2012年08月

2012年08月31日

「復興六起」起業支援の審査 in. 会津若松

NPO100万人のふるさと回帰・循環運動推進・支援センター主催。内閣府の復興支援金を使った起業支援。一団体・個人260万円上限。復興に資すること(単なる復旧より新しい復興、事業可能性、革新性、創造性、雇用創出、地域波及力、課題解決力、伝統性や資源活用性、連携・協力関係性、熱意などを測る)。
第4回目の今回は応募が11団体・個人。書類選考で6団体・個人が残りプレゼンテーションを受けた。起業提案は以下である。

農家の庭先にある柿の木の実、もったない。そこで柿を収穫代行し一次加工する。これを柿酢へと自然醸造させる。農家はこれを自家消費しても良し、販売代行を依頼してもいい。収穫と一次加工代行のこのプランを提案したのはは小さなソースメーカーさんだ。熟成は3年もの。美味しい。だがビジネスプランとしては課題が多い。

農家に人材派遣する起業。人材派遣会社から飛び出して農業分野で人を育てたいと決意した。自前の農地も当てがある。契約農家と人材を派遣し研修をしている。事業としては採算が難しいが何とかしたい。

米粉パンを販売したい。西会津町で認証するミネラル米。これでノングルテンのパンを作る。いままでに薬膳レストランを経営し成功している。これにさらに米粉活用で商品開発したい。まずはパン。そして麺など。パンを試食した。とても米粉とは思えない。美味しい。しっとりしてモチモチ感がある。だが原材料を聞いたら添加剤が分からない。アレルギー対応とはいうが。この辺課題。

震災復興視察ツアー。被災地は観光客が激減した。何とかしたい。じつは調べてみると関東の大学や企業などが福島支援で何かしたいと考えている。福島と結んで何ができるか、しなければならないかを検討している。そこで現場を見てもらう。被災地で何が必要か、どういうかたがたすんでいるか結びたい。すでにこうしたツアーをいくつか企画した。大学生の買物代行ツアーなど震災復興ツアー。新たな形のツアーの企画である。

「さっぱかま」。会津地方の農作業服だという。モンペの変形。お尻部分をゆったり膨らましたもの。足裾は細い。ニッカポッカに似てるが足部分はピッタリしている。これをお婆ちゃんに教えてもらった。いまの若者がかっこいい農作業服が欲しい。夏でも安全で動きやすいカッコいいものを作りたい。これを製造販売する。地方の伝統的農作業服と都市の若者のおしゃれから学ぶ。これを結ぶ。団塊のおじさんたちもかっこいい農作業服が欲しい。

いわき市でオリーブの栽培。適地だ。日本一の生産加工ができる。いま5000本の苗木を育てている。以前からの試験栽培のオリーブも出来た。測ってみると放射能移染も無い。農地を広げている。土壌測定も続けている。これはいける。福島のオリーブで震災復興。

意欲的な発表。講評は審査委員長の堀口先生。早稲田大学元総長。みんなおもしろい。みんなが人のために起業をしようとしている。これは嬉しい。もちろん簡単ではない。事業計画もシロウト。つじつまのあわない数字も散見される。だが一番大切なこと情熱。地域で何とかしたい。2012-08-31 06:31:16 写真1

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2012年08月29日

地域を元気にすること したい

調布のNPOの石原さんたちと錦織さん坂元さんたちと地域活動支援室河野さんと話あった。
石原さんは地域でいろんな仕掛けをしている。たとえば伊豆大島と新島から調布飛行場へ航空便がある。30分で届く。島の漁協と組んで調布商店街に鮮魚や青果を届けている。30分。こりゃ並みの魚屋さんならかなわない。鮮度が違う。
錦織さんはデザイナーをデザインする。プロデューサー。熊本の肥後象嵌。これを東京の根津の古い街並みの保存で廃業した質屋を美術館に改装する。象嵌美術。
調布の街で何ができるか。何をしたいか。
老若男女、ノーマライゼーション、文化、遊び、食、農、働く場、各種イベント、教育、学習などなど。住むという冒険。暮らしの空間。街。コミュニティ。コモンズ。2012-08-29 07:53:59 写真1

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2012年08月28日

夏を歩く見る聞く

できるなら早朝午前5時台には起きたい。身体は硬くなっている。疲れが取れてないと感じるだろう。もう少し休んでいたい。
このとき何も考えないで一気に起きる。エイヤッとふんぎる。ふんぎるクセをつける。ほっとくと横着になる。いかん。
やおら起きたら、軽く走ろう。走るといっても歩くのにステップするだけ。かーるく足踏み。これは遅いから通勤者が速足で追い抜いていく。それでいい。競争しない。意識を内側に向ける。呼吸は吐く。肛門を締める。丹田を意識する。

だらだら坂も下りも同んなじ。マイペース。可能なら意識を回す。太モモ、膝、ふくらはぎ、アキレス、足裏、コウ、足指、足指の親指から小指。手首、親指から小指。

深く吐く。目を意識する。遠く近く。回す。上、下、左、右。ゆっくり回す。耳。蝉の鳴き声。山のカラス。ダミ声。いくつかの鳥の声。虫の声。

やがて、日差しが強くなる。真夏日。汗をたっぷりかこう。身体の内奥から噴き出す。染み出す。びっしょりと。この強烈な熱さがいい。ジリジリと焼こう。むせ返る熱さにさらしていく。はっはっ、はっはっ。

そうしてひと呼吸。ゆっくりと現実に戻る。意識を外に出す。回りが別の景色のように見え出す。
さあ、いってみよう。2012-08-28 06:43:50 写真1


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2012年08月27日

岩洞湖ジャズフェスティバル 10周年

2012-08-27 06:23:22 写真1







































岩手県の薮川地区。いまは盛岡市に編入されたが旧玉山村。本州一寒いところ。ジャズフェステバルがあった。

何が贅沢かというと、外車に乗って六本木の高層ビルに住み派手な高級時計をして似合わぬイタリア製のスーツを着込みテレビでいい加減なことをしゃべりロクデモない評論を書きまくるような生活がいいとはちっとも思わない。豪奢な家に住みたいとも銀座で高い料理を食べたいともほんの少しも思ったことが無い。当たり前だが。

ところが美しい森と美しい湖と清冽な空気、そして質素だがけっして貧しくはない村里にはあこがれる。そして自分を律した田畑を耕すことにセイをだし、何でも自分で作り、山や川のことなら何でも知っているようなそんな村人にあこがれている。その何も無いがすべてが有るような村。日本の小さな村。

この村は、戦後入植して出来た村である。それが薮川である。ここに以前はご領地の牧場があったという。20数年まえに三澤孝道さんが入った。耕作放棄されたような土地に蕎麦畑を拓いた。それがイーハトーヴ農場。上野さんが農場長である。この人はなんでも出来る。山の達人。蕎麦畑が美しい。
ここに唯一の観光地となっているのが岩洞湖である。ダムによる人造湖。この内水面漁協などと協力して三澤さんとその自然塾の仲間たちで実行委員会をつくっている。毎年8月の終わりの日曜日にジャズフェスティバルを開催しているのだ。今年はその10年目にあたる。

バンドは盛岡で活動するハーツ&ハーツ。バンドマスターは横澤さん。岩手信用生協の創立メンバーである。ベースギターを担当。いつものオールディーズのほか、第二部で参加した仲間たちと地元の方々で生オケである。みんなカラオケで鍛えているが、やはり生バンドはかってが違う。ドギマギ。僕も「君といつまでも」で参加した。感謝。

バンドの次は地元の太鼓でサンサ踊り。まってました。婆さまがうまい。そのばあ様に必死でついていく。地元若手も太鼓をたたく。生オケでも絶唱した好青年。サンサ踊りは足運びが難しい。フェイントがある。回転がある。
翌朝、湖に出る。水面は小波さえもない。水の粘度があがったようにのったりと広がっている。涼しい風が流れていく。漁協の佐々木さんの操縦するボートが水面を滑るように進む。湖を囲む唐松の林。水面はそれを映す。まるで日本画の世界。東山魁夷。

地元の人びとと気の置けない仲間たち。手作りの料理と手作りのジャズフェステバル。伝統芸能。そしてそのなかで踊れる身体。軽い運動。豊かなセンサー。なにより厳しいが美しい自然に囲まれること。感謝である。

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2012年08月24日

秋田南部圏食と農推進協議会 湯沢市米戦略会議

湯沢市斎藤光喜市長主催。JAこまちや秋田県振興局などとパルシステムで構成。地域のお米を核とした6次産業化を推進する。

今回は玄米協会から米油の活用について尾西社長の講演。これが面白かった。

米油の品質管の良さ。糠分の多い米。東北胚202号。宮城県古川産から。秋田県湯沢市でまず1000tから取り組む。この東北胚202号米は、もともと玄米食用の米。玄米だと美味いという。

搾油にこだわる。ノルマルヘキサン抽出を使わず圧搾法。糠を分離し圧搾する。米は別に使える。田んぼを油田化する。アメリカ産のトウモロコシや大豆に代わり、かつ品質は東洋のオリーブと呼ばれる。米油はいい。

鬼しさんは面白い。話すと尽きない。会社は非常時のお米を扱う。災害備蓄飯。お湯で簡単に食べれる。宇宙船にも持って行かれた。エベレストでも焚かれた。低気圧で低音度で炊ける。由来を聞いたらお父上が海軍潜水艦乗りでそこでご飯を食べるためのものだったという。潜水艦では普通には炊飯出来ない。むかしの武士の干し飯。その由来。

さて、秋田県湯沢市は首都圏から遠い。いまどき4時間半はかかる。東北秋田新幹線で大曲で乗り換えて各駅でまた小一時間くらい。

典型的な寂れ果てた湯沢駅。なさけない。

早朝、湯沢グランドホテルから軽くジュキングした。すると裏に商店街が広がる。これがおしゃれ。歩道も整備されお店も店構えが小綺麗。電柱も電線も無い。なかなか立派な商店街。聞けばドイツの街に学んだという。

傍に水量が豊富な用水路があった。その側に小さな祠があちこちにあった。石碑に男性器が無造作に並んでいた。合掌。



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2012年08月22日

福島県双葉町 井戸川 克隆 町長 語る

パルシステムの講演会。双葉町はまさに東京電力福島第一原発の町。全部が警戒区域。1年半近くの今も埼玉県加須市の旧騎西高校に避難を続けている。その井戸川町長さんが語った。

最初に、さいたまコープの佐藤利昭理事長が挨拶する。さいたまコープはパルシステム埼玉と共に毎週木曜日に騎西高校で炊き出しを行っている。高校の建物の不自由さで各自の炊事が出来ない。ほとんど弁当などで食事を採っている被災者。そこに味噌汁など手料理をふるまっている。JA埼玉の米、野菜の提供を受けている。これは続けられている。発災直後の多くのボランティアの引く中で二つの生協が協力して継続して取り組んでいる。埼玉県内の避難者は7千人が今もいる。加須市は725名で一番多い。交流会も頻繁に計画している。

さて、井戸川町長は言う。原発の町は補助金で潤っているといわれる。だが、私が町長になってみると総務課長に来年度は予算が組めないといきなり言われた。財政が破綻寸前だった。前任者がなんと原発補助金を使い果たし7,8号計画を前倒ししそれも手をつけようとしていた。まずは財政の建て直し。コピーの紙の節約など爪に火をともすような節約でなんとか自治体の公表基準以下に持ち込んだ。

3.11発災直後3km避難をした。すぐ午後5時44分には10km避難へと変えた。いまもそうだが、原発事故とその対応について、とりわけ非難については政府からの指示は一切無い。それぞれの自治体で判断して対応している。12日午後3時40分に水素爆発が起きた。残った300人で川俣町に逃げた。そこでは放射能を浴びた人のスクリーニングをしていた。だがじつは被曝している。5万人が内部被曝もしている。細野大臣に直接そのことを指摘した。彼は知っていたが何もいわなかった。これは福島市民の「棄民」である。山下俊一福島県立医科大学副学長は長崎県で言っている事と福島県で話していることが違う。福島では100mSv以下なら大丈夫だという。これはある種の「殺人行為」だ。

いまは加害者が強い立場。東電は一番強い。被害者は弱く、結婚差別まで深刻だ。

ICRP(国際放射線防護委員会)は、被爆者を放置する立場。7万人の被曝は放置され抹殺されようとしている。うそがまかり通っている。河川は汚染された。水はもうダメだ。魚は食べられない。原発は稼動していたのは40年、しかし破壊されて町はすべてを失った。取り返しがつかない。

それなのに再稼動を首相の一言で決める。このことを任せるのか。虐待である。人の命をあまりにも軽んじている。

だが私は言い続ける。誰も言わなくてもいい続けるものがいなくてはならない。

パルシステム福島の安斎専務は話す。それでも97%の住民が福島県では残っている。そう、警戒区域。計画的避難区域。そして帰還困難区域。居住制限区域。避難指示解除準備区域と根拠無く線引きして相互に分断し、かつ展望を示さない国のやり方。そのもとで苦しむ避難者。じつはチェルノブイリよりもはるかに甘い基準。恐ろしい。

静かな怒りを胸に、避難者との継続的な支援連帯を続けよう。そして脱原発の仕組み構築を急ごう。事実を知り知らせ白日の下に暗黒面を照らし出そう。戦う町に支援の声を!



nobu23 at 12:40|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 生命 

2012年08月21日

社会福祉法人 生活クラブ千葉 池田徹理事長語る

生協は法的には消費生活協同組合法による。福祉の取り組みは生協でもできる。活発に助け合い活動やディケアサービスに取り組んでいる。しかし介護保険法による特別擁護老人ホームなどの経営など保健施設の運営を可能にするために社会福祉法人が求められる。生活クラブ千葉の前理事長だった池田徹さんが福祉に取り組んで生活クラブから社会福祉法人を設立した。その名前も社会福祉法人生活クラブ千葉。

生活クラブは、地域を協同で変えていこうとしている。そのブランディングでは、既存の消費生活協同組合は生活クラブ「虹の街」、社会福祉法人は生活クラブ「風の村」とする。

この総合的な街づくりを、UR都市機構(独立行政法人都市再生機構=昔の住宅公団)と組んで千葉県に「いなげビレッジ虹と風」をつくっている。古い住宅の立替と新しい地域コミュニティの創造。具体的には、サービス付高齢者住宅、ショートスティ、ディサービスセンター、訪問介護ステーション、訪問看護ステーション、児童ディサービス、診療所、厨房業務などが「風の村」と呼ぶ社会福祉法人で経営。

小型店舗、地域活動スペース、福祉用具販売・レンタル、住宅改修、会議室、NPOVAICコミュニティケア研究所(相談、子供一時預かり、地域交流、福祉サービス評価)、ワーカーズコレクティブ”San”(惣菜、弁当、カフェ)が「虹の街」で運営している。

そのトップの池田徹理事長がパルシステム連合会で講演した。

もともと千葉で生活クラブの結成に取り組まれた2004年にその理事長を辞されて社会福祉法人の理事長を担われている。

日本のいまを図表で説明された。社会経済情勢の変化。人工は減ってきている。高齢化は急激に進む。家族のあり方の変容。高齢独居世帯の増加。経済成長の停滞・限界。GDPは1990年以降ほとんど増えていない。藻谷浩介氏のデフレの正体を引用し、もはや経済は拡大せず消費も増えないという。とくに日本のM字カーブ。出産年齢の20代から30代で労働率比率が下がる。スウェーデンなど先進国は変わらない。要は子育て中は働けない職場が多い。

福祉の理念は、三つ。個性と尊厳を尊重した質の高い支援。誰もがありのままにその人らしく地域で暮らすコミュニティ。希望と働きがいのもてる職場を自ら参加して作る。誰もが受けることのできる自分らしさへの支援とでも解せるか。そして地域。誰もが住まえる地域。そして誰もが働ける職場。

基本戦略。社会保障と税の改革案は、社会保障政策面でのこの国のあり方を示していると位置づけている。そのうえで政策の前提となる国の有り方、国民の生活の有り方を示すことをわれわれ自身が提示・提案する。生活クラブは、事業を通して社会モデルを提示する。

「事業と地域と職場のユニバーサル化、ノーマライゼーションをすすめ、利用者、地域住民、従業員の生きがい、働きがいある暮らしを応援する」

国の方針、企業との連携。労働概念の変更(最低賃金と職場復帰とステップアップ支援)、福祉を既存の介護事業の枠内に収めず普通の暮らしと連動させるなど「いまを変える」取り組み。

池田さんと話していると、出来ないや無理だがない。また政府批判、この国批判や嘆きが無い。企業を罵らない。自由に出来る可能性を広げていく。敵を作らずどうしたら地域が心豊かに暮らす場に変わるか、この一点で仲間を増やし現実化していく。本物の改革者(イノベーター)だと思う。学んでいきたい。

いなげビレッジ虹と風。



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2012年08月20日

イゴ草の収穫と共同作業

佐渡市野浦集落。村の前は海だ。この海を村の財産として守り、その産物をいただくこと。これが村のルール。

ちょうどイゴ草の共同作業にであった。村じゅうが総出で作業をする。イゴとはホンダワラなどの海藻に付く細く絡みあった海藻。これを天日干し。すると見た目は毛糸玉のようになる。触るとゴワゴワして堅い。これをワラ叩きで柔くする。

まずはモーターで鉄のローラーで潰す。原始的というか無骨な古い機械。いかにもうっかりすると手を引き込まれて砕かれそうな機械。このときも竹でイゴ草をローラーに送りこんでいたトウゾウじいさんが竹ごと引き込まれそうになった。

ローラーで潰したイゴ草を手でほぐす。そのあとは女たちが小槌で叩いてさらに柔らかくする。熱い日差しだったので、岬の城ノ鼻トンネルの中で歩道に腰掛け道端に並んで作業をしている。微笑ましい。

この作業中もイゴ草についているゴミを落とす。意外に砂や小石など様々なゴミが付着している。これを丁寧に手作業で除去する。

ここでその場を離れたが、あとは煮詰めて寒天の様にする。これがイゴ練り。寒天と比べると色が濃い。くすんだ灰色。やや緑がかる。

これを細めに切って冷やしたヤツを辛子醤油ですする。うまいぞー。

安全とはなにか。

自然のまま。そのままにあること。身体も自然なので自然毒には対処可能。人工の化学物質などが浸透していると自然は悲鳴をあげる。人工では生命は作れない。そうだとすると自然溢れる田舎がいい。都市より農村がこそより自然な生態系がある。そして僻地のような寂れゆく農村こそが逆に生命にとって安全なものがあふれることになる。限界集落。これが佐渡にはたくさん有る。限界だらけ。

食べ物って自然が作っている。一粒の種から。この種を育むのは土と水。そして空気である。それだけだ。我々は土を食べている。水を食べている。海を食べている。だから農村が大切だ。生命の源流。生命の多様性。

その農村は自然環境だけではない。良い人たちがいる。美しい里山。里海。これを守り続ける美しい生き方。人はこういう村から育てられる。優しく暖かくそして芯の強い人びと。ただの寒村と見るか、豊穣の里山、里海と見えるか。目が大切である。



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2012年08月19日

佐渡市片野尾にてトキ米生産者研修会

片野尾の三国さんが司会。開会挨拶は臼杵春蔵さん。片野尾と野浦の両集落と今回赤玉からも参加。30名ほど。

佐渡市長甲斐さんも駆けつけた。アースセレブレーションへ姉妹都市の国分寺市長を案内する途中。坂東玉三郎さんと佐渡を伝統芸能祭りを企画して農と文化の愛される島にしたいと挨拶。産直は相互互恵を育みたいと述べた。

講演は高橋宏通産直商品部長。有機栽培の考え方を述べる。約二時間弱だが生産者は身を乗り出すように聞いていた。

ビオトープをされているので、見て欲しい。コナギやヒエは生えてますか。なぜ田植えをするのですか。昔の人の有機栽培の知恵。カメムシはどこで卵を生み生育するか。泥おい虫(稲ゾウ虫)の天敵はカエル。などわかりやすく実行可能な話で盛り上がる。

さらにパルシステム東京の吉森理事長のお話。モノだけでなく地域ぐるみの人間関係を大切にしたい。

(株)ジーピーエス安原米担当の話。昨年40トンの棚田のトキ米が今年は予約米で70トンを超えた。生産者仲間を増やしたい。

JA佐渡の真田さん。この二つの熱心な集落をモデルにさらに広げたい。

交流会では佐渡の枝豆や海産物など自慢の手料理で賑わった。

有機農業40年の北野さん、山岸さん、そして文弥人形の双葉座の面々。そして臼杵宮司、中島君。みんなが参加してくれた。

島に有機農業を広げていく。



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2012年08月18日

犬のトトと走る 早朝ジョグ

トトとは犬である。ミニチェアダックスフンドというらしい。広美がどこかからもらったようだ。後ろ足の右足が悪い。普段は別に不自由は無いようだが、走ると左足だけでステップする。右足を左足につけて走る。

短い夏休みだったが、三日も走ると朝行くぞと声かけると嬉しそうに駆けだす。坂をトコトコ走っていく。猫のキタが付いてきて一緒に走る。だがキタは短距離ランナー。一気に駆け抜けて先頭にたち、トトを牽制する。トトは無視するようにたんたんと駆ける。キタはつまらなそうに立ち止まり足でも齧っている。ふと見ると何時の間にかトトは大分先にいる。キタはあわてて猛ダッシュ。一気に追い抜き左手というか足でトトの頭を叩く。もうよせというように。だがトトはそれも振り払うように前に向かって走る。

やがてキタの限界線に来る。坂の途中の分かれ道の辺りで立ち止まる。これから先は縄張りが違うのか、それとも自分のテリトリー限界なのか。そこから先は行かない。行けない。そこで大声で呼び止める。ナーゴ、な〜ご。

これを無視するようにさらに走る。やがて坂を登り切り緩い下りとなる。この頃になるとトトがブレだす。籔に気配がすると大声で吠えながら飛び込んでいく。バタバタバタと鳥が飛びだす。やはり猟犬の血。雑木林の動物の気配に黙ってられない。しばらくガサゴソと追いかけまわし吠えまくってからまた戻ってくる。

家並みがあると要注意。ネコやイヌの気配を嗅ぐ。大きな犬には素知らぬ顔でとおり過ぎる。しかし猫には嬉しそうに吠えてビックリしてかけ出した猫を猛然と追いかけていく。困った。

そうして疲れ果てると道端でグズグズする。こうなるとなかなか前に走らない。疲れたのだ。やれやれ。

脇に抱えてえっちらおっちら走ることとなる。

熱い夏。それでも早朝は快適だ。なだらかな坂の下には畑と家が散らばり、その前に海が広がる。沖には入道雲。正しい南国の夏。



nobu23 at 08:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日記 

2012年08月17日

なんで田舎が大切か

金銭勘定。都市はなにをやるのもお金がかかる。お金ですべてが図られる。田舎だってそうだろうなと思うと、やや違う。畑と田んぼが少しあれば食べていける。海が有るとなお良い。魚や貝が手に入る。そして年寄りがいる。年寄り、それも90歳を超えた人は人生の達人。歴史の生き証人。深い。そのくせ「ただの人」である。凄い。

いまはチャンス。日本では交通網が整理され全国で一日あればいけないところは無い。しかも定年後でもきて欲しいと家付きで待っている。嘘じゃない。調べればいくらでもある。若ければなおいい。

それが都会を離れられない。その場合は、無理せず二ヶ所在住という贅沢もある。そこから徐々に田舎暮らしに慣れて行く。おもしろいぞ。相談に乗ります。

さて、自分のデザイン。

自分の中に獣の脳がある。もう一人の自分。これがワガママ。貪欲。傲慢。臆病者。横着者。名誉欲。競争心。この自分との付き合い方。

呼吸と運動。身体を整える。カラダを思い通りに動かす。時々叫ぶ。リズミカルに激しく動かす。そうして吐く。深く長く吐く。一日に30分は汗をかく。汗をかく運動を楽しむ。それをクセにする。

信念。信じること。根拠のない自己パワーを心から信じこむ。人生のドラマの主人公。卑怯じゃなく邪悪な心を持たず、批判や傷つけることを受け止める。まっすぐに見つめる。

イメージ。やりたいことを実現しているイメージ。鮮明なカラー。三次元動画。音付き香り付き。楽しく明るく単純な世界。

暗く陰鬱として他者を貶める邪悪な世界。ここは試練。その世界で神を信じる。神といっても何々教ではない。自己流。私度僧。修験者。もっといえばアニミズム。

夜、星空を見た。強く輝く星たち。天空の天の川。そして、流れ星。ペルセウス座流星群。一筋の光。一瞬の輝き。人生は一瞬の旅。



nobu23 at 07:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 地域 

2012年08月16日

種子島について

普通は7月の終わりまでに稲刈りは終わっているという。今年はそれが遅い。今ごろもまだ稲を刈り干している。

それが道路のガードレールで干している。ハゼ場か田に稲かける竹を組まないのかと聞くと、台風で倒れると稲がダメになるからやらないという。

ここの道路は村道かというと県道だとのこと。それで文句言われないかと聞くと、警察に連絡が言ったという。電話で文句を警察にいう人がいた。そうだろうな。一応、交通道路の公共設備だからなと漏らしたら、いや、ガードレールをもう少し高くしてくれという話しだったのだそうだ。すごいだろう。呆れた。

しかも、順番に干すので紐で印をつけているそうだ。嬉しくなるね。

さて、種子島は働き者が多い。隣の婆さまが凄い。正面のじさまも87歳くらいで現役バリバリ。畑どころかトラクターを目一杯ふかして運転していた。それを軽く超える92歳。矍鑠として畑を作る。50歳代が相手に成らない。草ボーボ。92歳のキレイな畑。何種類もの農作物。

婆さまやじさまのパワー。ゲートボールに参加したら、これが凄い。ゲートボール。所詮年寄りの遊びだろう。これがトンデモ無い。腰の曲がった爺さん。これがフルパワー。かつ知的ゲーム。こっちはファーストゲートに入らず散々笑われた。くやしい。

という訳で南の島の豊かさだ。そういえば、種子島はあのヒョウタンを押しつぶしたというかタテに半切りして置いたようなカタチ。ヒョウタン島である。



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種子島初盆

広美の母が亡くなってはじめてのお盆である。種子島の西之表市井関集落。お盆の訪問者は100人近くになった。13日から15日までひっきりなしに霊前に参りにこられる。

提灯。親戚が提灯をくれる。それを組み立てて青竹を張って並べる。

香典返しも100個を超える。これを届ける。佐渡の村は海沿いにほぼ一列。分かりやすい。種子島は意外に奥行きがあり家を探すのに手間取った。

村はみんな親戚。暖かい。15日の夜だけはごく近い親戚で祈祷を行なう。弟の秀信さん。静さん夫婦。和明さん。親戚の子供たちなど。

和明さんは鹿児島の仕事を辞めて帰島した。いまはタクシー会社に務めて農業に励む。

農業と言えば、長野正育君。32歳。自衛隊を辞めて昨年から7町歩を耕している。親父が亡くなって家を継いだ。畑を一緒に見て回った。安納芋。段々田んぼ。風避けにさとうきび22号。貴重種。甘い黒糖。

熱い夏。木曜日までの夏休み。新盆。神道のお祈り。



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2012年08月12日

高校還暦同期会 青山同窓会

高校は中退している。バリケードストライキと1970年の安保闘争で逮捕された。確か地下鉄から国会議事堂に向かおうと有楽町で地上にでよとして機動隊とぶつかった。メタメタに叩かれて護送車にボロボロになって放りこまれた。本所警察の留置場。そしてネリカンこと練馬少年鑑別所入り。あげくに身元が割れて新潟まで護送されて新潟少年鑑別所入りした。

退学していたので、高校の同窓会とは無縁だと思っていた。それが新潟総合生協の故松田前専務理事の偲ぶ会で小泉君に会った。41年ぶりの再会。市会議員。彼はすぐ同誌の豊岡君を二次会に呼んだ。いやー、年取ったな。

さらに今年の一月に佐々木君、横尾君、吉田君と飲んだ。久しぶりに飲み終えのこってりラーメンを喰った。

その席で同期会をやるから来いという。いや、退学しているというと、問題ない。事務局と役員は仲間だという。へーと思った。なかなかやるな。

同期会の会場は新潟古町の老舗「鍋茶屋」貸切。同期107名、先生4名。芸妓もあげて盛大である。みんな挨拶しているがどうも顔をしらんやつばかり。テーブルはBで11クラスとある。これは10クラスしかなかったので中退者のもの。そこに片岡と横尾と並んだ。話が弾む。吉田も小泉も役員らしく、テーブル巡回してきた。

宴たけなわのとき先生が訪ねてきた。先生なんてこっちは迷惑かけたほうであまり話したくなかったが。すると曽我だった。曽我先生。

停学中に家に訪ねてこられた。よく話をした。親父や兄にも会った。マルクス、レーニンの話をしたと思い出して話す。お元気そうだ。今は80歳を超えた。家庭菜園ほどの野菜作りが楽しみだという。

君は純粋で理想家だったと言う。要はバカということ。あらためて先生にこう言われるとは思わなかった。ご心配をおかけしました。というと小声でじつは自分の妹も逮捕されていたのだよと話された。

還暦を記念する。還暦を祝う。おもしろい。ファーストステージの一周のやがて一区切りが見えてくる。

人生は旅だ。人は雨に打たれ嵐にあう。バカ騒ぎとそして孤独に打ちひしがれる。だがいつも光を見失わない。熱くあれ。バカになろう。



nobu23 at 09:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日記 

2012年08月11日

熱中症一歩手前 小田原田んぼ

せめて二時間位は草取りをと早朝に田んぼに行った。7時40分くらいから始めた。

道路側の畦の草をカマで刈る。鎌が錆びてまるで切れない。力任せにほぼむしり取る。

少ない。中沢君たちの踏ん張りで今年は雑草が少ない。キレイだ。取水口側から目立つヒエとコナギを取る。中干しされてるので土が硬い。草取り道具を使う。鎌に似てるが三角の歯のやつ。これで根を掘る。

カンカン照り。真夏の容赦ない日差し。あちぃ。

お茶をガブ飲み。汗がとまらない。下着もびしょ濡れ。そのうち息があがってきた。ヤバイ。

フラフラになってあがった。ちょうど一時間。たった一時間。広美にバカにされるな。

鳥居ちゃんの出荷場に覗きにいく。石川さんも手伝って早生ミカンの箱詰め作業をしていた。はじかれた小さいミカンをいただく。おいしい。

道具を返しに山に倉庫に行く。ちょうど石橋さんがいた。石橋さんも田んぼがほんとうに好きだな。こういう方がいるとありがたい。毎日、見回りメールアップしてくれる。感謝!

ジョイファームの集荷場センターに行くと、パルシステム神奈川ゆめコープの組合員が集まっていた。

ブルーベリー狩り。長谷川代表もいる。このころ曇り空に。こりゃあブルーベリー狩りの最適お天気だ。

ゆめの職員に声をかけると驚いている。良く見てから、9なんだ生産者かと思ったと言われた。そうありがとう。生産者なのだ。

あちぃね。汗が止まらない。



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2012年08月10日

福島とネットワーク

JANICが福島駅の前にNGO、NPOの共同スペースを設置した。

パルシステム福島の和田理事長と安斉専務とパルシステム茨城の林専務、牧野課長と合流した。もちろんパルシステム連合会地域活動支援室鈴江室長が参加している。

JANICの活動。事務局長の山口さんが司会で震災タスクフォース福島事務所竹内俊之所長が説明する。

〇劼匹發量燭魴鮃を守る(保養プロ、測定、測定活動、実態調査、ケアなど)仮設住宅支援9報。具体的には各種のプロジェクトが走っている。

<原発問題と持続可能な社会に関するJANICの考え方 理事長大橋正明>引用

大規模な事故がもたらす脅威は瞬時にして国境を越えて共有化され、また影響を及ぼします。JANICは、国際協力NGOのネットワークとして社会的に最も弱い立場の人たちを支援するために、国境を越える問題に取り組んできました。

日本社会が原子力発電の持つリスクを受け止めきれないという事実を明らかにしました。原子力発電による事故は、地球全体に負の影響を与え、取り返しのつかない環境破壊をもたらします。さらに、人的、物質的な被害も他の災害に類を見ないほど深刻です。放射性廃棄物の問題を含め、もはや日本社会において原子力発電を許容する余地は残されておりません。

加えて、今回の事故は、日本社会が構造的に抱えてきた、しかし可視化されてこなかった問題に光をあてました。それらは、情報公開に恣意的な制限をかける行政のシステムの問題であり、また問題の影響を社会の構成員の一部に押し付ける構造です。福島原発の作業員は、過酷な環境での作業による、大量被ばくの危険に直面しています。また周辺に住む人々は、自主的な判断を下すには不十分な情報しか得られない中での生活を余儀なくされています。さらに、不正確な情報を基にした差別や風評被害をしばしば受けています。これはまさに人権の問題であり、生命の危機の問題です。福島の人たちが直面している問題はグローバルな経済・社会構造の中で途上国の社会的弱者が直面する問題と共通しています。

以下略 

事務所は福島大学キャンパスに出来るのがまだなので駅前に開設したという。

福島有機農業用ネットワーク。菅野正寿理事長。有機栽培を中心とした直売所。各企業と連携して建設した堆肥センター。そして自宅のような事務所。震災以後、午前3時からトラックで都内販売を続けているという。

NPO福島ライフエイド。代表はワインバーの宇津木政人さん。ライフエイドは一人ひとりが企画や販売の中心だ。それを仲間たちで支援連携する。監事の齋藤正臣さんは洋食屋斉藤の店長で料理人。おいしい洋食屋さん。様々な企画を立てている。

地震被害と原発事故被害。とりわけ美しい福島の中通り。二本松。典型的な日本の里山。ここに見えない放射能汚染が降った。農産物がいっきに価格下落。そして売れない。消費者が離れる。しかしここからだ。

JANICとそのネットワーク。放射能汚染との未曾有の戦い。だが、なんか進化している。人びとが折れない。むしろ暖かく力強い。そして地域社会が変化を起こしている。

復興支援とも違う原発事故被害への戦い。こことつながる。これが新しいコミュニティの誕生だ。これが大きい。



nobu23 at 06:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 地域 

2012年08月09日

キューバについて 大使の歓送会

キューバ大使フェルナンデス・デ・コーシオさんの歓送会に出席した。着任して5年。タニア夫人と隣席された。

主催は日本キューバ経済懇話会。会長は双日の顧問の近藤友義さん。堂々たる体躯。どこか侍の風格。大使と何度も民間債務で話し合ったらしい。

キューバについて考える。

キューバはソ連を軸としたコメコン体制といういわゆる「東側」に位置していた。米ソ冷戦時代。ハイライトはケネディのキューバ危機。ひとつはCIAによるキューバ転覆攻撃。ヒッグス湾上陸作戦とその失敗。もうひとつはソ連の核配備をめぐる緊張だ。核戦争の時計の針が一番世界の終末に近づいたといわれた。フルシチョフの譲歩で難を逃れた。たしか当時のアメリカ国務長官マクナマラが夕日を見てミサイルの飛び交う最終末を幻視したとの記録がある。

それが1990年にソ連が崩壊しコメコン体制が崩れた。キューバはコメコンでは砂糖原料生産に組込まれていた。東側を支えるサトウキビ単作農業生産国。それが崩壊。いっきに70%の貿易減額となった。70%だ。想像できないほど。そして1994年にハバナ暴動が起こる。そのときフィデル・カストロは暴動を前面で受け止める。ハンドスピーカーでの呼びかけ。自らの政策の失敗を民衆に詫びる。そしてその責任を認める。自分を責めろ。自分を倒してキューバ共産党をうち倒せと。

だがそのとき民衆の中からフィデルという叫びが起こる。そしてつぶやくように唱和が始まりいつのまにか大合唱となった。やっがて手に持った棒や石を捨てて立ちすくむ人びと。家に帰り始める。しかし経済はどん底にあった。

これは伝説である。出来すぎた話だと思う。

だがキューバ崩壊を世界が語り日本でも一色になったそのときに、キューバの日本大使が朝日ジャーナルに寄稿した。決してキューバは崩壊しないと。日本人のそれも大使がそう書いたのだ。カストロは分かっていると。ソ連邦からの脱却。そのためになにが必要か。

そしてキューバは舵をきった。三つの政策へ。教育。医療。農業だ。教育はあの小さな国の挑戦。人口1千百万人。

スタンフォード大学のM・カーノイ教授の分析。IEA(国際教育到達度評価学会)による「国際数学・理科教育(動向)調査」の結果を元に現地訪問調査を実施し、『キューバの学業成績の優位』(Carnoy2007年)を出版した。ここではキューバの驚異的な国際比較での子どもたちの学力水準の高さが述べられている。

医療。 医師数72,416人うち47%がファミリードクター(家庭巡回)、医科大学の教師数11,502名、保健省職員は522,431人70%が女性、医師は60%が女性、人口155:医師1(日本は約人口500:医師1)、人口1,032:歯科医1、人口115:看護師1(日本は約人口107:看護師1)

キューバの医療プログラムは凄いぞ。

子どもと母のプログラム、出生率低い、妊婦は少なくとも12回の診察を受け、必要な検査をする。遺伝検査も両親に告知、中絶は認められている。その教育を受けている。ちなみに離婚率も高い。2,3回結婚はザラ。

高齢者ケアプログラム、60歳以上が増えキューバは高齢化社会である。運動を推奨。死亡原因は、1位が心臓血管疾患、2位癌、3位脳血管疾患と先進国と同じ

研究活動プログラム:ワクチン開発、遺伝子研究。海外との協力プログラムは有名。

農業。有機農業への意識的挑戦は間違いなく高い。だがまだまだサトウキビ単作を転換できるほどのものではないと思う。実際は輸入に頼っている。

エネルギーも深刻だ。いまはベネズエラに依存する。ベネズエラはキューバのカストロをを師と仰いでいるチャベス大統領がいる。良好な関係。海底油田も発見されたが中国が急接近している。といった状況である。

だが確かに貧しい。対外債務は山のようだ。貿易保険も使えない。日本企業も二の足を踏む。

キューバにいってみた。もう10年位前か。ラテンアメリカ。明るい。ハバナの町は夜は用もないように見える若者で溢れかえる。あちこちから音楽が聞こえる。

田舎も走った。貧しいがけっして悲惨な感じはない。清潔で誇り高い農民がいる。小さいなりに有機農業もそこここに見えた。独特の高い畝。

キューバへはいまはアメリカ経由で一回乗換えで直接入れる。昔はアトランタで乗り換えてメキシコのカンクンに一泊した。便利になった。だいたい旅行費用は今は20万円くらいだと旅行社の方に聞いた。

ラテンアメリカはいま反米コース。チリを代表に、過去にミルトン・フリードマン方式の軍事独裁と金融自由化と格差社会とそして国家破綻。これを経験した。学習した。そこからもうひとつの世界への挑戦を続けている。そのリーダーがキューバである。

アジアの共産国の失敗と独裁への転落。それと異なる楽天的社会主義。キリスト教の倫理をもった社会主義国。おもしろいぞ。



nobu23 at 06:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 地域 

2012年08月08日

パルシステム静岡総代組合員訪問 と天然うなぎ

たった一ヶ月に一回だが総代さんの訪問を続けている。なにしろ静岡のことも知らないで役員をしている。せめて総代さんの顔を知りたい。話したい。

訪問の前に岩元専務が準備してくれている。突然ではもちろんなくて約束した時間に行く。せいぜい8軒程度しかまわれない。昨日は午前中だけだったので5名の方だった。

アパート、マンション、一軒家とそれぞれ。年齢もバラバラ。だがやはり子育て中の方が多い。家にあげてくださる方がほとんど。お茶やコーヒーまで入れてくださった。配達では堅く辞退するが、訪問ではありがたくいただいた。生協は協同である。

こちらからはJAみどりののひとめぼれと使えるカレー(フレーク)の試食品を持参する。喜ばれた。あと組合員活動報告書と直近の商品カタログ一式を持つ。これで話す。野菜と調味料の話は盛り上がる。

最初に商品へのご意見を伺う。すると、お魚ナゲットは数回でやや油が多い感じと開発に参加した組合員が話す。気になっている。ヒット商品と報告すると顔が笑顔に変わった。今度も開発チームで活動するという。

ほかには残念なレタスの芯腐れ。神奈川にいたときからパルシステムだった。でもいきいき品質あたりから野菜の鮮度がよくなった。サンマみりん干しでサンマが生臭いと感じる時がある。魚は干物は意外においしい。生魚はさすがに近所のスーパーで買う。便利つゆはとてもいい。ほとんど手放せない。なんでも使っている。

配達日時を選べるといい。いまは火曜日だが本当は月曜日の午前にしてもらいたい。すると1週間分の献立とおやつが出来る。これは地域シェア3%では無理のなで10%以上で地域をくまなく配達する密度まで我慢してくれと応えた。まっ、仕方ないかといわれる。

届けてくれるドライバーさんがとってもいい人でお米のお進めで田んぼの話をしてくれた。感動して即予約した。このドライバーさんはほんとうにこの近所のパル組合員さんたちがみんな褒めていた。パルシステムといっても私たちにはドライバーさんと電話の事務員さんがすべて。ところがこの前、ドライバーさんが交代して、こんどのドライバーさんが何を聞いてもセンターにお願いしますとそっけない。忙しいのは分かっているのだが困る、という。別に話したくて言っているわけではないが。

うちはこんせん牛乳しかダメ。主人が北海道出身で、私がコレ薄いと言うと、なにをいってるこれこそ本物だと言われたと力説してくれる。子どもがまだ1歳、来年は行事に参加したい。などなどいくらでも話してくださる。宝の山だね。

岩本君の事前準備が凄い。そしておかげで訪問する組合員がなんというか本当にいい人が多い。優しく親切。ざっくばらん。パルシステム静岡はようやく6年目。まだ三島市内は3%。だから意識的にいいものを選ぶ組合員が多いの課も知れない。農薬や化学調味料を避けてこだわりの食品を選んでくれている。そこれを話していると実感する。当たり前のことだけれど。これが実際にわかる。

すぐ話し込んで予定時間をオーバーする。

昼は静岡名物のうなぎだ。長谷川営業所長おすすめのうな繁へ行った。なんと天然うなぎが入ったとある。だが4800円。やっぱ半端じゃない。あきらめて普通のうな重にした。肝吸は付ける。まっ、味は普通だな。しかもうなぎが小ぶりだ。

この間食べた大隅産はやっぱり違うな。ぐふふふ。



nobu23 at 07:10|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 生協組織 

2012年08月07日

虫の目 風の目 鳥の目

ものごとを考えるときの方法を持つ。

視点。うーんと近くに寄って観る。拡大して見る。草も花も手も皮膚も凄いぞ。生命の鼓動。虫の目。

風の目。歩く。走る。移動する。街をゆく。田畑をゆく。歩く。山を登る。谷をゆく。川を渡る。海へ出よう。暑さ。空気。海の風。

鳥の目。鳥瞰する。地図を観る。地球儀。山を登る。頂上から見渡す。風景。パターン認識。

時間軸。時間を伸ばす。虫たちの時間。一秒の長さ。鳥の目の時間。宇宙時間。歴史。人の歴史。生物史。地球史。ドラマ的思考。

現地。現物。現場思考。第一次情報。逆転発想。パラドックス思考法。矛盾点。独自思考。身体思考。呼吸法。ヨガ。

言葉。感動。激情。熱。エネルギー。エントロピー。循環。自然にすべての答えが眠っている。それを探求する。

超人への修練。修行。動物性との付き合いかた。野生の思想。超能力開発。すべては思い。行為。



nobu23 at 07:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 生命 

2012年08月06日

ふるさと回帰センターと復興六起

仙台。復興のための起業を支援する。その事業モデルの審査。

9名の応募者のプレゼンを聞いた。



nobu23 at 06:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 地域 

世界の終わりと懐かしい未来へ

いま世界経済で何が起こっているか。

日本はなぜ増税するか。

アメリカ経済の破綻。EUの危機状況。貨幣と信用創造。金融資本主義と金融支配。その下の国家。

BIS(Bank for International Settlements:国際決済銀行)規制による銀行貸出の規制(バーゼル規制)。これにより銀行がマネーによる直接信用供与から、擬似通貨の大量発生。擬似通貨とは株式、債券、証券化、デリバティブ取引など。これにより実体経済の何百倍もの規模の金銭経済が展開されている。返済不能のリスクや価値下落のリスクすら証券化され売買される。CDS(Credit default swap)である。こうして企業破綻や国家破綻も儲けの対象となる。金が金を呼ぶ。何でも金に換える。悪魔の経済である。いまやデリバティブは4京円という天文学的な規模だという。

アメリカのFRB(Federal Reserve Board:連邦準備制度理事会)は民間銀行。アメリカ国債とドル発行の番人。じゃんじゃんドルを発行して儲ける。

IMF(International Monetary Fund:国際通貨基金)は、ドルを金市場や原油市場などで唯一の決済通貨と決めている。あとは破綻国家に大量にドルを融通してドルの世界をつくる。すべての世界経済はこれでコントロールする。

日本の強さ。国民の金融資産1500兆円。中国に負けたといわれる世界第3位のGDP6兆ドル。4位のドイツの2兆6千億ドル。5位のフランス2兆1千億ドル。いかに日本が突出しているか。また内需は500兆円。これもアメリカについで第2位の規模。日本のGDPが560兆円。従って貿易は60兆円に過ぎない。中国はGDPに占める輸出の割合は3割を超え、韓国に至っては5割を超えている。

何を言いたいかというと、TPPなどで勘違いしている人たちのいう貿易立国ではないということ。農業も食品加工業もまずは日本国内を狙うのがいいのだ。自給は正しい。いや金銭的価値で行っているのではないが。

国に有る消費者の三つの分野。市民、企業、政府。所有もこの三つ。市民から政府への所得移転。所有の移転。銀行への庶民の所得移転。1%金利。15年間に250兆円が家計から銀行に渡っていった(2006年国会答弁)。

ギリシヤ危機。国家財政が破綻しようとして増税。重税で破綻加速。消費税増税は、市民から政府への所得移転。3%上げると消費が3%は確実に縮小する。経済が疲弊する。重税国家は破綻する。江戸時代の藩財政のモデル。

日本の国家財政。税収40兆円。一般会計90兆円。不足差額50兆円を赤字国債。ところが国会審議しない特別会計。特別とは年度を越えるというだけ。これは官僚の思いのまま。210兆円。つまり日本の国家予算は300兆円。特別会計の収入は年金資金、郵便貯金などすぐ返す必要の無いお金を大量にプールして湯水のように使っている。ダム建設など。日本全国であっちでもこっちでも大規模に使われている。おかしいでしょ。それで大増税。むき出しの搾取。人びとは働いても働いても楽にならない。

なにが問われているか。

基本は金融資本主義の思想からの脱却。離脱。つまり、金第一主義からの脱却。すべてを金銭的価値で測り金銭によって実現する考え方の破壊。お金を捨てる。くれてやる。一万円を破る。ただの紙クズ。これが自然人としての人間の骨格を形成する。

金を使わずに生きること。どこまでできるか。人間の善意。仲間の信頼。自分の好き勝って。人のために動く。してやりたい。

社会を変える。不公平で不平等で理不尽な社会システム。これを変えたい。だが、その社会システムにどっぷりと浸かっている。この自分が変わること。これは身体思考から。呼吸から。そこから作り変える。そうして地域が変わっていく。社会が変化していく。国の、世界の、あり方が変わっていく。そのイメージ。美しい情景。

ささかみ。オリザささかみ自然塾。山羊の乳絞り。平飼い卵。池の鯉。お米。野菜。野草。家の清水。用水路のドジョウ。

早朝の集落作業。公民館の草刈り。山羊の世話。ニワトリの餌やり。パワーを増した石塚美津夫さん。NPO食農ネットささかみ理事長。

未来は、ここに有る。豊かな地域社会。いまここにある懐かしい未来。

金融帝国の崩壊前夜にて。



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2012年08月05日

ゆうきの里 農業者大会 in ささかみ

毎年、8月の第一日曜日にJAささかみ主催で農業者大会が行われている。もとは減反反対と米価闘争の決起集会だったという歴史的集会である。

ささかみは年二回、こういう200名規模の集会が開かれる。2月は有機農業の表彰と栽培実績の報告。このときは管内二ヶ所の小学校の稲作体験の発表がある。農業を継ぎたいと子どもたちがいう。感動もの。

この八月は時局での課題を講演会としている。

今回はTPPだ。

伊藤亮司先生。タリフラインで米は除外されないという。また食品加工業が窮地に陥るという。新潟県の具体的影響を試算する。

米は全国で一千億超える被害。ほかに加工品でタリフエスカレーションでダメージがくる。

未来は、むしろ小農民。生物多様性と魅力的な共同体を構想。



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2012年08月02日

格差と貧困と病氣 そして働く場

幸せになること。先ずは健康。健康とは病氣にならないことではなく、元気なこと。いろいろな体調不良は誰でもある。あまり気にせず楽しく生きる。健康の秘訣。そんなバカなといわれるか。

働く場所。先ずは何をしたいか。ものづくりか。誰かへのサービスか。何かを究めたいか。楽しみたいか。何をしたいか。したいことが分からずに働くか。なんでもいいから雇って貰うか。お金のためだというか。

嫌なこと。やりたいことをハッキリさせたい。それをして生活を成り立たせたい。

お金を分解してみる。食事。これはできるだけ自給する。購入は最低限に絞りこむ。お米、味噌、ジャガイモ、玉ねぎ、キャベツ、人参はつくる。小さな狭い場所で。ベランダでやってみる。

服は流行を追わない。シンプル。最低限のもの。

パソコンと通信費。この工夫。無料電話。徐々に慣れる。

お金は人のために使いたい。カンパ。出資。貸す。ただし選ぶこと。バラマキではない。少額で役に経つこと。

一番必要なこと。タフさ。それもこころ。気持ち。いつも前向き。明るく率直。バカ。アホ。そのための体力。呼吸法。

いまなら真昼の灼熱。焼けるアスファルト。そこを嬉しそうに歩く。小走り。汗だく。小一時間。

そうしてトイレで下着を着替える。軽く身体を拭いておく。ひと呼吸。

運命を変える。運を引き寄せる。それは意識を斜め頭上に置きながら軽く眺めること。吐くこと。長く深く吐こう。



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2012年08月01日

第4回 「花巻食と農の推進協議会」通常総会

パルシステム神奈川ゆめコープ本部。花巻農協と花巻市とパルシステム連合会で構成している。

放射能汚染のことは本当に考えてなかった。昨年中は全然問題ないと思っていた。それが今年に入り山菜や原木椎茸で基準を上回りはじめて深刻さがわかった。農協も検査器を装備して測り県でもゲルマニュウム半導体の高精度な機器で監査体制を整備している。お米はまったく出ていないが、おそらく消費者は何をいっても心配だと思う。理屈を言ってもだめかなと思う。実際に生産者と向き直り現地で交流して信頼を得るしかない。と花巻地域水稲部会東和支部長の小原君雄さんは語った。

交流で自分が採った山菜を出せなくてスーパーで買った食材で地元料理を振舞うことは本当に情けなかった。でもぜひ東北の美しい地域を見て欲しい。東和支部美女会の下坂淳代さん。

宮沢賢治の森が姿の見えない透明な恐怖に汚染されていく。悲しみが広がる。

単なる商品取引の関係ではない。食と農を結んで豊かな地域社会をつくろうと協議会は組織された。毎年毎年、計画的に交流しお互いにより深く理解して、ともに歩もうと活動を積み上げている。

その役員会と総会によって昨年度の振り返りを行い、本年度の活動方針を確認した。

主な取り組みは産地花巻では、田植え、草取り、稲刈り、そして冬の交流の4回。神奈川では、横浜南センター祭り、神奈川県商品展示会、しめ縄作り交流、田んぼの同窓会等である。相互に訪問し学び合い経験しあう。議案提案は神奈川ゆめコープ大信政一専務理事。

お米の扱いは、いわてひとめぼれが1350トン。神奈川ゆめコープ交流玄米は3トン。ほかに杵つき餅11万パック。岩手・おいしい産直12穀が9万パック。雑穀などが供給されている。とくに雑穀が美味しい。身体にいいぞ。お米は土と水を食べること。

総会議長はJAいわて花巻の藤舘政義常務理事。震災支援への感謝を述べる。東和町以来の交流の歴史を概括され話された。挨拶は花巻市農林水産部長佐々木忍さん。震度6弱。全壊42棟、これは液状化などで。半壊は重軽併せて105戸。死亡2名。花巻空港は被災地広域防災拠点となった。温泉街は避難所となり現在も避難されている。

放射能汚染は測定を強化。空間放射線量2ヶ所常時測定。高くて0.08〜0.11マイクロシーベルト。米、小麦、野菜、果樹は不検出だ。出荷自粛は、原木しいたけ、干ししいたけ、こしあぶら、こごみにウグイ。市では市民に無料で測定している。50ベクレル以上で県の高度分析へ回す。土壌も釜石の一部で100ベクレルレベル。花巻はそれ以下だ。

総会後、生協組合員と職員も加わり生産者と意見交換会。組合員からは産地交流で生産者の放射能測定などの取り組みを紹介してもらいたいとの声があった。農水省退職して花巻市農林水産部農政課長となった菅原浩孝さんはグリーンツーリズムに取り組んできたが昨年は交流人口が減少したと報告した。

「産地と消費地での食と農を考える」意見交換会。司会は神奈川ゆめコープ吉中由紀理事長。私たちは一時的な交流ではなく協議会を持って持続した活動をすることが出来ると話す。

そして、会が終わると大型バスで横浜中センター見学へと出発していった。

心豊かなくらしと共生の社会を目指す地域の活動。産直はこれだな。



nobu23 at 06:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 地域