
日韓トンネル構想の経緯は1981年11月、「科学の統一に関する国際会議」に於いて文鮮明総裁が提唱したことに始まり、日本では佐賀県に於いて調査斜抗起工式・自民党での「国づくり夢実現検討委員会」の立ち上げ・アジア欧州首脳会議での森総理「日韓トンネル・ASEM鉄道」演説等々の経緯を踏まえ今日に至っている。
鳥取での1周年記念大会でありますが、野津龍県民会議議長の主催者挨拶に始まり、東京から駆けつけて下さった国際ハイウェイ財団理事長・大江益夫氏の講演、ユニバーサルミュージック所属歌手・高垣ひろみさんのエンターテイメントショーが行われるなど盛大かつ和やかな雰囲気の中、参会者が夢実現に向けての意見交換を行った。
当日はまれに見る突風が吹いたこともあって、最初に予定されていた梶栗玄太郎国際ハイウエー財団会長の講演は飛行機の欠航で、急遽大江氏の講演となったわけでありますが、レジメにメッセージが掲載されていましたので皆さんにも紹介をさせていただきます。
栗原玄太郎メッセージ 『2011年3月11日、日本はマグニチュード9,0の東日本大震災に見舞われた。これまで我が国史上でも類い希な罹災にも関わらず、人々はパニックにも陥らず、冷静に行動している姿を見て、世界は日本の素晴らしさを再認識し、126カ国とそれを上回る民間団体からの支援が寄せられた。
恩に報いるのが人の道であるとするならば、世界から寄せられた恩義に報いるためにも、新しい国づくり地域圏づくりとして国際ハイウエー・日韓トンネル構想の実現を早めなければならない。
日本にとっては、東アジア地域をどう位置づけるかが今後の緊急の課題であり、日韓トンネルや高速道路関連技術のソフトとハード両面に亘る集積は、東アジアのみならず世界平和の発展普及に多大な貢献をもたらすでありましょう。』
なお、大会後の懇親会はホテルモナークに会場を移し、韓国から来鳥して下さった羅基正(ラギジョン)前清州市市長、延哲欽(ヨンチョルフム)清州市議会議長、金仁浩(キムインシク)日本在大使らを迎え、鳥取のお酒と自慢料理で歓迎の晩餐会を催した。