2005年07月10日
きのこ講習会(第二回目)
7月10日(日曜)きのこ講習会・第二回目
午前中はフィールドワーク、昼食をはさんで午後からは座学というスタイルでの講習が行われました。今の時期、川内村の地元では「きのこはまだ採れない」ことになっていますが、実際にフィールドワークしてみると様々なキノコが見られることに驚きました。地元の言葉でいうところの「けとばし」(食べられない・利用できない)の中にも、美味しいきのこがたくさんあります。
ニオイコベニタケとドクベニタケ。見分けられますか? | マスタケ。派手で毒々しい色ですが、食べられます。美味。 |
ミヤマイロガワリ。傘を折ったり、傷をつけただけで、あっという間に黒く変色してしまいます。(酸化が急激に起こるため) あっさりした味で食べられます。しょう油味が合うそうですが、みそ汁に入れて食べた参加者の方もいらっしゃいました。 |
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なんとホンシメジも見つかりました。 | ツチグリ。文献で名前を知っているだけで、本物を見たのははじめて。たしかに栗の形です。 |
川内村に最近移住してきた方、首都圏にお住まいの方など、地元以外の方の参加者が多い講習会です。川内村の自然が好き、きのこを詳しく知りたいといった高い関心をもって熱心に受講されています。 8月になると、別の新しいきのこが季節を迎えます。講師の奈良先生お薦めのたいへんに美味しいきのこが旬になるのだとか。今から楽しみです。