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スーパーマーケットで汗臭い人にすれ違うことが多い。
隣に汗臭い人が座ると、置いたリュックからも臭う。露骨に戸をあけはなつ人もいる。

そして、悪口を言われる。人を悪く言った事のない姐さんが珍しく、あの人、意地悪で大っ嫌いと言いました。あの人、一日中、沢山歩いて、疲れ知らずなのよ。という人もいます。汗臭い人にはなにをいっても構わないという位の嫌われようです。鈍感の象徴なのかしらね。「鼻つまみ者」と言う位だから、臭う人は許されないのね。

嫌っていてもしょうがないので、ー親しくなったら許せるのかも知れない、とまた私の悪い癖が出てー本人に訊いてみたら、週に8つのお稽古事に出歩いているんだそうです。車でもなく、自転車でもなく、歩いて移動するのだそうです。
汗臭さは自分では気が付かないものですかね。

若い男性は会社に着いたとき、会社を出る時、二回の下着替えが必要だと思うんですけど。
太ったおばさんとおじさんも要注意だわよ。
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日常生活ですみませんと言う時は大きな迷惑をかけた時ではなくて、大抵は些細なことだ。
一番多いのが遅刻した時。
すみませんが多いということは、甘えている事にもなる。
私の場合はお風呂が閉まる時刻を一分ほど超過した時。遅刻と同じだ。かかりの人はごゆっくりと言ってくれるから甘えていたけれど、やめようと思う。
こんな風に考えると、すみませんはいい言葉ではない。
極力すみませんを言わないで済む生活をしようと考える。
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留守の間に雨が降って、帰宅すると、誰かが洗濯物を取り込んで部屋に放り込んであった。
オランダ人の妻は、ファシストだど怒り狂う。芥川賞作品の一節です。

大抵の東洋人は雨に濡れた洗濯物は、よそのものでも取り込みたくなるらしい。ー私は面白がるけどね。やり直せばいいだけだもの。急な雨だとどこかのベレンダに干しっぱなしはないかとさがすくらいー   
娘がボリビアの友人の家に行ったときは、女中、召使い、何人もいて下着にまでアイロンがかけられるのに、洗濯物は雨に濡れてもほっといて、次の太陽で乾くのを待ったそうだ。

市のサービスで、あちこちに無料のお風呂があって、60歳以上なら近隣の市の人も入れる。大抵、一人暮らしの人が利用している。60歳なんてまだ若くて、溌溂としている。若めで背の高い人がいて、私の冷え性を知って次々に何やら調べてくる。
5本指の靴下を5枚履けば冬でもTシャツで過ごせるなどと言う。あなたねぇ、それでは炬燵に足先を入れていたらTシャツでいいのかね、と思うけれど、口には出さなかった。仕入れた情報は自分の中で一応咀嚼してからだしてよね。

股関節を広げるとよいと言って、湯船の中でやらされもした。トホホだけれど、私だって人の親切心にはなかなか逆らえないわよ。

そういう下地もあって。
ある日、その人が、帰りがけに私が棚の最上に置いた荷物を下ろして、持ってきた。良い事をしてあげる時の晴れやかな表情だった。わたしはまだすっぽんぽんだった。私はムッとした。だいたいそれが私の荷物だと知っていることからしていやらしい。で、何でよ。私は肩が痛いわけでもないし、棚が高いわけでもないしと言った。ー若めで、背が高くて、講釈垂れの女は嫌いなものでしてねー

これは、親切心と私への好意からだとは思うので、翌日、謝った。彼女は、こういうことをされるのが嫌いな人もいるんだなと思っただけだからいいのよと答えた。深く考えた様子はなかった。小学校の教師をしていたというのに、随分アジアンな人だ。
これが若いハンサムな男だったらいいんでしょと言うけど、ああ、悪くないけど、そういう良い男はこんなばかをやらないんだよね。
欧米人だと、手伝いましょうかといってからよね。

とはいえ、私も10センチつめれば自転車が入るからと、人の自転車を動かしたら、荷台にたっぷりお茶をかけられたことがあって、人のものには無断で触らないことにしている。

色がきれいなハーブティー
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簡単な話です。大人の集まりに子供は連れて来ない。欧米の映画を見ていると、子供は小学生でもベビーシッターを雇って家に置いていきます。僕赤ちゃんじゃないのに、とふくれています。 
日本でもいずれベビーシッターの習慣ができるのでしょう。子連れ市議のための保育施設など無用です。

映画で見る限り、子ずれの結婚式でも子供たちは隅のテーブルにまとめられています。
子供、赤ん坊は可愛いもの、そんなことはありません。子供嫌いも犬猫嫌いと同じ位います。

大人の中に子供、赤ん坊がいるのは迷惑です。可愛いと思っているのは親だけ、と思っていた方が間違いない。赤ん坊が隣にいて、知らん顔するのは勇気がいります。 
                                              LAからの飛行機で赤ん坊を抱いた日本人の若い女性と隣り合わせになったことがあります。アメリカ人の若い男性は子供が嫌いなわけではない、と言い訳して他の席に移っていきました。満席だったので、私は覚悟を決めて逆手にとって、12時間まるで祖母のように世話をしました。自分をだますことにしたのです。

後ろの席のアメリカ人のおじさんたちは、10列後くらいまでの後ろから猛烈赤ん坊好きをアピールしてきました。ハーイ、スイーティー、ベロベロバー。自分は赤ん坊好きのいい奴だよ、というわけです。
生後3か月だからであって、もっと大きな子供でピーピー泣く年齢だったらそうはいかなかっただろうと思います。
フランス人は飛行機では子供に睡眠薬を飲ませると聞きました。
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この町に60歳以上だけが入れる浴場があります。時間によってメンバーがだいたいきまっています。
気は合ってもこの齢では互いに深入りはしません。散歩の目的地がお風呂、といった感じです。

先日こんなことがありました。
この話は分かる人と解らない人のどちらかになると思います。

その日、私はこの後行くところがあるので大きな荷物があって、棚の最上部に上げておきました。最上部といっても私の身長と同じ高さです。

私がまだすっぽんぽんでいる時、身支度を終えて帰りがけに微笑んで棚から荷物を下ろして私に渡した人がいました。
背の高い、まだ60代と思える人です。

私は考える暇もなく肩がいたいわけでもないし、手が届かない高さでもないのに。良くないわよ。と言ってしまったのです。

この人は半年ほど前から来るようになったのですが、私の冷え性を聞いて、靴下を5枚履くといいとか、脚の関節を開くとか調べてくるのです。そのくせ名前を訊いても濁すし、なんか嫌な気がして近づかないようにしていました。だけど私が浴室に入るとさっと自分の使っているシャワーヘッドを差し出す親切さで、感謝はしていました。
どういう臭いがしたのか、山田太一が好きだと言ってそれで話が弾んだことがありました。
そんな伏線がありました。

私は不快だったら無言でいるだけでよかったのです。それは後悔しています。
何が不快か。
手早く言ってしまえば少しくらい若いからってお婆さんにお婆さん扱いされたくないわよ。

こんな話はどうでしょうか。
20年前のニューヨークで、バスを待っていました。老人が車無しで自立して生活できるのはアメリカではニューヨークだけです。
おばあさんがバスに乗ろうとしていましたが、なかなかステップに脚があげられず、時間がかかっていました。行列は辛抱強く待っていました。

行列の中に東南アジア系の女性がいました。私はまずいことになりそうだと思いました。
案の定、彼女が進み出てお婆さんのお尻を押し上げました。お婆さんからのお礼の言葉があるわけはありません。

憐憫ご無用。限界まで自立していたい。
ニューヨークの人だけでなく、アメリカ人の暗黙の了解です。

又、芥川賞作品の「愚者の夜」では、急な雨の後帰宅したら洗濯物が取り込まれてあったり、4時になるともう布団は取り込みなさーいと近所から声がして、オランダ人の妻がファシストだと怒り狂う場面があります。
アジアの過剰な親切は欧米には通用しないことがある。

わたしは何時の間にかアメリカ風の考えになっていて、彼女はあまりにもアジアンだった、というだけのことだとは思うのですが。

20年アメリカに通っていて、大きな荷物を郵便局に持っていきます。車に積む時、降ろすとき、良く手伝ってくれますが、必ず手伝いましょうか?と訊いてからです。ま、断ったことはありません。

セドナの入口付近にあった注意信号 煽っちゃ嫌よIMG_6085

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