February 14, 2006
*メタリカが色んなバンドのコピー

まぁいいとして、なんとあのメタル王者とも言うべきメタリカが、MTVのLIVEオープニングで色々な曲をカバーしている映像を見つけました。
色々やってるけどNIRVANAとかもカバーしてて、かっけぇ!やっぱメタリカかっけぇ!
◆METALICA LIVE
大御所がカバーするとそうなるのね。
他にもこんなものまでありました。PAPA ROACHがLithiumをカバー。
選曲がnirvanaにかたよってますが、それはご愛嬌でw
プロのバンドが他のバンドのコピーとかやってるのってやっぱシビれるわ
January 23, 2006
*エターナル・サンシャインを見た【ネタバレ】

本当によくできたストーリーだと思います。やっぱチャーリーカウフスマンの脚本はすごいね。
彼女の事がこんなにも好きなのにあの人にはもう伝わない。いや、むしろ記憶にないのだ。
ならば僕の記憶も消してしまおう・・・彼女がしたように。
記憶を消せる病院。この発想もすごいと思うけど、よくできているのが記憶を消すプロセス。一番新しい記憶から古い記憶へだんだんと消えていくという仕組みなのだが、これがよくできているのだ。
記憶を消す事、確かに叶う事のない彼女への想いそれは消えるだろう。しかし同時に二人の楽しかった思い出まで消してしまうのだ。回想する中でジョエルは気づく、二人の思い出だけでも消したなくないと。
記憶を消す満々だったジョエルの心境の変化が痛いくらいに伝わってきた。
この記憶を消すという非現実的な状況を、実にうまく再現していてびっくりした。
恋愛って付き合った当初のあま〜い出来事や愛しい思い出を、リアルに蘇らせるのは無理ですよね。写真を見たりすればその時は一時的に記憶が蘇り、心が満たされるかもしれない。でも、それは記憶の中の事であって実際にまた体験するのは不可能!でも本当にそれを体験できたらなんともすらばらしい事だろう。
恋に落ちる瞬間。恋が終わる悲しみを二人を通しリアルに感じる事ができた。
January 16, 2006
ナポレオンダイナマイトを見た

そんな彼らにもダンスパーティの季節がやってきた。パーティまでにパートナーを探さなければならない。超オタク青年ナポレオンはスィートな彼女をGETできるのか!?
まず、納得できないのがこの映画の邦題。原題がナポレンダイナマイトに対して、邦題はバス男!なぜっ!?
明らかに電車男からとってるやん。電車男にあやかろうとしているのか?なんなのか日本の製作会社の意図がよくわからないがこの題名のせいで、見る人がグッと減った事は間違いないと思う。
普通こんな題名見たところで誰も見たいと思わないだろ。現に俺はこの邦題を見て日本の電車男ハリウッドリメイク版と勘違いしそうになったほどだ(ちょっとウソ)こんなのシニカルに笑うしかないじゃないか。
そういう意味じゃこの映画は邦題でだいぶ損してる。だから俺達は、こういう隠れた名作をblogという名のインターネットの口コミで救うしかないのだ〜!おっといけない話が変な方向にw
まぁとにかく実際に見てみるとイイよっ!いや〜久々見たよこういうバカ映画wとにかく主人公ナポレオンのキャラがイイ!髪型、しゃべり方、着てるTシャツ、メガネ、シャツをしっかりズボンに入れてるあたり、彼の書く絶妙な絵、どれをとってもすごくイイ。
とにかくバカバカしい青春映画だ。特に好きなシーンは、ナポレオンの兄キップが格闘技のセミナーに行った時のシーン。
先生に『おい!そこのオマエ!今から俺に攻撃をしてみろ!』と言われ、やる気がないように見せかけて何気に下段後ろカカト回し蹴りをし、先生にボコボコにやられるシーン。このシーンはよかった!
これから見る方は、ぜひ電車男という先入観を捨て見る事をオススメする。
イファンナル・アフェアを見た【ネタバレ】

ただ、オープニングに出てくる過去のヤンとラウが変わりすぎwよく無理やり若作りしてやって『さすがに高校生役は無理だろ〜』ってな事があるけど、こう言った問題は今後、映画の課題かもしれない。っと話はそれてしまったけど、とにかくハラハラドキドキ久しぶりにこういう映画を見た。
変なラブストーリー的要素が全くないところもイイ。こういうハードボイルドな骨太映画には恋愛要素はいらぬのだ、かえって安っぽくなる。
一人いい思いをしているラウ刑事が後半奥さんにスパイという事がバレてしまうシーンなんかは『ふっ悪い事をしていつまでもいい暮らしができると思うなよ?』となんだか嬉しくなってしまった(俺ってやなヤツw)
ヤンが死んでしまった時は、え〜マジで〜〜〜!!!ほんと度肝抜かれましたよ。
ただ、一緒に殺されたもう一人のスパイ。彼は前半で相手のボスに携帯で情報を漏らしていたが警察にスパイがいるとわかった時、彼が真っ先に疑われてもいいんじゃない?と思ったのは俺だけだろうか・・・
まぁ細かいところはいいとして、すごく楽しめた。既に次回作気になってしょうがない!
January 14, 2006
トーク・トゥー・ハーを見た

その頃、女闘牛士のリディアが、競技中に大怪我を負い昏睡に陥った。悲嘆にくれる恋人のマルコを、ベニグノは「彼女に話しかけて」と諭す。
建物、雰囲気、色使い、スペインらしい映画でした。
しかし、とても切ない映画です。物語の大半は介護施設が舞台。
オープニングで変なバレエ?を見た瞬間は、またヤヴァいの当たっちゃったか?
と思ったのだが、本編が始まってからは結構食い入るようにエンディングまで見てしまった。
複雑な愛と友情を描いているのだけど、今一つ何が言いたいのか俺はわかりませんでした。ただ、見ている人を『この先どうなっていくんだ?』と引き付けるものは確かにあります。結構見ている人によって意見がわかれる映画だと思います。
あとマルコはハゲていてもかっこいい・・・w
【以降ネタバレ】
ベニグノちょっとやりすぎじゃない?w
彼のお陰で彼女は昏睡状態から回復したわけで、結果としてはいい方向に向かったのだけど彼の行為、あれは愛というか犯罪ですから。
そこをどういう意図で作ったのかがわからないけど、ストーキング行為からはじまり
最終的にはレイプと、いくら愛してるたってやっていい事とやっちゃいけない事があるだろうに。
愛は求めるものではなく、与えるものなのだ。
確かに彼は、愛を与え続けたが求めてしまった。しかも、彼女が昏睡状態という事をいい事に。
やぱりダメなもんはダメ。俺はそんな愛認めないぞ〜!
January 09, 2006
アメリカンヒストリーXを見た

前回のスキンつながりでw
アメリカの人種問題をテーマにした映画です。
ネオ・ナチ演じるエドワード・ノートンがずげ〜かっこいいんだけど、この映画の見所はそんなとこじゃないだな。
銃、人種差別こういう問題はやはりなくならない、しかし怒りは怒りしか呼ばないんだと切実に訴えかけてくる映画なんです。
とっても切ない映画だけど、これが事実なんだと突きつけられるような作品です。
しかし、ただ切ないだけじゃなく見た後はあなたの心に何か残してくれるでしょう。
es を見た

新聞広告に応募し、選ばれた20人の男たちは模擬刑務所で看守役と囚人役に分けられ、ルールに従って2週間を過ごす。
当初は実験を面白がる被験者達だが、やがて規制される側の囚人と、監視する側の看守は少しづつその人格にそれぞれの役割が入り込み、支配と服従を巡って対立や暴力がエスカレート。
ついには、実験という枠からも逸脱した危機的状況に陥っていく・・・
実験開始前に責任者トン教授が現れ、6つのルールが告げられた。
ルール1:囚人はお互いに番号で呼び合わなくてはならない。
ルール2:囚人は看守に対して敬語を使わなくてはならない。
ルール3:囚人は消灯後、会話を一切交わしてはならない。
ルール4:囚人は食事を残してはならない。
ルール5:囚人は看守の全ての指示に従わなくてはならない。
ルール6:ルール違反を犯した場合、囚人には罰が与えられる。
実際には、3年ほど前に見た映画ですが自分の中では結構名作なのでレビュります。
どこまでが事実で、どこまでがフィクションなのか?それにしてもすごい映画なのは確か。人間の極限の状況下における心理状態を調べるために行われた実際の実験。
現在ではこの実験は中止されている(当然だっての)
予定では2週間かけて行う実験が、わずが7日で中止になった。
はじめは外国人特有のノリで『よぉ〜囚人!』とか『はい、看守様』てな具合で、これで大金が貰えるんだ楽なバイトだぜ〜っと看守役と囚人役でわきあいあいと実験をこなしていくのだが、それがいつまでも続くわけではなかった・・・
この映画は実験とわかっていても、必要以上にその環境下に適応してしまう人間の恐ろしい一面を描いている。
サイコムービーがお好きな方はぜひっ!!
January 07, 2006
スパニッシュ・アパートメントを見た

la-pandaさんのレビューを見て、おもしろそうだったので見ましたスパニッシュ・アパートメント。
正直、映画がはじまってクザヴィエを見た瞬間は、この七三のボンクラが主人公?と少し不安になったものの、日本という島国ではちょっと考えられない、多国籍が一つの場所で暮らすという不思議な空間にどんどん引き込まれていきました。
しかも、このクザヴィエ。特にイケメンってわけじゃないけど(というか全然イケメンじゃない)何故か嫌いになれないタイプ。それが彼の魅力なのだろうか。
とにかくクザヴィエがなんかイイw映画を見終わった頃にはもう彼が好きになっているんだから不思議なもんだ。
なんかいい事も悪い事も色々あったけど、まいっか!それが青春だ〜!!って感じの映画です。
ハッピーエンド?バットエンド?映画には終わり方が色々あるけど、この終わり方でここまで爽快な感じをうけるのはなぜだろう?やっぱりそれが青春ってヤツでしょうか。
まぁいいよ。若いって最高だよなっ!
アバウト・シュミットを見た

定年退職、妻との永遠の別れ、娘の結婚-一気に人生の三大転機を迎えるシュミット。自分は一体何者なのか?今まで築いてきた人とのつながりは何だったのか?自分の人生はなんだったんだ?人生の終盤近くで、生涯をかけて築いてきたものを失いかけた男の、おかしくも、もの哀しい心の旅が始まった。
ストーリーだけ読むとなんだか感動しそうじゃんって感じですが、この映画はそんなヤワな作りじゃないんスよw
定年退職、妻との永遠の別れ、娘の結婚・・・ぱっと見で?って感じなんだけど、これが見てみるとつくづく人生とは皮肉だぁ・・・と感じずにはいられません。
結構リアリティーがあって、何もうまくいかないシュミットがはじめはかわいそうなんだけど、途中からかわいそう通り越して、もうワラけてきます。がんばれクソ爺!!ってww
たぶんそれも、ジャック・ニコルソンの演技力ありきって感じなんでしょうが。
途中キャッシー・ベイツも(ミザリーの)もの凄い役で出てきますw(それも見所!
ところどころにブラックユーモアがちりばめられ、そういうの好きな人は好きでしょう。
ただ、自分もいつかそうなるのか?と考えると笑ってはいられませんがww
January 05, 2006
コーヒー&シガレッツ見た

コーヒー&シガレッツいや〜おもろかった。内容は題名の通り、喫茶店でコーヒーと煙草とともに様々なシーンで有名俳優達が語り合うという内容。
11話に分かれていて、それぞれショートストーリーになっている。
中でも俺が好きなのは1話、3話、6話。一応セリフとかあるらしんだけど、なんとも言えないリアルな気まずさみたいなのがじわじわと楽しい。
イギー・ポップ&トム・ウェイツの【カルフォルニアのどこかで】が特に好きで、二人の会話がかみ合いそうでかみ合わない常に交差してしまう感じが実にイイ!一生懸命話題を合わせようとするイギーが妙にかわいかったりもするw
トムの『医学と音楽の融合ってヤツさっ』発言もさることながら、やめたハズのたばこを吸う理由を『たばこはやめたから今は堂々と吸える』など言い放つなど伝説的名言は俺の心に永遠に残るであろう。
海外の俳優や、サブカルチャーついて詳しいとより楽しめると思うのだが
そんなの知らなくても十分楽しめました。
かなりのオススメです。