2007年08月26日
アイガモ物語

有機・特別栽培米に、いまやアイガモの活躍がかかせません。愛嬌者のアイガモ達が暮らしていた小屋は空き屋になっていました。田んぼから引退して、カモたちは池で余生を暮らしています。
美誉さん
「いや〜、お盆でたくさんの人が川内村に帰ってきたんだが、カモ達を見ようと追っかけ回すのがいんだな。カモがおっかながって、呼んでも寄りつかなくなって。集めんのに、時間がかかって大変だった。」
カモを見たがるのはいいけれど、追いかけたり、騒いだりしたので、おとなしいカモ達はすっかりおびえてしまったそうです。田んぼから引退させるために集めようとしても、美誉さんの声を忘れたかのように逃げ回ったのだとか。
「アイガモの小屋も、子どもにいたずらされたみたいで・・・」
昨年は、キツネのような肉食動物に襲われ、全滅したアイガモ。今年は人災に見舞われたようです。
かわいい姿で愛嬌をふりまくアイガモですが、盲導犬や介護犬のように「仕事をこなすプロフェッショナル」ですから、手を出さないようにお願いします。
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この記事へのコメント
1. Posted by kerokeor 2007年08月28日 11:35
いもち病の予防にも一役買って今は現役引退ってとこですね。後は冬を待つばかりですね。それにしてもインタビューアーの川内弁が様になってきましたね。
2. Posted by 管理人 2007年08月29日 12:54
農家さんの言葉は、聞いたままを書くだけで味わい深いものあります。
アイガモはお仕事をしてくれるだけでなく、最後は身をつくして奉仕してくれるありがたい存在。収穫祭が楽しみですね。
アイガモはお仕事をしてくれるだけでなく、最後は身をつくして奉仕してくれるありがたい存在。収穫祭が楽しみですね。