2012年11月

2012年11月30日

政治と選挙についてーその基本

政治とはなにかとあらためて考える。
国会で何が審議されているか。ルール、法律。それと予算と決算の承認。制度設計とお金の配分。

すると高度な国家機関と複雑化した制度をどう動かすか専門性が求められる。政治家も知識と能力を養うことが求められる。高度な官僚機構と連携し動かしていく。二人三脚。ポピュリズム政治批判。

しかし一方、主体は普通の市民。行政機能や法律のシロウト。このシロウトが主人公の国や自治体でなければならい。それが問題。法律を自分たちのために作り、国の財源を自分たちのために使う。そしてそのための安全保障、外交がある。食の安全、医療の安全、暮らしの安心を外国に差し出しておいて「国を守る」もない。不思議な政治家もいる。軍事で何を守るか。住民を危険な目に合わせて「国を守る」政治家。

これが普通の状態ならまだ問題にならない。

しかし明らかに国が壊れようとしているときには人々に危機感がおきる。福島原発事故は壊したのは福島だけではない。この国の安全を危機に陥れている。さらに大地震、大津波被害者は復興していない。そしてほぼ全部の学者が想定する近未来の大地震。この大不況。アメリカのTPP。大増税。本当に困った。いま半分以上の人々が生活困窮者にならんとしている。そういう不安を抱えている。


ではどうするか。
人びとが主体的に政治への参加をしていく。その道を踏みしめる。。ただし自らの暮らしから考える。地に足がついた議論を行う。政治に絶望しない。ただの批判に終わらせない。浮ついたイデオロギーに踊らされない。一気に状況変化が起こるなどと騙されない。他人に任せない。自分で考える。誰かを悪者にして終わらせない。どうしたら良くなるか。

原発を廃止する。エネルギー大革命。
4つの発電。.癲璽拭爾竜(ダイナモ)。回転運動。水力、風力、地熱、原子力すべて回転運動。発電池。電位差による。極と溶液。水素、酸素発電池。水の電気分解の逆。ぢ斥杆発電。太陽光のエネルギー変換。
これらの選択する権利。送電網などの国のインフラの電力会社からの奪還と使用の権利。各住宅などで選択し設置を無料で行う。それとエネルギーは電気だけではない。熱が大切。冷暖房の改善。お湯の問題。

貿易ルールでの食品安全、生物多様性保存、DNA保存権の確立。遺伝子組み換え表示と使用農薬表示、畜産仕様管理公表トレース公開。アメリカなどの大量人工畜産による危険な畜肉を制限する。使用原料公開。安全の国の規制は強化する。これに反するお金儲けのための「自由貿易」は許さない。TPPはアメリカのブロック経済圏。アジア諸国貿易への阻害要因。日本の自主外交。アジアの平和と繁栄への道。

いま問われていること。
金融資本主義の破綻。お金の論理の破綻。価格破壊でものづくり破壊。これに対してものづくりの復権。豊かな暮らし道具の尊重。自然と共生するものづくり。自然を壊す工業的生産活動の破綻と改革。

どうするか。里地里山イニシアチブ。自然と共生し、生物多様性を核とした豊かなコミュニティの再生。食、農を基本としたローカルな資源循環モデル。その地球規模での民衆連帯。

世界各地で起きている運動。1%富の勝ち組モデルからの大転換。美しい里山イニシアチブによる人間らしい豊かな暮らしの国際ネットワーク。協同組合の社会作り。自立と連帯。食、エネルギー、ケアの自給圏構想。

政治へ、政治家への提案運動。集会とデモと宣伝と。だが対立を煽らない。基本に豊かな心。愛。協同。そして地域モデルつくり。国の概念の変化。おもしろがること。素敵な未来の世界の創造。
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2012年11月28日

(株)カワタキコーポレーションの100年

京都の荒物屋を先先代が大正時代に創業。親父の代に家を手伝えというのに大学に行った。半分は家の仕事。と挨拶さいrれた川端建嗣社長。

日用雑貨の卸。このデフレ時代に、それも90年代からの成長が止まり安売り競争の熾烈な雑貨の卸。ここを着実に成長し業様を拡大してきた。いまは物流に参入しセンター物流もおこなっている。

一度、カワタキの川端社長にパルシステムで講演してもらった。そんなに取引規模は大きくなかった。しかしその提案がユニークだった。商品案内紙面の分析。考え方。単に価格だとか品揃えとかのそこらのシロートが考える「売れない」理油とまるで違う。まさに読み手に何が伝わり、あるいは伝わっていないか。そこを解析する。

物流センターも多品目複雑なセット作業を自動化しスピードと効率化を業界トップとした。ただ者ではない。

聞くと、立命館大学時代に大学生協事業連合に売り込んだという。生協の理念に惚れこんだ。協同。そこから生協と共に歩んできたという。しかし大変だったと思う。

生協の近畿事業連合の物流センターを立ち上げた時は、不具合などで会社あげて泊まりこんだ。わかるな。僕らも昔はそうだった。配達を終えて物流センターで夜中に仕事したから。

稲盛和夫の塾生。しかも父が稲盛さんに中村天風の著書を送った縁。なるほど。稲盛和夫さんは凄い経営者。考え方は生協とは異なるが。中村天風はヨガの達人。

100年。京都の企業は意外に長生き。保守と革新。保守は原理と人にあり、革新は方法にある。凄い企業には凄い人がいる。おもしろい。お祝い。画像1


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2012年11月26日

組織を考えること

最初、世の中の問題に批判をしてもがき、批判だけではダメだと気づく。その中から根本的なもの、暮らしを変えようと生協にかかわる。生協はタダの批判否定運動ではない。やってみること。問題を自分らで解決しようともがき挑戦していく。

いつのまにか大きな組織になった。多勢の人のチカラの結晶。だが、今度は小さなことができるか。身近な問題に即応できるか。一人ひとりの問題解決の場になり得るか。

食べること。農。これを大切にしていく。食材の良さにこだわる。調味料、料理を素朴に素材志向にする。とくに味噌。醤油、塩。酢。この素材。

生協が食にこだわる。ならば農を愛したい。田んぼ畑から考えたい。商品の前に生きる食品。それを本当に理解したい。作る人たちを深く知り好きでありたい。

いつの間にか、どうしたら売れるかと悩む本末転倒。利益を出すための手段と人を考える。そうはならない。組織の奴隷にならない。しない。組織はなんのためにあるか。人間の問題解決。人間の働く場になる。活動のステージ。食と農を結ぶ。そこからだ。

大手家電メーカーの苦境。プレステのような馬鹿ッパワーを利益を出すための手段としたら、輝きを失う。音楽とゲームと遊びの好きな人間。それが世界を変える。だが、経営とマネジメント技術の好きな人。そんな組織はどうなんだろうか。面白さを押し殺す。つまらない組織。それが誰にも分かる。人びとに見放される。ましてや内紛。論外。

王子とこじき。王子の中で野に有ること。スラムの中の王子。鎌倉仏教。雲水。輝けるおもしろがり人。素で生きる。境界域を超えてゆく。画像1


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2012年11月25日

朝美さんと健史君の結婚式 in さhさかみ

NPO食農ネットささかみの事務局を担い、現在はJAささかみの職員の高橋朝美さんと同じくJAささかみの職員の鈴木健史君の結婚式があった。

ささかみの五十嵐邸。旧豪農の屋敷。スワンレイクブルワリーも経営しているおしゃれな会場。雨の夜。屋敷のモミジがライトアップされて美しい

麻美さんは新潟大学時代に「むら部」で活動し卒業と同時にささかみに入った。6年前。NPO食農ネットささかみの石塚美津夫理事長のお誘い。当初はJAささかみの臨時職員として、農水省が導入した「農地・水・環境」保全活動への対応で事務局を担った。学生時代からささかみを好きになりそこに就職した。食と農を結ぶ存在。

NPOは、JAささかみ管内の20集落で農地管理や環境保全活動を進める。この補助金手続きが複雑だがこれをこなして村民の信頼を得た。今やJAささかみ職員のホープとして夫の鈴木健史君とリードする存在である。若手職員と農家青年とでSPYという研究会を続けている。米だけではなく野菜のハウス栽培に挑戦している。

笹神の若手も面白くなったなと思った。結婚式に呼ばれなかった青壮年部が仮装して乱入し場を盛り上げたのだ。色とりどりのロックグループ仮装。石塚さん以来の馬鹿ッパワー健在。大笑い。

お二人は、一人ひとりにメッセージカードを配り、そして翌朝も石塚家に挨拶に来た。石塚家では息子の浩二君も北橋早苗さんと二次会から遅く帰宅して盛り上がった。

新潟大学の粟生田先生、青壮年部長の将太君、種子島から広美も、みんなでささかみの近未来を語りあった。めでたい。いいね。画像1


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2012年11月22日

有機農業と身体 鉱物・水・生命体の連関

ミネラルは日本語で鉱物。
鉱物は岩石と土になる。地球のマグマの表出したもの。星のカケラが集まってマグマができる。それが表にでて冷えて固まった。太陽と地球。それが鉱物をつくる。岩石と地殻を作る。

ミネラルはまた栄養素ともなる。
生物の細胞の素材となる。最初の生物はバクテリア。バクテリアはミネラルから構成されている。ミネラルを食べて生きる。

代謝。
ミネラルはどのように食べられるか。細胞は絶えずミネラルを取り入れて古い細胞を取り壊す。このミネラルを溶かして運ぶ水。媒質。宇宙で一番物質を溶かして運ぶものは水。塩酸ではない。溶かすということ。運ぶということ。

鉱物を水に溶かす。
それが海。その海から生物が生まれる。生物は海でミネラルを代謝する。それを体内に取り入れる。体内に海を囲む。そして次第に骨格を形成し陸に上がる。陸上にては、岩石を溶かして分解し土をつくる。土は生命体が総力をあげて作る。死骸も有機物として混ぜる。生きている細菌も混ざる。土は、タダの鉱物細片の集まりではない。ミネラルのシステム。有機体のシステム。土はシステムだ。

地上の水。
タダのH2Oではない。様々なものが溶け込んだ水。なにも混ざらない純水では生物は生きていけない。何が溶けていたら生物に最適か。岩石、鉱物、生命体。

奇跡の星。
太平洋の遠く海の底にマグマの噴出口。熱噴出口。そこから海底の岩盤となってマグマの冷えた岩石と珊瑚と生物の死骸の堆積物。そして海から再結晶した鉱物とが日本列島に押し寄せる。身近な海溝。沈み込み。そこで剥がれて積み上がる列島。

壮大な地球史。
生命史。
そこに人間のがある。生命のネットワークと鉱物。その媒介としての水。
人間の身体。水。ミネラル。バクテリアの相関。生命体の連携と総合。BMW技術とはこの原理をいかに活かすか。

発酵と腐植。森は腐らない。発酵はなぜ身体に有益か。
食べる意味。水の意味。画像1


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2012年11月21日

水源地域とBMW技術

今回、全国交流会の受け入れは土佐山村の公社の山本優作さんが実行委員会の事務局長となって尽力してくださった。同じく土佐山の(財)夢産地とさやま開発公社の大崎祐一さんと四国の仲間で準備された。

土佐山村は高知市と合併したが、その高知の町を流れる鏡川の源流にある。その源流の汚染を防ぐために畜産の排水処理からBMW技術の導入を始めたという。村は公社を作り畜産と農業に力を入れている。それも資源の循環と有機農業への取組みだ。高齢者の働く場、若者の就職の場として公社が動く。

この高知県では他に四万十川の源流の津野町。
まずは生物活性水を製造する。これを堆肥センターを建設して上質の堆肥作りに活かす。生物活性水は米茄子ハウスに使用したり生姜栽培に活用されている。山と水と生物の自然循環を意識した農業の再活性化。

さらに注目すべきは大川村。人口444名日本一少ない。吉野川源流の取り組み。はちきん地鶏を村が育成している。BMW技術で飲水を改善し堆肥を製造する。元村長の朝倉さんが熱心に地域起こしに取組まれている。今大会の実行委員長。株式会社も立ち上げた。若者たちが働いている。大川村BMいきいきプランで資源循環と有機への挑戦だ。
九州からは南阿蘇村から参加された。ここもまた水源の村。阿蘇外輪山。水と有機農業。

じつは河口域で活動する団体も参加した。茨城県の茨木町の涸沼湖。汽水域。ここの茨城BMWの清水澄さん。市丸滋幸さん。涸沼自然再生プロジェクトの取組み。パルシステム茨城と汚染と放射能の測定を筑波大学などと取組む。汽水域はうなぎやヤマトシジミだけでない。ニシンやさんまも昔は大量に取れた。じつは汽水域が遠洋のカツオやマグロの生育に影響を与える。汽水域は生物発生の温床だといわれる。陸と海。

なぜこの高知県で行政が主体となってBMW技術の取り組みが進んだか。日本でも経済的には低い地域。川もダムや堰が少なく山も急峻で交通網も不便。ところがそれが逆に高知県を刺激する。県の職員たちも町や村に出向して地域活性化に汗を流す。ほとんど役場の職員となる。そして村長や町長たちが本気だ。しかも昔のように大企業誘致ではない。むしろ急峻で山岳民族のような地域を活かした美しい里山つくりをめざしている。そこに仕事を起こし農を核とした未来の自然との共生したコミュニティを構想しているのだ。

それが美しい水源を残し古い河川の景観と里山の暮らしを残した。竜馬精神。これはそもそも長宗我部氏時代からの農民軍、それから山内一豊の郷士、そして土佐勤党、ジョン万次郎、坂本竜馬、板垣退助、幸徳秋水、吉田茂。そして牧野富太郎、寺田虎彦といった学者を輩出する。それはどうしてかと山本優作さんに聞く。
「土佐のいごっそう」それが答えだ。

四国の生協。コープ自然派しこく。東条美紀理事長と山田道子専務理事。土佐弁で歌おう。遺伝子組み換え食べたくない!!と二人で踊って下さった。
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2012年11月20日

第22回BMW技術全国交流会 in 高知

高知県知事、高知市長、県議会議員、市議などが来賓。参加者200名を超す。ホテル三翠園が会場。

実行委員長は大川村の活性化の仕掛人朝倉慧元村長。伊藤孝蔵理事長の基調報告ではBMW技術とはなにか。生物活性水とはなにか。が語られる。そして歴史と課題。

圧巻は基調講演。奥地拓生島根大学准教授。高知は大陸移動説。プレートテクトニクス理論を実証した場であるという。海辺から山の方の地質、岩石の分布。これが太平洋のマグマの噴出帯から海底の岩石層が移動して日本沿岸で沈み込む。そこで沈み込まずに剥がれて溜まる付加体。これが陸地を形成し山脈をつくる。

じつは日本列島そのものも、そのプレートの境界で形成されている。四国はそれが分かりやすく全部ある。石灰岩のカルスト地形もある。海の生物と成分の塊。

おもしろかったのは、ミネラル。直訳すると鉱物。しかし栄養素をも表す。ミネラルの成分。鉄やカルシュウムやナトリウム、リンなどなど。この組成。これが岩石と海水と生物で相似形。だが厳密には岩石と海水で違う成分がある。人間はやや岩石と近い。おそらく陸上に上がり骨格を形成するので成分が岩石に近づいたのだろう。

地球の歴史と生命の歴史。それが地球のダイナミックな運動と連関する。ミネラルと水。そして生命。その基本的な関係を分かりやすく解説された。

もう一つ。河田先生の遺伝子組み換え作物の調査と警鐘。
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2012年11月19日

GKグラフィック 60周年とパルシステム

GKグラフィックとは日本の草分けけのインダストリアルデザイン会社。1952年に東京芸術大学のキャンパスで生まれたという。創業60周年。

パルシステムがブランド運動を開始し商品のプライベートブランドを開発するときからアドバイスをいただいている。錦織さんの紹介。ブランドとは、パルシステムの思想を表し共生の社会をめざす、運動と事業を表現することである。ここがハッキリしないと単なる良い物をよりやすくに終わり、子供たちの未来やくらしの建て直しに結びつかない。ましてや生産や加工や流通と消費の一体的な協同を理解できない。そのブランドを鮮明にしていく。といった考えからデザインを学んだ。

デザインとはなにか。
GKグラフィックの山田社長が会場の挨拶で述べた。人間は道具によって人間になった。道具がより人間を人間らしく育てる。道具を考えること。人間を考えること。デザインすること。
そして会長の栄久庵憲司。髭の好々爺然として優しそうな方。だが社長にデザインとはでワンセンテンスで語れというくらいの凄さ。車椅子で登場。それが椅子の高さが稼動する。話すとき目線を合わせるため。おちゃめなお方。伝説のデザインをいくつも発表し使われている。

例えばキッコーマン。祝辞で社長が述べた。GKグラフィック誕生の小池教授とキッコーマンの元社長が同級生だった。仲間だった。世界の食卓にともにのりだしていく。伝説の醤油差し。世界が求める日本の醤油。その文化。優れた食。これがデザインで物語る。使い勝手、西欧の卓上で映える、醤油が垂れない。切れ身よい。

ヤマハ。1958年のオートバイ。いま見ても先を走る。二人三脚でここまできた。走行性能とバイクを好きになるかっこよさ。オートバイや小型ボート。などなど。デザインと一体。

乾杯の音頭は、東京芸術大学の宮田学長。自身も大学時代から出入りした。実践的に学んだという。卒業生もたくさんお世話になっている。ついでに女房もいただいたと笑う。軽妙に会場を沸かせた。

デザインとは
一瞬で分かる。グタグタと長い文章でいい訳のように書かなくても分かる。高度な複雑なことを視覚情報で理解する。あるいは体験のモデル化。すべてのモノはデザインされる。一番美しいもの。それは自然。自然の機能や動態、保存、継承、すべてが真理を秘めている。それを美しいと誰もが感動する。

デザインは美しいと皆がもっている感動力を解き放つ。画像1




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2012年11月15日

消費税を考える 生協として

野田佳彦総理が解散を決めた。
増税、原発稼働、TPPをやり抜くと叫んだ。TPPが残っている。死に体で毒食えば皿まで。まだまだ危ない。

消費税を考える
国の財政。歳入と歳出。入りと出。イギリスのジョークにある話。何をしなければと国が計画して、出る歳出を計算した結果、不足する財源をどう調達するか、それを考えるのが財務省だという。政治家だという。
ところが、いや彼らは違う。取れるだけまず取る。そしてその財源とは関係なく使うだけ使う。そう歳入と歳出のバランスなんて知ったことかだという。いま日本もアメリカもヨーロッパもみんなこれだ。完全に国家財政が破綻している。

とはいっても、増税。どうにも困った。国がこうなら人々も税金と国の施策の関連性が見えてこない。取られると感じている。もらうか、してもらう。お上に配分してもらう。自立を目指すNPOが各官庁の補助金にぶら下がるような矛盾。いつのまにか官僚のいいなり。よかれとばかりに。

ではどうするか。
まるでよそ事のように書くんじゃない。自分のせいだ。どうするか。
消費税の対応。いくつかの大手流通がその分を飲み込んで価格に反映させないという。それに生協も引きづられる。ちょっとまて。段階的にでも2015年に10%だ。いまは5%。5%を吸収できるか。そんな流通の経営構造を見たことがない。すると、またしてもメーカーや卸を叩くのか。それではもうやっていけない。

税金分は、上乗せ。価格はそのまま。それが正解。
ところがここで問題が起こる。メーカーや卸や流通企業を無慈悲に泣かす小売企業。大手流通企業が生き残る可能性が高い。いったん消費者となった人々は、結局低価格に引きづられるからだ。すると生き残りをかけてやはり価格引下げ競争になる。
すると5%も販売額がダウンする。5/100(0.05)→10/95(0.105)は、500兆円だと25兆円、470兆円で47兆円。で増額に見える。しかし、じつは末端小売の収縮だけでなく消費構造全体が変化する。デフレスパイラル。最終的には歳入がむしろ減ると予想される。

むしろ問題は、こう立てる。どうしたら生産と加工と消費がすべて幸せになれるか。
消費とはなにか。食とはなにか。生活とはなにか。純粋な消費者なんてどこにもいない。消費者の立場からだけで考えると破綻する。なぜなら店先で安いと喜ぶ人の家族が生産や流通に働いているからだ。リストラされる。生活が破壊される。すると消費者としてもっと安いものをと求める。悪循環。デフレスパイラル。

生産者と加工企業と消費者が一同に介して問題を見つめる。共に考える。どうしたらいいものを生産し、加工し、食べ続けられるか。そして生活を豊かに出来るか。ここにローカルの思想がある。地産地消。農商工連携。6次産業化。経済が破綻するとき、国家財政が破綻するとき、ローカルなモデルが立ち上がる。

食べ物は金だけでは手に入らない。原料と加工と働くことのシェアと創造。ケアの自給自足。ボランティアと報酬の創造。協同組合はなんでも可能だ。協同の持つ人類史的可能性。国際協同組合年。実務的なときほど、根源的な思想が試されている。わがだけ生き残ろうとする競争思想からの転換。

山鳩。ヒマかと聞く。悩むんじゃないとでも言いたげ。コクッと頷く。画像1


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2012年11月14日

チャレンジ静岡 パルシステム

総代へ上半期活動報告会。富士市交流プラザ。その小さな集会室に10数名。理事と職員も参加する。岩元一豊専務理事が簡潔に取組み報告。地域で商品学習会、伊豆鶏業へサマーキャンプや職員研修。ホールアース自然学校との里山体験プログラム「おいしい里山物語」や「里山のようちえん」。アトピーアレルギー学習会とチーム活動。高齢者介護講習シリーズの開催。地元有機農業生産者「有・機・食・人」との企画。おにぎりつくり交流会や酒米プロジェクトなど小さいながら多彩な企画が実施された。

上半期供給高は9億5百万円前年比112.1%、新規加入は3,280名、地域シェア2.50%、計画には一歩届かず。営業強化では、営業スタッフの商品学習会の実施、増員、そしてサポートチームの立ち上げで新規加入のフォローを進めて定着を測っている。

会場では二つのグループに分かれて議論しあった。自己紹介。設立当初からの方、二年前に加入された方などがいる。便利つゆで話が盛り上がった。いろんな料理で活用できる。昆布水の話がでた。昆布を1cm角で切り水に漬けて48時間。その水を毎朝飲むという。ふさふさの黒髪。66歳。お顔の色艶も良い。家系がガン体質で早死にする。そこで夫と二人で食と運動を改善している。食はなるべく安全でこだわったもの。おかげで元気だと笑う。

みんなの食べ物の工夫を話しあっっているとこころが踊る。面白い。そうかこういう使い方があるのか。例えばバナナ。なんで黒い斑点が出るのと聞く人。あれは防カビ材を使っていないから。他のものはいつまでも真っ黄色。かえって気持ちが悪い。むしろ真っ黒くなっても中は大丈夫。それ以上に劣化しないために皮を剥いてラップして冷凍庫におく。するとアイスとしておいしく食べられる。なるほど。

上田由紀副理事長が、たった一人で静岡にパルシステムを始めたときからはや5年が過ぎ6年目。1万6千人。20億円にならんとしている。ようやく組合員の多様な活動が見えてきた。

午後は、静岡県内の農業生産者、食品企業、NPO、銀行などが参加してパルシステム静岡の事業報告会。後発の生協は、先達の生協に学ぶ。しかしそれだけでは能がない。新しい酒には新しい皮袋。新しい海には、新しい水夫が必要だ。地域で農と食と働くと遊ぶをつないで循環する。消費者生協から、生活者の協同組合へ。パルシステム静岡の挑戦。
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2012年11月13日

冬について

11月半ば、冬。実感が伴わない。街路樹の紅葉を見ているとまるで秋だ。まだそれほど寒くはない。

関東の冬。それも南の方は冬が天気がいい。越後の方は今ごろ曇り空かミゾレの降るころ、佐渡は雲間の陽射しがうれしいころである。

冬支度といえば門扉にカマキリ。思わずこんなところで大丈夫かと声をかけたくなった。ほっといてくれと言われそうだが。

繊細なカマキリ。昆虫たち。みんな教えられわけでもないのに、いっせいに冬支度。僕たちの身体も変化している。だが、当の本人が気づかない。やがて本格的に冬が訪れる。画像1




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2012年11月12日

文弥人形東京公演 in パルシステム東新宿本部

佐渡に伝わる300年の伝統を誇る人形芝居。国の重要無形民俗文化財。それを上演する野浦村の双葉座。パルシステム東新宿本部で公演会が開催された。

佐渡のトキの野生化計画。佐渡市の生物多様性戦略。棚田保存と有機栽培の拡大普及。その最前線にいるのが双葉座の面々だ。伝統芸能と有機栽培、そして生物多様性。深いところでつながっている。

有機栽培は生物の多様性を育む。単なる農薬削減ではなく、その土地と田んぼごとに知恵と工夫が必要だ。画一的効率的な農業とはまるで違う。その最前線にいるのが北野源栄さん。有機栽培暦30年以上。最近では雑誌「現代農業」で独自の「フキによる除草」が紹介された。80歳。3kgもある人形を一時間も操って平気。若い者がついていけない。まるで忍者。これは有機農業で培った身体。足裁き。

棚田の上部にビオトープ。池にもなる。各種の生物のほかドジョウなども復元する。こうしてその田んぼの生物の頂点にトキがいる。それは偉大な自然循環の復活と活用である。里山のモデル。

生物多様性農業は、その担い手に求める生き方。自然の観察。田んぼの顔色。草の種類と性質。それを理解し活用する。田んぼは生命の宝庫。微生物から鳥類まで生態系の連鎖がある。

グローバルとローカル。ローカルは閉鎖的な遅れた地域か。ローカルは生命圏と結びあう。生命圏は全世界につながっている。宇宙すら感得する。そうグローバルと叫ぶ者たちこそ世界が見えていない。生命が理解できない。田んぼの生命のなかにこそ世界が豊かに広がっている。小さな宇宙。ミクロコスモス。

パルシステム100万人の食づくり。お米を食べよう運動。それは単なる食生活改善では終わらない。豊かな水系、美しい田んぼ、素晴らしい文化を育むその土地でこそ生命力溢れるお米が出来る。その芳醇な香りを共にいただく。生き方の転換。画像1


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2012年11月11日

NPO食農ネットささかみ社員会

久しぶりにささかみに行った。以前(株)ささかみの役員だったときは、豆腐工場の経営課題などで毎月のように通っていた。

白鳥が田んぼにいた。二羽が空を舞っていた。悠々と。それから近くの田を見ると、そこここにエサをついばんでいる。かりとりあとの田んぼ。白鳥は好きな田んぼに固まっている。

報告を聞くと、交流は良くやっている。だが毎年同じ企画を続けるとやってる方もマンネリ感が起きてくる。だんだんなにも起きないこと。事故もないことが評価になる。起きそうな事故、仕出かしそうな失敗。この予防に知恵。手いっぱい。

大きな夢を持ちたい。若者が田畑にあふれる。楽しそうに有機栽培に夢中。食べ物は原料供給だけでなく、加工もみんなやる。資源も輸入に頼らない。ほとんど自給自足。研究熱心。美味しさに目がない。

食とエネルギーとケアの自給自足美しい里山。多勢の人が農業体験に訪れる。とここまで書いていて分かる。

ささかみの目標。すでに在る。
オリザささかみ自然塾。石塚美津夫。NPO食農ネットささかみ理事長がやっている。夢の谷ファームである。そこに向けて交流をプログラムする。楽しむ。ワンダーランドへ。画像1


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2012年11月09日

ストレスとどうつきあうか

嫌なこと
身近な人間関係で金や地位をめぐるアレやコレや
それを見つめてみる。自分のなかに苦手意識がある。お金や地位をあたりまえに割り切って他人を操作してはいけない。とらわれては仕方がない。苦手意識を素直に眺めて観察。自分の弱さがどこからくるか

自分が何を怖がっているか。それを考える。そこに立ち止まる。よく見る。

で、どうする
何も足さない。引かない。飾らない。さりとていきがらない。率直にあること。
嫌な人、苦手なことに向き直る。対話する。相手をよく見る。親和。抱える。

蔦の葉。しぶとい。美しい。画像1


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2012年11月07日

3・11は、被災した私たちに代わりに何を語って欲しいのか

宮城県石巻市の高橋徳治商店の高橋英雄社長。本社工場が被災した。その中でのことを語る。

パルシステム協力会第23回秋の講演会。三澤孝道会長の挨拶で始まった。会場には350名を超える参加者。

ギリギリ線上、何か冥府の深淵を覗いているような話。ゆっくりと自分を抑えるように語る。

津波から逃げて山の神社に避難した。180畳の大部屋。外は雪凍れる部屋にストーブひとつ。布団も無い。玄米おにぎり一個。濁った水。最後はお粥で増やして食べた。一ヶ月。

ストーブに自分だけ先に温まる人。隠してお菓子を食べる人。夜泣きが鳴きやまらない赤ん坊。眠れない夜がつづく。

だが、避難所のユートピア。次第にトイレ当番など面倒見てくれる人が現れる。隣の女の子は62歳の私にお嫁さんになってくれるといった。大人になるまでにはいなくなるが。

多勢の若者がボランティアで来てくれた。考えもしなっかった人たちの支援何できてくれるの。工場の800坪に20cmに積った泥。掻き出してくれた。

二度ほど楽になろうと思った。友だちも三名が自殺した。ボランティアがまた来ると言って帰っていく。ひとり煙草を吸う。泥に独りと書いた。

工場再開なんて考えてもみなかった。数えきれないほどの励まし。寄せ書き。今は新しい工場の設計に入った。高台の津波の絶対来ない場所。借金は今の分ともう1.5倍の借金になった。

さて、報告は福島第一原発事故のすぐ近くの養鶏場「花兄園」大須賀 木 社長。画像1


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2012年11月06日

量子論を楽しむ

世界をもっと知りたい
自分で自分なりに世界を理解したい
だから自然、生物、歴史、宇宙、社会、経済などについて読む。とりわけ変な考え方が好きである。変人。

量子論。量子力学。といったら、佐藤勝彦先生。なにしろ量子論の父と呼ばれるニールス・ボーアのデンマーク・コペンハーゲンのニールス・ボーア研究所の教授もしていた方。

量子論の世界は仏教に似ている。ボーアも自分の考え方を中国の陰陽思想の大極図を用いている。丸い円にS字で分けるあの図。相補性という。

相補性。対立するものが補い合う。光は波か粒子か。量子の位置と運動量はどちらかを測るともう一方が分からなくなる。とても不思議な性質。量子論は自然をあいまいだという。あるいは空の概念。これは無ではない。生成と消失。物質と反物質。虚数。

アインシュタインの相対性理論が非常に明快にシンプルに世界を説明した。神はサイコロを振らないと。だがアインシュタイン自身は有名な無神論者。自然を数学で説明できるとした。

量子論の歴史。ドイツのマックス・プランク。溶鉱炉の温度を中を見ないで測る。これは外側から光を見ないで測ること。黒体放射。物体の温度とスペクトル分析。これから光を波ではなく粒と考えた。そしてこのプランクのエネルギー量子仮説。ここからアインシュタインの光を量子とする光量子仮説が出来る。こうしてマクロの世界の波と粒子という不思議な関係の世界が開かれていく。

この波の性質を計算したのがシュレーディンガーの波動関数。これで計算すると電子は不思議な性質を持つ。これが波の性質と粒子の性質を合い持つという。そして確率解釈が飛び出してくる。波のクセに粒。粒のクセに波。電子を一個づつスリットに放射する。すると一個づつなのにまるで一斉に同時に放ったかのように次第に波の干渉縞が生じてくるのだ。まるでさっき通った電子の記憶が次の電子に語り継がれるように。

有名な「シュレーディンガーの猫」。原子核の崩壊の確立が50%。つまり半分。この崩壊にあわせて箱の中に猫を入れる。崩壊した場合は毒ガスが出て猫が死ぬ。崩壊してなければ猫は生きている。箱をあけたら半々の確立で生死が判明する。だが、箱を開ける前の猫はどうなっているか。これをなんと重ね合わせになっているという。生死が重ね合わさっている。見たトタンに決定する。

この重ね合わせを理解するために、多世界解釈が起こる。パラレルワールドである。可能性の数だけ世界があると考える。世界は多重に存在するというもの。死んだ猫と生きている猫。その両方がじつはある。二つの道があり左に行くとその世界。右に行くと右に行った世界があるというのだ。

マクロの世界解釈から宇宙のありようまで不思議な世界を理論物理学者たちは創造した。そしてそれは現在のコンピューターや原子力などで実用化されて実際の観測と応用に使われている。

でもこの量子論の世界。これは仏陀がいう世界ではなかろうか。2千年以上前の空の世界。有るようで無い。無いようである。空こそ宇宙の基本原理。そこには無限のエネルギーが・・・。存在が・・・・。面白いと思う。ワクワクする。
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2012年11月05日

復興六起 震災復興起業企画コンペ in 仙台

いまだ仮設住宅で展望が見えない。なのに地域を元気にしようと仮設住宅から起業する。流された会社、流された建物。それを再起しようとする。そのプレゼンテーション。

母親を流され住宅も失った方。その人が地域のために聞き取りで歩き、人を集めて新聞を発行しイベントを仕掛ける。農を起こし店を出し加工場まで作ろうとする。
あるいは駐車場で地元の食材を生かしたコミュニティレストランや宅配をしようとする。全部流された工場を再建しふかひれの復活にかける。仮設住宅で仲間を募り農と結んで独自の食品を提案する。自宅も設備も町全体が流されたなか、若者たちで浜のブランドを立ち上げ「流通革命」を呼びかける。藍染めの藍を栽培し染色工房を立ち上げる。浜の朝市をすべてを流されたなかで復活にかける。

月に最低一回以上は被災地に行きたい。年間予定に組み込む。いや、なにができるかというと何もないかもしれない。だが、見ること。知ること。共有。共感。共に考えること。自分の立場で可能なことは何か。

NPOふるさと回帰運動支援センター。90名の復興起業企画を支援する。内閣府の復興財源を使う。起業したい人を公募。インターンシップで起業企画の整備をまずは支援する。そのうえで書類審査。本審査となる。その審査員である。

代表の高橋公さん。今回は宮城県。応募者は個人もあれば会社も漁業者の法人もあった。みんな一生懸命企画を提案する。審査というよりそれを受け止め学ぶこと。大きな変化を目の当たりにすること。本物のイノベーションは危機のなかから立ち現れてくる。

みんなすごい。破壊された跡に聖者が立ち現れて行く。悲惨な状況で動きつくっていく。本当に感動する。この思いをどうつなげるか。なにができるか。しなければならないか。

少し、ほんのすこしづつ可能なことをやる。無理なくする。持続。継続。多勢の仲間たちに知り知らせつなげる。それを組織。それが使命。画像1


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2012年11月04日

良い仕事起こし 城南信金 in 後楽園ドーム

1日に後楽園ドームで城南信用金庫が主催する「良い仕事起こしフェア」が開かれた。そのプログラムのひとつでパネリストで参加した。パルシステムグループも地域連携で出展した。

吉原理事長と野中ともよさんが回す。日本労働者協同組合連合会の永戸理事長、明治学院大学名誉教授肥田先生、北越後農業協同組合五十嵐常務と僕が話した。

肥田先生はロッジディール以来の協同組合運動の歴史。レーニンを持ち出したのは驚いた。彼は共産主義は協同組合が担うと。そしてロシアは誤った方向に行っていると最後は警鐘を鳴らしたという。

永戸理事長は雇われ人根性を脱して仕事を起こそうと呼びかけ。福祉も子育ても生協の物流もワーカーズでできる。さらにいま農業を研究している。家庭や工場の廃油回収と再生でメドがついた。これもワーカーズでできる。

野中さんはJA北越後の五十嵐常務に問いかける。新規農業者参入を阻害してないかと。対して儲け優先の企業では村が崩壊しかねないと答える。また農業は楽しいばかりではない。つらくとも続けて支えている人が必要だとも。

いま世界は大恐慌の入口。日本も大不況。そして深刻な恐慌の嵐が近づいてくる。その時、何が求められるか。

まずは食べること。食の確保。それには自ら農への参画。エネルギーの自給。そしてケア。生きることを協同で守る。仕事をただ金儲けで考えない。何のために働くか。

野中ともよさん。控室でパネリストのみんなにコーチする。時間は自由で話していい。途中でも私が切ります。あまり話す内容や伝えたい筋書きを固めると伝わらない。リラックスして話す側が楽しんで欲しい。それが会場の皆さんが楽しむことになるという。さすが元NHKだ。NHK時代の猛烈社員の話もでた。
野中さんは海の干満の差を言い、女はそれと連動して体が変化するのがいやおうでもわかるという。生命の感応を知ること。そこから世の中を変えていくべきだという。

日本シリーズのど真ん中。後楽園ドームにて。さすが城南信金。吉原理事長である。画像1


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2012年11月03日

福祉は偽善か

貧困は政府のせいか。大企業のせいか。
貧困の問題をどう捉えるか。
事業の目的と目標は福祉とどう関係するか。

富が偏在しさらにその富を増やすのに、雇う側と雇われる側に分断して、雇われる側を個人個人バラバラにして競争し対立させる。勝った負けたといっても、雇われる側の内部問題。決して構造問題としない。ならない。

雇われる側がそこを脱していくのに、一人ではできない。出来ると思った瞬間に構造のワナに落ちる。難しい。

構造を変えるのに、何が必要か。そうまるで自分の肉体改造に似ている。難しい。理屈は分かっていてもなかなかそうはできない。これに取り組み演ってみせること。

難しいことの見える化。易しいことを少しづつやる。継続、持続。ポイントは楽しむこと。面白がる。つまらないことを面白がる。愉しむ。

問題は想像力。協同組合でもNPOでも農業組織でもリーダー任せ、自分をどうしてくれると要求する人もいる。リーダーがいいこというなら自分を面倒見てくれと。これがいかん。

障がいを持ち精神や肉体が弱ってくる。仕事についていけない。だができる人がサポートする。するとできることが増える。できないことはしない。できることから。するとできる。できることが増える。いつの間にかすごいことになる。

協同とは自己と他者だけでなく、今の自分と近未来の自分。もう一つ自分。さらに多人格。

福祉とは死を構想すること。生を生きること。人生をおおいに愉しむこと。恐怖の超越。生物多様性。画像1


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2012年11月02日

開発途上国、スラム、農村の豊かさ

グリーンコープの視察で驚いた。抱撲館。ホームレスの人のための宿舎。81部屋ある。これを運営している。ホームレス支援でここまでやっているとは。館長の青木康二さんからお話を聞いた。

ハウスレスとホームレス。ホームレスは家が無いのではない。家族がいない。友だちがいない。仲間がいない。ひとりぼっち。街から村から社会から仲間はずれ。孤独。
ホームレスになりたくてなっている人がいるか。調べてみるとすぐ分かる。いない。ホームレスの3割から4割が知的障がい者。3割が精神病を患っている。身体障がい者は約1割いるという。仕事に落ちこぼれ会社にいられず入れない。家族も、仲間もいないという。

ホームレスに必要なこと。仕事。仲間。家族。友だち。そして住まい。
抱撲館ではまず風呂と飯と住まいが確保できる。しかしそれだけでは単なるほどこし。一番必要なことは仲間。それも共に遊び学び働く。それを一緒に作る。

見学したらちょうど積み木でカレンダーを作っている最中だった。若い大学生のボランティアが指導している。デザインもおしゃれでなかなか良いものだ。ちなみにボランティアだけでなく寄付者など支える会が5000名いるという。そうした人々によって運営されている。すごいね。

設立と運営開始まで行政からの支援はいっさい無かった。2010年設立。年間200名が使用している。現在までに470名が自立していった。いまは福岡市が20部屋を借り上げて関与している。成功して関わってきた。

ホームレスと仲間になりたいという。家族になるのだという。グリーンコープは共生の社会を目指すという。共に生きること。

人生の不安は、競争に負け、仕事が無く、そして仲間も、家族も無くなり、一人ぼっちで、社会から排除されること。この不安社会を変えたい。温かな人間の世の中にしたい。それは協同することでここまでできる。素晴らしいと思った。さあ、僕らもできることからだ。
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2012年11月01日

APF 互恵のためのアジア民衆基金総会 in. 福岡

第3回総会 日本、韓国、フィリピン、インドネシア、東チモール、マレーシア、パキスタン、パレスチナの団体が参加して基金をつくり、農村の自立やスラムの改善、平和経済への資金融資を行っている。寄付ではなく融資。

参加する団体はもともとこの融資制度だけではなく、これまでも交流し情報交換し、商品開発して民衆貿易している。融資はその一つ。

じつはフィリピンと日本、韓国はフィリピンからバナナをいただいている。発端はネグロス島の台風被害から。その被災支援から農村自立へと山の粗放型バナナを民衆交易として扱った。これで出荷のための小屋も立て洗浄とパックセンターも建設した。日本では無農薬栽培のバナナとして評価が高い。
またインドネシアからは素放養殖のエビ。エビ養殖は環境を汚染する。効率を追い求め密飼い。投薬。それに対して汽水域での昔ながらの粗放型養殖エビ。薬剤投与をしない。安全でしかも味が濃い。
東チモールからはコーヒーなどである。これらはそうはいっても金銭経済から収奪されて貧しい。そこに村人を中心とした生産体制の確立を図る。こうして子供たちを学校に行かせ家を新築することが出来た。

日本にとっては、単なる援助ではなく行き過ぎた効率的農産物水産物から、昔ながらの環境で生産された安全で美味しい食べ物が手に入る。無理のない交易による恵みである。

パキスタンとはファイバーリサイクル。古着のリユースとリサイクル。それでスラムの学校が運営される。日本ファイバーリサイクル連帯協議会は、海外と日本で衣類のリユース・リサイクルで資源を大切にする運動をとおして貢献している。
パレスチナはオリーブオイル。ここのバージンエキストラオイルは品質がいい。さらにデーツ(夏目椰子)の製品化を準備している。

さてそうしたアジアの民衆連帯の基礎に交流がある。年に一回、総会で顔を合わせ相互にプレゼンテーションする。その後もお互いに行き来する。仲間になる。要は人間として相互に協同することで、国の壁を越えて社会の仕組みを作り変えていく。お金の意味を問い直す。くらしを作り変える。

大切なことは、言葉が違い肌の色が違い慣習が違い国が異なっても友だちだということ。もう一つの家族になるということ。そのかなで北の国も南の国も解放されることが可能となる。知識だけでは変わらない。

そうそう、もう26年くらい前に付き合っていた韓国のチョウ・ワンヨン氏と再開した。彼は当時韓国全国生協連合の事務局にいた。日本語ができた。日本と韓国の相互訪問のたびに話をした。その彼が事務局を辞めてハンサリムへ行ったと聞いた。それ以降交流が途絶えていた。まあ元気にやっているだろうと思っていた。それが今回再会。懐かしくお互いに最高の気分だった。彼とハンサリムの会長さんたちと夜遅くまで飲んだ。

ハンリム生協。朴才一会長が無くなってはや五年。朴会長とも東京のホテルの一室で飲んだ思い出を大切にしていた。身土不二。会長に教えられた言葉。現会長イ・サングックさんは光州蜂起の被害者墓地管理者の一人だという。お酒を飲みながら日韓のねじれた歴史と民衆の立場について意見交換を深めた。

互恵のためのアジア民衆基金。これを単なる貸付制度と解すると間違う。融資プロジェクトの中でも2件ほど焦げ付きそうなものが出た。問題は、回収出来るかではない。そのプロジェクトの事業がどうやったら成功し持続可能となるかみんなで考えること。そこには国を超えた協同の精神が求められている。画像1


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