Tokushima Driftwood Project徳島だより〜 ココロとカラダのメンテナンス

2018年12月06日

徳島だより 〜漂い着くモノたち

NOMAのNOです

1ヶ月ぶりで、徳島に来てみると季節が戻ったような暖かさ。
今年の冬はまだまだ海に入れそうで、ご褒美をもらった気分です。

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私がサーフィンを楽しんでいる小松海岸は、
四国一の大河・吉野川の河口に位置するせいか、たくさんの漂流物が集まります。
そんな中には、思わず想像力を掻き立てられるモノも・・・

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キティちゃんのロング枕。
船から落ちたのか、河原でキャンプ、干していて流されたのか。
それとも、別れた彼女の思い出を振り切るために海に流したとか・・・

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この真っ赤なヒールは、
潮風に髪をなびかせる美しい女性が
突然ジェームズボンドばりの男に強く抱き寄せられて
クルーザーから、ふり落としてしまったとか・・・

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一方で、時計は見る者を現実に引き戻します。
11時20分に、いったい何が起きたのか・・・。
昼なのか、夜なのか。
人々の表情まで見えてくるような気がして、不思議です。

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そんな小松海岸の漂流物で、圧倒的な量を占めるのが流木。
長い旅を続ける中で、変化を続け
唯一無二のカタチを手に入れた流木たち。
そこには、新しく宿った命の気配のようなモノが隠れていて
ふとした瞬間にフッと立ち上がってくる。

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小松海岸で、よくこんな光景を目にするのは
きっと、その気配をもっと確かなものへと
変えてみたくなるからに違いないと思っています。

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しかしその圧倒的な量の流木は、
人々の目に、ゴミとしか映らないのも無理はありません。

徳島に来て、1年。
海岸に拡がった流木を見る度に
資源としてアップサイクルさせる素敵な方法は無いものか・・・
そんな思いが頭を駆け巡るようになり、
始めたのが Tokushima Driftwood Project というインスタページ。

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ページを知った方から、嬉しいお誘いを得て、
地元・川西で、初めての展示も実施。
流木を直接手で触れ、組み合わせることで、
そこから立ち上がる命の気配、楽しさを感じてもらうことができました。

訪れてくださった多くの方々と語り合う中で、
みんながハッピーになる流木のサイクルを作りたい。
そんな思いが一層強くなりました。

まだまだ、そのカタチは見えていませんが
この道の先に、豊かなライフスタイルが定まっていく予感がしています。

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NOMAでは、12月14日から16日までの3日間
恒例のNOMAMISE 冬 を開催します。

たくさんのクリエイターに混じって、
NOも、今できる流木サイクルの在り方をお見せしたいと思っています。
お時間のある方は、ぜひ覗いてみてください。
皆さんのお越しを 心よりお待ちしています。


参加予定作家
kkjk 柏木キヨヒロ / よしみ工房 / mizu 水野千秋 /
ダルマワークス / Petale 中村仁美 / Donuts dept /
こまつか苗/まえだふみこ/ メディアピクニック 岩淵拓郎 /
岡野香 / 田中智子 /辻寿見 /みみ弥 / nanalight / 南繁樹 /
yamyam(カレンダーのみ) /能勢ノブユキ/ 能勢マユミ /

nomaproj at 14:15│Comments(2)

この記事へのコメント

1. Posted by coki   2018年12月06日 15:34
砂浜のストーリー、オモロイなー(^^)/ その場所ならではの世界。NOさんのナレーション音声入りで観れました(^^;)
2. Posted by イボンヌ   2018年12月06日 18:51
ありがとうございます。みんながハッピーになるプロジェクトとして、
ゆっくり育てて行きたいと思っています。

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Tokushima Driftwood Project徳島だより〜 ココロとカラダのメンテナンス