野塾練試帳

シーカヤック・登山・スキー・キャンプを通じて、1年中自然に溶け込み、共に楽しむ仲間を増やしたい。

タグ:トライアングル

何故だろうか?毎年夏になると、今年こそはパドル製作やその他の活動は、取り敢えず他へ置いて、スクーリングに専念するぞと思っているのに、そのスクーリングの結果として、パドルの製作をせざるを得なくなる。実際に役に立っていなければ、こんな現象も起きないだろうから、ある意味で非常に有り難いことではあるが、パドルメーカーではないので、いざ製作となるとなかなか腰が重い。

その重い腰が今日というか、昨日やっと持ち上がり少しだけ作業準備に入れた。この時期に来て毎年思うことは、今年のオフこそパドルを一杯作っておきたいと・・・。多分作らない作れないだろうけれど、オフがチャンスであることは分かっている。そしてその時期に作らなければ、この時期に苦労することになる。

まぁ自分がやらなければ誰も作ってはくれないので、汗だくになってもとにかく気合いを入れて10本くらいは、早めに作っておきたいと、この気持ち明日の朝起きた時に無くなっていないことを祈る。アーメン。

予定としては、明日は、材料の切り出しをして、組み立て直前の状態までいけばOKでしょう!取り敢えず5セットの準備ができれば良いでしょう!来週中に組み立てをして、再来週に完成すれば、カヤックの完成に間に合うでしょう!何とかカヤックの完成に間に合わせたい。


今週の月曜・火曜は雨ばかりでパドルの補修には適さない2日間だった。がなんとか青江さんのレース用のパドルが完成した。野塾島で不具合が生じたウッチーのトライアングルも治った。大山さんのキャブラックのシャフトの形状も細く比較的丸くすることができた。

最初はそれほど気にしていなかったシャフトの径と形状だが、これによってブレードのキャッチが大きく変わることを発見した。がその理由は明確には分からない。自転車のローギア・ハイギアーの違いに似ているようにも思える。シャフトの径は小さすぎても大きすぎても良くないが、これまで作ったシャフトの径は少し大きすぎるかも知れない。

ワタシの場合は、何故そうなるのかと言う細かい理屈よりも、もちろん分かった方が良いが、実際に結果が得られればそれで良い。あるパドルがあって、ブレードのキャッチが非常に良くないとする。それをブレードをいじくらないでキャッチを良くする方法が分かればそれで良い。

もう4年ほど前に作ったオンボロリーフパドルのシャフト形状を変えるだけで見違えるようなパドルに蘇ったのは、やはり貧乏人の為せる技かも知れない。このことはまた次にパドルを作るときに、あまり作りたくはないですが、制作費をより低く抑えられることに繋がる。

今年は、パドル製作教室を実施して、自分は製作の煩わしさから解放されようと思ったのに、ますますドツボにはまりつつある。どういうこっちゃねんと自問自答が続く。作りたくないが作るのは楽しい。しかしその分、事務所の中は益々ひどい状態へと成長して行く。

書き忘れたことがある。リーフライトはノーマルタイプとレースシングタイプの2つに別れる。まだノーマルタイプは作っていないが、通常はこちらの方が錬成はやりやすいでしょう。それはいつ作るのかまだ分からないが、もうこの夏には作りたくはないなぁ・・・。作りたくはないが作らねばならんだろうなぁ・・・。

製作とはかくも楽しくかくも大変なことかと痛感する京子の心。しかし500g〜600gの間で苦労なく生産出来る(苦労してますが)ライトウッドパドル=リーフライトが6万円〜7万円もするカーボンパドルを遙かに凌いでいるとすれば、何とかしないといけないでしょうねぇ〜!もう既に注文が入って来ているので、今年の夏も木くずだらけにならないと駄目なんでしょうねぇ〜!

明日あさっては、通常練試会です。極楽島キャンプ練試会の予定ですが、参加予定の「大勢の」皆さん、宜しくお願いします。

数週間前々から、作り直していた変形キャブラック(730g)・ノーマルサイズ、それにずっと以前に作りかけて途中止めにしていたリーフライト(630g)、500gのニューツイギィ、そしてトライアングルなど、色々なパドルを持って行きます。そしてハーラーパドルも登場とのことですから、楽しみ一杯夢一杯です。

先日の汐見島ツアーの時に、3ミリの特殊ブレードキャブラックのブレードをポッキリ折ってしまいました。やばいなと思いつつ、予想通りになった訳ですが、帰りは、その片方ブレードが折れた状態で、パドリングして帰りました。10cm以上も短くなったパドルでしたが、結構漕ぎやすかったので、またしても新たな構想が生まれて来ました。困ったモノです。

しかし、個人的にはもうパドルを製作する季節ではなくなって来ています。寒くても暑くても作る気がしないのですが、涼しい日を見つけては、また新作パドルにちょっとだけ意欲を燃やしてみようかと・・・。

究極のポイントは、ツイギィとキャブラックの中間からキャブラックよりにあるのでは、分かりかけて来ました。ブレードの究極角度は、ゼロ度だと思います。もしくは10度くらいかな・・・?あのぉ〜、言っておきますが、フェザリングするときの手首の疲れが云々とか仰ってたお偉い方がいましたが、そんなのとは全然関係ありませんからね。だってあタシはシーカヤッカーじゃありませんので。

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