野塾練試帳

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2018年06月

ポスト「モリカケ」か? 安倍首相に浮上したもう一つの「重大疑惑」

6/26(火) 8:50配信

HARBOR BUSINESS Online

 モリカケ問題追及が行き詰るなか、ポストモリカケといってもいい重大疑惑が浮上して来た。

 しかも、モリカケ問題はあくまで官僚の忖度で、安倍晋三首相との関係は間接的とも見られるなか、このポストモリカケは安倍首相が少なくとも途中から直接かつ主体的に関与している可能性が高いのだ。

◆入手した「3枚の文書」

 このポストモリカケの重大疑惑とは、筆者がスクープしたものである。安倍氏の地元、山口県下関市で99年4月にあった市長選に関し、地元の安倍事務所が反社会勢力にも通じる小山佐市氏(80)なる地元ブローカーにライバル候補に対する選挙妨害を頼んだというものだ。

 選挙妨害の見返りが小山氏には約束されていたようだが、安倍事務所側はこれを反故に。これに怒った小山氏が、塀の中で知り合ったお隣、福岡県北九州市に本部を置く指定暴力団「工藤会」組長らと組んで、安倍氏の下関市内の自宅などに火炎ビンを投げ入れ、小山氏は非現住建造物放火未遂容疑などで懲役13年の実刑に問われた。その小山氏が今年2月、満期出所。この5月に筆者に連絡して来たことに始まる。

 もっとも、この選挙妨害疑惑、小山氏らが逮捕された03年11月以降、選挙絡みのようだとは大マスコミでも報じられた。しかし曖昧なものだったし、いずれにしろ、小山氏の逆恨みとされた。

 ところが、今回、筆者は小山氏に接触するなかで、安倍事務所が選挙妨害を頼んでいたと思わないわけにはいかない3枚の証拠文書を入手した。

 この文書とは、当時、地元安倍事務所の筆頭秘書だった竹田力氏(元山口県警警視)が、小山氏側と交し、署名・捺印したもの。それぞれ前述99年4月の市長選挙後の同年6月17日、6月22日、7月13日の日付が入っている。

 最大の注目点は、まず1枚目では、小山氏が選挙妨害の見返りに安倍氏側に対し、懇意にしていた元市長の面倒を見ること、市内計画道路の変更(小山氏は地上げ屋で、誘致するスーパーの利権絡みのことから)などを要求していたことがわかる。さらに小山氏は選挙妨害の件で安倍氏との1対1の面会を要求。これに対し、筆頭秘書の前出・竹田氏は計画道路変更は難しいが、元市長の件は安倍氏に連絡したところ小山氏、元市長と3人で話し合いし、最大限努力したいといっていると回答。さらに「古賀潰し(=文書の記載。選挙妨害)の件も安倍氏に報告済みで、安倍氏は小山氏と話をしたいといっているとの回答もしているのだ。

 2枚目は、1枚目に記された小山氏の安倍氏との面談要求が通り、99年7月3日午前10時からにスケジュールが決まったので、申し訳ないが、地元の安倍事務所にお越し下さいという内容だ。

 そして3枚目は、予定通り安倍氏との面談を受け、「双方一切他言しない事、約束した」(文書より)として、(1)元市長の件は、本人から依頼あれば誠意を持って話を聞く、(2)「古賀問題」(選挙妨害のこと。1枚目の「古賀潰し」から言葉が代わる)については安倍氏、小山氏の1対1面談でいろいろ話がされたが、安倍氏より話し合いをするように指示を受けている。今後、双方弁護士を入れて解決に向け最大限努力しますと記されている。

 以上、これら記載を見ると、少なくとも安倍氏は選挙後ほどなく、筆頭秘書・竹田氏の報告で選挙妨害の件を知り、しかしこれを咎めるどころか、実行役の小山氏と直に会い、見返りを与える代わりに、「一切他言しない事」と約束を交わせ隠蔽を図ったというのが、普通の解釈というものではないだろうか。

 ここで筆者が強調したいのは、安倍氏がこうした行動に出たのは、単に地元市長選絡みで自分の国家老といってもいい江島潔氏(現・参議院議員)を再選させたかったに止まらず、安倍氏自身、この選挙妨害したと思われる相手に危機感を持ち、その相手の政治生命を絶ちたかったと思われる節があることだ。

◆握りつぶされた「約束」

 前述の「古賀潰し」、「古賀問題」の記載にあるように、その相手とは古賀敬章氏を指す。

 古賀氏は93年7月の衆議院選挙で当時の新生党から出馬し初当選。しかし、再選を目指した96年10月の選挙では落選している。

 この間、選挙制度が中選挙区制(山口1区。定員4人)から小選挙区制(山口4区)に替わり安倍氏との一騎打ちになったためだ。しかし、それでも古賀氏は安倍氏の約9万3000票に対し約6万票と善戦。

「これに安倍は脅威を感じた。古賀も自宅は下関市。もし、山口県最大の同市長になられ、2期ほど務めて利権を安倍から奪取した上で再度、衆議院選挙に出られたら、ヘタをしたら自分が負ける可能性もあると」(地元事情通)

 しかも、その選挙妨害は、拉致問題に引っ掛けてか、「古賀は朝鮮人。もし当選したら、下関市は“金王朝”になってしまう」というビラを撒くなど虚偽(古賀氏は在日ではない)かつ差別・偏見に満ち満ちたものだった。

 ところが、安倍氏側は約束を反故にしただけでなく、一転、“密談”の翌月、すなわち99年8月30日、小山氏は、そもそも選挙妨害を直に依頼したと見られる佐伯伸之秘書(当時)に対する300万円の恐喝事件で逮捕される。

 誌面の制限上、詳細は触れられないが、筆者が入手した300万円の領収証(絵画購入名目)の宛名は佐伯秘書とは別人で、この事件は小山氏をデッチ上げ逮捕し塀のなかにいれることで口封じしようとした疑惑がある。さすがに余りに強引過ぎたからではないか。小山氏は結局、起訴猶予になり、この件では服役するに至らなかった。

 それでもこの間、水面下で小山氏は約束の実行を何度も迫ったようだ。しかし、安倍氏側は完全拒否。ついにブチ切れた小山氏は、前述のように工藤会側と組んで火炎ビンを安倍氏自宅に投げ込んだとして(実際は安倍事務所も入れて計5度)、03年11月、逮捕となるのだ(罪に問われていないが、この間、江島市長の公用車のフロントガラスが割られるなどの事件も起きていた)。

 ただし、小山氏は逮捕され、13年の懲役に問われる(一審。控訴、上告するも棄却に)も、自身、「双方一切他言しないこと事」の約束を守り通したようで、公判において、前出の3枚の文書の存在が明るみに出ることはなかった。

 しかしながら、共同通信がどこからかその存在を聞きつけ、安倍第1次政権が発足する06年、記事にしようとしたことがあった。しかしいまふうにいえば、上層部の安倍氏に対する忖度の結果、記事は出なかった(参照:「共同通信が握りつぶした安倍スキャンダル」。『現代』06年12月号。著者は魚住昭と青木理両氏)。

◆真相を明らかにすべき

 筆者がここでいいたいのは、その事実からも、この重大疑惑の信ぴょう性は高いということだ。

 さらにいえば、当時の共同通信がどれだけ真相に迫っていたかは不明ながら(小山氏は当時、共同の記者が面会に来たことは認めるも取材拒否。文書は渡していないという)、今回、明らかになった事実などからすれば、その真相が当時、大手マスコミに出ていれば、首相退任どころか、代議士辞任もあり得、いまのように安倍氏が首相に返り咲くなんてことはあり得なかっただろう。

 それはそうだろう。選挙妨害は、特に政治家にあっては自身もその洗礼を受けるだけに、その公平性を歪める、なおさら重大な犯罪だ。いまとなっては法的には時効だろうが、政治家としての資質上、倫理的にも時効などあろうはずもなく、事実だとすれば許されるものではない。

 まして今回の重大疑惑においては、その選挙妨害手法におけるヘイトぶり、デッチ上げ逮捕疑惑、その他にも小山氏の言によれば放火未遂事件においては、工藤会側と共謀したとする日時、小山氏は旧知の警官と会っていたアリバイがあるが上層部が圧力をかけてその警官に証言させなかった、なんという疑惑さえもあるというのだ。

 以上のようなことから、筆者はモリカケ問題より重大疑惑と思うのだが、筆者が配信しているニュースサイト「アクセスジャーナル」でこの疑惑を6月9日から連載開始。真っ先に3つの証拠文書を掲載、安倍氏と小山氏が一緒の写真、獄中から小山氏が安倍首相に出して手紙などの物証も転載するも、まったくというほど大手マスコミから反応はない。

 ある永田町事情通によれば、「安倍3選が既定路線。3選無しならやるが、勝ち馬を叩くバカはいない」結果という。しかし、安倍氏の首相以前、政治家としての資質が問われる重大疑惑であり、いま首相なら、なおさらその真相をハッキリさせるのが第4の権力ともいわれるマスコミの使命ではないのか。

<取材・文/山岡俊介>

やまおかしゅんすけ●『噂の真相』の意志を継ぐタブー無し有料WEBマガジン「アクセスジャーナル」編集長。上場企業、政治家、暴力団、芸能界から反原発まで幅広くネタを日々配信中。

ハーバー・ビジネス・オンライン

022
2018年 6/2(土)〜3(日) 1泊2日の無人島ロール講習は無事に終了しました。風も雨もなく夜は快適な温度に包まれぐっすり眠ることができました。練習も二日間みっちりでき、基本のロールが失敗なくできるようになりました。
024
GWの合宿では何とか上がるけれども確実ではなかったり、あるいは適切な形ではなかったり修正すべき点が多かったのですが、今回の合宿でかなり修正することができ失敗も殆どなくなりました。

025
少人数でそれぞれの様々な悪い動きを一つ一つ修正していき2日目の終わり頃には完璧ではないにしてもほぼ確実に上がれるようになり、次回はこれをレスキュー技術に繋げていこうと考えています。ただ単にロールができるというだけではまだまだ不安要素が残ります。

026
ロールがある程度確実に上がれるようになると、次は万が一転覆沈脱した場合に、いわゆるアウトリガーでのセルフレスキューではなく、ロールレスキューを習得して頂く予定です。これを覚えるとセルフレスキューは非常に楽になります。もちろん荒れた海で一人で行うには非常に困難が伴いますが・・・。
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今回は一泊二日のキャンプでできるだけコンパクトな装備でやろうと思い、食事もあれやこれや持って来なくて、尚かつできるだけガス器具は使わないようにしました。初日はランチは弁当、夜は残りのむすびとフランスパンその他でした。翌朝もフランスパン+α でランチはカップ麺を作りましたので、一回だけガス器具を使いました。

029
これからの時期は徐々に気温が高くなりウェアーの数も種類も少なくなりますので、衣類だけでも荷物が少なくなります。衣類や食料がコンパクトになればなるほどキャンプの準備も楽になります。テントなども今は2人用を使っていますので、これを完璧に1人用にすると更にコンパクトになります。

030
これはワタシの荷物ではありませんが、昨年から参加されるようになった方の荷物の全てですが、もうこれくらいであれば全然OKではないでしょうか?ワタシが上から目線で言うほどのコンパクト化を達成している訳ではありませんが、シーカヤックの場合相当の荷物を運搬できますので、もうこれで充分ではないでしょうかね!

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昼間の休憩時間は少し暑いかなと思っていましたが、水に浸かって練習をするので、どちらかと言うと低体温気味になり身体が冷えるので、結果として少し暑いくらいがちょうど良い気温でした。水温はまだ温泉的な温度ではありませんが、申し分のない程度になってきて、ジャケットを着て1時間くらいは継続してできるようになりました。

033
練習時間は1時間練習して1時間休憩を繰り返し、大凡1日で3〜4時間くらいできれば充分です。休憩を入れると1日で8時間は必要な訳で、逆に講習時間が2時間設定くらいだと大凡1時間くらいしか練習ができないと言うことになります。連続して2時間も3時間もロール練習はできませんので、早く習得しようと思えば、丸一日の時間をゆっくり使って実質3〜4時間、多い場合で(体力があれば)5時間もやれば習得も上達も相当に早くなるでしょう!
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ロール習得には絶対欠かせないキャブラックET・ライトウッドパドル700gは使いやすく誰でも普通に漕げます。もちろん全くの初心者でもOKです。ブレードがツルツル滑るようなことは全くありません。そして軽くて非力な方でも長時間漕ぐことが可能です。そしてロールの時に非常に持ちやすく、そしてキャッチも良く、水面にブレード面をあわせやすい特徴を持っています。

036
またロールが上がりやすいだけでなく、パドルバランスも非常にやりやすく、と言っても身体の柔らかさも当然要求されますが、ロングロールのセットのまま浮いてしまい意図せずPBができるようになるケースも今回はありました。写真の方はロングロールバランスをやろうとしてそれを達成した訳ではありませんが、大いなる間違ったイメトレを練習しすぎてそれを修正するためにロールセットを相当回数練習している内にそのまま浮いてしまうようになったのでありますが、間違いを恐れてはならないと言うことでしょうか?!

044
恙無く合宿が終わり帰りの海は一見穏やかそうには見えましたが、所々に潮流が激しく流れ波立っているポイントがありました。ちょうどその激波潮流を通過して帰りましたが、潮流に慣れてない方には少々緊張した場面ではなかったのでしょうか?しかしこれは風波ではなくほんの一部のエリアでしかなく、ある程度漕げるようになった方には良い勉強になったのではないでしょうか?!

NJKシーカヤックスクール
文責:鈴木

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