2005年07月19日

ビスケットの天ぷら

同じ集落のおばあちゃんが3連休の真ん中に亡くなられた。
91歳の大往生でした。

飛騨の田舎では葬式というと、隣近所が手伝う事になっています。
戸数の少ない地区では、区民全員で手伝い。
我が地区も、戸数は16しかないので、総出で手伝う事になります。
男の人たちも、地区の葬式があるので・・・・っていう理由で仕事を休むんです。

女たちは集会所の台所で、通夜と告別式の時のためのお料理を作ります。
都会では普通は仕出しを取ったりするのでしょうが、田舎では100人分くらい(集まる親戚の数はやたら多かったりする・・・)のご飯を全て手作りで用意するのです。
地元のおばちゃんの指示を仰いで作る飛騨の田舎の精進料理は、ふきの煮物、白和え、ころいもの煮物、こも豆腐、かぼちゃの煮物、天ぷら、なすの煮物、漬物・・・・などなど。
野菜だけでいったい何品作ったのかしら・・・。
でも田舎の料理の味付けって、砂糖が多いですね。
我が家では料理には砂糖は使わないので、和え物や煮物に白いお砂糖を振り入れる様子に少しおろおろ。。。

そうそう、砂糖は天ぷらにも入れるのです。
天ぷらは地元のばーちゃん部隊が作ってくれましたが、粉の中には塩と砂糖。
さつまいも、かぼちゃ、ささげ、ごぼうやにんじんのかきあげは普通ですが、ぶっ飛びなのは、ビスケットの天ぷら!
湿気たビスケットがあったからついでに揚げてみたさ・・・ってわけではないんです。
わざわざビスケット買ってきて天ぷらにするんですよね〜。

飛騨に来た頃、お祭りにはまんじゅうの天ぷらなんてものが出て驚いたけどね・・・。(スーパーには天ぷら用のまんじゅうなんてものも売ってる)
甘いものが贅沢品であった昔の田舎のご馳走だったのでしょうか・・・?
でもビスケットは我が地区独特のような気がします。
あっでもこれ、けっこう美味しいです!

そんなこんなで、ここ2〜3日は地区の方々と密度の濃〜い?時間を過ごしました・・・。
かなり疲れました。。。



この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/noix108/28443555
この記事へのコメント
地区総出の葬式、というのは麗しい慣わしですね。実際には気苦労も多いんでしょうが・・・。

ビスケットの天ぷら、ですか。しかも衣にも砂糖が入っているとは念が入っていますね(^^)。農村では味よりもカロリー優先!のような食事をたまにみかけますね。ビスケットの天ぷらはおいしい、とのことですが、そもそもは栄養補給優先でできたメニューのような気がしてしまいます。
Posted by にしやん at 2005年07月19日 23:03
いい方ばかりなので、気苦労はあまり無かったです・・。
純粋に体がつかれました〜。

栄養補給メニュー・・・
そうかもしれませんね。
市販のものに「ミレービスケット」っていう少し油っぽいビスケットがあるけど(知ってみえますか?)それっぽい味になってましたよー。
Posted by noix at 2005年07月20日 06:18
いつも楽しみに読んでいます。
初めて書き込みしますね。
うちの田舎もそうです。組の人が総出。
僕も田舎に居たらそのまま受け継いだ事でしょう。
とにかく、遺族は何もしない。が原則。

それと、うちの田舎、子供の頃は、80歳以上で亡くなると大往生と言って、葬式の際、お墓までの行列に「花かご」と言う物が加わりました。
このかごにはチリシに包まれた硬貨が入っていて、(おひねりを想像して下さい)それを、曲がり角でまくのです。
子供なモンですから、葬式が楽しみでしょうがなかったという、なんとも誉められないような想い出があります。
Posted by waka at 2005年07月20日 22:01
wakaさん、初コメント嬉しいです♪

田舎のお葬式はいろいろですね。
長生きされたお年寄りのお葬式は、めでたい祭りのようですね。
黒澤明の「夢」の中にも、そんなシーンがありました。
桃源郷のような村の春祭りのようなお葬式。。。
Posted by noix at 2005年07月20日 22:23
ビスケットの天ぷら。
小麦on小麦。
焼きそばパン以上の衝撃です。
イチジクの天ぷらで騒いでいた自分が恥ずかしいです。
いいネタ持ってますね(笑)

みのもんたのおもいっきりテレビに推薦してもよいですか?(笑)
Posted by げんぞー at 2005年07月20日 23:45
そういえばげんぞーさんのブログにも天ぷらネタありましたね!
しかも、ついこの前でしたね。。。
トラックバックせねば・・・(笑)
Posted by noix at 2005年07月21日 21:39