2009年07月23日

クリックしてもらう事

善し悪しは別にして話題の動画です


気になるなら先ず見ること

でもこの記事読んでる人ならもう見てると思いますがw

※この後の記事は見たことを前提に書きますのでネタバレも含みます

以下格納↓↓↓


◆物語について

あらすじは、新米プロデューサーの主人公が初出社して社長と面談するのだが、現状他のプロデューサーが担当していないアイドル候補生は春香だけだった
ところが春香は或る事件がきっかけで、心因性の言語障害になってしまっていた
しかし主人公は、少し悩んだものの春香の人となりに触れ、彼女をプロデュースすることに決めた

というものですが、これ重いですかね?

軽く扱って良い題材ではありませんが、映画やドラマではもっと重いハンデキャップや痴呆症などをテーマにした名作が星の数ほどあります
(同列に語って良いものではありませんが「重い」テーマという意味で)

作者を含めて多くの方が「重い重い」と言ってるので動画コメやブログまでヘビーなものになっていますが……

◎ハッキリとした原因があって、いまは問題を抱えているけど、主人公と春香が二人三脚で問題を乗り越えて(又は克服して)いく

これって極めて王道のシチュエーションだと思うのですが?
普通にこの先がワクワクする少年誌的展開と見て取れますよ

私の印象は
○今までこういったものが無かったことの方が不思議


◆タイトル

これ程までに話題になった原因は……

この動画、最初のタイトルは「あうあうあー ^q^」というものでした

このタイトルについて、本人も2chのノベマススレにおいて「釣り」だと言ってます

これはもう【大成功】と言って良いと思います

ただ、最初にこのタイトルをつけた時点では作者もお世辞にもこの題材を扱ったときの影響をそこまで考えているとはいえなかったとは思いますし、その辺りが批判の中心だと言えますが……
でも、批判を受けたことで真摯に受け止め、今後は真面目に取り組むでしょうし、本人もそう言ってますのでタイトル云々はもう良いんじゃないですかね?

一方、この動画を見て肯定的な意見をスレに書いたりブログに書いたりしているものを見ると

○動画の出来は素晴らしい
○話の構成はよく練られている
○真面目に取り組むなら今後の展開に期待

私もこの動画自体についてはケチを付けるレベルではないと思います

ですが……

ハッキリ言って「普通」に良くできてるレベルです

これは



この時の評価と全く同じです

これも動画自体は普通に出来のいいノベマスでしたが、評価は「サムネとタイトルはアレだが中身は素晴らしい」的なものでした

つまり、これくらいの「出来のいい」ノベマスは他にも山ほどあるのですが……

◎結局、見て貰って初めて評価される

ということです

私は釣りサムネ、釣りタイトル肯定派です

(自分がやるかどうかは別)

(ていうか自分も「これは再生狙っちゃおう!」という作品を作ったときには「釣り」ますよw)

これはもう本人のスタンスというかポリシーの問題です

再生が欲しかったらどんどん釣ればいいし、ウザイと言われようとあっちこっちに宣伝すれば良いんです

逆に自分はそんなコトしたくないという人はどうぞ我が道を行って下さい、個人的にそう云う人は好きです

そのかわり「他人が釣った魚をうらやんだりするのは滑稽」です


◆今後

●「はるの、うた」について

タイトル変更についても批判するつもりはありません、初期の目的(釣り)は達成したのだから内容に見合ったものに変更したのはアリでしょう
ただ、非難されたから変更するというのなら、動画を上げ直した方が風当たりは弱まったかも知れませんね

気になるのは動画自体の方で、私には「あまり先を考えていない」と思われる点が多々あったことです
褒める声も多かった「構成」ですが、私は「やっつけ感」を感じました

しかしこれも、爆釣り効果で注目を浴びた手前、良いものを作らざるをえない状況になっていますので、続編はかなり練り込まれた良いものが期待できるんじゃないかと思います(プレッシャーは相当なんじゃないかと思いますが)

●他のノベマスの流れ

◇釣り
「もも☆MAD」の成功も含め、サムネ釣り、タイトル釣りはどんどん増えると思います
それで良質(笑)のノベマスが減ってしまう危惧もあるようですが、実際に需要があるのに応えないで倒産する企業はそれまでということ

小さな需要だけをターゲットにしてそれに見合った商売をする人には関係無いし(私とか)
自分で需要を作り出すくらいの意気込みと努力で生き残る人は生き残るはずです

それに今の流行の「サムネ&タイトル釣り」だらけになったときは……その時にはもう「釣り」効果はありませんから他のが逆に目立つだけでw

◇題材
今回はハンデキャップが題材でしたが、上記したように今までのノベマスに無かったというだけで、映画やドラマでは珍しいものではありません
(しかもこの動画のものは心の壁が取り払われたら簡単に治る事が予想できるもので、あまり重くない)

とはいえ、現在のストーリィ系でオリジナリティを追究する時に多く見られるのは

まだニコマスの題材になってない、既存のゲーム又はアニメとのコラボであることが多いのですが……
(それが悪いと言っているわけではない)

この動画のように映画やドラマではよくある話だけどニコマスでは手付かずになっているものも多いので、今後はそちらに目を向けるきっかけになったんじゃないかとも思います

完全にオリジナルな世界観、題材を生み出す人も増えるかも知れません


◆纏め

前のエントリーで私はエロに批判的と書きましたが「ただのエロ」に批判的なのであって、それがウィットに富んだものであったり、物語上よりドラマチックにする効果があったり、というようなエロは逆に好きです

私はIRCなどで下記のような発言して場をシラケさすことも多いのですが

「Pを名乗るからには、アイドルたちをより可愛く、魅力的にプロデュースすることを常に心の片隅に留めておいて欲しい」

これは表面上のお飾り的な可愛さを言っているのではありません

例えレイプが題材でも、その経験をバネに折れない心を描けば実に魅力的に出来ると思いますし、私の「美しい死体」では美希演ずるところの美佳というヒロインが麻薬に手を出し、あげく死んでしまうようなお話ですが、美希をとても可愛く演出できたと自負しています

この「はるの、うた」の春香も、ハンデにめげず前向きな姿はとても可愛いし、今後それを克服していく姿はきっと魅力的なものになるでしょう

nokutowai at 17:31│Comments(2)TrackBack(0)

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by t   2009年07月24日 01:38
図星です。
2. Posted by 海月   2009年07月24日 14:53
>tさん
ドモドモ

どなたかは存じませんが(笑)
図星とはどの辺りを指すんでしょうね?

先を考えていないという辺りでしたら、逆にこれから良くする余地100%ってことで良い方に考えられますね!

作者に更にプレッシャーをかける気はないですが、「はるの、うた」の最終的な成功が今後のノベマスに与える影響は大きいと思っています

「釣り」とか「タブーに触れる」という部分ではなく、映画やドラマ、小説のようなオリジナルストーリーを志す人が増えるんじゃないかなと

映像的に映画に勝てるわけ無いし、文章の巧みさでプロの小説に優るものを書くのは苦しいですが、物語自体はそれらに匹敵するものを紡ぐことが可能だと思っていますので

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔