2009年10月24日
フィンランドのイベント大盛況でした!!
昨日の金曜、恒例ののまどイベントを行いました。
今回のテーマは「フィンランド 聖なる森の国へ」。
『フィンランド・森の精霊と旅をする』を翻訳された
映像作家の柴田昌平さんをお招きしました。
いやー、今回のイベントは、とっても盛りだくさんでした。
まずはフィンランドの映像を鑑賞。
これは柴田さん監督の映像作品で、
『Tree People』というフィンランドの本を
読んだことをきっかけに撮影されたもの
『Tree People』は、この映像の撮影のあと、柴田さんの翻訳によって
『フィンランド・森の精霊と旅をする』として出版されることになります。
この映像、本当に繊細できれいでしたねー。
私は先に見せていただいていたのですが、
それでも思わずまた見入ってしまいました。
フィンランドの豊かな自然や、自然と人とのつながりが垣間見れます。
その後、この映像や本の内容について
柴田さんにトークしていただきました。
実は、最初は、私が司会進行として進めていく予定だったのですが、
いざ実際にトークをし始めると、柴田さん、
急にご自分で構成を考えだされた様子。。。
邪魔しては悪いので、途中で進行するのをあきらめました(笑)。
↑トークのステージを、この本棚の前にしたのも、実は今日来て急に(笑)。
こっちのほうが、お客さんを身近に感じられるからとのこと。
ドキュメンタリー作品の監督は、
やはり咄嗟の判断力があるのかなぁと感じさせられる出来事でした。
柴田さんのお話のなかでも、特に興味深かったのは、
『Tree People』をイギリスでも出版することになったときの話。
本の中に男性が木を抱きかかえている写真が出てくるのですが、
それはあまりにもおかしい人に見えるため、
カットしてほしいとイギリス側に言われたそうです。
木を抱きかかえるという行為は
日本人としてはあまり違和感を感じないもの。
フィンランド人と西洋人の感覚の違いを知れたとともに、
フィンランド人と日本人の感覚の共通点を感じられたお話でした。
その後、フィンランドの弦楽器「カンテレ」の演奏へ。
私は間近で聞いていたので、こんなに小さな音で
うしろの人まで聞こえるのかなぁと心配していたのですが、
その繊細で透明感のある音色はとても響くようで、
店内中によく聞こえていたそうです。
楽器って、不思議なものだなぁ。
↓カンテレ演奏者してはとても有名な先生と、その生徒さん2人で
演奏してくださいました。贅沢なことですよね、ほんと!
カンテレ演奏後、やっとイベントも終了へ。
今回はいつもより長いイベントになってしまいましたが、
映像を見たり、トークを聞いたり、演奏を鑑賞したりと
内容が盛りだくさんだった分、
時間の長さはあまり感じなかったというお客様も多かったよう。
内容は濃いし、本もびっくりするほど売れたし、
のまどとしても、とても充実したイベントでした。
柴田さん、プロダクション・エイシアのスタッフの皆さん、
本当にどうもありがとうございました!!!
なんか、今回はほんと、まさに「イベント」って感じだったなぁ。
またこういうの、やりたいなぁ。。。(W)