終戦から6年後、新聞社に努めている「私」のところに片桐という青年が訪ねてくる。一昨年まで硫黄島の洞窟に隠れていたが、その時綴った日記帳を取りに戻りたい、それを記事にしてくれないかといいます。
片桐は硫黄島に渡り、米兵の眼前で崖から飛び降りて自殺します。

硫黄島について思い出すことがあります。

20年も前ですが、ニューヨークで知り合って、この人だけは親友と呼べると思っていたクミコさんが、硫黄島に移住するけど、一緒に行かないか。インド系アメリカ人のいい男性を紹介するよ、と言いました。いらないよ。

日本人の男の子二人とアメリカ人の夫を硫黄島役場は歓迎すると言ってきました。
私はそこまでの秘境は望んでいなかったし、2万人以上の兵隊さんが死んだ島を恐ろしく思いました。
硫黄の臭いは嫌いではないけれど。

クミコさんは眼の前で夫に拳銃自殺されたあと、アメリカ人と再婚していましたが、受けた傷は大きかったらしくアメリカの保養地を転々としていました。

硫黄島移住の話はいつの間にか立ち消えて、私がニューヨークに行くからと電話した時、夫がクミコはハワイで死んだ、と言いました。
自殺するわけないけれど、私はクミコは死にたかったのかと聞きました。NOでした。

わ、お久しぶり!って感じでした。この頃甘いものが食べたい。西武デパートで「あも」を買いました。これは、40年前、大好物でした。あも とは御餅の女房言葉だそうです。潰し餡がとろけるような柔らかい餅を包んでいます。食べる直前までは冷蔵庫にいれてはいけません。一本800円位です。昔と変わっていないように思います。

包んでもらっている間に男性が小盆でさっと出してくれたのは季節限定の草餅入りを小指大にカットしたものーヤクザな表現ですねーとほんの少しのお茶でした。

そのお茶は梅と紫蘇と昆布と緑茶と塩、その他が入っていて、あも もお茶も疲れた体に染みわたり、お茶も包んでもらいました。それにしても上手な接客でした。
寝る前にお菓子を一個食べてそのお茶を飲みます。カフェインに弱い人でも大丈夫です。香煎茶です。これは600円位だったかな。

20年前、娘が秋田に集中して車の免許を取りに行った時、旅館の女将さんに手土産に持たせました。
とても喜ばれたそうです。

広くて古くて居心地のいい旅館でしたが、夜中に包帯巻いて松葉づえをついた兵隊さんが来るので怖かったそうです。
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新聞は取っていないけれど、これだけは準子さんから貰ってきて読む。悩みのるつぼという欄だ。

上野千鶴子は猛烈に合理的な答えを出すひとで、相談者の父はアルコール依存症で母は娘である自分に当たり散らしていた。そして今、自分は母を反面教師として優しい母になっているが、母が何の反省もなく、自分がいい子育てをしたから、あなたもいい母になれたのよね、と言っているのが許せない。

その人に対する答えが、「母と言う怪物の辞書には反省という語彙は有りません」。これからが上野千鶴子の本領で、「いずれむすめさんも、あなたから学んで、あなたとはまた別の人生を歩むでしょう」。柄谷行人の言葉に「子育てに成功はない」。というのがある。すべての親がこのくらい謙虚ならいいのですが」。

自分はいい子育てをしていると自負している相談者に、あなたから学んで、とケロリといってのけるるんですよ。テケテケ、、。

岡田斗司夫も文字でみると物凄く頭がいい。いちどテレビで見たけれど、喋りのほうはあまり得意ではないらしい。

ネチネチした性格を治したいという人に答えて。
人類の4分の1はネチネチしています。18憶人が同じ性格なのだから変える必要はない。いくつかのグループに属して他のグループの悪口をネチネチいえばいいのです。

ここでやっと本題に入ります。
回答者は美輪明宏です。
この人は親戚の付き合いなどほどほどにしなさい、というのが持論で、なるほど、と思います。

ところが今回は腹が立ちます。
相談者は、小中学生の頃、父から性的虐待を受けていた。
父は自殺し、今80代になった母は当時、あんただけが被害者ではない。私だって、、、と言っていた。私を守ってくれなかったどころか平然として、反省の色が見えなかった母に対し、怒りが激しくなるばかりなのだ。そう訴えています。

美輪明宏の答えはこうです。
「お父様は苦しんで罪にさいなまれて許しを乞う自死をもって償われた。
お母様は夫が娘に手を出し、夫を愛しでいれば愛しているほど苦しんだ。想像を絶する思いをされた事でしょう。
娘を恋敵のように苛めることもしなかった。
もし、自分の子供が夫に虐待されたら、、、と想像してみてください。そうすれば、お母様の強さが少しは分かるのではないでしょうか」。

へ?想像してみたらますますわからんね。甘い!全く意味不明。お母様とやらは強いのではなく鈍感なのだ。これで鈍感は諸悪の根源だと知った。胸くそ悪い解答だ。変態の夫を愛していた?美輪明宏は苦労人だとは聞いているけれど、上野千鶴子や岡田斗司夫の知性には遠く及ばないのはわかっていた。 

なにがお父様、お母様か。クソオヤジにクソババアでいい。クソオヤジが死んだのは何を苦しんだのかなんて分かったものではないし、クソババアは私も被害者なんていっている場合か。娘を連れて即刻逃げなくてはならなかった。知った時からせめて娘と母は一緒の布団で寝るべきだった。

そして、80代になったクソババアとは思い出したくもないから縁を切るべきなのだ。野垂れ死にがふさわしい。
美輪は、せめて、父、母と書くべきだった。お父様、お母様は一層相談者を怒らせる。

アメリカの実話小説で、いたいけな4歳の娘を連れて弁護士の夫からアメリカ中を逃げまくる若い母の話があった。
奴らは反省もしないし、職業にも関係ない。

野菜の苗に集合した許しがたい茶毒ガ
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