ワンフェス2025夏 の当日談

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7月27日開催の「ワンダーフェスティバル2025夏」に来場された方々、お疲れ様でした。
また “のもぴ〜”ブースにお立ち寄りいただいた方々、ありがとうございました。wf2025S_taku_pic
▲のもぴ〜 卓の様子
いつものようにボトムズとスケール系パーツという構成。再販多め、新作は1/24用スコープドッグ用デカール、ビーデザさんの方で1/35スケールで燃料缶の容器など。

当日は早朝5時からすでに日差しが暑いほど。場内がどうなるか心配されましたが無事に過ごせる程であんどでした。今回は開始から15分間が優先入場の方向けの時間。ウチのブースは作品展示が間に合わず、それが過ぎてもまだやっておりましたいつもよりも早く会場入りしたハズなのにな…。
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▲新作の1/24スコープドッグ用デカール。グリーン以外の機体色に似合うようマークの色が選べるのが特徴です。スラッシュドッグの見本にも使っていて▼やステップのマークがホワイトになっています。発色がよいのも見て取れます。前回販売したデカールの使用感を聞かせてくださったお客さんもいらして、好評でなによりです
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▲ビーデザさんの様々な容器。1/35 ミリタリーでディオラマ製作などに欲しくなる小物アイテム。サンプルも見事です

次回 ワンフェス2026[冬]は2026年2月8日開催、ディーラー募集受付は8月22日〜9月1日となっています

ワンフェス2025[夏]のアイテム

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2025年7月27日(日)開催の ワンダーフェスティバル2025[夏] に向けてのお知らせです。
ディーラー名:のもぴ〜
※卓は“ノモケン”と “びーでざ” さんの共同で出展しています

卓位置:3-29-15

今回もボトムズ関連と、スケールモデル系アイテムを出品。
ボトムズパーツは3Dプリント/光硬化樹脂製パーツ となります。

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・1/24 スラッシュドッグ 改造パーツ(再販) 12000G
・1/24 レッドショルダーカスタム パーツ(再販) 10000G
・1/24 ロッグガン(再販) 8000G
・1/24 スコープドッグ用デカール(新作) 8000G
・1/35 ラウンドムーバー(再販) 5000G (B+DESIGN MODELS)
・1/35&HG ロッグガン(再販) 5000G

*再販品の詳細についてはブログの過去記事、製作ガイドなどもご参照ください
GAT-35 ロッグガン 塗装ガイド(改)
WF2024夏のアイテム (ボトムズ+スケール) 1/35&HGロッグガン、1/35ランドムーバー詳細あり
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今回の新作は ・1/24 スコープドッグ用デカール
前回、『
スコープドッグ用デカール「レッドショルダー」』として販売した内容をブラッシュアップしたものです。より汎用的に、さまざまな機体色に合わせてマークの色も選べるよう「▽」など特徴的な図柄の色数を増やしています。また追加武装用のマークもレッドショルダーカスタム、ターボカスタム用も含めたものにしています。
※デカールはマークごとの“島”にはなっていないので、マーク毎に切りぬく必要があります
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▲ステップ部マーク、腰前の四角、降着部アームの▽など、機体色に合わせたコーディネートができるよう3〜4色を用意しています
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▲追加武装用マーク。右肩ランチャー用ではレッドショルダーの9連、ターボカスタムの7連、6連用を用意。腰ミサイル用は2連、バーグラリードッグの3連に使えたりも

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■スケールモデル用パーツ
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・1/35 73式大型トラック対応ディテールアップセット(再販) ¥5000
 アオシマ製キット対応。自重変形タイヤ+細部ディテールアップ

・1/35 T-80U専用可動履帯用エンドコネクタ(再販) ¥3000
 ライフィールドモデル製キット対応。 

・1/35 色々な燃料容器セット (新作) ¥3000
・1/35 様々なプラスチック製容器セット 特別版 ¥3000
・1/35 様々なプラスチック製容器セット Vol.2 ¥3000
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・1/12 F1外部バッテリー(再販) ¥2000
 *1/12ロータス99T用。車体に右側面に接続される外部バッテリー。
 *バッテリーラベルのデカール、ミラー直下のプレートを支えるブラケットも付属

・1/12 F1シートベルトバックル(再販) ¥1000
 *ロータス99Tのシートベルトバックルやアジャスター形状を再現したもの。
 *70〜90年代のF1で広く使われた形状なので、汎用的にも使えます
 *ベルトの取り付け、サテンリボンのサイズについてはこちらを参考に→


シフトレバーの革巻き補修_縫製編

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[マツダ ランティス] ATシフトレバーの革を巻き直す、後編
前編は→こちらシフトレバーの革巻き補修_分解編 
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▲革を切り出したら、フチに針穴を開けます。幅3mmマスキングテープを貼って、元の革を重ねて位置を描き込み。間隔は4〜5mmで変化していて、革の向かい合う位置でそろうように調整しています。穴開けは千枚通しでおこない、深めにさせるよう5mm厚のスチレンボードを下敷きにしています
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▲穴開けまで済んだところ。前回も書きましたが、巻き込むところの切り込みは縫ってから切り込むべきでした。それと下端やスイッチ部の巻き込みの余白ももっとあったほうがよかったなと。今回のはギリ足りたくらいでした
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▲続いてグリップの芯。古い接着剤の跡を剥がしておき、次にノリを付けたくないところをマスキング。下の穴に持ち手(段ボールを折り重ねたもの)を挿しておき、スプレーのり(77)を吹きました。革の裏面にもスプレーしておき、乾いてから位置を合わせて巻きます。グリップの芯には中心線があるので、革に書いた中心線やネジ穴を目安にあわせます
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▲編み方は元のと同様に“ベースボールステッチ”で、針を2本使います。これは手持ちの針セットに入っていた刺繍用2本を使用。糸は“編むハンドルカバー”での残りを使いました。ココでの反省点は2つ。革の裏も全体にスプレーのりを吹いたので、針を通すとのりが針についてしまう…。剥がしつつ進められましたが、面倒がらず革裏のフチはマスクしたほうが良かったなと もうひとつは編み始める場所。グリップの左側(縫い目が長い方)から編んでいったのですが、そうではなく先に右側、スイッチまでの短い区切りを先に編んでから、左側にすれば両側の位置が早い段階で固定され、その後に上側を巻くようになるので、より作業しやすかったように思います。縫う作業はある程度縫い進めてから千枚通しで糸を引っ張り、革のフチをキツく合わせるを繰り返していますATG_15_R
▲短い側も編み、縫い合わせは完了。上側の穴は折り返してからリングを押し込み、スイッチ周囲も折り込みます。そこはゴム系接着剤を塗り足して押さえています。そしてHOLDスイッチ&ケーブルを通して固定した状態
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▲スイッチの囲いと底の樹脂パーツを押し込んで、仕上がり。内部にみえる白っぽいパーツはケーブルのガイドのようで、差し込んでいるだけでは抜けやすいので両面テープで固定しておきました。革の巻き直しはこれで完了。仕上がりとして及第点ですかね。革素材を買った他は、概ね手元にあった用品で間に合わせたのでコストは安くすみましたが、それなりに時間と手間が掛かるものでした
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▲車体への取り付けではレバー下のケーブルの巻き方に注意です(前回の画像参照)。ハンドルカバー共々、触れるところが新しくなってヨイです
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▲補足。シフトインジケーターは前側のネジ穴2箇所が割れていたので補修。1.5mm厚のABS板を重ねて接着&補強。欠けたところはプラリペアで埋めて整形しています

シフトレバーの革巻き補修_分解編

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マツダ ランティスのATシフトレバーの革がいたんのでDIYで縫い直したお話
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▲ウチのランティスは93年製でもう30年も超えているわけですから、そりゃ革も傷みます。左のように上面がヒビワレて、縫い目の付近も欠けるようになってきました。パーツ交換や皮革補修剤も検討しましたが、ハンドルを巻き直した勢いでこっちもなんとかできるのでは?と勘違いをして自分での巻き直しに取りかかってみました。やってみて気付いたこと、反省点があるので備忘録としてまとめてみます

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▲グリップ部を車から取り外す段階。パーツ図のように前面にある上下のネジを外しますが、ホールドスイッチのケーブルがレバーを通っていてこれが難儀なポイント。図だとレバー内にコネクターがありそうに描かれていますが実際になく、写真右下のコネクターまで直結。黒いケーブル2本をコネクターからピン抜きする必要があります。シフトインジケーターのパネルも外すことになります
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▲右はレバーの支持部。黒くてひねられたコードがそのケーブル。赤い線で記したクリップで固定されていたので、そこを外したところ。左はケーブルの端子をコネクターから抜いているところで、1本ぬけています。精密ドライバー(−)1.2mmを穴に挿して、端子の止めを解除。コネクターの端子を抜く側にも“折り返し”があるので、それも開いておきます。抜いた2本のケーブルはどちら黒で極性はないようですが、念のため片方に色をつけて同じように戻せるようにしています

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▲グリップ部とシフトインジケーターのパネルを外したところ。右の囲みはインジケーター裏につくランプ。ひねって外すようになっています。下に見切れているコネクターから黒い線がなくなったのがわかります
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▲外したクリップ部。すでにホールドボタンや下端の樹脂パーツを外した状態です。これらは押し込んであるだけなので、フチから薄いものを差し込んで浮かせるようにしてい外しました。パーツのツメなど割らないように注意です
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▲縫い目を切って、革を剥がします。芯はゴムの成形品で接着剤で貼られていました。横の穴は内側に金属リングで固定されていて、これはラジオペンチで外せました
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▲剥がした皮を平らにのばし、スキャンして型紙をつくります
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▲スキャンした画像から作図。次回があるか分かりませんが一応データ化しておきたいのと、やり直しや修正もしやすいようにと。材料選びでもサイズの目安もつきますし。三角の並びは巻き込むところの切り込みですが、これは実際は巻いてから現物合わせで切るほうがよかったです
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▲革は東急ハンズでみつけた「牛革のはぎれ」から選びました。カタチはもちろん、シボや厚みが違うのが混在していて、そこから薄くてシボが少なめを選び、使わない革で先に切り出しを試しているのが写真右。模型作業で使っているナイフやハサミでいけそうです。ネジ穴のところは10mmのポンチが欲しいところでしたが、ナイフでくり抜くので間に合わせました

ということで シフトレバーの革巻き補修_縫製編 に続きます

三たび、ハンドルカバーを編む

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▲青空駐車って革巻きハンドルも傷むものなのでしょうか。純正がいたんでから革を重ねて巻くのを使っていまして、何年かすると上側はカチカチで擦れとれるようになってきます。そんなわけで三度目のハンドル革巻き作業をしたお話。↑画像は施工後
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▲使っているのは今回もこちら↑ 株式会社世界皮革 「編むハンドルカバー S」。縫い付けや製品詳細は初めて取り付けしたときのエントリーを参照のこと→
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▲最初につけたのが2011年で、今回3度目ですから7年くらいで付け替えてることになります。最近は似た製品や世界皮革からもより安価なものがでていましたが、これまでのに満足していたのでリピートしました。縫い合わせのところに折り返しが付いているのが良いですし、使用例が同じハンドルなのもご縁ということで
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▲二度目のが傷んだ状態。上半分は乾いてカサカサです。さらに右スポーク部分(露出している元のハンドル革)もヒビワレてまして、擦ってみたら表皮が剥がれてきてしまいましたちょうど親指をかけるあたり。わざわざ触って悪くしてしまうとユー
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▲ということで、今回はまずそこの補修から始めます。マスキングテープで型紙を作り、適当な補修材を探したところダイソーの合皮用補修シートが見つかり試してみることに。サイズ的には型紙が少し入り切らないくらいでしたが
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▲シワにならないよう引っ張りつつ、前から裏に回すように貼っています。裏がちょっと足りないですが、案外見た目も馴染んでいます。外周を巻けば強く触ることも少ないと思うので、ひとますがこれでヨシとしました
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▲そして外周の革巻き。スポーク部分は両面テープで固定なので、縫った後に裏紙を剥がせるよう折り返しておきます。青いテープが貼ってあるのは縫い穴の位置をスポークと合わせる目安です
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▲縫う作業はハンドルの下側だとやりやすいですので、ハンドル位置を回しつつ、一周作業します。で、最初の画像のように仕上がりました。左右のディンプル部分が以前よりも細かいパターンに変わっていますね。運転で一番触れるところなので、ハンドル表皮が新しくなるのは良いモノです。ここから7年後だと2032年ですがそれまで載っているのかぁ?

 この作業中にシフトノブの革の傷みも気になってきて、次はその修復に続くのでした

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