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寝る間も惜しんで読んだノンフィクション作品ベスト3を教えて! に参加中!
 猫がひとを狂わせるのか狂った人が猫を好むのか。わからないけど猫は嫌いと言っていた人がひょんなことから飼い始めて夢中になることは多い。私はネコキチです。猫の本もいやというほど読みました。心に残った三冊をあげてみます。

「ノラや」 内田百閒著                                                         ご存じ百閒先生です。愛猫、ノラが行方不明になって、張り紙をしたり、手を尽くして探します。外出から帰ると玄関でよよと泣きくずれます。ひたすら泣いて泣いて立派な後世に残る文学作品となりました。
私の猫が一晩帰らなかったときは気も狂わんばかりでした。翌日、向かいのアパートのベランダで寝そべっているのを発見しました。夜勤明けのおにいさんを起こして出してもらったのは申し訳なかった。            ひんしゅくかも知れませんが、横田めぐみさんのご両親の心労は如何ばかりかと深く切ないのです。    

「猫のいる日々」 大仏次郎著
庭先で産まれた仔猫たちがそろりそろりと部屋に上がって何時の間にか大仏家の飼い猫になったりします。
むかしは猫の缶詰やカリカリなど無かったから百閒もそうだけど魚屋から猫のために特別いい魚を届けさせていたのですね。
私が物ごころついたころの初代の猫、みーは、味噌汁かけごはんでした。昔は煮干しでだしをとっていたからまぁまぁいけたんでしょうか。
 
「ワルシャワ猫物語」 工藤久代著
何十年も前に読んだので細かいことは忘れました。他のサイトで見てください。船旅もさせたんですよね。
最後に行方不明になりますが、ある年の冬、地下で暮らす外猫の群れの中に彼らしき猫をみかけますが、彼がそこを選んだのならと、あえて追いかけずにおわります。地下は暖房の管が通っていて暖かいのです。
しっかりした文章で読ませます。帰国後、70代で平和な生活を綴った本を読みました。
 
他にも吉行和子の妹、吉行理恵の一連の小説、とはいってもノンフィクションも、一緒に悩んでしまいます。姉は少女時代から体が弱くて美しくて、と書いていますが、理恵さんは数年前に亡くなりました。いかにもはかなげな人だと思いました。