泣けない子供たち2の107ページでやらかしてました……。

コウキの高校は私服なのに、制服を着替えて~~と書いていました……。

申し訳ありません……。


もう修正済みです!

もしどこかでまた矛盾を見つけられましたらこそっと教えてください(>_<)



お詫び番外編です。
時期はコウキが来て少し経った頃で、まだ仕事はしていません。





「ねぇコウキ」
「ん?」
明日はお互い休みの金曜の夜。

「明日遊園地行かない?」
きっとコウキは行ったことないだろうなって。

「行きたい!俺行ったことないんだ」
キラキラした目。
誘ってよかった。

「そか、じゃあ行きましょ」
でも、理由はそれだけじゃない。


顔、性格、スタイル、頭脳、運動神経良しの完璧男の弱点が知りたい!
怖がるところを見てみたい!

私は絶叫マシン大好きだし、まぁもしコウキが絶叫平気でも普通に楽しめるし。

私も遊園地は久しぶり。
楽しみ。





翌日。

コンコン!
コンコン!

「ヨウコ~!起きて!」
朝。
……早朝。
時計を見ればまだ6時。

遊園地だって遠くない。
電車でちょっと。
なのに、この時間……。


「コウキ……あんた……」
そう言いながらドアを開けて、コウキの顔を見た瞬間文句なんてどこかへ消え去ってしまった。

そうだよね、まだ15歳。
初めての遊園地。

「おはよ。コウキ」
「おはよ!」

まぁ、結局することもなくて、二人でコーヒー飲んで、少し早めに家を出た。


「はい、これフリーパス」
「ありがとう!」
私は首から下げて、コウキはピンで留めて。

まず乗ったのは、軽めのジェットコースター。
コウキは全然平気そう。
ってことで、どんどんハードなのを乗っていき、最後のひとつ……も。

「はーっ!楽しかった!今の一番楽しかった!」
…………くそぅ。


「あ、ヨウコ、これで全部乗ったよね?」
「あ、うん」
くそー。

「じゃあ次はこれだね!」
コウキがマップで指したのは、お化け屋敷。

「あー、うん、それはやめよう」
「なんで?」
「んー、ほら、せっかく遊園地来たんだし、ジェットコースターの方が楽しいよ」
私、映画とかならまだいいけど実物?は苦手。

「ふーん……じゃあ、これは?」
コウキが指したのは観覧車。

「それは最後」
夜の方がきれいだしね。

「じゃあこれ」
「……あんまり回さないでね」

コーヒーカップ。
ぐるぐるぐるぐる。
ぐるぐるぐるぐる。


そんなに沢山回したわけじゃないのに。
そもそも回したのは私じゃないのに。


「…………ぅ……」
「ほら、お水」
キャップを開けて、ペットボトルを渡す。
喋れないコウキは少し手を上げて受け取った。


うーん、三半規管が弱いのか。
でも乗り物は普通に乗ってるし、そこまで弱いわけじゃないだろうからすぐに治まるだろう。



コウキの気分が落ち着いたところでテンション上げるためにジェットコースターに乗って、ご飯を食べて。


「すげーきれい!」
観覧車。

コウキは立ち上がり、窓に張り付いて外を見ている。

「あ!」
「どうしたの?」

やべって顔できちんと座った。

「どうしたの?」
「ひとつ後の中でキスしてた……」
目、合っちゃった、と。

大人しく遠く見てなさいって言えば、はーいといい子な返事。

「……」
「……」

別に、意識する予定なんてなかったのに。

静かになったこの狭い空間にコウキと二人。


ちょっとだけ、ドキドキしたーーーーー。



「帰ろっか」
「うん」

「楽しかった?」
「うん!」
ありがとう!と言うコウキに、また来ようねって約束して。


ちょっとだけ、手を繋ぎたいと思ったのは内緒の話ーーーーー。



おしまい!