も船のエンジンも設備もいかばかりだったろうか。戦後も仲買に出さないで漁協に集約するまで大変だったようだ。
それが今は安定した経営と後継者の充足。全国のモデルとなる栽培漁業を営んでいる。
北海シマエビ漁は藻場を汚さないため帆かけの打たせ舟だ。
そして、海を守り育てる100年の森つくり。

なぜここまでこだわるか。思想がある。二宮尊徳思想。組合の理念。
譲りと協同。積小為大(大きなことを為すには小さなことの積み重ね)。
パルシステムとは、ふーどの森つくりと交流。
野付漁協、この中心には、なんと勤続40年表彰の佐藤一雄専務理事がいる。


nobu23 at 12:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0)  

2008年03月25日

支配と洗脳

fa73380c.jpg日本の利益と財産は、アメリカの巧妙な金融操作で吸い上げられているという。
そうだろうなと、みな薄々気づいてはいたと思う。これをかなりリアルに証明してみせるのが「洗脳支配」苫米地英人著という本だ。やはりテレビの役割も解明している。
面白いのは、そのアメリカでさえヨーロッパ、特にイギリスの極少数の大富豪に吸い上げられているということだ。
だが、まてよ。金の価値観だと、働かされてその果実を吸い上げられることは、確かにバカバカしい。しかしどうだろう。
働くこと自体が楽しく喜びであれば。しかも人のために役立っ物作りやサービスや情報提供だったとすると。
逆に、何億円と稼いでいても、これ自体は意味がない。金が欲しくないかと言われれば、そりゃあ欲しいが。
人間に必要なことは、そう多くない。食べること考えること楽しいことは何処にあるか。爽やかな風に包まれて里山に遊ぶ。信頼しあう仲間とともに農作業にいそしむ。
これだね。
超高層のビルに閉じ込められて、金融の奴隷となり、ゲームのように人を騙す。これのどこが面白いか。まさに金の亡者。
いま必要なことは、この金融のクサビから解き放って、ひととものと情報を一人ひとりの手作りにすること。
身体性を持った地域通貨(それも兌換性のない)誕生だ。
真の世界は、抑圧され支配されたように見える多民族、多様性のなかに実は豊かな水脈がある。僕たちは、ここにいる。


nobu23 at 07:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 読書 

2008年03月23日

やりたいことはハッキリしている

d857f0a8.jpgセカンドリーグ実践起業塾。
全六回の講習が終了し、エグゼクティブサマリーの発表と講評が行われた。
カラーコーディネーターでキリタンポ(?)を出すという人。今は女性たちに人気のある仕事だからかえって起業は大変だ。しかし、シニアダンスなど可能性はあるのではと思う。問題は、特徴有る「売り」が欲しい。
他にも、近所のシルバーが気楽に集えるヘルシーカフェ。3歳児もできる親子フィットネス。家庭と塾の中間のような家庭的でしかも知的な学童保育。すでに房総に農地を取得し有機農業をしながら里子や障害者作業所などの暖かいコミュニティー作りを目指す。WEB制作で支援する仕組みつくり。NPOで子どもたちの居場所を確保し親にも食の育成をと事業化して子育てに貢献したい。近所の農家と連携して、食育で自給率を高めるレストランを作りたい。
などなど、女性たちの意欲は高く、そして行動へと移っていく。
思いを次第に計画に落としていく。パルシステムのセカンドリーグ実践起業塾


nobu23 at 07:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 体験日記 

2008年03月22日

出来もしないこと

16f17a31.jpg社会の転換点が見え始めて、やるべきことがハッキリと分かる気がするときがある。
それは、今は間違いなく農と食だ。
しかも、チャンスだ。みんな農と食に関心が高い。
意外に農には、いま全国各地に面白い人びとがいる。例えば、山梨県の白州郷牧場
有機栽培を楽々と成功させているだけでない、販売も順調である。自宅も立派な交流拠点もつくり、小さいが直販所もある。
全国から研修生を受け入れる。中国はじめ韓国、タイなどからも受け入れている。
しかも、都市の子ども達を年三回1〜2週間ステイし自然学を教えているのだ。
森を買い増ししているという。新しい村の構想。
もちろん、ここまでくるには並大抵の努力では無かっただろう。むしろ、最初からこうと考えていたら出来ないとあきらめていたかも知れない。
しかし、ここまできた。
この人の話すことと興味は世界のこと、そして哲学と自然学だ。それも普通の考えではない。もちろん変わり者である。
白州郷牧場の椎名盛男代表。


nobu23 at 08:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 事業・起業 

2008年03月21日

新しい現実

42798231.jpg日本の農業に一生を賭ける!学生委員会白鳥 幹久君(東京大学経済学部)、副代表の神保正樹君(日本大学生物資源科学部)、「日本農業系学生会議JASC」の北出明子君、東京大学の王君がパルシステムを訪れた。
農についての意見交換。
これは、まず組織の名前に感動した。大げさでいい。わくわくする。
聞くと、日本の農と食を本気で変えて行こうと熱い。
自分たちで、現場を見ながら、色々企画し仕掛けていこうとしているのだ。
この日曜日には、廃校予定の小学校に集い食育などのイベントをするらしい。
面白い。社会が閉塞感を強めると新しいパワーが育ってくる。
パルシステムの全国の産地と結び、活躍してほしいと思う。
未来をつくる新しい現実。
写真は、新潟県阿賀野市、ささかみの神々。前へ前へ。


nobu23 at 06:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 事業・起業 

2008年03月20日

産地ビジョン研究会

50902a88.jpgJAささかみの若手職員と10年後の未来について議論した。
先ずは、個人個人がカードにこうなっていたい未来を書きこむ。この際には、相談しない。それから、カードを出して順に発表しながら、似たものをつけていく。
最後に模造紙に似たものをグループにまとめて、関係図に仕上げて表題をつける。
これを代表者が発表する。つまりはワークショップの手法。
これだけで、次々とささかみの未来が見え始めてくる。自分たちが作る未来のデザイン。
ささかみの面白さ。考え始めに、自然だけでもすぐ思い浮かぶ。
村内には、百銘選の伏流水の泉が沢山ある。水が本当においしい。温泉だって掛け流しが3ヶ所もある。薬師堂もある。
県内有数のハイキングの名所五頭山がそびえる。越後平野が一望できる。
希少価値の草花「狸藻」などが豊富なジュンサイ池。ここは、植物だけでなく、沢山の昆虫の珍種がいる。絶滅危惧種の蝶々などの数は二桁にのぼる。
これらを愛する若い人びとが、未来を構想しチカラを合わせて、これらを活かす豊かな村を実現することだ。
先ずは、熱い思いを語り合うこと。これを共有すること。新たな胎動が始まった。
チームSPY。


nobu23 at 06:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)  

2008年03月18日

産地ビジョン

dbd06d73.jpg日本の田舎は宝庫だ。それなのに皆、都会へでる。そして僕も出てきた。
振り返って田舎の魅力は、豊かな自然と安心できる人間関係だった。少しくらい金が無くとも気にすることもない。これはいい。
しかし、面白味にかけた。都市の発展していく魅力。会社などの活力や映画や劇場などの楽しみ、繁華街の喧騒などが眩しく見えた。
しかし、今になって見ると田舎の良さが身に沁みる。
まず空気が美味い。水が透き通っておいしい。風の肌触り。木々の鮮烈な光の波。ざわめく鳥や虫たち。
さて、では田舎と都市の良さを結ぶにはどうしたら良いか。
みんなが田舎に住めるにはどうするか。
実は田舎と言っても、すでに、都市機能事態は小一時間もかからぬ場所にある所が多い。意外に近くに全て整っている。
あとは、田舎の住まいと新しい活性化した未来志向のコミュニティーだ。
豊かになるには、高い付加価値を生み出し、ワクワクする創造的な地域社会をつくることだ。
どうするか、まずこのビジョン作りを、イメージを中心メンバーで共有することからスタートだ。やるぞ!


nobu23 at 08:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)  

2008年03月17日

中国はアメリカに似ている

9d065348.jpgチベット自治州の暴力に胸が痛む。
中国の急速な経済成長と人びとの爆発的な格差拡大。
各自治州の支配に対する独立と反乱の潮流。
国家の未来が経済成長と政治的安定にあるなら、外国資本へ経済的にはフリーな政策を取り、政治的には、マスコミ操作と軍事力と警察力で支配する。この政策の前では人びとに暴力を使うことも他国を蹂躙することも、むしろやむを得ないとする。民衆の自治や違う考えの国を無秩序だと恐れるのだ。

ダライ・ラマはチベットの政治的な悲劇の根本的な原因は、近代化に対して扉を閉ざしていたことにあるとすでに語っている。
世界の危機、オゾン層の破壊を含む環境破壊など生態系の危機に対して、精神性の探求と、基本的な人間的価値の素朴な健全性と奥深い豊さとによって未来をつくる、宗教と科学のコラボレーションを成そうと呼びかけている。

さて、21世紀の有りようは、金融と暴力の支配が肥大化するのだろうか。20世紀、このアメリカモデルからの転換は、まさに小国の死を恐れない豊かな精神性と生命系の共存のなかにある。
暴力による恐怖の支配は、これを使う人びとを蝕んでいく。権力は腐敗する。
重苦しい時代の恐るべき混乱。希望は、虐げられる人々への共感


nobu23 at 06:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 体験日記 

2008年03月14日

落とし物

4f9cc961.jpg久しぶりに飲み過ぎて、不覚にもバッグを置き忘れた。
電車で眠りこけて、ハッと気づき通勤駅で飛びおりたらバッグがない。しまった。大変だ。
中身はノート、本、手帳などだが、携帯と鍵が問題なのだ。携帯の手続きを依頼したり鍵を頼もうとしていたら、駅の保管センターから連絡がありでてきた。
これで、五年前と二度目。しかも、先日メガネを落としたばかり。ダメだな。

しかし、見つかった。ホットした。いやー、ありがたいな。日本はまだまだ捨てたものじゃあないなと感謝する。
しかし、少し謹慎します。


nobu23 at 12:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 体験日記 

2008年03月13日

進化論仮説

376ea324.jpgダーウィンは、生き残るのは、環境の変化に適応したものだけという。強いものでも知的に優れたものでもないと。
では環境に適応するとは何だろか。
今西錦司の棲み分け論がある。生物の環境への適応でそれぞれにともに生き残りあうやつ。
ジェームス・ラブロックのガイア仮説
地球生命圏自体が生き物で全体が環境変動に層として対応していると、温度や空気組成でホメオスタシスを解明してみせる。
今、最先端科学で情報をどう定義するか議論がおこわれている。
そこでは情報の身体性が問題になる。つまり人の単位を個と見るかどうか。実は、生命系と個と家族、村、組織、社会、国、世界、地球、宇宙のつながりの情報。この単位が問題なのだ。
さらに、食べものはいつから自分になるのか。腸での吸収と免疫を調べていくと、自己と非自己の区別は、意外に簡単ではない。「免疫の意味論」多田富雄

進化とは、何か。進化を考えることはどういうことか。
環境適応とは、実は環境に生かされていること。
環境すべてに、生命すべてに神が宿る。いや、宇宙の物質のダイナミックな運動、それ自体に神が脈動している。
このコトワリは、客観的科学だけでは理解できない。
自らの能動的な生き方からくる瞬間、クオリアにひらめく。
現代科学は、生命系、宇宙論と哲学を複雑系で深堀していく。共生とは、情報科学からも言えるのだ。
すると、ね、「草木国土悉皆成仏」、更にもっと昔の人のアニミズムに近づいていく。面白い。


nobu23 at 06:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 読書 

2008年03月12日

信じること

b5131e0c.jpg組織で生きていると、そこでおこる問題のほとんどが人間関係だ。とりわけ、気持ちが変動し感情的な時ほどトラブルをおこす。
イライラして攻撃的になる。人が自分を認めてくれてない。それどころか、むしろ陰謀でワナに落とし入れようとしている。
自分はこんなに努力しているし、こんなに正しいのにと。理不尽だと。
こうして自分の気持ちを制御出来なくなり落ちこむ。
これは、実は体調も関係している。いや、かなりの場合、内臓感覚から来ているという。後藤仁敏氏「唯臓論」である。養老孟司氏の「唯脳論」のアナロジーだというがそれだけじゃあない。
生物発生の系統から解きほぐし腸が最初で、腸から神経が発生し脳を作ったと解説する。内臓感覚だ。腸が先だ。
疑心暗鬼になったら騙されよう。騙すより騙されよう。
この日本では命までとられない。丈夫なカラダがあれば、タフに生きられる。
疑心暗鬼になったら信じるほうにかける。
こうして楽しみながらたとえ小さくとも大きな実をつける。


nobu23 at 06:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 生協 

2008年03月11日

くらし課題解決

9d7dc9b0.jpg物売りからくらし課題解決へ。これが物あまり時代の流通業の進化だという。
すると、もともと問題解決を協同で行う組織の生協には、ピッタリのはずだと思う。
ところが、実態はそうならない。下手に小売りの勉強をして物売りの常識を身につける。すると価格だとなる。あるいは、売るためにどうするかと考えてしまう。
こうして「買わされる」側と離れてしまう。
だから「くらし課題解決」は、「解決力」が問われる。このチカラ、これは日常生活の想像力と創造力が問われると思う。
では、創造力はどこからくるのか?
自然に学ぶこと。その形、プロセス、この全体を学ぶ。
例えば、ドクター月尾によると、新幹線は、流線型を進化させハチ鳥に似せた。ハチ鳥は、空中から圧力の壁を突き抜けて水中にダイブする。これを真似た先端でトンネル衝撃波をクリアした。
パンタグラフの消音はフクロウの羽を真似る。音も無く飛ぶフクロウ。この羽には小さな突起があった。
レーダーに映らないステルス戦闘機がコウモリから隠れる蛾に学んだことは有名だ。
では、想像力はというと共感だと思う。
人間には脳にミラーニューロンが生まれつき存在しているという。
他人の痛みが自分の痛みに感じるのだ。針を刺す絵を見ると痛く感じるあれである。
ひいては、他人の苦しみや悲しみに共感しわがことと思う感情である。
課題解決という考え方は、こういう「方法」を身につけないと具現化し得ない。


nobu23 at 06:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 生協 

2008年03月10日

老化について

3a634e46.jpgこういう先輩たちがいると世の中は楽しい。
「老化で遊ぼう」赤瀬川原平氏と東海林さだお氏の対談。
これを読むと、懐かしいやらおかしいやら。子どものころが蘇ってくる。本当にテレビも無かったあのころとあの遊びが。
そうしてあのころの日本からの変化がこんなに激しいものかと感慨深い。
さて、老いることへの不安は誰でもある。それを例えば、ウンコ垂れなどとしてあからさまに話してしまう。
さすが老人力の作者。自分を眺めて笑うこの二人のあたたかいおかしみは、何かこころあたたまる不思議な豊さに包まれる。
老いるカラダに聞きながら、心を解き放つ。


nobu23 at 06:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 体験日記 

2008年03月07日

苦しいときこそ、大きな目標とミッションを

84d86e31.jpgいまの時代は、生き方が問われている、と鈴木宣弘東京大学教授。まさか、東大の先生がこんなことを言うとは思わなかった。
日本の食料市場が閉鎖的だとか、農業の補助金は高いとかは、まったく間違っていると言う。
アメリカもオーストラリアもEUもむしろ国内農業保護で相当の補助金を注ぎ込んでいる、やり方が見えにくいだけだと。
これ以上農が崩壊したらフードマイレージやバーチャルウォーター、とりわけ環境保全が問題となる。
稲作が崩壊したらオタマジャクシは384億匹カブトエビ43億匹3.6億匹が死滅する。
輸出産業だけが栄えてペンペン草しか生えていない国土でいいのだろうかと。熱い。世界の貿易構造に正面から闘っている。いいね。
パルシステムの生産者消費者協議会総会にて、グローバリゼーションを問うフォーラムにて。
生産者たちは、明日が見えない状況を率直に語り合う。まずは知ることからだと消費者消費者幹事白川恵子さん(コープやまなし)はいう。


nobu23 at 06:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 体験日記 

2008年03月06日

長生きする人は笑顔になる

6bdd9b4f.jpgお年寄りは博物館だ。一人なくなると博物館がひとつ消えるのだ。とおもちゃ美術館の多田千尋先生はいった。
パルシステム政策討論集会で伊藤雅俊セブンアンドホールディングス名誉会長が特別講演を行った。
生協で講演されるのは初めてだといわれる。
大きくなることは怖いことだ。机で考えるな。消費者のもとに行け。現場で考えること。強者や知的なものが生き残るのではない。環境に適応するものだけが生き残るなど、ダーウィンやドラッカーを引用しつつ優しく時には強く述べられた。
世の中の変化、大正時代に生まれ戦前、戦争、高度成長、それからソ連の崩壊、バブル崩壊、インターネットの大変化と世界を生身で歩き回られ見続けている。
パルシステムはとてもいい仕事をしていると励ましてくださった。そしてまたピッキングの作業は面白くないななどいくつか辛口の指摘も頂けた。
感謝。まだまだこれからもたくさん学ばせて頂きたい。


nobu23 at 06:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 体験日記 

2008年03月05日

クオリア

885b99b0.jpg脳の自意識は、当然、自分のことをコントロールしており、自分の手足をはじめからだも心も支配していると思っている。
ところが、実は違うという。神経生理学が発達してよく観察すると見た目ですでに身体が反応し、それから意識がついてきて、あたかも自分が指示したかのように思い込むのだという。
各部位はそれぞれ実は精密に連結して反応しており、動いているのだと。
だから、自意識はその複雑なネットワークでのひとつの役割として統合者のようにふるまうのだそうだ。
これは、実に面白い。人間の組織も、自然界の人間の位置も、宇宙での太陽系での地球のそれも似たようなものかも知れない。
だから、意識を広げかつ内を覗き込む。その回路は呼吸というわけだ。
三月に満開の寒桜。小春日和に季節を錯覚する。


nobu23 at 06:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 体験日記 

2008年03月04日

日本の食品メーカー

063e1991.jpg例えば豆腐メーカーだ。食品産業大手にのし上がり他企業を買収したなどという話を聞いたことがない。納豆屋さんもコンニャク屋さんも干物屋さんもポテトチップ屋さんもお菓子屋さんも。
あっ、お菓子屋さんはいくつかあるか。
大手の魚屋さんは冷凍食品産業と化けてようやく巨大化していった。拠点は中国だね。
さて、こうした国内中小食品企業は味にこだわり国内原料にこだわりプライド高く、頑張ってきた。
だが、生産量が増えると品質管理に悩み投資のお金に苦しみ(なにせ上場なんてしてないから資金力がない)職員教育でジタバダしてきた。
少し名がでると大手スーパーから声がかかるが取引条件は厳しい。価格は叩かれ納入先が多く手間がかかる。とりわけ発注から納品までの時間的余裕がない。数量予測がうまくいかない。しかもいつ売れないと切られるかもしれない。だから、脱落していく。
こうして、せいぜい町の小メーカーに甘んじてきたのだ。
いま、国産が欲しいといわれる。本当か。多分、本当だ。だが、問題はここからだ。外国と比べると、二倍三倍になる国産価格。これを一般消費者が日常的に買うだろうか。
いま、必要なこと。中小企業も力を合わせ情報化や教育システムに取り組み経営改善に取り組み、このチャンスを生かすこと。
しかし、いま一方消費者の理解、作る人びとへの真の共感を得ることだ。価格云々の前に共に悩むことだと思う。
絶望的にも見える矛盾を前に春を見通す。中小企業事業協同組合(JASMEQ)パルシステムと取引する中小企業が協同をはじめて3年たった。やっと黒字化。だが先が見えない。
冬水田んぼは、静かにいまも春を準備している。


nobu23 at 06:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 体験日記 

2008年03月03日

理性の奪還

f4778fc7.jpg理性!?久しく使われないこの言葉には違和感があった。
しかし、現代政治を語るに、なるほど不可欠かと思わせるのがアル・ゴア氏の新刊「理性の奪還」だ。
ここで、なぜイラクへの侵攻をアメリカ国民の大多数が支持したのかが解き明かされる。
「虚偽を持って政策の根拠とし、説得力ある反証がいくら提出されても態度を改めようともしない」アメリカ民主主義の危機が語られる。
このカラクリはテレビ帝国の侵略と影響力にあると喝破する。9・11を契機にPTSD(心的外傷後ストレス障害)、代理トラウマと神経細胞ミラーニューロンなどにより国民心理の構造を明かし、恐怖を持って政策を操作したというのだ。
大統領や議員を選ぶ選挙戦もまたTVCMで商品化され資金力で決まる。
本来民主主義は様々な反対者との充分な議論を通して合意を形成するものだったはずが、今や世論を分断し賛成か反対かを恐怖をもとに迫るやり方に転落した。
こうしたアメリカの現状を信仰と理性と恐怖の3つをキーワードに解きほぐす。この三つはジャンケンのような相互関係にあるという。

さて、この日本だ。まさに選挙の商品化、テレビによる受動的国民心理、恐怖と扇動政治は、これすべてに当てはまる。
いまは中国食品だ。
食べ物についての恐怖は、人びとを感情的に扇動しシンプルな忌避政策へと流れようとしやすい。
だが、自給率39%だということは61%を他国に依存して暮らしているということだ。問題は国内農業だけでない。食品メーカーなど食品産業自体が依存しているのだ。
扇動的マスメディアに対抗し、真実を知り知らせることが誠実な態度である。
しかし、真実は受動的では分からない。自ら、農や食品メーカーの現場に参加し冷静な議論を行うことだ。
パルシステムは参加の権利を商品政策の第一に掲げる。生協は自立と協同の場だ。
ささかみ石塚さんの冬水田んぼ。水が濁りやや赤い。落ち着いた水面の下では活発な微生物の活動が感じられる。



nobu23 at 06:50|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 体験日記 

2008年03月02日

道端の水仙

ce632b1b.jpgまだまだ寒いが、やはり関東は暖かいのだ。
山形県庄内や岩手県薮川、新潟県阿賀野市ささかみと雪に包まれた村から帰ってくると、風は冷たいが日だまりにはすでに春の気配。
道端の空き地に一輪の花が目についた。
水仙だ。
気高く美しい。
雪国もいいが小春日和もまたいい。


nobu23 at 11:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 体験日記 

2008年03月01日

カラダはウソをつかない

12110950.jpg早朝、近所をゆっくり走る。まるでタタラを踏むように。吐く呼吸に注意し息苦しくない程度に気をつける。軽く30分程度。
毎日だと、日々体調が違う。重くダルい日、軽く浮きたつような日、気持ちではなくカラダが反応する。いくら自分ができると思っても惨めなくらい身体が動かないときがたくさんある。このほうが多い。だからいい。自分の弱さがモロに見える。
ひとっ走りしたら、朝飯だ。菜の花ともやしの玉子炒め、経木入中粒納豆、ジャガイモと玉ねぎと菜の花の味噌汁、黒優占玄米ごはん、烏龍茶。うまい。


nobu23 at 09:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 体験日記