December 13, 2010

家庭の食卓の重要性


食は単に栄養を補給し、


命をつなぐための作業ではない。



他の生命から命を頂く感謝の気持ちや、


連綿と続く日本の食文化、


そしてなにより、


ともに食卓を囲み、


ともに生きる「家族の愛」を


われわれに認識させてくれる、


かけがえのない“日常”であったはずだ。



豊食の時代の今こそ、


食を真摯(しんし)に


見つめ直すことが必要だろう、


それこそ食育の原点に違いない。



父親と食卓を共にしているのは


朝食で全体の約26%、


夕飯が約52%。



食べ物や食事に対して父親が、


何らかのことをしているのは


3人に2人で、


料理を作る、


鍋や鉄板焼の料理の係が多かった。



一方、


何もしない父親も


3人に1人父親の食生活参加度が高いほど、


子供は食事の際に家族と話をし、


食事が楽しいと感じている傾向が強い。



さらに、


食への関心も高く、


はしの正しい持ち方を習得しているなど、


食の成熟度が高かった。  

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September 14, 2010

野菜は自然に出来たときが一番美味しい



流通や保存法が発達した今日、


だからこそ旬を大事にしたい。



今の子供たちは、


トマトやりんごは


一年中あると思っている。



南半球からの


輸入生鮮野菜はまさに


四季をひっくり返しているのに、


抵抗なく食べる子供たちは錯覚している。



今こそ食育を言うのであれば、


体を温める野菜と


冷やす野菜がある、


それが旬であって食べたいとき、


たくさん取れるとき、


安いときであったのに、


ほとんどの野菜が一年中手に入る。



国内でも取れるし、


それ以外は輸入でまかなっている。



旬を通して四季があること、


地球が動いていること、


地球温暖化によって


変化していることを感じてもらい、


危機意識を持ってほしい。  
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September 02, 2010

食育とは空気を食べる



空気とはその場の空気のこと、


以前、KY(空気読めない)といわれた総理がいたが、


突然止めてしまった。



家族団らんの食事を


ほとんどしたことのない子が多い、


朝は食べないことが多く、


夜は一人で食べる、


そんな子が久しぶりに


家族で食卓を囲んだ、


父親がいっぱい話をしてくれる、


自分からはほとんど会話に入れない、


でも笑顔が絶えない、


いつもは自分の部屋に入りっぱなしの子が、


その日は食後も


両親と一緒にずっとテレビを見ていた。



おもしろい話ばかりする


父の笑顔を見て、


「とてもうれしい」といったそうだ。



うちの子供は大丈夫だと思っていても、


じつは両親の愛情に飢えている、


もっと会話をして、


家族で過ごす場を


増やしてあげることが必要だ。
  
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July 25, 2010

TVの情報が絶対ではない



TVのある情報番組で、


食育のために各小学校を


回っている方を紹介していたが、


それはとても楽しく、


子供達も大喜びであったが、


教えていることが、


全て決め込んでいる。



たとえば料理を作る場面では、


レシピ通りに作ることは大切だが、


野菜の茹で時間とかは、


その野菜が取れた時期と、


鮮度、産地で全て違う物を、


キッチリ決め付けすぎる。



もう少し教育であるなら、


考える余地も与えていいのではないか?


玉葱等、


新物とひね物では、


水分の含有量も、


味も、


火の通りも全然違うことを教えてから、


今日の野菜はどこどこ産の、


いつ収獲した物だから、


これだけの時間をかける、


味付けも今の時期のこの野菜だから


このくらいと教えるべきだと思う。




全て同じようにすることが


今の教育の一番悪いところだが、


同じように押し付けている。



マニュアルも大事だが


応用が利かない


人間になってしまう。



子供は特に教えられたことが、


そのまま頭の中に


インプットされてしまうので、


大人になるまで教わったことが、


同じやり方が一番だと思ってしまう。
  
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July 23, 2010

日本の伝統食文化で子供たちを救おう



食文化の危機


バブル経済が崩壊した後、


その時代、


美味しい物ばかり食べていた


若い女性が、


時を経て、


結婚して子供が出来、


いざ料理を作ると、


ごく当たり前なことだけど、


やはり専門店のほうが


圧倒的に美味しかった。



世の中は外食に


足を向けるほど景気はよくなく


右肩下がりの景気が崖を転げ落ちるようなり、


家庭の財布を脅かし始めた。



そんな時に、


出来合いのプロの味に近づけた


添加物まみれの


たべものを売る、


いわゆる中食がブームになり、


やがてデパ地下や


コンビニも


中食に力をいれ始め、


10年で200%の


右肩上がりのブームになる。



そこが諸悪の根源で、


自分の子供たちにも手作りでなく、


出来合いの味を覚えさせてしまった。


日本の伝統食ではない


添加物の濃い味を覚えてしまうと


なかなか元に戻れない。



学校給食で、


日本の伝統食を出すと、


半分近くの子供が残してごみとなる。



なぜなら、


食べたことの無い


ぼやけた味と感じるからだ、


美味しくないとも言っている。



給食メニューの


ファミレス化


ファストフードが食文化になった。



本当に日本のおふくろの味


伝統食文化の危機だと思う。


ps
食べるラー油は間違っている
うまみやこくの味覚を失う。
  
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June 20, 2010

食育を指導するのは誰?



食育は、


団塊の世代の人が、


戦前生まれの親から


教わったことを


自分の子供に


教えることからはじめ、


その子供達に


伝えていくという


プロセスを踏まずに、


いきなり昨日まで


コンビニ弁当と


カップ麺ばかり食べている


先生にさせることがおかしい。



家政科の先生が


悩んでいたのは、


今入学してくる学生が、


料理を一度も作ったことがない


生徒が多いこと、


そして教職を取れば、


今度は指導者になってしまう。



今、


もう一度真剣に食育を考え直そう。  
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May 23, 2010

小さなお子様にも料理を手伝わせよう



2〜3歳になると、


とても好奇心が旺盛になり、


目が離せなくなるので、


何でも危ないと言って


やらせない、


特に台所を手伝いたがるが、


包丁が危険だとさわらせないが、


このときこそ


良く見てあげて


やらせていいのではないかと思う。



それも自由にやらせたほうがいい、


この時期の子供は、


言われるままにすることが無いのに、


こうしなさいとか、


ああしなさいと、


指図されるとやらなくなる。



形なんかそろわなくてもいいから


野菜を切らしたり、


人参の皮をむかせたりすることで、


お手伝いをした気になり、


食への関心が湧いてくる。



食事に興味を持ち、


楽しみにする気持ちを育てること。



ともかく、


今の子供は食べ物は、


買ってきてそのまま食べる物だと


思っている子が多い、


まぎれも無く、


家庭で料理を作るところにかかわっていない。



食の体験を幼いうちに体にしみつけたい。



せっかく日本に生まれたのなら、


ご飯と味噌汁そしてお新香の


美味しい食事を知ってほしい。  
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May 20, 2010

家庭の食卓の重要性



食は単に栄養を補給し、


命をつなぐための作業ではない。



他の生命から


命を頂く感謝の気持ちや、


連綿と続く日本の食文化、


そしてなにより、


ともに食卓を囲み、


ともに生きる


「家族の愛」を


われわれに認識させてくれる、


かけがえのない


“日常”


であったはずだ。



飽食の時代の今こそ、


食を真摯(しんし)に


見つめ直すことが必要だろう、


それこそ食育の原点に違いない。



父親と食卓を共にしているのは


朝食で全体の約26%、


夕飯が約52%。



食べ物や食事に対して父親が、


何らかのことをしているのは3人に2人で、


料理を作る、


鍋や鉄板焼の料理の係が多かった。



一方、


何もしない父親も3人に1人


父親の食生活参加度が高いほど、


子供は食事の際に家族と話をし、


食事が楽しいと感じている傾向が強い。



さらに、


食への関心も高く、


はしの正しい持ち方を


習得しているなど、


食の成熟度が高かった。  
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May 13, 2010

自分流の食育が試される、豊かさや便利さに流されない食事



飽食と情報の氾濫の中で


好きなものに偏ったダイエットや


安易なサプリメント依存が


目立つようになった。



メディアで体に良いといわれる食材等を


沢山摂取しながら、


肥満、高血圧、糖尿病等の


生活習慣病を招いてしまう人が


多くみられるようになり、


子供の肥満は30年間で


4倍に増えており、


まるで米国と追いかけっこを


しているかのようだ。



近年食の事件が相次ぎ


行政も企業も情報開示の方向に


向けて大きく動いている。


特にインターネットを活用した


情報開示のこの数年の充実ぶりには


目を見張るものがある。



食材や食品を選ぶための情報を


かなりのレベルで得ることが


出来るようになってきた。



どんな食材・食品を選び


どんな食をデザインしていくのか、


安心な食と健康を一人ひとりが


自分で実現していくことの大切さを


認識しその力を


身に付けていかなければならない。



したがって特定の食べ物に


偏らないようにして


なるべくリスクを分散する。



例えば


「昨日は肉だったから今日は魚にしよう」とか


「野菜も色々なものを食べよう」など


様々な食材を活用するのも


現代の食をおおらかに楽しむ


ポイントのひとつ。



豊かで便利な現代消費社会の中で


持続可能な豊かさとは


どのあたりなのかを考えてみる


時期にさしかかったように思い、


目の前の豊かさに流されることなく


豊かさと共存していく


知恵を身に付けそれを


有効に生かす力をもつ、


食育は今


豊かさの中で


試されているのではないか。  
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April 24, 2010

何のための食育



どこかで勘違いしている人がいるのではないか。


子供のための食育といって、


子供の料理教室を開いて見たりし、


地産池消は良いことだが、


おいしいものを知っておくようにと、


フォアグラを使って料理を作っていた。



果たして必要だろうか?疑問に思う。



おばあちゃんの味を、


て、


お袋の味は抜かされてしまっている。



本当にしなければいけないのは、


親子の殺人事件が増えている、


親殺しを同捉えるか?



子供たちだけの生活の食生活は


どうだったのだろうか?



コンビニ弁当やスナック菓子、


ファストフード等の


食生活ではなかったのだろうか、



因果関係ははっきりしないが、


キレル子供たち、


やる気のない子供たちの


食生活は共通していることが多い。




朝食は食べない、


外食や買い食いが多い、


家族と一緒に食事を取らない
(取れない環境にいる場合もある)、


家族との会話が少ない等々。



やはり食育は、


まず親が受けるべきで、


そして親子で考えるべきではないか。



政府が指針を出してから、


農水省主催のイベントでは、


ブースに食品メーカーが並んで、


フーデックスとなんら代わりがない、


試食、


試飲に人が群がっているだけ、


挙句の果て主催者が、


今回は大勢来たから大成功と、


イベント屋のような発言で、


何のための食育なのか


疑問に思うのは私だけだろうか?  
Posted by noh_tennki at 08:14Comments(0)TrackBack(0)