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2012年04月25日

カゴメとパルシステム

カゴメがおもしろい。なんだパルシステムもついに大企業にしっぽをふるのか。違います。

カゴメの東京支社長の浅野さんがいう。カゴメのこだわり。良い原料と良い技術。畑は第一の工場だ。ピンピンコロリ。寿命とはただの長生きでは無く、元気な期間。どうしたらそうできるか。健康寿命に役立つ。原料と技術。

矢嶋さん。カゴメの技術者。植物乳酸菌の開発者。植物乳酸菌の命名者。乳酸菌に動物性も植物性もあるかと叩かれた。朝日新聞が他の学者を使い批判した。大変だった。ヒントをくれたのはなんと対立するはずの乳業技術教会の理事長だった。乳酸菌の発見者は誰か。ルイ・パスツール。ワイン製造者に頼まれた。異常発酵の原因と対策。葡萄から乳酸菌を発見しパスツール式殺菌を編み出した。あのパスチャライズ殺菌。いかにワインを美味しく処理するか。HTST。

カゴメは定義する。可食性食物原料だけで乳酸産生する菌。

とすると世界にたくさん活用されている。チャツネ、テンペ、キムチ、ザワークラウト。とりわけ日本。漬物、味噌、納豆、酒などなど。

人類は文字などの発明以前にすでに乳酸菌食品を食べていた。遺跡。

京都に岸田先生がいた。乳酸菌の株を分けてもらった。扱いが難しくバカかと言われた。食物性乳酸菌。すぐきからのもの。

人間の腸。中の外。免疫。ヒトの細胞60兆個。腸内細菌は1000兆種類で100万個。細胞よりはるかに多い。最近分かったこと。肥満のマウスの腸内細胞と普通体型の腸内細菌は菌叢が異る。そして肥満の腸内細菌を普通体型のマウスに移植する。すると肥満になる。

そんなバカなと思う。だがれっきとした事実。科学者のその論文がネイチャーに掲載された。ヒトとヒト以外で「人」に構成されている。超生命体。

赤ちゃんは産まれたては菌ゼロ。たった一日で乳酸菌を中心とした腸内細菌が住みつく。これで免疫ができる。ニキビは皮膚殺菌では治らない。腸内細菌だ。食物性乳酸菌の強さ。人口胃液。人口腸液。普通乳酸菌は死滅する。食物乳酸菌で開発したカゴメの菌は生き残り一時活動性が低下する。だが腸内条件で再活性した。

免疫など重要な働きは腸内細菌が関わっている。ガンは毎日五千個が発生している。それをキラー細胞などが排除する。医者に発見されるガンはガン細胞が集まった株。ここまでなるまで二三十年かかる。

食物乳酸菌をとろう。細菌と人間の共生。共生による生協の進化。



nobu23 at 08:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年01月29日

わけあり商品か

最近、わけあり商品が売れているという。例えば、このインスタント食品を買うと1円が貧しい国に寄付されるなどというもの。

パルシステムも恩納村漁協と組んで販売したモズクに産地に還付されるお金がついている。これは恩納村漁協がサンゴの植樹で海の環境保全を進めているからだ。さらに陸上の開発も規制して土砂の流出防止を図っている。観光船のアンカーも規制してサンゴを守る。

ところが商品それ自体はなんら関係がなくて販売促進目当てでこうした寄付金をつけている場合がある。

これがまぎらわしい。

佐渡のトキの野生化支援で米の販売金額から現地に還付される仕組みがある。この場合、本来そのお米の栽培法自体がトキの野生化のための農法であって欲しい。化学肥料も化学農薬もまるで削減せずドジョウもいない稲作で出来た米に、一円付けて還付する。これを野生化支援だと言われてもどうか。

アメリカの寄付文化。一方で巨大な収奪をして片方で寄付をする。マイクロソフトのビルゲイツなど。一国以上の富を集めて、方や莫大な寄付をしている。変だ。

莫大な富を集中して儲けるウラに必ず多勢の悲惨な労働がある。安く使い捨てされる仕組みがある。システム産業の奴隷労働が埋め込まれている。だから富を集中しないではじめから貧さを産まないほうがいい。薄く広く多勢が潤うほうがいい。負け組を作らない産業を創造する。

商品それ自体に関わる人びと豊かになり、自然が保存される仕組みがあるほうがいい。無ければならない。

アフリカ、南アメリカ、開発途上国は先進国のこの富の収奪と再配分の仕組みを問題にしている。

売らんかなの偽善。環境ファクターを利用する。これを見分けること。

選択は参加、行動することで見えてくる。



nobu23 at 07:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)