2008年04月

2008年04月29日

埼玉セカンドリーグ準備会

99489f5f.jpgセカンドリーグとはなにか。
と問う前に、集まった顔ぶれが面白い。
杢の会、これをモクと直ちに読める人はそういないと思う。
こだわりの大工さんたち。木のことなら森林保全から、木工なんでもこなす。
それから、リタイアした企業社員の能力を地域で活用するNPO。
更に、葬儀社社長は、葬送こそ時代と地域社会を映すと言い切る。コミュニティーの崩壊は葬儀に著しく現れるそうだ。
どう現れるか知りたいところだが、それはまたの機会だ。
そして大学の先生。自分では、しないが、学生にヤラセるという。コミュニティービジネスの研究者。
ほかにも色々な活動があった。
面白いね。ワクワクする。
団塊世代のおじさんたちがもがいている。
地域でなにかしようと再びあがいている。
いい雰囲気だ。
30年前の生協誕生期に似ている。
先はまだ見えない。食えない。
しかし、やりたいことだけはハッキリしている。
地域の困ったにどれだけ関われるか。地域の面倒に、どれだけ資源を投与できるか。
挨拶をするドゥコープ坂本理事長。


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2008年04月28日

NPO小田原食とみどり

c8862a5b.jpgNPOの理事会にしてはキチンと、活動内容と収支報告をしている。
NPOって意外にいい加減な組織が多く、ワンマン体制で運営も杜撰なところもなくはない。
ところがここは違う。これも神奈川ゆめコープが関わっているからか。
生協の機関運営で鍛えられて、簡潔だが整理された議案となっていた。
小田原に集まった人びとは年間3500人。これが観光客ではなく、田んぼ畑ミカン山梅畑にだからいい。
作物に応じて各種農の学校として、インストラクターをつけ、単なる体験に終わらせないステップアップのカリキュラムを作っている。
しかも、参加者はお客様に堕しないよう、グループごとに連絡係を決めて自立できる配慮を仕掛けているのだ。
連絡はメーリングリストで、報告はブログでと進化している。
商品開発も曽我の十郎梅のブランド化やブルーベリージャムなとヒットが多い。
問題はある。わりに生産者の参加が少ないこと。
NPO側が強過ぎるとお任せになるという贅沢な悩みである。
農と都市の交流は、お互いの改革を伴ってこそ進化する。
農の目と手とこころ。町の関係性と組織。
小田原下曽我の梅が伸びている。これは3月時点。


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2008年04月27日

お休みの日の朝飯

8d4cf8f1.jpg朝飯の内容。
小田原「NPO食とみどり」のキヌヒカリ玄米と黒米「浅紫」ご飯。
味噌汁は手前味噌だ。具は、長崎有機農研の「ふーどのジャガイモ」と「エコ新玉ねぎ」、そして「JAつくば市谷田部」の原木しいたけ、「茨城産直」のピーマンを入れている。
目玉焼きは神奈川中央養鶏の赤玉で。それに新流会の古いソース。
竹の子は、「紀ノ川農協」産。糠付でアク抜きして、利尻昆布と佐渡ワカメと合わせて便利つゆとお酒で煮た。
納豆はカジノヤ中粒、経木入。和芥子と便利つゆで練る。
お茶は、台湾産の烏龍茶を煮出したやつ。
自分流素材志向。うまいぞ。


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2008年04月26日

玄米のうまさ

9a737e74.jpg
小田原市の下曽我でNPO小田原食とみどりの田んぼグループに参加している。
すでに七年くらいか。なかなか、俵数が取れない。反収で5俵もないか。
キヌヒカリに黒米の「浅紫」と「黒優占」。
これを、玄米で食べる。今はスゴい炊飯器があり、炊き方を選べる。玄米を選択し漬け込み時間を入れて夜セットしておく。
朝早く、すでに炊けている。浅紫を少し混ぜ合わせると赤飯になる。
食感、食味とも実にいい。
問題は、籾摺りが農家でやるため石抜きが無く、時々、ジャリッと石に当たることだ。
そこで、炊くまえに紙に広げて石を拾う。これもまた良し。問題なし。
味噌は自家製。マンションのためか少し黒い。
しかし、これがまた、うまいぞー。
抜いた石。2合にこれだけある。
ae82456e.jpg


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2008年04月25日

ベランダのメダカ池

1fbb1132.jpg生来の不精者である。前には、タナゴとメダカを水槽で飼っていたが、メダカはほどなく絶滅してタナゴだけがしばらく生きていた。まあ、数年は生きたと思うが定かではない。時々、餌を忘れてた。タナゴも大変だったろう。
そこで横着者でも飼えるやり方はないかと考えて、今度はベランダの人工池にした。
メダカは他人から地メダカを貰い、その土地の無農薬田んぼの土も少し頂いてきて下に敷いた。後は、水を絶やさない。
すると、アオミドロなどが発生する。小さなミジンコも見える。
こうして、メダカは長生きしている。三年は生きていると思う。
案外強い。時には不在で水が干上がっていたりしたが、あわてて足すと蘇る。真冬には凍ったときもある。まったく餌は与えていない。
スゴいでしょ。


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2008年04月24日

緑の中のジョギング

d7adb94f.jpg萌える緑。
日一日と繁って行く。
小さなつぼみがほころんだと思ったら、
ふわっと葉が咲いて開いていく。
美しいきみどり色。
鮮やかな萌ぎ色。
生き物は、本当に不思議だ。
バラバラに、生えているのに、正確に図ったように、一斉に芽吹く。
各種細胞と多くの枝とそして幹とが、別々なこれらの木々が、秘密の連絡網でもあるかのように、一斉に繁れる。
先端科学のサーモスタットでもこうは制御できない。
わくわくする生命の共演。
この大地も水も空気にすら無数の命に取り囲まれて、連鎖している。
同じ4つでできたDNAを持って。
このただなかに、みんないる。
スゴいね。
素晴らしい。


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2008年04月23日

転換期と価値

2cb90c9a.jpg生協の強さは、組合員による運動と事業だ。
たいした役員もいないのに、それなりに大きく発展したのは、主に女性組合員の参加があったからだ。
彼女たちは、子を生み育てる。
生命を育む。これは、観念ではできない。
どんなに、仕事などに忙しくても子育ては手を抜けない。
だから、理念型や単純な現世ご利益型に落ちいらない。
いま、この一瞬を生き未来を育てる。苦しみと喜び。
環境や福祉や産直など理念は、良くても、実は、自分の利害で動き醜い派閥争いにうつつを抜かす組織もある。疑心暗鬼だ。
人を信頼できない。組織内で、平気で人を抑圧する。干す。
こういう組織は輝かない。こういう組織は、見破られる。組合員に見捨てられる。
組合員の深い暮らしに学び、しかし媚びず、対等に切り結ぶ。
青葉は繁れる。


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2008年04月22日

正直と誠実

5613648f.jpg正直とは、まるで投げだすように、そのまま事実だと思うことをしゃべる。
いつも、ごまかしている人びとには、これはこれで大切なことか。愚直ともいう。
ところが、誠実とはまるで違う。
誠実とは、自分と相手との関係を見据えて、真に相手が知りたいこと、相手と自分との関係のあり方に迫る対応を言うのだ。
事実だと思うことはもちろん、その向こうの関係性を語るのだ。
中国餃子は、ただ、中国が悪いのでは、もちろんない。
日本は、すでに農が崩壊しただけではない。食すら崩壊して、加工品無くしては成り立たない。
そうお手頃なレストランチェーンはもちろん、高級和食店も学校給食も、いや家庭料理さえ中国無くして成り立たない。
中国では、日本の商社と大手食品メーカーを軸に食品クラスターが形成されている。
それは製粉企業、調味料企業、原料加工企業など食品クラスターが各地に形成されている。
これに、物流、情報、金融と重なり合って、ようやく、餃子ができるのだ。
一個7.5円しかもひとつずつ手作り。
片やパルシステムの国産「餃子にしよう」メーカーと生協が無理して価格を抑えて一個20円。
本当に国産がいいのか。
房総半島や伊豆半島を回ってみる。
食品企業は、見る影もない。
価格をタタかれ、品質管理でいじめられ、高いコストの正社員は雇えず、だから、物作りか継承されない。
働いているのは、ほとんど外国人だ。
そして投資ができず、工場がボロボロだ。それを経営者の能力だと言い放つ。
こういう現実。
このことに、正直にあるべきか。
誠実とは、この現実に向き直り、ひるまないこと。
だからこそ農を復興し繁栄させる。
漁業を立て直す。魚場を守り育てる。
栽培漁業を育成する。
そうして食の原料を大切に育む。
それから、この食品メーカーだ。頭が痛い。
これを再興し、原料メーカーを勇気づけ、調味料企業や包材企業など関連企業のクラスターを盛り上げていくことだ。
確かに、道は遠い。まるで時代を逆行するかのようだ。
しかし、そうありたい。あらなければいけない。
人に、作ってもらいながら、ののしる。
不幸な国際関係に恥を知らない。
自分たちがしでかしておきながら、まるで被害者づら。
こういう関係が、人びとの抑圧に手をかしている。
時代の流れに身を任せて、悔いないという愚直。
これが正直ということか。
だから誠実。これを教えたパルシステム組合員代表に感謝。
夜明け前に、オレンジ色の月と向かいあう。


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2008年04月21日

農の未来

97a23497.jpg20世紀は産業社会だった。
21世紀はこころの時代だという。
物質文明から精神文化へともいう。
もちろん、単純に2項対立で区分仕切れるものではないが。
食べること、住まうこと、健康で生きられることなど生存ベースがまず満たされること、これは何よりも大切であることは前提だ。
しかし、いま日本に問われていることは、何のために生き、何をなそうとしているかということだ。目的と目標だ。
幸せとは何か、あるいは生きる意味だ。
産業社会に骨まで埋まっていると、いつのまにかこれを喪失して考えない。
しかし、病気になり、あるいは挫折し、あるいは死と直面したときに、思わず考えてしまう。
峠とはなにか。
人間に対する高貴な甘さによる同一性の認識と、多様性の寛容。
この司馬遼太郎の言葉を引用しつつ、峠は異なる社会を見渡せる場所。
と、井上ひさしが菜の花忌で語った。
それも自身で歩きながら、カラダとこの時間を基本としてだ。
ここから思うこと。農は峠の役割をはたす。世紀を超える僕たちにとって。農の意味は深い。


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2008年04月20日

伊藤幸吉代表逝去す

852b2bb8.jpg山形県の米沢郷牧場。曼陀羅図を描く。
牛を飼い、鶏を飼う。この生き物を真ん中に、堆肥を作り、田んぼと畑を耕す。
リンゴやさくらんぼなど果樹を育てる。
さらに、農産加工品を作る。
それをまた、残さを発酵させ畜産に食べさせる。
農事組合法人を設立して生協と30数年に渡り産直を進めてきた。パルシステムの前身首都圏コープ時代の生産者消費者協議会代表だった。
毎日、十数紙を読みスクラップして世界の情勢に独自の価値観を持っていた。
農民こそ、社会の中心たるべきという強烈な意識を持っていた。
欧州の地方都市を共に歩いたことがある。
その町の構造を見る。放射状に延びた路の中心に広場がある。
その広場を囲む城壁の門。この門の鍵を王から預けられているのは、肉屋さんだったと感慨深く言った。
ところが、日本では、畜産業界は低く見られていると。
強烈な個性は、つむじ風のように、波乱を巻き起こしていく。問題もまた多かった。
しかし、素晴らしい若き後継者を残した。そして多くの孫たちと沢山の課題をおいて逝った。
咲き乱れる。烏帽子山公園の桜だ。感謝。


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2008年04月18日

老いる

d0e75b9e.jpg52歳を過ぎたとき、なんか疲れやすいなと思った。
夕方になるとダルくなる。仕事もなにもなんかどうでもよくなる。一刻も早く、職場を離れ酒を飲んでリラックスしたいと。
ふと、カガミを見ると疲れ果てた小太りの中年男がいる。
腹が出てズボンをセリ上げている。
このころ、体脂肪が危険水域を超え、血圧がそれも低いほうが上がりだした。
ヤバい。これはマズい。いかにも、ヒドい。
そこで、なりふり構わず、身体を作り変えようと思った。
それも、食べること飲むことをそのままにだ。
すると、運動しかない。だが、この運動が問題だ。
ただ、暴れればいいわけじゃあない。
筋肉トレーニングから始まり、ストレッチ、エアロビ、太極拳、気功と続き、最後にヨガにたどり着いた。
このヨガは気にいっている。しかも、本来の瞑想が抜けてスポーツヨガになったことが。
これが、性にあっている。内臓筋を使う。呼吸法を体得する。
おかげで、疲れ安さから回復した。
問題は、逆に体力がついて酒の量が増えていること。
そう年齢は、ある一定を過ぎたら、あとは自分でポンコツ肉体を修理しつついかに使いこなすかだと考えている。
茗荷谷の見事な欅の老木。素晴らしい。


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執念について

34186f8c.jpgあなたは、まだ本当の平社員のときから、会社の変革を熱く語ってきた。
そうして何度も挫折しながら16年も続けてきた。
その執念はどこから生まれるのですか、と聴講者から聞かれて、外部とのネットワークです。別の会社に、相談に乗ってくれる熱い先輩がいたからという末川久幸氏。
資生堂の事業企画部長。
その外部の仲間の長沼孝義氏、いわく末川さんほど資生堂を好きな人はいないと。
解説してくれるカルビー専務。
そして水口健次先生はいう。
内部にいる外部だけが、真実を見るのだと。成功事例の水平展開などウソだといい、同じ会社は二つとない。同じ自分は二人といないと。
自分の会社の自分の戦略があるだけだ、と怒るように激しく語りかける。
キーパーソン戦略会議でのディスカッション。主宰は、戦略デザイン研究所水口健次先生。


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2008年04月17日

地域を起こす

d59333f0.jpg例えば房総半島の房州ちくら漁協だ。
2千人の漁協組合員で専業漁業者は約2百人もいない。1割。
一本釣り登録者は多いが、これは要するに趣味的で安定した漁獲量は見込めない。
では、主な漁獲は何かというと、定置網だ。これは、漁協自ら職員を使ってやっている。そう言えば、各地の農協も法人設立して耕作放棄地で職員を農業させている。
定置網もやはり収穫にバラつきがあり、かつ雑魚の処理に困る。
いま、80人ほどでアワビ牧場をはじめた。稚貝を蒔いて海で育てる。
そして伊勢海老、これは天然で刺網。
しかし、本格的な漁業者の育成はまだ道遠い。兼業でようやく成り立っている。
全国の漁業や農業が、こういう不安定な状態なのだ。
いま、世界の状況は資源枯渇、資源争奪に変わっている。
大きな変化が襲ってくる。津波のように。
このとき、食料自給を支える地域のこういう人たちのチカラが問われることとなる。
つながりつなげること。
ビオトープと春水田んぼ。


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2008年04月16日

ネットワーク

afdb3b4c.jpg全国には、面白い農民がいる。
上京した宮古島伊良部島のさしばファームの生産者たちと語り合った。
かぼちゃとオクラを交互につくる。
代表は下地幸清氏。
沖縄は火山性の島と珊瑚由来の島があり、土が違う。酸性とアルカリ性との違いがある。実は宮古島はアルカリ性のためハブがいない。できる作物も違う。
また、宮古島は、珊瑚由来のため、山がなく水に悩んだ。
ところが地下に水脈があり、これをせき止めて地下ダムを作り上げ用水としたそうだ。
この水を汚したくない。だから、できるだけ農薬を使わない。
島の全ての野草を試した。白砂糖を使いこの草を発酵させ緑汁を作り散布する。
みんなで栽培基準を統一して、おいしいカボチャを出荷しているのだ。
しかし、研究熱心だ。酵素や発酵の話になると止まらない。ぜひ、交流したいと望んでいる。


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2008年04月15日

しあわせについて

59c636f8.jpg母がこの3日に亡くなったと突然いった。
驚いた。
87歳。
なるほど大往生だ。
その何日か前、兄弟姉妹を招集し桜見物をした。花見の宴の一切を仕切ったという。
それから、ゆっくりと亡くなられたという。
まさに、大往生とはこのことだろう。
死に方を語る。辻信一先生。
すこし、芝居がかった仕草が不自然ではない。
遠くを見つめて、語りかける。
みんなお金を追いかけ勝ち組負け組などと競争してきた。
だけど、そこになにがあったかと。
しあわせからほど遠いと。
ブータンだ。GNPではない。国民総幸せ指数GHPだと国王が言ったという。
そうか。なるほど。
思えば、猫に小判という。猫が目の前のカツブシに目が眩まず、小判さえ手に入れれば、カツブシが数年手に入るのにとヒトが笑う。
だがまて、小判こそ幻想であり、そこにカツブシがあり、あるいは無く、それはそれでいいと猫は思っているのだ。
小判を手に入れるためにすべてを犠牲にはしない。
ふん、といってただ泰然と通り過ぎるだけであるのだ。
辻信一先生。魅力的な疾走する大いなる魂。世の中、面白いな。
こういう人がいるということだ。


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2008年04月14日

時間について

3dcacfea.jpg時間をうまく使うことが苦手だ。
つい、集中できずにいろんなことをしてしまう。仕事の宿題もギリギリまで手がつかない。追われてようやく始める始末だ。
計画的にスケジュールを組むことが苦手。
だから、ドンドン予定が混み合っていく。過密になっていく。冷静にやることを切り詰めていくことが出来ないのだ。
だから、目一杯走る。タイムプレッシャーに追いかけられながら。しかし、仕事自体は楽しい。
自分では、また、役立たなくてはと思っている。
走りながら、見つけた確かスミレの一種。名前は思い出せない。


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2008年04月13日

価値について

ac956958.jpg地域ブランド戦略を考えている。
といってブランドにまつわるあのインチキくさいビニールバッグの類いのこととかではない。
また、特別に高い希少品のことでもない。
なんとか、売れないものを無理やり売る方法でもない。
そうではなく、その地域にあるかけがえのないもののことである。これに出会うと、物語を感じ幸せな気分になる、そういうものだ。日本各地にそういうものがある。自然、人、もの。
ところが、意外にそこの人びとがこの価値に気づかず、廃れていくものが多い。
よそ者が、これを「発見」する。そして、この素晴らしさを取り上げて、見直しが始まるのだ。こうして意識してまもり繋げていく。
何でもないタンポポ。実は、すっかり西洋タンポポに占領された日本に、まだわずかに残る関東タンポポだ。
薄曇、春おぼろ、咲き乱れるサクラ桜。
傍らに、そっと、しかしチカラ強く咲いてる。


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2008年04月12日

ゴーイングコンサーン

9c19d90a.jpg以前、企業30年説を聞いたときに、へー何でだろうと不思議だった。
今は、不思議でも何でもない。
要するに、世代交代の難しさだ。
創業は、ある意味誰でもできる。思いが詰まって勢いがあるから、多少のことではくじけない。
バカパワーで失敗を乗り越えて余りある。
しかし、雇われた次の世代はこうは行かない。しかも、創業者たちのワガママに振り回されて、タタかれて、すっかりカドが取れてしまう。
次世代選びと称して、自分好みにしてしまうのだ。
すると往々にして、無い物ねだりになり、つまらないことになる。
実は、世代交代は理屈ではダメだろうと思う。むろん、理念、組織原理など基本は大切にしても。いや、それすら変革されるべきだな。
その点、自然はエラい。アメーバなど同質分裂は劣化するので、生殖と死を生み出した。
こうして、絶対的に更新を義務づけたのだ。つまりは、老兵はただ消え去るのみ。全力で駆け抜けて、辞めることだと思う。
だから、すべての組織に、せめて任期を定めたことが人間の英知だ。
そう、誰でもいざとなると往生際が悪いでしょう。
春は若芽が伸びてくる。アケビだ。


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2008年04月11日

呼吸について

b1ba1162.jpg身体は、勝手に動いている。頭というか意識は、あとからついていく。
この勝手に動く身体の自律神経は、食べ物や水、空気を取り入れ新陳代謝をする。
あるいは運動する。エネルギーを回す。体温を恒常的に保つ。細菌などの外敵から防御するなどの大切な働きをいつももくもくとしている。
意識とは関係なくしている。
だが、この自律神経と意識をつなげるやり方がある。それこそ、意識して、内臓などに働きかける方法がある。
それが呼吸だ。
外と内をつなぐこの呼吸法を時々、意識して行うといい。
大きな呼吸、鼻からの呼吸、精神を統一する呼吸、胆田を中心に伸びやかに呼吸する。
このとき、ゆったりと吸いながら全身に空気を送りこみ、一瞬おいて、またじっくりと吐き出す。
最後まで、吐き出す。へそ下の胆田を意識し腹を引っ込めてへそを背中にくっつける。ペコッと引っ込める。
これが基本。
もちろん爆発的呼気法もあるが、まずはここから。
ココロを思い通りに動かすのも楽じゃない。感情に振り回わされる。こういうとき、たいがい呼吸が乱れている。身体もまた。
大事なのは呼吸だな。うん。


nobu23 at 08:02|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 体験日記 

2008年04月10日

日本の魚

aa26a903.jpg80種類の魚が水上げされると笑う。ここで扱われる魚は、すべて日本産しかないという。豊かな魚場がある。
鹿児島県阿久根漁港。
九州では枕崎が一番大きいが、それはマグロなどが主で沿岸ものはここが一番だと自慢された。
確かに天然の真鯛、平目、石鯛、ホウボウ、鰺などが生け簀にいる。
一本釣師の登録は1200人を超える。巻網船団や棒受網船団などが活躍している。
競りは毎月2日しか休まず、しかも、終了した後からでも船から連絡あれば集まるという。
活魚のために生け簀だけでなく、重量計りも傷つけないように扱っている。
そもそも活魚の市場自体がHACCP衛星管理設計になっている。
実は、川が復元しはじめ藻が増え鰻が戻ってきだしたと喜ぶ。仲間たちとすでに六年前から植樹を始めていると嬉しそうだ。
仲買人で鮮魚扱いから加工も行う(有)中野水産中野浩治社長。
今、一定のロットになると韓国、中国が倍の値段で買いにはいると複雑な顔をした。
すでに、安い大衆魚の時代は過ぎ去りつつある。
資源枯渇、資源争奪時代は激化している。
安売りしようと圧力をかける大手流通は、そして大手生協もまた、まだ変わらない。変わろとしない。分かろうとしない。
大きな矛盾を生産現場は抱えている。こことパルシステムつながる。


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2008年04月09日

敵と味方

7699f188.jpgどうしても、2項対立になってしまう。敵と味方だ。自分や自分の仲間を評価してくれる人は良い人。つまり仲間だ。
逆に自分を評価してくれないと思う人は、好きになれない。つまりは敵だ。
こうして、仲間同士で評価をしあう。均質体質。価値観の自己同一。
ところが、本当は自分を叩く人ほど貴重だ。何故なら、自分の歪みを知らしめ是正してくれるからだ。
価値観が違うほどいい。批判してくれるほどいい。これは、カッコつけてるのではない。
これで思い出したが、昔、ラジカルな運動組織にいて、いつも違和感があったのは、組織の金太郎飴的体質だった。
革命などという大それた夢に本気で向かうのは気持ち良かった。
ところが、これを実現しようとする組織の貧困。
異質な意見は、敵とみなし、ややもするとスパイなどとレッテルを貼る。
仲間の価値観が均質で気持ち悪いくらい同質にしようとするのだ。そして、寛容性がない。こういう組織は滅びる。未来がない。
多様性が必要なのは、虫たちだけでない。豊かな自然に、ヒトもまた学ぶべきなのだ。
桜の古木。強い雨風にも負けない。いつも、そこから見ている。


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2008年04月08日

地域を起こす

9ae1b59e.jpg例えば、村が廃れていくとき、どうすればいいか?
村が元気になるということは、どうなっていればいいのか。
考えてみた。
先ずは人が老若男女キチンといること。パラパラと老人だけでは寂しい。
そして、村に農がありしかも食べていける産業があること。
更に、季節の変化とともに楽しい祭りなどの行事があり、それによって一年にメリハリがあること。
それから、適度に近くに町があり都会の遊びもできるのが望ましい。
もちろん、世界中の情報が集まり知的刺激も欠かせない。
要は、働き、遊び、学ぶ場となることだ。病院も欲しい。健康をサポートする。

こうしたことを実現するためには、今までのやり方ではダメだ。今までの価値観では無理だ。
ささかみで、岩手県薮川の仲間と交流した。村を変えたい。このメンバーで農協職員を辞めた人2人。会社社長2人。農場長1人、生協役員1人。
地域を起こす新たな動きをダイナミックにつくるためには、行動力と構想力と問題解決力がいる。
しかし、一番大切なこと、好奇心と面白がるチカラ。つまりは変人が必要だな。


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2008年04月07日

(株)ささかみ総会

9fd85a1f.jpg新潟県阿賀野市にささかみ農協がある。このJAささかみが中心になり、株式会社ささかみを組織した。
(株)ささかみは、豆腐工場とペンションぽっぽ五頭を経営している。
豆腐工場は、減反田んぼに作付けする大豆を原料に豆腐を作り生協に出荷する。年間売上は3億2千万円。
ぽっぽ五頭は、交流拠点で食事宿泊のほか、ミニコンサートなどを企画して賑わっている。
もちろん、ここまでくるには様々な困難があった。豆腐工場は、味へのこだわりと品質管理だ。
にがりだけを使い、美味しさにこだわる。しかも、微生物や異物混入ゼロだ。
県内の2つの検査機関と協同して徹底した衛生管理をしている。
ぽっぽ五頭は、まだ赤字を抱える。
来客への満足とコストとの関係を満たすため、職員たちの研究が続く。
(株)ささかみは、老若男女50名を超える働く場でもある。今や地域産業の核なのだ。美しいささかみの里山を、守る。育てる。
ためには、夢とともに、地域を豊かにする現実的チカラが必要だ。そのチカラをつくる。投資、施設建設維持、人財活用と育成、問題発見と解決力。何よりも夢を育みカタチにする経営力。
これを様々な人たちが参加し、ネットワークして実現して価値を生み出していく。


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2008年04月06日

山菜を盗むなと叫ぶ

765a5813.jpg村人は半減し一人暮らしはすでに16軒にもなった。
このままでは村が立ち行かない、とここに移住し、村を元気にしたいと仕掛けている。新潟県新発田市の中々山集落。本間春夫さん。実は、大手畜産企業の社長だ。
今は、後継者に事業を任せて山を開き山菜畑を造成している。
100町歩もの山林を開墾し畑をつくり、一方、杉林を手入れし雑木林を整える。
交流の場所をつくり、蕎麦打ちや山菜料理を振る舞う。
やることがデカい。少し荒っぽく見えるが、私財を投下し村の年寄りが働ける場所を造ると意気盛んだ。困ることは平気で山菜を盗む人たちが絶えないことだと笑う。
実は、知らないと意外に思えるが、日本各地で、こうした新しい動きがあちこちで始まっている。
この日も、岩手県の薮川から村の活性化を模索するイーハートブ農場の仲間が訪れた。
農場長の上野さんほか未来塾長三澤さん、竹田さん、千葉さんだ。ささかみ自然塾石塚さんとも合流し話に花が咲く。
そう、やろうとする仕掛ける人びとにとって未来はそこにある。


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2008年04月05日

自分のこと

0749e94f.jpgある特定の他人のために自分を投げだすという勇気はスゴい。
愛は、本来、母にあるという。母性こそ人間の愛の根底を支えるものだという。
この他者への愛。そして自己愛。
そもそも、愛なんて言葉は好きじゃなかった。どこかウソくさくて。照れる。
しかし、あまりに強い愛によってむしろ全てを壊すこともある。
免疫は、自己を守るべくして自己を壊す。アレルギー症状だ。
実は、自己と非自己はそう簡単に区別できない。
非自己を攻撃して自己ないし他者(他細胞)を守っているつもりが、実は自己を破壊し他者すら破壊してしまう。
このパラドックス。だから、何かおかしいと気づいたら、バランスが壊れているということだ。
自己非自己の関係は、実は運動し流動化している。
環境と内的環境とが絶えず運動しているのだ。
そうだとすると、感情に流されず、立ち止まり、内なる宇宙と向き合うことだ。
また、今年も渡り鳥がやってきた。不思議だ。この場所に何千キロと飛んでくる。
しかも、こいつは、去年の親だろうか、それとも子供たちだろうか。
偉大な自然は、いつも僕たちに不思議を見せて、謎を問いかけてくる。
答えは、いつも自分のなかにある。


nobu23 at 08:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 体験日記 

2008年04月04日

ワニの脳とネズミの脳

a0996974.jpgポール・マクリーンという脳科学者によると、人間は3つの脳を持ってしまったという。ワニの脳とネズミの脳とヒトの脳だ。
ワニのは、残忍で攻撃的本能。ネズミはずるがしこく狡猾だという。
このうえに、理性的なヒトの脳があるというのだ。
ヒトは、これら残忍な脳と狡猾な脳を進化途中で残したまま、かろうじてヒトの脳をつくりコントロールしているという。
油断するとすぐ残忍な脳がヒトの脳のコントロールを突き破り攻撃的になる。
これは、思い当たる。よく目にするし、自分でも嫉妬や怒りで目がくらむ。
これで銃携帯が許可されていたら、いたるところで殺しあいが勃発するかも知れない。
なんて、思ったが、3つの脳ゆえ、この葛藤によって、ヒトは人間文化の歴史を生み出してきた。
理性をなんとか維持しようとして宗教を生み出した、と松岡正剛先生は教える。
なるほど。ヒトの脳を使わないといけない。これは、理性なのか。心のコントロールだな。
すると、能力がある、アタマがいい、だけではいけない。だけでは、能力が攻撃に使われる。平和のためには、ココロをコントロールするチカラを持たないとダメだな。
人の組織は、だから面白い。桜はまだまだ咲き誇る。


nobu23 at 06:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 読書 

2008年04月03日

新人採用

09283ee9.jpg会社に就職することが当たり前だと思っている今のような時代は、そう長くない。
今のパルシステムを作ってきた人びとや役員たちは、就職先だとは思ってなかった。
もちろん働き、生活費を稼ぐことは、確かに必要だった。
しかし、本当のところは社会運動をしようとしていたのだ。これは、ハッキリと言える。世の中を変えようとしていた。
では、今日の新しい人たちはどうだろうか。そんな社会的運動なんてことを考えているだろうか。
と時代のズレを考えていた。無理だなと。
しかし、新しき人たちへのメッセージは発する。
農の崩壊と食の大切さ、ひいては戦争や金融による破壊が世界を蝕んでいることへの危機感。
自然と共に生きるチカラを失ったことがイノチを軽んじてしまうこととなること。
パルシステムの使命は、外なる自然と内なる自然を共に回復する運動と事業だと呼びかけた。
話し終わって帰りはじめると、若い人が追いかけてきた。
農について、もっと聞きたいと。
岩手県など地方の不利な地域の農も、産直が出来るかと。あるかと。
面白い。もちろん出来る。ある。そして、今度は君がつくればいい。
配属先に埋没せず、作業に終始せず、志を高くもとう。
職場の人間関係に過渡に振り回されず、バカになり、丈夫なカラダをつくり、フィールドワークをしよう。
鳥の目、風の目、虫の目だ。真理を追えば、必ず道は開かれる。
大いなる旅へ、仲間と共に、未来を信じて。楽観的に生きよう。
楽しむチカラを!


nobu23 at 06:27|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 生協 

2008年04月02日

昔の人は面白い

3fb8f7a2.jpgブッダが「空」と言う思想を編み出した。
空とは、苦しみと喜びをそのまま受け入れることによる心の解放。「諸法無我」
もうひとつは老荘思想の「道」、「タオ」である。これは宇宙の普遍タオ。
「万物斉同」ちがいを超える。今度は「無」だ。「無為自然」
荘子は夢を見ていた。花畑を飛び回る蝶の夢を。目覚めて、ふといま見た夢は蝶の夢かと。いまの自分は実は蝶が見ている夢かと。有名な「胡蝶の夢」
自分の存在を空にし無にする。しようとする。すると自然の生命や宇宙の真理が融合しはじめてくる。
松岡正剛 「17歳のための世界と日本の見方」から。


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2008年04月01日

町の魚屋さんを残したい

4916e867.jpg全漁連参事の長屋信博さん。わが国水産業の課題と対応方向の講演。
二つの高齢化が進んでいると危機感をつのらせる。文字とおりの担い手の高齢化と船の老朽化だ。
また、水産加工場の衰退も深刻だ。だから中国など安い労働力の外国工場とのコスト差に悩んでいるのだ。労働生産性の戦いではなく、付加価値生産性が問題だとおっしゃる。
そのとおりだと思う。
だから、海は生命の源。そして、海を守る漁業者を守り育むことが如何に大切かを語るべきだと思う。



nobu23 at 08:42|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 事業・起業