「農・菜・土」第2回総会小田原下曽我の田んぼ 田起こし

2012年06月02日

玄米を食す

玄米、また自然食か。分かったよ。身体にいいんだろう。それは知っている。だけどマズい。

なぜ玄米なのか。

栄養学の陥穽。落とし穴。

粗食の意味。

アメリカの発見。マグガバンリポート。

理想のウンコ。なぜウンコか。

血液と免疫系。

腸の意味。管。腸と血管。

腸内細菌。共生。毛細襞。

幕内秀夫。山梨県と東京都の境の山の中に棡原がある。そこは長寿村と知られていた。水田がなく急峻な山間部に小さな畑だけで暮らしていた。主に雑穀や山菜をたべていた。それがじいさんばあさんが元気で日本一の長寿を誇った。ところが戦後の食生活改善運動で栄養バランスが悪い劣悪な環境と見なされて食事を変える。肉、卵、牛乳などを食べようとした。結果、むしろ戦後の世代が早死にする。不思議な現象が起きた。幕内先生はこれを調べた。

雑穀や山菜で長生き。牛乳や肉や卵で病気がちになる。このポイント。それは全体食。全て丸ごと食べる。雑穀は玄殻ごと食べる。この殻の部分にビタミンやミネラルは詰まっている。リンゴやナシも種周りや皮にビタミンやミネラルがある。だから皮ごと食べる。

アンデスの山岳民族でトウモロコシしか食べない人たちが居るという。それなのに栄養不足にならない。なぜか。トウモロコシの実だけではなくその実が着いていた芯も擦って食べる。エスキモーがビタミン不足に陥らない。魚もアザラシも内蔵ごと食べる。血も肝臓も生で食す。ぜんぶ食べる勢い。全体食。

魚の身だけ食べる。リンゴの皮も種周りも省く。肉だけ。牛乳だけ。肉食民族。スペインの祭、マタンサ。豚一頭、丸ごと食べる。血も。サラミ。全て使い切る。全体食。しかも野生の運動で痩せぎすの豚。肉食のレベルが違う。

アメリカのマグガバンリポート。1977年。上院特別委員会の報告書。医療費高騰で国家財政圧迫。その打開策。国民が医療にかからないこと。健康。国民の健康を増進させる。国家プラン。病気になる人の生活習慣を変えること。二つ。運動と食事。運動は軽く持続可能なもの。食事はある国をモデル化。それが元禄以前の日本。米と一汁二菜。その米は玄米だ。そして80年代に穀物と野菜の摂取量が日米間で逆転する。意外。アメリカは移民国。貧しい移民が常に流れこむという。じつはそうした貧しい層が肥満でハンバーガーとコーラを飲む。

腸のこと。腸は体内にある外部。クラインの壺。外から内部に通貫する管。口からお尻へとつながる外部。自己と非自己。免疫。食べ物が口から入り胃や腸にある。これはまだ外部。それを胃液や腸液で溶かし腸内細菌のチカラで分解して吸収する。腸内細菌。そして血管に入り全身に配分される。血管の血液が栄養分として各地の細胞に運ぶ。細胞はそれを受取りDNAで新生細胞に増殖する。一方、時間とともに死滅させた古い細胞は汚物として血管に運ばれ肝臓や腎臓などで解体分離されて腸から排出される。余熱や排水は全身表面からも行われる。

この代謝機能は毎日毎時一瞬も休まず続いている。この人体への原料である栄養の取り口で排泄口が腸である。そこは共生態。バクテリア。腸内細菌群。細菌叢。

ガンは血液のこの機能が劣化すると起きる。腸がポイント。

免疫とは何か。多田富雄。自己と非自己。非自己の認識と自己への組織化。それを拒否するものの排除、排出。免疫力はむしろ過酷な環境が強化する。暑さ寒さ。飢え。痛み。活動。

さて玄米だ。全体食。消化の悪さ。それは植物繊維の多さ。消化されにくい植物繊維が大腸に届き腸内細菌のエサとなる。乳酸菌を取るだけでなくエサも届ける。

理想のウンコ。バナナ状で「浮く」こと。これは植物繊維を増やしバクテリアを良い菌叢にすること。

山あいの貧しい村。雑穀を食べ野良仕事にせいをだし、そして信心深い。鳥と虫と風と住む。光と音と香りに敏感。聴けないもの。嗅げない匂い。見えないものを見る。超人たちの平凡。



nobu23 at 08:50│Comments(2)TrackBack(0) 生命 

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by 昭和のマロ   2012年06月03日 06:04
 すこやさんのブログ経由でやってきました。
「全体を食べる」なるほど!そこがミソですな。
 いい情報です。
 早速多くの方に広めたいと思います。
 お許しください。
2. Posted by 野性のトキ   2012年06月04日 08:37
ありがとうございます。
自分のための日記帳。メモですが。それでよろしければ。

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
「農・菜・土」第2回総会小田原下曽我の田んぼ 田起こし