元同僚の結婚式に出席してまいりました。
結婚式というと東京ではだいたい教会で式、ホテルで披露宴、パーティー会場で二次会三次会、というのが一般的な流れですが、彼らの場合は会場は千葉の別荘の庭、式は人前式、その後のパーティーも別荘のガーデンパーティーで午後から深夜まで続くという、今までに経験したことがないやり方でした。なんとなく、海外でのウェディングってこういう感じなのかな、と思わせられる雰囲気でした。
新郎新婦が本当に親しい仲間を厳選したとのことでしたが、そのおかげもあり終始リラックスした雰囲気の中で時間を過ごすことができました。朝まで雨模様だったのですが、日中は天気に恵まれ、夕方から夜にかけての長い時間を一つの場所で過ごし、面識のない者同士の間でも、彼らの結婚を祝福する温かい空気が終始穏やかに流れる一日でありました。
特に印象的であった点が二つあります。
一つ目は新郎新婦の人前式での言葉。
新郎が、新婦と出会えたことで本当に自然な自分でいられるようになり、自分がやりたいことをやっていいんだと思えるようになったということ。
そしてまた新婦も、新郎が自然な自分でいられることを支えていきたいと言ったこと。
夫婦のあり方にはいろいろな形があると思いますが、自由を求めてやまないであろう新郎にとってはとても大事なことであって、本当に素晴らしい出会いが彼に訪れて良かったと思いました。
もう一つは、新郎の弟さんのパーティーの最後のほうでのスピーチ。
弟さんが小さい頃いじめられていたときに、お兄さんが颯爽と登場して「俺の弟をいじめる奴は、明日の朝日を拝むことはできないぜ!」と言い放ち、助けてくれてありがというという気持ちよりも恥ずかしい気持ちでいっぱいだったというエピソードです。当時西部警察などがはやっていたのだと思う、とのことでしたが、さもありなんと思いました。
西部警察
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E9%83%A8%E8%AD%A6%E5%AF%9F
しかし新郎の弟さんのスピーチが本当に素晴らしかったのは、単に笑いがあっただけではなく、新郎の身近にいて過ごしてきた人間として、彼が信頼すべき人物であること、新婦との出会いがいかに新郎にとって得難いものであったかということを間近に見ていて確信している、という趣旨のことを言われたことです。
私には男兄弟がおりませんが、いいものだなあと思いました。
また、結婚式というハレの場だからこそこういったことを言えたということもあるかもしれませんが、自分の家族に対して、こうして直截に温かい賛辞の言葉を述べられるような人間に自分自身もありたいと思いました。
いろいろと心に残る結婚式でありました。
