2008年03月

2008年03月24日

Youtubeの動画を中で見たい

試してみたらできたので参考に。Youtubeでしばらく前から高画質版というモードが利用できるようになりました。URLの末尾に「&fmt=18」と付けるとデータが mp4形式になって落ちてくるということだそうです。で、mp4といえば Quicktime。Quicktimeといえばセカンドライフ内蔵のプレイヤーがそれです。なので、Youtubeサイトの mp4動画ファイルの場所を指定してやれば、変換とか必要なく、なかでYoutube動画がみんなで見れます。

[UPDATE]
Youtube on Second Life

ダイレクトリンクを出してくれるサイト(有名らしい)があったのでそっちに差し替え。http://youtube.com/get_video〜なリンクを出してくれます。

と、書いてみたけど現物のURLを調べる方法がよくわからなかったので、とりあえず画像変換をしてくれるサイトを利用。ここ、もともとは FLV→mp4の変換サイトなんですが、もともとmp4の場合は処理してるのか、、、不明です。とりあえず仮です。

mp4形式ファイルへのリンクが出ていますので、これをコピー。

Youtube on Second Life

Mediaタブの「Media URL」にぺたっとセットします。

Youtube on Second Life

と、普通に見ることができました。

YoutubeのダイレクトのURLが簡単にとれれば、もっと簡単そうですね。 → 取れました。オモシロ動画をみんなで持ち寄って見る会とかしたいかも。

ps.写ってる動画は今週 金曜日に向けての予習動画です :)


nockme at 01:15|PermalinkComments(5)TrackBack(0)clip!Tips 

2008年03月10日

SLでビジネスをする方法

Prim Skirt Builder

Update
先のポストは未検証のまま訴えてしまっており、そのことはミスだったということで Dalienさんが謝罪をしています End of free PrimSkirtBuilder。こういった論争はイヤなのでPrimSkirtBuilderは以降はL$1500での販売、No Transfer、ソース開示なしとするとのこと。すでに配布済みの寄付ベースのものを友達にあげるなどはそのまましてかまわないそうです。



Dalienさんのブログに「How to do business in SL: find a freebie, reduce permissions, resell.(SLでビジネスをする方法: フリービーを探して、パーミッションを削除して、転売する)」という記事が上がっています。Prim Skirt Builderには私もかかわっているのでちょっと書いておくと、SL Exchangeで PSB(って略すと Pet shop boysみたいですね)をL$3500で売ってる人がいるので注意してね、とのこと。Delienとしてはメンドクサイので特に法的なことは何もするつもりはナイヨということですが、そういうのを見つけたらその人に苦情くらいはいれて欲しいとのこと。

なお、Prim Skirt Builderは GPLです。添付の説明書内および EULA(End User License Agreement)として「このツールをあなたに販売しようとした人がいたら、それはGPL違反ですので Abuse Reportをして、あらためて無料でオリジナルのものを入手するようにしてください」とうたっています。(改変使用の場合の注記などは原紙を確認してください)。


権利表示について「添付のノートなんて意味がない」という発言をした例があるそうですが、これは明らかに誤りです。もし仮にノートや注記が抜け落ちている・見当たらないものを入手したとして、これを広くなにか別のことに使用しようとするのであれば、無表示のものについてもすべて何らかの権利があるものと考え、すべての許諾を確認するのがスジです。権利が確認できないものは使用できないとするべきです。(古いゲームや映画などで、権利者がわからないために復刊ができない、といったものも多くあるようですね)。なお、Creative Commonsの考えには、そういう権利を探したり許諾を取ったりする部分をラクにする&著作者もカンタンに自分の希望する権利範囲を示せることによって資源の活用を図ろうという意図もあるそうです。RLでもなかなかタイヘンな部分ですので SLでもそう簡単には行かないとは思いますが、少しずつでも整備できるといいところですね…。


2008年03月09日

Snail Raceを見にきています

Snail Race

1.19.1RC0のリリースにあわせてさまざまな変更が発表されましたが、それはそれとして。フレンドに誘われてかたつむりレースを見にきました。名前だけは聞いてましたが見にきたのは初めて。巨大かたつむりに騎乗したレーサーがレースと繰り広げます。大砲で飛ばされたり押し合いへしあいしたりかなりコミカルです。

Snail Race

来週から始まる「Relay for life」にも協賛ということで特別レースの収益が寄付されるようです。そういえば前年の Relay for Lifeは US$117,985相当のL$を集めたそうで今年もどんなふうになるのかが楽しみです。

Snail Race

帰り際に特別レースのコースをちらっと。リンデン道路をたどるんですね〜。

Snail Race : Montmartre
Race for Relay for Life: Abitibi



nockme at 06:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!News 

2008年03月05日

Childhood's End

とある会合でTateru Ninoさんが精査中と言っていた統計データに関する記事が Massivelyにあがっていました。「Peering inside: The party's just starting」ここ二年間の「日毎の最大同時接続数 / 総登録アカウント数」のパーセンテージに変化が見られるということで考察をしています。リテンション・レートが一定であればこの値は次第に下がっていくのが通常ですが、直近の6ヶ月で明確に数字の改善が見られるとのこと。

Sample model
※検証用のサンプルモデル図。オリジナルの実データは元記事を参照ください。

総登録アカウント数の伸び率が低下しているのは他の統計からも容易にわかる点ですので、それにもかかわらず先のパーセンテージが改善するということは「最大同時接続数」が伸びているということになります。最大同時接続数が伸びるためには、いくつかのパラメータがキー・ポイントになります。すなわち「新規登録者のリテンション・レート」と「既存アクティブ・ユーザーのリテンション・レート」「既存アクティブ・ユーザーの使用時間」です。今回の場合、このいずれかまたはいくつかの値が改善されたことでレートに変化が見られたと推定しています。

レポートでは登録後90日経過したアカウントのリテンション・レートは変化が見られないので、既存ユーザーの行動に変化があるようだとして、リンデンラボの統計データ分析などを担当している Meta Lindenさんに話しを持っていっています。Metaさんからは「アクティブ・ユーザーがよりアクティブになっている傾向を把握しています」とのコメント。また「月に160時間以上をすごしているような 非常にアクティブなユーザー層が実のところ非常に増えています」「また、月に1時間以上過ごしているユーザー、そして月に5時間以上過ごしているユーザーにも伸びが見られます」とのコメント。いずれも先ほどの推定を裏付ける内容です。

何故、同時接続数の伸びが生じているのか?の仮説はいまだ推測の域をでませんが、いずれにしても同時接続数がここ6ヶ月の調子で今後も推移していくのであれば、セカンドライフは成長期から成熟期に移ったと見てよいのでは?と結論付けています。


「Retention Rate」という言葉を最近アチラコチラでよく聞きます。この分析もそのあたりをキーワードとしてセカンドライフという世界の「質」や「舞台」が変化しているのではないか?という仮説を検証したものです。個人的には内部情報として Metaさんがあげている時間数別データをアカウントの年齢(RLの人の年齢ではなく)とからめて、アバターのライフサイクル、ライフステージの変化というのを検証してみたいところです……。これがある程度モデル化できれば、単純な「初期段階で挫折」している以外に、次のステップとして何が足りていないのか、何がハードルになっているのか?を考えることができるのではないかと思うのですがいかがでしょう。。。


nockme at 17:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!column 

2008年03月03日

私のPCでセカンドライフは動きますか?

Chiyoさんに教えてもらった便利なサイトのことを書こうと思って忘れていました。→ 公式にいつの間にかできていた「セカンドライフが動作するかどうか診断します」ページ。テストできるのは Windows系のみですが、PCの仕様とかわかんないし という人の診断をするのには便利です。

systest_info

「CAN YOU RUN iT?」というボタンをクリックするだけの簡単動作なんですが、説明文が英語なのでそこだけ訳しておきましょう。
  • 個人情報はいっさい収集されません
  • ハードウェアおよびソフトウェアのシステム部分のみを診断します
  • Windows 98、98SE、ME、2000、XP、2003、Medhia Center、Vistaが対象です
  • ブラウザは Internet Explorerか Firefox、またはNetscapeで実行できます。
  • あなたのコンピュータを向上させるための提案が表示されます
  • ブラウザに信頼できるActiveX/Javaコンポーネントをダウンロードしますが、そのさいにあなたの許可を求めます
  • 解析が終わった後は簡単な手順で ActiveX/Javaコンポーネントを取り除くことができます


systest_result_note

ということで手元にあった予備ノートPCで試した結果がこんな感じ。Intel 945/GMA950なのでリンデンラボが公表している動作対象には入っているんですがギリギリアウト表示になりました(涙。実際にはこのPCではWind Lightはキビしいですが、フツウの場所ならあまり問題なく使用できる感じです。

systest_result_eeePC

なぜか先週から手元にある eeePCだとこんな感じ。やはりビデオが弱いですね。CPUはクロックアップすれば900MHzまでいきますが廃熱が心配です。とりあえずログインはできて、歩き回ったりチャットするくらいはできます。スカルプティが多い場所などはちょっとキビしめ。買い物もかなり覚悟して行かないといけない感じです。

systest_result_desktop

最後が普段使っているデスクトップ。といっても1年半前に買ったスモールタイプのデルで 8万くらいのもの。振るスペックの GeForceなどに比べれば非力なほうですが、いちおうリコメンドまでいっていますね…。

セカンドライフ重いんだけど!って尋ねられたときなど活用してみてください。


2008年03月02日

It's your responsibility

@Kremer

昨晩、ちょっと夜更かししてたのでガバナンス・チームのオフィス・アワーに参加してきました。今週はかなり参加者も多く、質問もバンバンでていたのですが その中で要注意な発言が Socrates Lindenさんからでていたので紹介。
Socrates Linden: I've seen people say " I was just wearing a device that orbits people, not MY fault I didn't turn it off"
Socrates Linden: well if fact, we *do* consider that your fault

翻訳すると
「”他の人を軌道上に放り投げるツールだとは知らずに着てしまっただけです。それをオフにしなかった(できなかった)のは私のミスじゃないです”というようなことを言う人がよくいるが、」
「もしそれが本当ならば、私たちはそれを *その人のミスだ* と考えます」

この発言自体は、ショップオーナーやランドオーナーなどSLによりコミットしている人には災難が降りかかる可能性も高くなるわけで、さらにその災難のなかには「いいがかり」や「誤解」なものも多いけど、そういうのは考慮されないのか?という質問への回答の一部。他の部分は個人的な内容もあったので引用しませんが、基本的に「そういった考慮はしない」、「誰であろうとすべて同じように取り扱う」、「よりコミットしている人には、より多くの責任もかかる」という主旨。

この会ではないですが、Chiyo Lindenさんのオフィス・アワーで、何らかのトラブルで課金が正常に処理されなかった場合、次の日に注意のメールが飛び、7日後にアカウントが一時停止(ホールド)されます、という話がでて、そういう不安がある場合は US$でアカウントにデポジットを入れておくとトラブルになってたりしても課金はそこからされるのでちょっと安心ですね。という話がありました。シムオーナーの方などは、不慮のトラブルでも大丈夫なように保険の意味でもそういったことをしておいたほうがいいのかもしれませんね……。