「20世紀少年<第2章> 最後の希望」

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

この第2章くらいまでは原作を読んでいる。
これ以降はどうでもよくなって読むの止めちゃったんだよなぁ。


漫画で読むには面白い話だけど、映像にするとやっぱりこれはバカバカしい話だよ。

カルト教団が世界征服しちゃって、
これ『ともだち』が世界大統領とかになってるんだっけ？映画見てもよく分からなかったんだけど
この世界中の支持を得ているという陳腐さは、まぁいいけども
人類を滅亡させようとしている中で
ともだちが誰かなんてどうでもいいよね？
あのような世界になっていたら、正体が分かった所でどうなるさ？
どう考えても「ケンジがともだちでした！」以外には引っ張る必要ないんだけどな。
同じく『よげんのしょ』の内容も。
誰も何が描いてあるか分からない予言の書なんて意味有るのか？
この『よげんのしょ』の内容が世界中に広まっていて、それが予言通りになっていくってんなら意味有るけども。
あと、覆面した奴が生き返ってもビックリしねぇーって。別人か死んだフリ。
そんだけ信者がいるわけなんだが、世界中に（日本の中にも）いる、アレやコレやの他の宗教団体はどうなったのという疑問がどうしても出てきちゃうんだよなぁ。

日本がカルト教団に支配されて
情報操作で世界中に支持されていると思わされている、とかに改変すれば良かったのに。
なんなら、ある町の中だけの話の方がリアリティ有るよねぇ。

このままの設定でも『ともだち』側の　表の顔（世界をリードする政治力を持った日本政府）と裏の顔（カルト教団）をちゃんと描いてくれたら　まだ納得出来るんだけど、（映画はカルトな面しか見えない）
沢山のキャラクターと枝葉がいっぱいあるストーリーの原作をそのまま映画化したら　よく分からなくなるのはしょうがないです。

でもね、第3章　見たいと思ってるんだよね。
くそつまんねぇ！ってわけでもない・・・・







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