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クルマには詳しくなくてもこのクルマは知っている人が多い。
そう、シトロエン2CV。

1948年に登場した戦後を代表するフランスの国民車。
そのポジションをフランスのもう一つの大御所ルノー4と2分した。

イタリアならフィアット500。
ドイツならワーゲンビートル。
イギリスならミニクーパー。
そしてフランスなら...といった感じだ。

とは言えイタリアやドイツのそれはあくまでも交通手段としての道具が目的。
しかし実は屈指の農業国であるフランスのそれはもう少し違う。
交通手段としての他に「農作業用」という役割りも担う。
そう、日本で言うところの軽トラのような仕事。
それがあってか同時期のライバルに比べるとすこし性格が違う。

当初375ccで登場した2CV、年々改良を加えられ最終的には602ccで28psにまで進化する。
軽い車体とも相まって実馬力以上に良く走る。
アバルトやジャンニーニのチューンが加えられ高性能化したフィアット500や
クーパーS仕様なんかでハイパフォーマンスかしたミニとも違う。
更に言うなら数々のチューナーにフルチューンされたビートルトも違う。
そう、あくまでもゆっくりのんびりが持ち前のクルマなのだ。

登場した時のコンセプトは「大人4人が乗れるこうもり傘にタイヤを4個つけろ」
または「背の高い農夫が卵を割らずに悪路を走れる」だったらしい(笑)
1948年から1990年の間に400万台近くを生産した。
そのコンセプトはまんざらでもなかったらしい。

ちなみに2CVのキャンバストップは爽快なオープンドライブを楽しむ事が出来る装備だ。
ただし本来の使い方はそうじゃないらしい。
屋根開けて大きな荷物を積むためである。
たしかによくよく考えてみたらコストダウンの為の道具にわざわざそんな贅沢装備しないはずだ。
キャンバストップは農家がクワなどを積んだりする為だ。
また小さいエンジンで車体を動かす為の軽量化という狙いがある。
たしかに軽量化の為車重は500kgほど...。
驚くほど軽い。そりゃあたったの28psでも100km出るわけだ。

ちなみにこのクルマを1990年まで生産されていたからと言う事でオリジナルのミニクーパー
なんかと同じ感覚で選択肢に入れようと棄ているなら辞めた方がいい。
室内空間はこっちの方が遥かにまともだけどスパルタンさも2CVの方が遥かに上だ。
インジェクション+ATなんて言う組み合わせは2CVではあり得ない。
なんならギア鳴りさせないように上手に回転あわせてシフトチェンジする練習が必要。
でもそうすれば思いっきりロールする特徴的な関連懸架の柔らかい足回りと柔らかいシート、
テンポ良く(決して速くないけど)走っていく楽しみが味わえる。
但しあくまでも田舎限定でこれが都会だと...。
あとは想像におまかせします。

他のどこの国のクルマとも似ていない2CVだけのオリジナリティー。
そこが2CVが2CVたる由縁。

ところでタイトルでも書いたようにこのクルマは実は今でも新車が買える。
しかも決して当時の在庫ではない。
なので色から仕様まで選り取りみどりで自分だけの一台がオーダー出来る。
これはシトロエン社が提供するのでなく(安全基準の兼ね合いがあるのでシトロエンが提供
するのは無理に等しい、生産が終了した理由がそれなくらいだから...。)
フランスのとある会社がシトロエンから2CVの部品を根こそぎ買い取って組み立てているらしい。
なので新車の様にどころか組み立てる際に細かいオーダーがきくらしい...。
そのお値段は230万円程、高いか安いかび判断はあなたに任せる。
少なくとも私は全然高いとは思わない。


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コメント

 コメント一覧 (3)

    • 1. kotaro
    • 2006年12月07日 00:38
    • こんにちは。
      屋根が開くというのはそういうことかもしれません。
      日本はコンパーノのベルリーナあたりで終わって20年以上禁止になっていたのを憶えています。まずはサンルーフでしたが。サンルーフも「暴走族が頭を出すから」という理由で長く運輸省が反対していました。
      さて、初代フェスティバが発売されたとき、キャンバストップ仕様のコントラバスを積んだCM写真が印象的でした。日本人は自由を手に入れるのが不器用だし、折角手に入れても集団主義ゆえ謳歌するのに後ろめたさが残るようで苦笑します。
      私は最近までタルボサンバカブリオレというちんけな仏製の幌車に乗っていました。ホームセンターに10尺の立て簾を買いに行くのにこのクルマだと積めるのです。(笑)
      大きいワゴンに乗らずとも、フランス人が嗤っているようですね。
    • 2. 0cartrouble.com
    • 2006年12月08日 14:26
    • kotaroさん>
      ちんけなクルマと言いつつ「タルボサンバカブリオレ」...お見それしました(笑)
      そのクルマは日本に何台現存しているんでしょうね。
      ただでさえマニア級のクルマなのにカブリオレとは。

      たしかに1980年代前半まではスタイリッシュな欧州車に比べると当時の国産車はあか抜けない印象がありましたね。オープンに限らず(コンパーノとは!?なんとも懐かしいクルマですね。当時国産車の中ではずば抜けてスタイリッシュでしたけどとって付けたようなウインドスクリーンが少し苦手でした)法規制の関係上で装着されていたフェンダーミラー。使いやすくていいのですけど例えばロングノーズ&ショートデッキのフェアレディーZなんてあのミラーのせいで全て台無しになってましたもんね。
    • 3. 0cartrouble.com
    • 2006年12月08日 14:28
    • 余談ですがそう言えば私も昔フィアット124スパイダーでタンスを運んだ記憶があります(笑)
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