塗料固化剤でレジンの洗浄液を処理してみる

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UVレジンの3Dプリントでは造形物に付着している未硬化レジンをアルコールや水で洗浄することになります。そのレジンの混ざった廃液を捨てるには、日にあててレジン成分を固めたり、濾過材で濾すといったことをします(前置き)

その廃液処理を塗料の固化剤でおこなえるか試してみました。廃液は水洗いレジンを洗ったもので、固化剤はウェーブの「水性・油性兼用塗料固化剤
*参考:[缶スプレー] 残った塗料を固めて捨てる

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▲廃液は水洗いレジンに使ったもので、レジンによって濁った水。量は1.5〜2L程で日にかざしたけれど固まる分もなくユルユルな状態。画像はそこに固化剤の粉を振りまいたところ
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▲それをかき混ぜるとオカラ状になっていく。手作業だと疲れるので、電動ドリルに撹拌棒をつけておこないました

先端がこんなの↓



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▲オカラ状になったら新聞紙などの上に広げます。まだ湿っていてプルプルな状態です。固まってないと不燃ゴミには出せないので、このまま乾燥させます。雨に濡れない屋外に置きました
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▲数日では乾燥せず、そのまま2週間ほど放置していたらこのように固まってました。カチカチになっているので、これは不燃ゴミに出せます

 この方法でも対処できるとわかったので、今回はヨシ

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RC改造パーツの販売で利用している、「DMM.make 3Dプリントサービス」から価格改定(値上がり)の予告がされました。

現在の価格は「2023年6月12日(月) 23時59分」までの受注になり、13日から改訂されます。

前回ほど大きな値上がりにはならないようですが、ご利用の方はお早めにっ

[RC改造]TA02 の ギア比や駆動系

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TA01/02系にまつわるギア比や駆動系のお話をアレコレ。
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▲TA02のノーマルギア比はオンロード走行を楽しむには低め。そこでオプションのスパーギア「TA02 ハイスピードギアセット」(47393)を入れています。スパーギアが69T、66Tの2コセット。その昔は「OP.127 スカイラインスピードチューンギヤーセット」として販売されてました

 ギア比やピニオンの組み合わせは下記図表のとおり。標準よりも大きなピニオンを付けられるよう、スペースを加工し広げています。赤いパーツはノーマルで白い線が加工の目安。黒いパーツは加工後。スパー66Tに28Tまで入るようにしています
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▲加工はモーターツールでひたすら切削。モーターマウントのポストが入る穴はフチがギリギリ残るくらいになってます

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▲TA02のギア比。キットのスパーギアは74T。69T、66Tはオプションのハイスピードギア。グレーの範囲は要加工。「TypeSっぽいTA02」では66Tに25〜27Tを、「TA02 6x6」ではギア比6.4〜6.7あたりを使っています
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■ボールデフ
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▲TA01/02やマンタレイ系のボールデフ。中心部のスプラインの“受け”が舐めるように削れています。タイトなコースとかグリップが高かったりするとこれが頻発 ガタが多めなので詰め物するなど対策してみましたが改善にいたらず…。なので対策するパーツに交換↓
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▲「トップフォースevo」で使われているパーツをカスタマーサービスで購入。ダイキャストより丈夫で精度も高し
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■フロントをスプールに
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▲フロントのギアデフをスプール(固定)に変更するため、TT-01用のサードパーティパーツを流用
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▲ギアデフに変わって取り付け。3方向のピンは受け側とちょっと隙間があったので、収縮チューブを被せて調整
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▲カップジョイントもそれに合わせてTT-01用パーツに
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■プロペラシャフト
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▲センターシャフトは「ハードプロペラシャフト」を使ってますが、気がついたら微妙に曲がっていたりします(写真左)。結構な勢いでぶつかったりしてますからね。これもカスタマーサービスでスペアを購入。前後のジョイントとセットでの扱いです

コンデジ 修理不可

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製作途中の撮影や、外での取材にも使ってきた PENTAX MX-1
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▲手頃なボディサイズで撮像素子大きめ、接写に強くて、背面液晶は上下可動、露出ダイヤルは独立、とゆーのが作業撮りカメラに求めるところ。あとAC電源を常時繋げられて、PCへの転送ケーブルも付けやすい、なんてのを代々使ってきましたが、これは長寿で10年にもなった。でもついに不調を抱えることに……

*塗装が剥がれてボディのシンチュウ地金が見えていますが、それは使い込んだらそういう雰囲気がでるようにと、この商品のネライらしい
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▲デジカメの液晶はこーゆー上下振りのタイプが使いやすい。普段は三脚につけてて、両側から手を回すような姿勢で撮影するので、画面固定ではアカンのです。シャッターを押すのはタイマーかリモコンで。作業の自撮りには一眼だと大き過ぎる

 で本題に戻る。不調というのはバッテリーを交換したり電源を繋ぎ直す度に“設定がリセット”されてしまうこと。その都度、日付から撮影のユーザー設定までやり直さねばとゆーね 長期間の使用で内蔵のボタン電池が切れてメモリーされないとか、そんな感じなのかなぁ。

 10年ものだとさすがにメーカー修理も無理とは思ったけれど、ダメ元でメーカーに相談してみようと調べるとペンタックスはリコーのブランドになっているので、リコーに問い合わせることに。電話にて状況を説明したところ、やはり古い機種なので当該部品の保有が無く、修理対応できないというお返事。あえなく修理不可と。

まぁ撮影はできるのでAC電源をつなぎっぱにしておくしかない。
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▲中古を検索すると案外評価が高いようで、イイ値段で売られていたりしますな。でも同じ症状にならないのか〜な?

ロッグガン 再び

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 明日が次回ワンフェスエントリーの締め日でして、版権アイテムを申請する前にイロイロ目処を付けておきたいわけです。
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▲次に向けてのアイテム、「1/35 ロッグガン」の出力品。精度やディテールを損なわない分割、出力の方向などをいくつか試した末、これでフィックスかなと

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▲基本形は以前のレジンパーツ版と同じで、ディテールの強弱や分割の仕方などを変更をしています。1話の爆雷もやはり付けたい
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▲主な分割。銃口側と本体の取り付けに、プラ棒を貫通させる方法としました

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