2011年12月

2011年12月30日

愛と協同 協同組合の原理

来年2012年は国連による国際協同組合年と定められている。国連は環境年など取り組みテーマを決議し国際年として世界各国と国連で推進する。2008年のリーマンショックで資本主義の暴走が明らかとなった。

翌年2009年12月の総会で、2012年を国際協同組合年(International Year of Co-operatives=IYC)とすることを宣言した。これは、協同組合がもたらす社会経済的発展への貢献が国際的に認められた証で、特に協同組合が貧困削減・仕事の創出・社会的統合に果たす役割が着目されている。

IYCには3つの大きな目的が掲げられている。

(1)協同組合についての社会的認知度を高める

(2)協同組合の設立や発展を促進する

(3)協同組合の設立や発展につながる政策を定めるよう政府や関係機関に働きかける

国連や国際協同組合同盟(ICA)などが中心となり、IYCに向けた計画が進められているほか、国内でも全国実行委員会が発足している。

日本の協同組合は比較的には強く大きい。これは協同組合運動の父と呼ばれる賀川豊彦の指導によるもの。賀川を世界の三賢人と呼びガンジーとシュバイツアーと並んで称したのは、あの「一億総白痴化」とマスコミを手厳しく評価した大宅壮一だ。

その賀川が協同組合の基本理念としたのは愛である。いま世界協同組合同盟(ICA)による協同組合の定義では民主主義や地域コミュニティへの関与など7原則があるが、愛については触れていない。あまりに情感的、エモーショナルで定義に即さないとでも思われたかもしれない。だが、愛と言いきる賀川豊彦。すべての活動やルールの前提に、人間の行動原則に愛をおいた。この意義を再確認したい。

協同とは、単なる助け合いではない、と思う。自己を深く識り自己を深く愛すること。かけがいのない自分ということ。これは他人との協同によってはじめて実現する。実感する。

「情けは他人のためならず」ということわざは、昔の人がそうした真理を識っていて語ったものだ。頭の中にはミラーニューロンがある。他人と共感する脳だ。そして自分という実態を形づくるイメージ。これらはすべての他人との協同作業によって生まれる。他人を大切にし痛みや苦しみを分かち合おうとすること。これは自分を豊かにすることそのものだ。震災や原発事故、放射能との協同の戦いはけっして他人のためにだけあるのではない。まさに心豊かな社会を実現する過程そのものである。



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2011年12月29日

もうひとつの生き方 高橋勇さん

広島お好み焼き。定休日を開店してくださった。高橋勇さん。パルシステム山梨県の前の名物専務理事。その強力なリーダーシップで山梨県トップの生協に育てた。パルシステムグループでは一番の地域の組合員加入率。山梨県の各種政策委員や生協県連会長などを歴任した。パルシステム山梨は地産地消、環境取り組みなど群を抜いた活躍である。

地域密着はヴァンフォーレ山梨のスポンサーとして地域市民リーグに参加する。こうした地域活動は勇さんの強烈な個性と相まりパルシステム山梨の独自性をアピールしている。

さて、その勇さんが生協を去っていよいよ第二ステージの活動を開始した。お好み焼き屋さん。娘さんと経営。やっぱり広島焼き。その独特の焼き方。鉄板に薄く小麦粉を溶いて延ばす。そこにどっさりとキャベツみじん切りと具を乗せる。半端な量ではない。そして同じく上から小麦焼きを蓋をするように乗せる。さあ、オタフクソースをたっぷりかけて小さな返しで切り分けて食べるのだ。独特のソースの香り。シャッキリ感を残したキャベツ。そしてそれぞれの具の旨味。これにビールだ。うまい。旨い。上手い。美味い。やっぱりお好み焼きは広島焼きだな。

愛する娘さんといきいき働く。もともと味にうるさい。だからお店も繁盛する。生協が集団戦だとすると、お店は個人戦、家族戦。一心不乱に鉄板を磨く。腕を磨く。素敵な第二ステージの活躍だ。定休日でも瞬く間に客で溢れた。いいね。乾杯!



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2011年12月28日

地域で信頼されること パルシステム福島

自主的な放射能測定を呼びかけたら、157名も応募があったんですよ。とその記録を見せる和田理事長。この間の商品展示会は場所が取れずこのいわきセンターで行った。そうしたら2千人を超える参加者で超満員だったという。なにかあると組合員や地域の人たちが呼びかけに応えてくれる。

日生協から義援金をいただいた。感謝してると安斎専務理事。これはエネルギー切り替えに役立てたい。単なる赤字補填で使いたくない。それでソーラーパネル設置を検討している。地元のソーラー発電製造会社のもの。

おもしろいのは、NGOシャプラニールをはじめNPOなどボランティア組織のリーダー達に元からの知り合いが多かったことだという。安斎専務は地元の一番優秀な高校の出で、その高校時代の友人達が地域の大震災と原発事故への救援、復興活動の先頭に立っていると和田理事長が説明された。

パルシステム福島は原発事故で立ち入り禁止となった配送センターがあり、3分の1の組合員がいなくなった。今年度4月の事業開始では事業計画作成もままならず、前年比6割台でスタートした。それが12月は前年度を超えた。まだ組合員は8割しか戻っていないのに。組合員一人ひとりの利用が高い。地域の人たちからの信頼と期待をひしひしと感じると語る。

来年2月の恒例のいわきマラソン。今年も走るためにいわきセンター所長と練習してると笑う。大地震と大津波。そして原発事故と放射能汚染。これに立ち向かう。折れない。逃げない。そのただ中で地域の復興のネットワークを広げる。安斎専務に励まされて頑張ろうと思った。



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2011年12月26日

嫌なこと 自分の弱さを眺める

何が嫌かと聞かれたら、考えこむ。

人と比較されること。貶されることはもちろん褒められても落ちつかない。素直じゃないのかもしれない。高校時代に授業が単なる大学受験目的になって、とにかく合格のための技術と順化して嫌になった。要は競争社会。そのモチベーションは自分が生き残るため。人を蹴落とす。能力といっても真のチカラではない。できるだけ卑怯者になる訓練。自分さえよければいい。そんな風に受験勉強を嫌悪した。その心の滓が残っている。

弱さは他にも有る。人を楽しまそうとするあまり、嫌なことを言えない。どうしても嫌なことを言わなければならない場合、かえって酷く傷つけるように話してしまう。キチンと向き直れない。この弱さ。

これを考えてみると誰にでも好かれたい、あるいは嫌われたくない心理がある。よくいえばみんなが幸せになって欲しい、楽しく暮らして欲しいと思っている。自分が幸せになりたい、豊かになりたいと思っているから。そして全国各地でいろんな人に会う。あるいは仕事仲間と共に働く。しかしどんなにがんばっても身体はひとつ。思うままにならない。あっちもこっちも行きたい。だがままならない。

村上春樹が井戸を深堀することを書く。世界の拡がり。人びととの深い結びつき。これは多勢の人と交わることでは無い。深堀して暗い地下に降りていくこと。その深い暗い穴の底に暖かなつながりの世界が拡がっているという。それを知らなければならない。

苦手な物事。いやなタイプの人。おもしろくもないこと。これを考えると自分のワガママや自分勝手が見えてくる。それを治せない。それを眺めて楽しむこと。ひと呼吸おく。一間おく。ゆったりと受け止める。素直に悪びれず行動する。付け刃でカッコウつけてもバレる。誠実にありたい。できるか。



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2011年12月23日

タイ王国との連携

タイ王国大使館 農務担当官事務所のチャンターノン・ワンナケージョーン公使参事官(農務担当)である。

タイのバナナ交流を始めてすでに13年になる。最初は山本寛幸さんが企画されたタイ民衆交流からはじまった。パルシステムグループで30名が参加した。生産者やメーカーも参加した。ちょうど平成の米凶作の年だった。そのときタイからの緊急輸入米で助かった。ところが、これすら感謝どころか非難する人がいた。失礼だ。主食の米不足を日本は補われたのだ。この年だった。

タイについて学習会をした。そして東北タイのイサーンを訪れて民泊交流をした。夜は猛烈に寒かった。朝ご飯の美味しかったこと。小さな川魚の塩漬けもいただいた。それからバンコクのクロントイスラムを訪ねた。当時は鼻が曲がるような悪臭だった。クロントイスラムではスラム解放に取り組むプラテープさんとお話できた。石けん運動も見た。

そしてその訪問団の帰国後に残って、商品担当の岡田さんと一緒にPTJ小山さんの運転で真夜中をラメーへ向かった。マレー半島を南下した。狭い道路を猛スピードで走った。なんど追い抜きで正面衝突しそうになったことか。怖かった。その徹夜した翌日に生産者集会に参加した。面白かった。栽培計画と出荷計画を話し合う。その圃場はフィリピンとは比べられないほどだ。フィリピンが粗放生産なのにタイは完全に農地での圃場管理が徹底していた。プランテーションではなく中農の自営農民。栽培レベルも高い。

そしてバナナ交流が始まる。取り扱いは(株)パシフィック・トレード・ジャパン(PTJ)山本寛幸代表。いまも人気の高いタイの無農薬バナナ。タイの交流。東南アジアの拠点タイ。水害の影響も下火となった。いまは二度と起こさない対策を全力で採っているところだ、いつでも来てほしいと参事官は笑った。



nobu23 at 06:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 生協組織 

2011年12月22日

本番の本物と二瓶徹さん

地域の伝統食品を掘り起こして、それを大切にして、地域を豊かにそていく。これを意識的に育てようとするのが地域食品ブランド認定事業である。農水省の委託事業として財団法人食品産業センターが続けてきた。もう7年もこの審査員として関わっている。審査員には東京農大名誉教授の小泉武夫先生や食と農研究所加藤寛昭代表、NHK解説主幹合瀬さん、読売新聞生活部長福士さん、俳優永嶋敏之さん、向笠さんなど皆一家言ある人たちだ。

それをまとめて仕事しているのが二瓶徹さん。財団法人食品産業センターといっても例の事業仕分けで予算が大幅に削られているようだ。二瓶さんの孤軍奮闘。地域への熱い思いで持っている。

さて、今年度から食品産業センターの自主事業として続ける。農水省からはこの9月に立ち上がった食料産業局の新産業創造課が関わる。その目玉は地域認証だ。ブランド戦略。日本の地域食品を世界ブランドにしたい。食文化と品質。美味しさ。こだわり。

さて、今回エントリーされて2次審査にあがったのをみるとおもしろい。蒲鉾と山椒とお茶の三つ。しかし蒲鉾はこだわりはいいのだが原料がなかなか揃わずに他の物も使ってしまう難点あり。山椒は粉はいいが実の塩漬が品質にバラツキあり。また実生木が少ない。お茶は地域性はハッキリしているが、深蒸し製法に統一基準が無い。などなど別に文句を言っているのではない。惜しい。もう少し一貫性があればと応援したくなる。すごい食品とそれを作っている人びと。

2012年にイタリアのミラノで国際万国博覧会が予定されている。そこにこの日本の誇る地域伝統食品を出品したい。スローフードの本番イタリア。そこで勝負。

二瓶徹さん。その熱い思いと優れたフィールドワーク。走り続ける。大学院にも通う。専攻は農村社会学だ。いいでしょう。



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2011年12月21日

不思議な経験

人生ではいくつか不思議な体験をすることがある。この間、沖縄へ向かう飛行機の中でそれはおきた。ぼんやりと窓から外を見ていた。ちょうど種子島の辺りだろうか。薄い雲がかかり下方に海かすかに見える。白い波だろうか点のように散らばっていた。

ふと変な感覚がしてよく目を凝らすと何かが下方で動いている。よく見ると太陽が反射して赤く見えている。その太陽と重なるように飛行機の影が映っている。へーと思った。美しい。それが移動していく。飛行機の移動とともに。滑るように動いていく。

そのうち雲間に出る。海が広がる。すると、何かわからない青い霧のようなものが、その海面に映る飛行機と太陽の影を中心点にして、沸き立つように拡がっていく。光の巨大な輪と中心に飛行機と。自分の乗った飛行機。その影。そして光。湧き立つ青い光の輪。揺らぎながら霧の輪になり、そして放射状に光線が放たれる。

痺れるように見ていた。目が離せない。突然、背中の方から感動が襲ってきた。涙が流れる。感謝。宇宙。

ダークマターとダークエネルギー。宇宙項。人間原理。美しい生き方。そして不思議な運命。ありがとう。本当に感謝しています。



nobu23 at 06:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 生命 

2011年12月19日

起業を協同する パルシステム神奈川ゆめコープ

産業の担い手は会社の株主と役員、政府の役人だけだろうか。もちろん個人事業主がいる。個人事業主というと農業や漁業か小さな食品や雑貨屋さんなどが思い浮かぶ。いずれにしろそれ以外の大多数の人が雇われ人で食べている。雇用者に使われている。民主主義が、人びと自身が世の中の主人公となることだとするとこの経済の仕組みだと奴隷根性になる。いつも雇う人に不平不満を漏らしもっと待遇改善をしてくれたらいいのにと。しかしそれではいつまでたっても自立できない。ダメだ。

ではどうするか。起業すること。自らが主人公としてやりたいことを組立てる。それで収入を得て暮らしを立てる。これができたらどんなにかいいだろうか。逆にいえば誰かのいいなりで仕事して雇われたままでは民主主義は育たない。個人が主体的に動き、そしてみんなと協同することで起業を成功させる。本来生協とは協同の仕事の場でもある。したがって観客民主主義を脱するポイントは人びとの主体性の回復にある。しかしこれは議論や座学では養えない。やってみること。実践である。挑戦して失敗し悩みながら実現すること。起業への挑戦。

パルシステム神奈川ゆめコープが地域でこうした個人の起業を支援し地域のために、地域を豊かにしようとする人々の支援をしている。地域コミュティビジネスの起業講座を開いている。

その名もコミュニティカフェ実践起業塾。コーディネーターは山根眞知子さん。パルシステム連合会のセカンドリーグ支援室アドバイザー。

今回のテーマはコミュティカフェである。10名の受講生。全員女性。指導は金順玉(きむ すの)さん。

私は子育てで次男が中学校時代に荒れて暴力や引き籠りに悩んだ。苦しんだ。そのとき読んだ絵本に感動して立直った。いま同じようにくるしんでいるお母さんたちに少しでも役立ちたい。などなど身につまされる体験からくる想い。そして同じようにくるしんでいるお母さんたちを救いたい。あるいは忙しくゆとりのない生活に追われている人に癒しの場を提供したい。ヒーリングアート、パステルアートのカフェ。古い商店街でお年よりも若い人も500円で集えるみんなの台所を作る。子供が本を好きになるノウハウを教えたい。そのための絵本の買出しをしたい。読み聞かせのイベントを企画したい。有機の食材で集うと共に子供を預かる場所を提供したい。北欧の暮らしの極寒の中でみつけた暖かいコミュニティ。物を大切にする暮らし。ここから生まれた生活用品を提供すると共に北欧の生き方に学ぶ場を提供したい。おしゃれで落ち着く癒しの場をコミュニティカフェで提案したい。

などなど関心はいかに儲けるかではなく、地域の人々の癒しの場となりたいという思いがあふれていた。

さあ、みんなで力を合わせ、知恵とお金と労力を提供しあって一歩づつ踏み出そう。パルシステム神奈川ゆめコープのセカンドリーグ推進室庄司啓室長と角田和子事務局員が背中を押している。

さて、僕もまた新たな人生に一歩踏み出す。不安と恐れを抱きながら。心豊かに。



nobu23 at 05:55|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 生協組織 

2011年12月16日

小田原食とみどりの玄米

玄米を考える

いまからすでに20年くらい前のことになる。夏場になるとお米のクレームがきた。たくさんきた。古米である。夏場は精米の糠が酸化し劣化する。精米してあると一見キレイな米に見えるが実は表面に糠がある。この糠が劣化し不味くなる。だから研いで食べる。しかし無洗米が出て糠を予め工場で精米段階で落とすことができた。すると研ぐ必要も無く、かつ酸化もしない。糠を落としてあるからだ。

おもしろいのはこの通常の精米を電子顕微鏡でみると、表面に蜂の巣構造が見える。この蜂の巣構造の箱の中に糠が入っている。それも肌糠と呼ばれるねっとりとした粘着質のものだ。だからなかなか落ちない。収穫期から春までは落ちなくても気温が低く劣化しにくい。しかし気温が高く湿度が上がる6月くらいからこの肌糠にカビが生える。不味くなる。見た目には分からない。だから昔の人は研いだ。しかしこの研ぐときに糠だけでなく表面の蜂の巣構造も剥ぎ取ってしまう。これがじつは旨みの部分だ。米研ぎ名人はこれを残して肌糠を落とした。これを水を使わずにやったのが無洗米だ。それも東洋精米機だけが。あの雑賀社長。雑賀衆。ブラックボックス。技術の保守。サイクロンと糠で糠を取る。いまは農協などに低温倉庫がある。だから保存が格段に良くなった。

しかし糠自体は身体に悪いかというとそうではない。むしろビタミンやミネラルなどの微量栄養素はここにある。これがじつに美味い。鮮度の良いお米の美味しさはここにある。

では普通の家庭で糠ごと劣化させずに食せないか。出来る。これが玄米食。

1977年、アメリカ上院特別委員会で出たレポート。その委員長の名を冠したマグガバンレポート。ここに鰻登りに上がる医療費、その国家財政を圧迫する削減案が出ている。医療費を削減するにはどうしたらいいか。それは国民が病気にならなければいいという。じつに単純明快。ではそのためにはと国をあげて取り組んだことがある。生活習慣の改善。そのポイントは食と運動。食だ。その理想としたのは世界一の長寿国の食。これが日本食。一汁二菜魚付き。ただし、元禄以前と条件がつく。なぜか玄米食だから。精米だけだとビタミン・ミネラルが不足する。全体食。丸ごと実を食べる。幕内秀夫。粗食のすすめ。

玄米は消化にくい。だから良い。腸までいく。腸へ食物繊維が届く。そこで腸内細菌の餌になり乳酸菌などが活性化し腸をきれいにする。糞が良くなる。腸がきれいになると血液がきれいになる。万病の元は血液の汚れ。

お米は不思議だ。ただ一粒の実がたくさんの稲を育み多くの実を稔らせる。丹沢山系の美しい水と曽我丘陵の豊かな土壌が育てる。土と水の成果。

小田原市は放射能測定を土壌とお米でしている。下曽我はいずれも検出されていない。NPOも独自に持ち込み検査しこれもNDだ。下曽我丘陵がまるで屏風のように放射能汚染を防いでいるようだ。美しい自然は滋養ある美味しいお米を育てる。NPO小田原食とみどり



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2011年12月15日

幸わせに生きること

幸せとはなにか

健康、お金、安寧である。

健康とは多少の障がいはあるも元気に活動できる身体と心を持っていること。この場合、心の持ち方が大事だ。どこか壊れていても平気。辛いことや苦しいことも平気。どんな艱難辛苦も楽しみながら生きる。その瞬間瞬間を愉しむ。

お金は有るといい。お金の儲け方は人に役立つこと。人のためになること。他人が困っていることや苦しんでいることを救う。あるいは他人が豊かになることに手助けすること。まずお金を出してあげること。パラドックス。自分のことしか考えないか儲けようとすると、入らない。あるいはそれで儲けると金の奴隷になる。パラドックス。

安寧。安寧は何も起こらないことではない。天変地異が起こる。天下大乱。事件事故がおきる。そういう時代。そこに立ち向かい楽しみながら生きる。

さて、それではそれをどうしたら獲得出来るか。自然と人間を深く理解すること。自分の中に眠る自然力。自分の中の世界。その宇宙。これを自覚出来るか。近代科学がことごとく間違った健康や心理学。自然認識。これを逆転させ得るか。

例えば、食。豊かとは何か。世界中からいろんなモノを集めて高級といわれるシェフの料理が豊かか。まるで違う。粗食と生の植物性食事。発酵食品。地元の野菜。

運動。筋肉を無理やり鍛えることか。違う。身体を壊す。毎日、ちょびっとづつ身体を使う。横着しない。料理も掃除も運び物も自分でやる。仕事もなるべく身体を使う。階段。歩く。山坂を小走りする。

心を訓練する。人と比較しない。恨まない。人のせいにしない。なぜなら人生の主人公は自分。全ては自分の物語。美しく生きる。生きたい。未来を怖がらず何も無くても焦らない。丈夫なカラダとバカになれる心があればいける。そしてかけがいのない仲間たち。愛する人びと。豊かで愉しい旅。



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2011年12月13日

薮川と情報について

薮川でのJASMEQの講師陣は面白かった。外川さんの司会。鳴海さんの挨拶。鳴海さんは本当にいい人だ。

三澤さんの紹介で講演が始まる。小野専務理事がパルシステムのPBメーカーが創った事業協同組合(JASMEQ)に参加するこだわり食品企業と全国の地域起こし商品を紹介する。少量だが他にないトコトンこだわった商品。薮川からも一升漬けがでている。行者ニンニク漬けも商品候補。しかし品質管理と仕様書管理が重要。品質管理とは商品の設計仕様書通りに品質が保たれること。原料管理と工程管理がポイント。商品事故には2大原因がある。その予防法は微生物統制と異物コントロール。それを専門家が指導する。仕様書作成と物流と商流提案も大切だ。

NPOあったかキャッチボール岡村勢以子理事長は語る。地域とつながるグリーンツーリズム。参加者と一緒に作ること。楽しむことが大切だ。迎える側が来る人に普通の暮らしを味あわせる。体験させる。オンリーワンを目指そう。商品はその交流をつなぐもの。シェアーザシークレット。私たちだけの秘密。

マハラバ文庫増田レア代表。いきなり蕨とは何かと語りかける。山仕事賛歌。禅問答。マルチ・ハビット。多地域居住の思想。開拓者佐藤圭さんに学ぶ。肥やしと宴。

(株)川西の川西社長。食品機械メーカー。工場が機械を欲しいと言ってもおいそれとは出さない。その会社が何を作りたいか、それで本当にうまく行くか、原料や会社の事情を勘案してサポートする。山菜が一番美味い加工とは何か。そして採れる時期と稼働率を考慮する。機械を売らない。食品加工をサポートする。地域起こしをお手伝いする。そうして藪川産業の創造を。

圧巻は畑山社長だ。商品開発は無限だという。食品原料は、農産、水産、畜産の三つ。しかしそのさらに分類して例えば10あるとする。その組み合わせは巨大な数となる。いくらでもある。焼き大福に醤油を塗る。某有名企業に提案したら笑われた。ド素人がバカをいうと。そこを曲げてお願いした。するとこれが美味い。爆発的ヒット。機械が間に合わず機械まで購入してやった。

皆さん、なぜお父さんの地位が落ちて子供に尊敬されなくなったか分かりますかと問う。その前提にお金を考える。100万円の束。重さ105g、暑さ1僉1兆円はどの位か。重さは100t、10tトラック10台。厚さは10kmにもなる。富士山の高さの3倍。すごい。それがいまや政府の役人も実感無く、やれ1兆だ、6兆だと簡単に言う。お金が実感を無くした。3億円事件を思い出してほしい。その直後から給料は自動振込みとなった。お父さんは妻に現金を出せない。そして逆に小遣いをもらう。それを見ている子供たちはどう思うか。やっぱり母親がエライとなる。そこでわが社はいまも給料は現金払い。いつも封筒で直接社長が渡す。銀行屋が時代遅れだという。言わしておけ。私は料理が大好きだと台所の流しで皿を洗う。商品開発は無限だ。逆発想こそ大切だ。強面の顔でいつも笑わすことを心がける畑山社長である。

面白い面々がまるでシャワーのように情報を提供した。佐藤圭組合長は情報が多すぎて正直こなしきれないと言った。

そう、僕たちもまた藪川の自然と里山の情報を未だこなしきれない。豊かで繊細なこの多彩な自然。そして深い開拓者たちの暮らし。その創造。

竹田芳男さんのログハウスに小野専務と3人で泊まった。虫だらけの山小屋。ストーブ。雪の森。白い山並みに群青の深い空。満月に地球の影が映っていく。月食。不思議な世界。凍れる豊かさとともにある。



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2011年12月12日

薮川・山菜と交流の里づくり研修会

盛岡市玉山地区薮川にて山菜と交流の里づくり研修会が開かれた。本州一寒い村。この夜もマイナス15度。ここまでくると雪が細かく舞う。宮沢賢治が日本で最も美しい春と言ったところである。この極寒の地に戦後の増産運動で入植して村づくりをした開拓者たち。その代表の佐藤圭さんが組合長の岩洞湖漁業協同組合や鳴海さんが代表の地域振興協議会、その事務局長の外川さんたちが中心で開かれた。

都市側はJASMEQ(中小企業事業協同組合品質安全推進共同センター)が講師陣を送り込んだ。(株)協和の畑山敏也社長。いま生協でも問題になっているプライベートブランド商品づくりでの中小企業連携で違反とされたばかり。大手流通企業の下請けイジメと同等に外形的解釈でまさにイジメられている。

都市生活者からはマハラバ文庫増田レア代表。JASMEQ小野章専務理事、NPOあったかキャッチボール岡村勢以子理事長。(株)川西の川西聡一郎社長。そしてパルシステムなどである。

日本各地で農村地域が衰退している。とりわけ東北の山村は深刻。しかし美しく心豊かなこういう地域こそ、荒んだ都市の人びとが学び体験する多くの宝ものがある。お互いに交流し共に豊かになっていきたい。



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2011年12月09日

地域で活動する JA新ふくしま菅野専務 佐久総合病院色平医師

一筆一筆全部の圃場を検査する。一筆とは田んぼや畑の一枚のこと。福島は農業が継続出来るか危機にある。じつは米や果樹でセシウムが検出されているのは一部の地域。大半では精度を高くしても検出されない。しかしもっと丁寧に消費者とともに実際に土壌や作物の詳細な汚染地図を作りたい。こう話すのはJA新ふくしま菅野専務である。チェルノブイリに視察に行った。廃墟の街を見た。福島をこうしたくはない。そのためには徹底した検査と除染活動。果樹は皮を剥ぐことで9割は除染出来る結果となった。のべ2万人以上で一本づつ実施する。圃場検査も全てで一個づつやる。

JA人づくり研究会。今村奈良臣東大名誉教授が代表。研修会にて。

雑誌のんびる取材であった色平医師。全国同じ医療費で自己負担金が安くできている医療制度。世界的には珍しい。この制度はじつは医師への規制だという。EUだとギリシアや東欧に比較してドイツは医師の報酬が10倍以上。下手な英語が出来ると移動して行く。今や世界では英語が出来ると医師は移動していく。開発途上国は深刻な医師不足。これは国の中でも都市農村格差となって現れる。佐久総合病院はパルシステムが小さな頃から減農薬のお米を産直していた。それは佐久総合病院が地域診療を掲げて農民の農薬被害を削減する取り組みをしていた結果である。

いや驚いた。色平医師は内山節さん、中川誼美さん、の友人だったのだ。さらにガンジーのアヒンサーを語る。バングラデシュの医師も招く。韓国の東学党とチョンポージュン指導者も知っている。そして秩父困民党。のんびる編集長前田和男さん、斉藤さん、鈴江室長と大いに語りあった。在宅診療地域ネットワークでつながる。



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2011年12月08日

もしガンが見つかったと医者に宣告されたら

人間、60歳前後になると、なんかしらガタがくる。そういうときに往々にして身体の異常が見つかる。とみに最近の医療技術は調査や分析が細密化している。だから昔は知らないですんだことが、早期発見とばかりに些細な異常が見つかる。一旦、医者に宣告されたらもういけない。一気に病人らしくなり、そしてクスリ漬け。アウト。

では、どうするか。

医者に頼ったらいけない。自分の方針を持つこと。自分のことは自分が責任を持って解決する。

自己方針

免疫力を強化しガンと共存する。免疫力強化方針。食。腸を意識する。腸こそ血液浄化と弱アルカリ性の拠点。あるいは木の根。バクテリア共存域。野菜、果物、五穀。ウンコを毎日調べて立派な糞に育てる。

運動。軽くしかし楽過ぎない。横着はいかん。無理もダメ。楽しく負荷をかけて汗が滲む程度。階段が一番いい。呼吸に気をつけ深く吐きながらリズミカルにカラダを心地良く動かす。

気持ち。心。すべての嫌なこと、苦しみ、悲しみを楽しむ。愉しがる。面白がるつもり。全ては人生の必然。神が与えたもう試練だ。楽しさの倍する苦しさが降りかかってくる。しかしそれを楽しむ。火事、地震、遭難、沈没、墜落、親しい人の事故。事業の事故。などなど。透明な心で楽しみながら立ち向かう。おもしろい。

免疫は、環境との対話。細胞は神経と血液などで生きている。食と運動は血液や物質に働きかける。心の持ち方は神経経路に働きかける。心が崩れて負けたら神経は細胞に負の働きかけをしていく。60兆個の細胞。少々の異常は当然だ。



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2011年12月07日

走ること この素晴らしさ

今年の那覇マラソンは身体が重かった。7kmまで比嘉君と走った。比嘉君は太っているが良く走る。ちんたらマラソン。最後尾辺りで二人でチンタラチンタラと声を出しながらゆっくり足踏みするように行く。吐く呼吸と身体のリズムを大切にする。歩くスピードより遅いぐらい。

1時間も行くと身体が暖まる。調子が出たら少しほんの少しだけスピードを上げる。見てても分からないくらい。

シロウトが長く走るためには、無理せず身体がキツイと感じないレベルで、かつ楽しすぎない感じで走る。この感覚を大切にする。決して競争しないこと。自分のスピードを大切にする。あと意識を丹田と肛門に置き締める。丹田を意識して脚を動かす。坂もなにも同じ調子で進み苦しくなる少し手前でスピードを落とす。苦しくはしない。無理はしない。

那覇はまるで夏のような晴天。太陽がギラギラと照らす。救急車が何度も行き来した。AEDも使ったようだ。無理は禁物。

ほんの数十年前にここで戦争があった。鉄の暴風と呼ばれる艦砲射撃と空襲で雨あられと爆弾が落とされ機銃掃射を受けながら人びとが逃げ惑ったという。そして味方のはずの日本軍に追いたてられて摩文仁の丘から断崖を飛び降り自殺させられた。捕虜にさせない為に。このサトウキビ畑には死体が無数に転がっていた。戦後もしばらく死体が放置されていたという。その悲鳴と苦痛。残忍な殺人者の群れ。サトウキビ畑。

カンカン照りの畑の丘を、そのダラダラ坂を重い身体をひきづるように走る。なにも思わず考えず呼吸と痛み出す部分に意識を向けて。走る。

中間地点として平和祈念公園がある。このレリーフは味方だけでなく敵も外国人も判明したすべての犠牲者を刻んである。祈り。身体で祈ろう。



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2011年12月05日

NAHAマラソン

今年で3回目だ。那覇マラソンである。12月の最初の日曜日。市内の奥武山公園から出て平和祈念公園を中間地点として戻ってくる。僕はこの平和祈念公園を勝ってにゴールとしてハーフを走る。目標は制限時間内。

スタートは午前9時。参加者は25千人。



nobu23 at 07:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日記 

2011年12月04日

アイフォーム・ジャパンフォーラム第一回(有機農業円卓会議)

有機農業に関わる主な団体が集まり会議を開いた。農水省からは有機農業推進斑伊藤課長補佐と表示・規格課長補佐が参加した。



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2011年12月02日

中澤満正さんの出版を祝う会

なんというか元気だ。精気がみなぎっている。とても余命三ヶ月と宣告された方だとは思えない。確かにふと見ると顔は土気色。しかし話出すと目が光り生き生きとエネルギーが放たれ回りを揺さぶる。中澤満正さん。パルシステムの創業者の一人。出版を祝う会で語る。

右翼だった自分が影響を受けた人はと話す。労働運動を語る松本礼二。そして会場に見えられた長崎浩。それから古賀さんだ。とくに古賀さんは大衆運動の技術を教えていただいた。明治大学で10月8日に千人のデモをやると決めたら数ヶ月前から仕掛けて討論会やビラなどで次第に盛り上げていく。最後に学内が騒然としてそのテーマで持ちきりになる。そういう運動の技樹がいかに大切か、これは本当に役立ったと言う。

それから自分の言葉で運動に入った人がいる。その人が学内の建物の屋上から飛び降り自殺した。また連合赤軍で仲間に殺された人もいる。自分の言葉がそういう結果をもたらした。いつも自分が真剣に運動に向きなおらないといけないと思ってきた。そういう覚悟をしてきた。

最後に家族らしいことを何もしてやれなかった妻と家族に感謝を述べた。

会場には生協関係者だけでなく多勢の参加者。その人びとの思いが詰まった出版となった。



nobu23 at 09:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 生協組織 

2011年12月01日

技術と人間 芸術

BMW技術を考える。



nobu23 at 08:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 生命