220430 (615)東京都江東区の北側、JR総武本線(中央/総武線各駅停車)と東武亀戸線が乗り入れる亀戸駅の南側、国道14号線(京葉道路)沿いに、去る4月28日木曜日、大型商業施設カメイドクロック(KAMEIDO CLOCK)」が開業しました。

今般開業した「カメイドクロック」の建設地、国道14号線沿い・亀戸6丁目の2.3ヘクタールもある敷地ですが、ここは以前別の大型商業施設がありました。その前身にあたる大型商業施設ができる前からの経緯を簡単に説明しておきます。
この敷地には大型商業施設建設以前、セイコーインスツルの本社機能・亀戸工場がありました(1939年開設)が、1993年に本社機能をこの亀戸から、bayfm78本社所在地でもおなじみ、千葉市美浜区の幕張新都心に移転、その後この本社機能・亀戸工場跡地に大型商業施設を建設、1997年11月に大型商業施設が開業、名称は「サンストリート亀戸」でした。
DSCN3565この「サンストリート亀戸」は、2階建ての店舗棟と5階建ての駐車場棟で構成されていた一方、店舗棟は屋外主体型となっていた点が特徴でした。核テナントはトイザらス・ヤマダ電機などとなっていたほか、マクドナルド・サイゼリヤもここに入っていました(サイゼリヤは2009年暮れに入店した)。写真は国道14号線から撮影した、サンストリート亀戸の外観全景で、店舗棟が2階建てとなっていることと相まって、幹線道路沿いに立地している大型商業施設の割には、規模が小さそうに見えました。
(外観写真は2013年3月26日撮影)

その後「サンストリート亀戸」は、2016年3月末で廃業しました(当初は2012年廃業予定だったが、営業期間が4年延長された)。そしてこの跡地を2017年暮れに野村不動産が購入して大型商業施設の再建築をはじめとした再開発を決定、以前の「サンストリート亀戸」時代では行われなかった、高層マンションと一体型の再開発に着手、高層マンションは地下2階地上25階建ての免震ツインタワーを「プラウドタワー亀戸クロス」として建設した一方、商業施設は地下1階地上6階建てとして建設されました。そしてこの商業施設部分の名称は「カメイドクロック(KAMEIDO CLOCK)」となりました。名称の由来は地域に住まう皆さまと共に“亀戸”の記憶を紡ぎ、新しい“時”を刻む生活創造拠点となりたい想いからの命名となります。
この商業施設は野村不動産系列の商業施設ですが、野村不動産系列の商業施設としては、“地域密着型商業施設”のブランドである「SOCOLA(ソコラ)○○」シリーズ(武蔵小金井・若葉台など、東京23区西側以西で勢力圏を上げているほか、千葉県内でも南行徳にある)や「bono(ボーノ)相模大野ショッピングセンター」が挙げられます。

JR総武本線(中央/総武線各駅停車)の隅田川と荒川の間(両国-平井間)では、既に錦糸町駅北側に「アルカキット錦糸町」が存在しています(「○○不動産」系列だが、そちらは三井不動産系列)が、今般開業した「カメイドクロック」は、アルカキット錦糸町と双璧をなす総合型ショッピングセンター形態の大型商業施設となります。アルカキット錦糸町は駅に近接する形での立地(元は錦糸町そごうで、サンストリート亀戸と同じく1997年に開業したが2000年に閉店、その後2002年に現在のアルカキット錦糸町となる)で駅からのアクセスを重視した立地条件であるのに対し、この「カメイドクロック」は国道14号線といった主要幹線道路沿いの立地であるため、車でのアクセスを重視したような格好で対照的な感じがしますが、駅からのアクセスもそれほど悪くなく、徒歩5分でアクセス可能ということもあってか、駐車台数はサンストリート亀戸(約400台)よりも少し減っています(約300台)。

所在地:東京都江東区亀戸6-31-1

220430 (513N)JR東日本 総武本線(中央/総武線各駅停車)亀戸駅の東口です。JR東日本では比較的少ない、江東区に所在する駅で、総武本線の駅ではここが唯一、江東区に所在しています。また当駅では改札口が2系統での推移となっており、駅ビル「アトレ亀戸」に内包される形で開設されている北口(アトレ口)と、写真の東口の2系統で推移しています。東口はいわば“裏口”のような趣があり、エレベーターはこの改札口にはありません。東口を出て国道14号線を目指し、前方(南側)に進むと、
220430 (514)「カメイドクロック」の建物がすぐに見えてきます(JR東日本東口からは徒歩2分)。写真は国道14号線の北側歩道から撮影した外観写真です。画面右側には「カメイドクロック」とセットで建設された免震高層マンション「プラウドタワー亀戸クロス」が見えます。建物入口は6か所ありますが、国道14号線に面する位置にも入口があり、そちらには「京葉道路側入口」の名称が付加されています。また「カメイドクロック」建物周辺の屋外広場として、北側に「カメクロプラザ」(写真で画面右端にある)、南側(江東区立第二亀戸小学校側)に「カメクロステージ」が開設されています。

なお、亀戸駅のエレベーター・多機能トイレがあるJR東日本北口(アトレ口)および東武線から「カメイドクロック」にアクセスする場合は、明治通りを国道14号線との交差点まで進んで東側に進む形でのアクセスとなり、その場合は徒歩5分となります。このほかすぐ近くに都営バス「水神森」バス停があり、東京メトロ東西線 東陽町・葛西両駅からのアクセスも可能です(東陽町駅からは「亀21系統」、葛西駅からは「錦25系統」)。

「カメイドクロック」は地下1階地上6階建ての建物で、売場は地下1階・1階~4階に展開、地下にも売場が展開されるなど、競合するアルカキット錦糸町に近づいたようなスタイルとなりました。主要テナントとして「ユニクロ」「GU」「コジマ×ビックカメラ」「ニトリデコホーム」などが入店、地下1階には「デパ地下」に相当する「カメクロマルシェ」(アルカキット錦糸町と共通することとして、地下にスーパーマーケットの「ライフ」が主要テナントの1つとして入っている)、1階には下町ならではの食文化が味わえる、和風情緒溢れる飲食店街「カメクロ横丁」、そして4階にはフードコートとキッズパークが融合した空間「アソビバ!フードパーク!」が展開されています。また、4階には「亀戸コミュニティパブ」として、コミュニティスペース「カメラボ」、eスポーツスタジオ「カメスポ」、YouTubeスタジオ「カメテレ」が展開されています。

トイレは地下1階・1階~4階の各フロアに2か所ずつあります(1階では東西2か所、その他のフロアでは南北2か所)。多機能トイレは地下1階・1階で2か所、その他のフロアで1か所の設置となっており、2階と4階では南側に、3階では北側に多機能トイレがあります。オストメイト対応トイレ(いずれも多機能トイレ内に設置)は1階に2か所、3階・4階にそれぞれ1か所あるとのことでした。

トイレ使用器具は1階2か所を除くとほぼ同じ仕様でした。

■トイレ共通事項
●撮影日:2022年4月30日
●器具カラー
 LIXIL(INAX)製品:ピュアホワイト(LIXIL INAX色番号:/BW1)
 TOTO製品:ホワイト(TOTO色番号:#NW1)
●多機能トイレのドアは手動
●洋式便器には全て便座クリーナーを備え付け
●2022年4月現在、洗面コーナーの手指乾燥機は使用可能
●多目的トイレマップ当該データはこちらを参照

★洗面コーナーの手指乾燥機稼働について
日本経済団体連合会(経団連)が2021年4月に改訂した「新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」において、「ハンドドライヤーの利用で発生する水滴・マイクロ飛沫による感染リスクが極めて小さいことが、複数の実験と数値流体シミュレーションを組み合わせて確認できたことから、ハンドドライヤー利用停止を削除する」と再訂されており(参考…経団連HPの2021年4月13日改訂項目のページ)、これに基づいて手指乾燥機が稼働されているものと思われます(手指乾燥機付近には貼紙は何もなかった)。
手指乾燥機製造メーカーの三菱電機の見解(ジェットタオルと新型コロナウイルスの関連について)も併せてご覧ください。

■地下1階南側トイレ
このトイレはスーパーマーケット「ライフ」の北側にあります。多機能トイレも設置されています。このトイレの至近距離に南側エレベーターがあります(エレベーターは南北2系統で推移、南側は緑、北側は黄といった感じで色分けされている)。
220430 (574)洗面台はLIXIL(INAX)製ハイパーキラミック仕様のL-555N(TOTOのL710系に相当)を2台使用しています。カウンター式・独立型兼用機種で、ここでは独立型として使用しています。蛇口は自動水栓オートマーシュA(AM-300)を使用しています。液体石鹸供給器は自動ではありません。1台(左側/入口側)には手すりを併設しています。中央に手指乾燥機(INAXスピードジェット壁掛けタイプ。三菱電機ジェットタオルのOEM品)も設置されています。入口付近には姿見(全身鏡)も設置されています。
220430 (575)小便器はLIXIL(INAX)の「スモールセンサー小便器ユニット」で、陶器部分はLIXIL(INAX)製ハイパーキラミック仕様のU-406RC-R(形状はTOTOのUU500系に相当。壁掛け低リップ)を2台使用しています。この小便器はTOTO UFH500に相当するU-406Rの給水管を陶器内部に内包させたユニット仕様品となります。洗浄方式は光電センサー式フラッシュバルブによる個別自動洗浄です。1台(左側/入口側)には手すりを併設しています。フックも設置されています。
220430 (576)大便器個室は2室(洋式×2)あります。洋式便器はLIXIL(INAX)製アクアセラミック仕様の壁掛け式ネオボルテックス式便器「パブリック向けクイックタンク式壁掛便器」YC-P111PA(TOTOのCS530Pに相当、パワーストリーム洗浄採用、標準洗浄水量大6L/小5L、サイドカバー付き)を使用しています。便器洗浄スイッチは光電センサー式ですが給水は「クイックタンク式」(TOTOの「フラッシュタンク式」に相当)です。便座はシャワートイレPA11M(男性用モデル、発電リモコン・ふたなし仕様、「ビデ洗浄」なし標準ピクト採用)CW-PA11MLです(リモコンはボタンを押した力で発電する「発電リモコン」のみの設置で、TOTOウォシュレットPSエコリモコンに相当)。大便器個室は2室とも手すり・ベビーチェア(COMBIベビーキープスリムF62タイプBK-F62)も設置されています。
220430 (572)大便器個室は一番奥に集約されており(ここの男性用トイレは細長い構造だった)、左側の個室はドアが手動引き戸となっており、ベビーカーでの入室が可能な簡易多機能個室となっています(もしかしたら小型車いすでの入室も可能だったかもしれない)。レイアウトは左勝手です。便器はLIXIL(INAX)の「パブリック向けクイックタンク式壁掛便器」YC-P111PAにシャワートイレPA11M・発電リモコンの組み合わせです。手すりは便器左側のみの設置となっています。
220430 (573)簡易多機能個室内にはベビーチェア(右側)に加え、ベビーシート(左側)も設置されています。ベビーシートはCOMBIおむつ交換台OK21Fを使用しています。なお、当施設の男性用トイレで“簡易多機能個室”といえる個室(ベビーカーに加え、小型の車いすでも入室可能な広さと手動引き戸を備えた個室)が設置されている箇所はここだけとなっています。
220430 (579)多機能トイレです。レイアウトは左勝手です。便器はLIXIL(INAX)製ハイパーキラミック仕様の壁掛け式ネオボルテックス式便器C-P12PM(パワーストリーム洗浄採用、洗浄水量大5.5L、右側面掃除口付き)を使用しています。洗浄装置はタッチスイッチ式フラッシュバルブ(オートフラッシュC・セパレート型、スイッチ筐体は正方形)を使用しています。便座はシャワートイレスリムタイプ(AC100V大型壁リモコン・ふたなし仕様、「温風乾燥」付き、標準ピクト採用)CW-PC12です。背もたれも設置されています。
220430 (580)多機能トイレの洗面台はLIXIL(INAX)製ハイパーキラミック仕様のL-275(TOTOのL270Dに相当)を使用しています。蛇口は自動水栓オートマーシュ手動スイッチ・湯水切替スイッチ付きグースネックタイプ(電気温水器付き)を使用しています。やはり液体石鹸供給器は自動ではありません。反対側に手指乾燥機(INAXスピードジェット壁掛けコンパクトタイプ。三菱電機ジェットタオルミニのOEM品)も設置されています(鏡に写っている)。
220430 (581)多機能トイレ内にはベビーシート(中央右)・ベビーチェア(左側)・着替え台(画面右端)も設置されています。ベビーシートはCOMBIおむつ交換台OK21F、ベビーチェアはCOMBIベビーキープスリムF62タイプBK-F62、着替え台はCOMBIチェンジングボードCB13を使用しています。ベビーシート手前に真空パック式おむつ処理機器「Calmicディディー」も設置されています。

■地下1階北側トイレ
このトイレはA駐輪場連絡口付近にあります。多機能トイレも設置されているほか、ベビールームも設置されています。このトイレの至近距離には集中レジ対象店舗が4店舗集約されています(精肉店「牛蔵」・グロッサリー「パントリー」ほか2店舗)。
220430 (569)洗面台はLIXIL(INAX)製ハイパーキラミック仕様のL-555N(TOTOのL710系に相当)を2台使用しています。やはり独立型としての使用となっています。蛇口は自動水栓オートマーシュA(AM-300)を使用しています。1台(左側/入口側)には手すりを併設しています。中央に手指乾燥機(INAXスピードジェット壁掛けタイプ。三菱電機ジェットタオルのOEM品)も設置されています。入口付近には姿見(全身鏡)も設置されています。洗面台の鏡は最近の物件では見ない大型鏡ですが、その裏側に間接照明が組み込まれているほか、上部には観葉植物が横一本で配置されています。
220430 (570)小便器はLIXIL(INAX)の「スモールセンサー小便器ユニット」で、陶器部分はLIXIL(INAX)製ハイパーキラミック仕様のU-406RC-R(形状はTOTOのUU500系に相当。給水管を陶器内部に内蔵させたもの、壁掛け低リップ)を2台使用しています。洗浄方式は光電センサー式フラッシュバルブによる個別自動洗浄です。1台(右側)には手すりを併設しています。フックも設置されています。小便器上部にはやはり観葉植物が飾られていますが、洗面コーナー上部に飾られているものに比べると控えめな印象です。
220430 (571)大便器個室は2室(洋式×2)あります。洋式便器はLIXIL(INAX)製アクアセラミック仕様の壁掛け式ネオボルテックス式便器「パブリック向けクイックタンク式壁掛便器」YC-P111PA(TOTOのCS530Pに相当、パワーストリーム洗浄採用、標準洗浄水量大6L/小5L、サイドカバー付き)を使用しています。便器洗浄スイッチは光電センサー式ですが給水は「クイックタンク式」(TOTOの「フラッシュタンク式」に相当)です。便座はシャワートイレPA11M(男性用モデル、発電リモコン・ふたなし仕様、「ビデ洗浄」なし、標準ピクト採用)CW-PA11MLです(リモコンは「発電リモコン」のみの設置)。大便器個室は2室とも手すり・ベビーチェア(COMBIベビーキープスリムF62タイプBK-F62)も設置されています。ここの男性用トイレには大便器個室内外とも、ベビーシートの設置はありませんでした。
220430 (584)多機能トイレです。ここだけは細長い形状のものとなっており、短辺側にドアがあるレイアウトとなっていました。レイアウトは左勝手です。便器はLIXIL(INAX)製ハイパーキラミック仕様の壁掛け式ネオボルテックス式便器C-P12PM(パワーストリーム洗浄採用、洗浄水量大5.5L、右側面掃除口付き)を使用しています。洗浄装置はタッチスイッチ式フラッシュバルブ(オートフラッシュC・セパレート型、スイッチ筐体は正方形)を使用しています。便座はシャワートイレスリムタイプ(AC100V大型壁リモコン・ふたなし仕様、「温風乾燥」付き、標準ピクト採用)CW-PC12です。背もたれも設置されているほか、便器付近にベビーチェア(COMBIベビーキープスリムF62タイプBK-F62)も設置されています。
220430 (585)多機能トイレの洗面台はLIXIL(INAX)製ハイパーキラミック仕様のL-275(TOTOのL270Dに相当)を使用しています。蛇口は自動水栓オートマーシュ手動スイッチ・湯水切替スイッチ付きグースネックタイプ(電気温水器付き)を使用しています。洗面台右側に手指乾燥機(INAXスピードジェット壁掛けコンパクトタイプ。三菱電機ジェットタオルミニのOEM品)も設置されています。その他ベビーシート・着替え台・真空パック式おむつ処理機器も設置されています。

「カメイドクロック」館内トイレの使用器具は、1階2か所のトイレを除き、以上のような使用器具で推移していますが、多機能トイレではオストメイト対応の箇所を中心に、若干使用器具が異なります。

■1階東側多機能トイレ
このトイレは東入口付近にあります。男性用トイレは混雑していたので、多機能トイレ+αのみ掲載します。
220430 (559)1階で2か所ある多機能トイレは、どちらも給湯設備付きオストメイト対応設備を備えています。1階東側多機能トイレは、LIXIL(INAX)の多機能トイレユニット一式(「NEW PUBLIC TOILET HL」シリーズや「多機能トイレパック」ではなく、八王子市総合体育館京都駅ビル/JR京都伊勢丹3階にある多機能トイレユニット一式と似ている)を使用しています(相違点として便器背後のライニングカウンターが高くなっている)。レイアウトは右勝手です。
220430 (560)多機能トイレの便器はLIXIL(INAX)製ハイパーキラミック仕様の壁掛け式ネオボルテックス式便器C-P12P(パワーストリーム洗浄採用、洗浄水量大5.5L)を使用しています。洗浄装置はタッチスイッチ式フラッシュバルブ(オートフラッシュC・セパレート型、スイッチ筐体は正方形)を使用しています。便座はシャワートイレスリムタイプ(AC100V大型壁リモコン・ふたなし仕様、「温風乾燥」付き、標準ピクト採用)CW-PC12です。背もたれも設置されているほか、1階で2か所ある多機能トイレでは、小型手洗器も設置されています(多機能トイレユニット一式に内包のカウンター式で、蛇口は自動水栓)。
220430 (561)多機能トイレ内のオストメイト対応設備(給湯設備付き)です。これも多機能トイレユニット一式に内包されています。汚物流しはLIXIL(INAX)製ハイパーキラミック仕様のS-210(TOTOのSK116に相当するがフチ裏あり・複数穴吐水、標準洗浄水量6L)を使用しています。蛇口はシングルレバー式混合プルアウト水栓です。洗浄装置はタッチスイッチ式フラッシュバルブ(オートフラッシュC・セパレート型、スイッチ筐体は正方形)です。オストメイト対応設備側に紙・液体石鹸の備え付けがあります。
220430 (562)多機能トイレの洗面台は多機能トイレユニット一式に付帯されており、カウンター一体型の円形ボウルとなっています。蛇口は自動水栓オートマーシュグースネックタイプ(電気温水器付き?)を使用しています。多機能トイレユニット一式の仕様上、液体石鹸供給器は元から自動ではありません。左側に手指乾燥機(INAXスピードジェット壁掛けコンパクトタイプ。三菱電機ジェットタオルミニのOEM品)・ベビーチェア(COMBIベビーキープスリムF62タイプBK-F62)も設置されています。
220430 (563)多機能トイレ内にはベビーシート(左側)・着替え台(右側)も設置されています。ベビーシートはCOMBIおむつ交換台OK21F、着替え台はCOMBIチェンジングボードCB13を使用しています。ベビーシート手前に真空パック式おむつ処理機器「Calmicディディー」も設置されています。
220430 (611)1階東側男性用トイレの洗面台です。ここだけはカウンター式で、LIXIL(INAX)製ハイパーキラミック仕様のL-2295(TOTOのL548系に相当)を使用していました。ここでは3台設置、3台以上の設置となる場合、手指乾燥機は複数台設置されるケースも時折ありますが、ここでは左側2台+右側1台で分割する形で手指乾燥機が設置されていました。このトイレの器具数は洗面台3台・小便器4台・洋式個室3室で、洗面台以外の使用器具は地下1階2か所や後述する残りのトイレとほぼ同じでした。また、3室ある大便器個室全てにベビーチェアが設置されていたほか、洗面コーナー反対側(大便器個室外)にベビーシートが設置されていました。

■1階西側トイレ
このトイレは「カメクロ横丁」の南側にあります。先にも述べたように「カメクロ横丁」は和風情緒溢れる飲食店街であり、このトイレだけは他のトイレとは一線を画す、和風情緒溢れる和風の雰囲気となっており、使用器具も他のトイレと大幅に異なっていました。また、男性用・女性用トイレ入口にもドアがありました。
220430 (594)洗面台はカウンター式で、TOTOのL700C系を一回り小さくしたようなベッセル型円形ボウル(メーカー・品番不明)を1台使用しています。洗面ボウルは黒系の色で、日本橋室町のミカド珈琲本店のトイレにあったZAZAシリーズ洗面ボウルに近い色合いです。蛇口はTOTOの自動水栓アクアオートコンテンポラリタイプ(TLE26501J)を使用しています。やはり液体石鹸供給器は自動ではありません。右手前に手指乾燥機(INAXスピードジェット壁掛けコンパクトタイプ。三菱電機ジェットタオルミニのOEM品)も設置されています。鏡は正六角形の形状です(「カメイドクロック」館内ピクトグラムなどは正六角形をベースとしたものが多い)。
220430 (593)小便器はLIXIL(INAX)製ハイパーキラミック仕様の「NEW PUBLIC TOILET HL」センサー一体型ストール小便器U-A11AP(超音波センサー内蔵・壁掛け低リップ)を2台使用しています。手すり・フックの設置はありません。ここだけはCalmicサニタイザー(ボトルタイプ)が組み込まれていました。超音波センサー方式はセンサー検知部を吐水部(スプレッダー)に内蔵したもので、TOTOのマイクロ波センサー方式と同様、センサーの検知窓がない点が特徴です。
220430 (595)大便器個室は洋式1室のみの設置です。洋式便器はLIXIL(INAX)製ハイパーキラミック仕様の「パブリック向けタンクレストイレ」K213Fタイプ BC-K21S(パワーストリーム洗浄採用、洗浄水量大5.0L/小3.8L)+DV-K213FL(女性用モデル、発電リモコン、「流水音」「フルオート便器洗浄」付き、標準ピクト採用)を使用しています(「流水音」はTOTOの「音姫」に相当)。リモコン・便器洗浄リモコンは「発電リモコン」です。大便器個室内には手すり・ベビーチェア(COMBIベビーキープスリムF62タイプBK-F62)も設置されています。
220430 (596)LIXIL(INAX)の「パブリック向けタンクレストイレ」は嘗ての「センサー大便器」の後継機種になりますが、機能部上部が張り出したような形状であった「センサー大便器」シリーズに対し、「パブリック向けタンクレストイレ」は住宅向けサティスシリーズをベースとした、すっきりした形状になりました。他にもまだ見たことがありませんが、「センサー大便器」シリーズに引き続き、シャワートイレ機能のないモデルも継続で品揃えがあります(ただ「センサー大便器」時代よりもだいぶ値段は安い)。この便器に相当するTOTOの商品は「パブリック向けウォシュレット一体型便器」となり、そちらは住宅向けGGシリーズベースのタンク式(タンクレス風のローシルエット型)となっています。
220430 (564)多機能トイレです。1階東側多機能トイレと同様に、給湯設備付きオストメイト対応設備を備えていますが、ここだけはTOTO製品主体で、TOTO「コンパクト多機能トイレパック(コンパクト・バリアフリートイレパック)」を使用しています。レイアウトは右勝手です(1階では左勝手レイアウトと右勝手レイアウトの多機能トイレがそれぞれ1か所ずつある、ということになる)。
220430 (565)多機能トイレの便器はTOTO製CeFiONtect仕様の壁掛け式ニューボルテックス式便器CS530P(フチなし形状・トルネード洗浄採用、このセットでの洗浄水量は大4.8L/小3.6L)を使用しています。洗浄はロータンク式(リモコン便器洗浄ユニット内蔵)です。便座はウォシュレットアプリコットP AP2AK(2021/04~モデル、エコリモコン・ふたなし仕様、「温風乾燥」「洗浄位置調節」「きれい除菌水」「オート便器洗浄」付き/「音姫」なし、標準ピクト採用)TCF5840AUPSです(リモコン・便器洗浄リモコンはボタンを押した力で発電する「エコリモコン」)。背もたれも設置されているほか、ここにも小型手洗器が設置されています(やはりユニットに内包で、蛇口は自動水栓)。
220430 (566)多機能トイレ内のオストメイト対応設備(給湯設備付き)です。オストメイト対応設備はTOTOの「コンパクト多機能トイレパック(コンパクト・バリアフリートイレパック)」に内包されており、汚物流しはTOTO製CeFiONtect仕様のSK117(フチなし形状・トルネード洗浄、洗浄水量4.8L)を使用しています。蛇口はシングルレバー式混合プルアウト水栓です。 汚物流しの洗浄はオートクリーンCと同様のタッチスイッチ式ですが、給水はロータンク式(リモコン便器洗浄ユニット内蔵)です。オストメイト対応設備側に紙・液体石鹸の備え付けがあります。
220430 (567)多機能トイレの洗面台はTOTOの「コンパクト多機能トイレパック(コンパクト・バリアフリートイレパック)」に内包されている樹脂製カウンター式の一体型のものを使用しています(洗面台のサイズは手洗器に近い)。蛇口は自動水栓アクアオート(TENA12B)を使用しています。液体石鹸供給器はやはりユニット一式の仕様上、元から自動ではありません。右側に手指乾燥機(INAXスピードジェット壁掛けコンパクトタイプ。三菱電機ジェットタオルミニのOEM品)・ベビーチェア(COMBIベビーキープスリムF62タイプBK-F62)も設置されています。
220430 (568)多機能トイレ内にはベビーシート(中央左側)・着替え台(右側)も設置されています。ベビーシートはCOMBIおむつ交換台OK21F、着替え台はCOMBIチェンジングボードCB13を使用しています。ベビーシート手前に真空パック式おむつ処理機器「Calmicディディー」も設置されています。

■4階北側トイレ
このトイレはフードコート(サンストリート亀戸時代と同様にマクドナルドも入店。一方でサンストリート亀戸時代に入っていたサイゼリヤはなかった)とキッズパークが融合した「アソビバ!フードパーク!」に内包される形で設置されています。ここでは多機能トイレの設置はありませんが、男性用・女性用トイレのほか、子供用トイレ・ベビールームが設置されています。
220430 (522N)洗面台はLIXIL(INAX)製ハイパーキラミック仕様のL-555N(TOTOのL710系に相当)を2台使用しています。やはり独立型としての使用となっています。蛇口は自動水栓オートマーシュA(AM-300)を使用しています。1台(左側/入口側)には手すりを併設しています。中央に手指乾燥機(INAXスピードジェット壁掛けタイプ。三菱電機ジェットタオルのOEM品)も設置されています。
220430 (523)小便器はLIXIL(INAX)の「スモールセンサー小便器ユニット」で、陶器部分はLIXIL(INAX)製ハイパーキラミック仕様のU-406RC-R(形状はTOTOのUU500系に相当。給水管を陶器内部に内蔵させたもの、壁掛け低リップ)を2台使用しています。洗浄方式は光電センサー式フラッシュバルブによる個別自動洗浄です。1台(左側/入口側)には手すりを併設しています。
220430 (524)大便器個室は2室(洋式×2)あります。洋式便器はLIXIL(INAX)製アクアセラミック仕様の壁掛け式ネオボルテックス式便器「パブリック向けクイックタンク式壁掛便器」YC-P111PA(TOTOのCS530Pに相当、パワーストリーム洗浄採用、標準洗浄水量大6L/小5L、サイドカバー付き)を使用しています。便器洗浄スイッチは光電センサー式ですが給水は「クイックタンク式」(TOTOの「フラッシュタンク式」に相当)です。便座はシャワートイレPA11M(男性用モデル、発電リモコン・ふたなし仕様、「ビデ洗浄」なし、標準ピクト採用)CW-PA11MLです(リモコンは「発電リモコン」のみの設置)。大便器個室は2室とも手すり・ベビーチェア(COMBIベビーキープスリムF62タイプBK-F62)も設置されています。画面右奥に見えるお掃除ロボットのような物体はおむつ用ゴミ箱のようです。
220430 (525)の個室はスペースが広くなっており(ドアが通常の内開きドアのため“簡易多機能個室”の扱いではない)、ベビーチェアに加えてベビーシートも設置されています。ベビーシートはCOMBIおむつ交換台OK21Fを使用しています。

220430 (528)子供用トイレは男女共用となっています。子供用トイレの洗面台はオリジナルと思われる、カウンターとボウルが一体型となった樹脂製洗面ボウルを1台使用しています(幼児用の扱いのため低めの設置)。蛇口はLIXIL(INAX)の自動水栓オートマーシュMX(AM-320)を使用しています。やはり液体石鹸供給器は自動ではありません。子供用トイレの洗面コーナーには手指乾燥機の設置はありません。鏡は正六角形のもので、縁取りは黄色となっています。
220430 (527)幼児用小便器はLIXIL(INAX)製ハイパーキラミック仕様のU-401R(TOTOのU310に相当)を使用しています。洗浄方式は押しボタン式です。ここではCalmicサニタイザーが組み込まれていました。この幼児用小便器では、専用品に近い黄色の手すりが2台とも取り付けられていますが、この手すりはTOTOのU310では小便器に直接取り付ける形になっているのに対し、こちらは壁に取り付ける形になっています。またINAX→LIXILは2002年~2017年にかけて、これとほぼ似た形状(下部が3cm長かった)で「壁掛狭小小便器」U-441Rを発売していましたが、そちらは特に「幼児用」の位置付けではありません(15年以上前に、南船橋のららぽーとTOKYO-BAYの子供用トイレでU-441Rが設置されていた事例を見たことがあるような気がするが、現状は不明)。
220430 (526)子供用トイレの大便器個室は洋式1室のみ(男女共用)です。ドア高さは低めで施錠可能です。幼児用大便器はLIXIL(INAX)製ハイパーキラミック仕様の3~5歳児向け洗い落とし式便器C-P143S(TOTOのCS300Bに相当するが、複数穴吐水・ボックスリム構造。標準洗浄水量6L)を使用しています。洗浄装置は押し棒式フラッシュバルブを使用しています。便座は専用普通便座です。大便器個室内には手すりも設置されています。

■4階南側多機能トイレ
4階でもう1か所あるトイレは「アソビバ!フードパーク!」と逆方向の位置、書店の「TSUTAYA BOOKSTORE」付近にあります。多機能トイレのみ掲載します(男性用トイレ器具数・使用器具は4階北側と同じだが、ベビーシートは大便器個室外の設置だった)。
220430 (529)4階南側多機能トイレです。当施設では1階2か所の多機能トイレのほか、4階南側多機能トイレもオストメイト対応となっており、ここでも給湯設備付きオストメイト対応設備が設置されているほか、ここの多機能トイレは1階2か所よりもスペースが広くなっています。レイアウトは右勝手です。
220430 (530)多機能トイレの便器はLIXIL(INAX)製ハイパーキラミック仕様の壁掛け式ネオボルテックス式便器C-P12PM(パワーストリーム洗浄採用、洗浄水量大5.5L、右側面掃除口付き)を使用しています。洗浄装置はタッチスイッチ式フラッシュバルブ(オートフラッシュC・セパレート型、スイッチ筐体は正方形)を使用しています。便座はシャワートイレスリムタイプ(AC100V大型壁リモコン・ふたなし仕様、「温風乾燥」付き、標準ピクト採用)CW-PC12です。背もたれも設置されています。
220430 (531)多機能トイレ内のオストメイト対応設備(給湯設備付き)です。汚物流しはLIXIL(INAX)製ハイパーキラミック仕様のS-210(TOTOのSK116に相当するがフチ裏あり・複数穴吐水、標準洗浄水量6L)を使用しています。蛇口はシングルレバー式混合プルアウト水栓です。洗浄装置はタッチスイッチ式フラッシュバルブ(オートフラッシュC・セパレート型、スイッチ筐体は正方形)です。オストメイト対応設備側に紙・液体石鹸の備え付けがあります。
220430 (532)多機能トイレの洗面台はLIXIL(INAX)製ハイパーキラミック仕様のL-275(TOTOのL270Dに相当)を使用しています。蛇口は自動水栓オートマーシュ手動スイッチ・湯水切替スイッチ付きグースネックタイプ(電気温水器付き)を使用しています。やはり液体石鹸供給器は自動ではありません。右側に手指乾燥機(INAXスピードジェット壁掛けコンパクトタイプ。三菱電機ジェットタオルミニのOEM品)、更にその右側に着替え台(COMBIチェンジングボードCB13)も設置されています。
220430 (533)多機能トイレ内にはベビーシート(右側)・ベビーチェア(左側)も設置されています。ベビーシートはCOMBIおむつ交換台OK21F、ベビーチェアはCOMBIベビーキープスリムF62タイプBK-F62を使用しています。ベビーシート手前に真空パック式おむつ処理機器「Calmicディディー」も設置されています。

■その他の多機能トイレ
残りの2か所の多機能トイレをダイジェストで掲載します。
KAME3F3階では北側(「GU」と「ニトリデコホーム」付近)に多機能トイレがあり、そちらもオストメイト対応の旨が記載されていましたが、3階北側多機能トイレはあまり広くなく(地下1階南側と同程度)、1階2か所や4階南側と異なり、別置きのオストメイト対応設備の設置はなく、TOTO「パウチ・しびん洗浄水栓付き背もたれ」に相当する跳ね上げ式オストメイト用洗浄水栓を内蔵した背もたれ(INAXでの商品名は「ケアサポート水栓付き背もたれ」)でオストメイト対応となっていました(この多機能トイレを含め、洗面台は大部分が電気温水器付きとなっていた)。
KAME2F一方、2階多機能トイレ(2階では南側のみ多機能トイレがある)では、レイアウトは4階南側多機能トイレをコピーしたものとなっており(右側の壁には模様はなかった)、4階南側とほぼ同じアングルで撮影したのでお分かりかと思いますが、明らかに別置きのオストメイト対応設備が設置可能なスペースが確保されていたものの、オストメイト対応ではなく、また多目的シートの設置もありませんでした。

<評価>元々サンストリート亀戸があったところに新築で完成したということで、当然ながらサンストリート亀戸時代にはなかった、給湯設備付きオストメイト対応設備を備えた多機能トイレや独立した子供用トイレ、更に大部分の男性用トイレにもベビーシートを設置するなど、充実した物件です。多機能トイレは全トイレへの設置まではいかなかったものの、全フロアに最低1か所は多機能トイレを設置、利用客が多いであろう1階と地下1階にはトイレが2か所あり、両方で多機能トイレを設置するなど、多機能トイレ整備率は比較的高いものとなっています。オストメイト対応は合計7か所ある多機能トイレの内4か所で、半分以上がオストメイト対応ということになります(ただ3階のオストメイト対応設備は簡易型だったが)。
多機能トイレに関して、トイレが10か所あるのに対し、7か所で多機能トイレ設置となっており、多機能トイレ設置数に関しては、アルカキット錦糸町(10か所中多機能トイレは2階・10階にしかないため、設置数が極めて少ないと言わざるを得ない)に比べると上出来ですが、多機能トイレの設備もアルカキット錦糸町よりも上出来かというと、多目的シート設置箇所が1か所もない(アルカキット錦糸町では2階多機能トイレに多目的シートがあった)など、新しいからといって必ずしも、多機能トイレ整備率・設備はアルカキット錦糸町よりも優れているとは言い難いところでした。

*「アルカキット錦糸町」のトイレは以前記事でピックアップしていますが、後日「多目的トイレマップ連動解説記事」としての記事再構成を予定しています。

※「ウォシュレット」はTOTOの登録商標です。