1/35 ゼルベリオス  色の話

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昨日、ボトムズ系の模型展示会「装甲騎兵祭」に参加しまして、ベルゼルガBTS1、BTS2と共に新規製作のゼルベリオス(自前レジンキット)を展示しました。

この新作のテーマは「
幡池版ゼルベリオスにマッチした2トーン塗装、細部の配色」を探ること。ゼルベリオスは明確な色指定がなく、レジンキット説明書でも色指示できてないので、これが一つの指針になれば、ということです。藤田版の2トーンカラーで置き換えると重厚な幡池版とは合わない気がするので、落ち着いた配色で軍用ATらしくになるように配慮。細部の配色はガイアノーツのボトムズカラーを中心に選択し、アニメ機体との共通性をもたせたり、らしく見えるように考えてみました。CナンバーはMr.カラー

上腕やモモの色は
ブルー系グレーで、メルキアカラーのスコープドッグやダイビングビートル等と共通にしたのがポイントかなと。*CB-06はダグラムカラーです
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*[訂正]脚側面のホイール中心部は「CB-06」です
さらに補足。レッドはC158スーパーイタリアンレッド。顔部センサーグリーンはAT-15コバルトグリーン+C34スカイブルー。
*各部はグラデーション化や、ウェザリングもしているので、そのまま塗った状態ではありません
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タイレル F1、再生産キットの話 (訂正アリ)

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*ホビーショー会場での取材を元に訂正を入れました(2022/05/12 追記)

タミヤから「タイレル F1」関連の再生産が発表されています。
公式はこちらから↓
第60回 静岡ホビーショー 2022 タミヤ発表新製品リスト

そのためか、以前書いたティレル003やP34記事へのアクセスが増えていたりしたので、それぞれの製品についてちょっとガイドになれば、ということをまとめてみましょー。003やP34の製作には「ノモ研特別編 極上カーモデルの作り方」も参考になるのでそれも絡めたり(宣伝)

・プラモデル *各製品画像はタミヤ公式より引用
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▲元は1977年発売のキットで、そこにエッチングパーツや挽き物パーツを加えて2007年に販売された製品の再生産。グッドイヤーのデカールも付属しています。プラパーツ部分は古いのですが再現製は高く、特異な「六輪車」のメカニズムを知ることのできるキットです。タイヤもショルダー部分のモールドまで再現され、今回もそのままのハズ。このキット、ヘッドカバーの「FORD」ロゴのモールドが実際よりも細い文字なのが残念なところで、できれば修正したいです。「ノモ研特別編 極上カーモデルの作り方」では003のパーツからモールドを型取りし、修正する方法を紹介しています
*エアファンネルが金属挽き物になるのは今回が初でした

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▲元は1973年に「タイレル フォード」として、スポーツカーノーズを装着した姿で発売。それを初期のハマーヘッドタイプのノーズを装着した“モナコGP優勝車”にリニューアルして発売されたのが2015年。プラパーツのみでも当時のF1マシンの仕組みが分かる“教材”となるキットで、かの エイドリアン・ニューイ もこのキットを作ったと実車に乗りながらインタビューに答えてたりします。新規ランナーでハマーヘッド型ノーズやヘッドカバー(インダクションポッドの基部が無いタイプ)が追加される一方、旧キットのスポーツカーノーズやドライバーは付属しません。細部をディテールアップするエッチングパーツも付属。このリニューアル版で残念なのは、マーキングから「FORD」のロゴが抜けている点です。カウルに付くはずの3箇所のフォードの楕円マークが足りなく、またノーズに付くはずの「Tyrrell-ford」も「-ford」が抜けて「Tyrrell」のみとなっています。ですので、そこは別売のデカールなどで補う必要があります。個人的にはまだスポーツカーノーズのキットの頃にこのノーズを自作するなどして1971モナコ仕様を製作。そしてリニューアルキットの発売後にもディテールや考証にこだわった作例記事を月刊ホビージャパンの2016年2、3月号に掲載しています。ムック「ノモ研特別編 極上カーモデルの作り方」ではそのダイジェストと、テストのみに終わった“マトラ風ノーズ”を追加製作しています。こだわり派の方はそれらも是非参考にしていただければと。このレースでのジャッキー・スチュアートを追ったドキュメンタリー映画「ウィークエンド チャンピオン」もお勧めです

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▲1/20スケール グランプリコレクションのNo.1「タイレル P34 シックスホイラー」(1977年発売)を元にエッチングパーツ、シートベルト用シールなどを追加した内容(モーターライズは廃止)。1976年日本GPでの#3シェクター車の特徴(三角型のインテイクメッシュ、上下に長いリア翼端板とそれを支えるトラス構造のステーなど)を再現しているのが大きな違い。それらはエッチングパーツでの追加製作になるので、難易度が高めで上級者向きといえます。実車のトラス状ステーは板で無く“棒“なのでこだわる人はコレをガイドに作り替えるもヨシ。“1976 日本GP”のキットはこれまで数回生産され、前回の販売ではグッドイヤーのデカールも付属し、タイヤショルダーの転写マークも入っていたので今回も同様と思われます、ドライバーフィギュアも付属。#4のデパイエ車として通常仕様に組むこともでき、エッチングパーツはその際にも活かせます。1976年の日本GPといえばレインタイヤも欲しくなるところ。それはサードパーティ製も再生産されるかな?
*新考証によりエッチング製リアウィング翼端板の裏面の形状を修正。そのため、エッチングパーツは判を改めた新規。シートベルトは以前の布風シートから紙シール式に

・RCカー
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▲1977年シーズンの“フルカウルボディ”なP34。当時のプラボディ+金属シャシーの製品から、ボディのプラ部品を流用したもので、2000年代にシャシーをF103系(FRP製ダブルデッキ)とし、フロントステアリングユニットを新規パーツを追加した製品が発売され、それの再生産(と思われる、シャシー画像は未発表なので)。“アルゼンチンGP”と言及され、製品見本でミラーが赤に塗られるのは初で、そこが以前との違いか。このプラボディは6Vバッテリー時代のもので、“通常の7.2Vストレートパック横置き”が収まりません。そのためF103系シャシーでは全長の短いニッカド「1700MP」も発売して対応していました。今回はその点をどうするかはまだ未発表なのが気になるところ。ちなみにポリカ製の1976年型P34ボディはもともとF103系車体に合わせた後発品で、車体幅を広めにディフォルメしているのでそうした問題はないのです
*バッテリーは小型のリフェ「LF1100-6.6V レーシングパック(M)」で対応。そのためのホルダーを新規で追加。ボディパーツはシャシーロール時に干渉する箇所(デフやギアケース周辺)を切除した形状に修正(金型修正)。アルゼンチンGPでのマーキングに指示変更
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各製品の概要と気になる点について触れてみました。この機会にそれぞれの「タイレル F1」を味わっていただきたい!

MOOK「ノモ研特別編 極上カーモデルの作り方」は各電子書籍やアマゾンのKindle Unlimitedにも入っているので、ご興味のある方は是非そちらも!!
ノモ研特別編 極上カーモデルの作り方
野本憲一
ホビージャパン
2018-03-17


ところでエブロの1/20 ティレル005の発売はまだかなー
*8月発売予定だそうです

[RC改造] TYPE-S っぽいTA02 その3 テスト編

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テスト走行にヒラポンサーキットさんに行ってきました。
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▲夕日をバックに格好良く〜のハズがミラーが垂れてて(汗)。TT02に載せてたフェラーリ458のボディをTA02に使い回せているのはダンパーマウントまで変更したおかげなのか?
↓で、走りの模様はヒラポンサーキットさんの動画内を

 こんな自作マシンは初めて転がすときの「どうなの感」(今、命名)が面白いところです。
まずはタミチャレタイヤでそろーっと開始(↑動画での映り始めはその状態)
パワーソースは6x6での走行と同様に、モーターは17.5+リポ。ギア比はスパー66Tにピニオン25Tの6.44:1。車高は前後6mm程
とりあえずはメカニカルな不具合も出ず、ふつーに平穏に走った。
 6x6で前だけリバサス足にした時はアッパーアームの位置が適正で合わせられなかったので、そこを改善するようダンパーステーを作り直した効果はあったか
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▲上からの全容。主なTA02パーツはFRPシャシーとギアボックス。ロングサスアーム化とスタビも付いて近代化TA02。バッテリーホルダーもショートリポと1Sサイズ用を製作。ダンパーはM07から外したCVA、バネは金。デフはF/ギアデフ、R/ボールデフ

 タミチャレタイヤでの走行後、もっとグリップがあっても良さげに感じられたので、サーキット指定のタイヤ(スイープSW4-36R)に変更。するとさらに気持ちよく走りまする。思えばここ数年FFとか6X6ばかりで普通に(これが普通か?)4WDツーリング走らせるのが久々でした(笑)。ああ、走らせやすい
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▲裏面。フロントのスキッド角は0度。そこにショートリバサスアームを付けるとアクスル位置が3mm前に。リアのサスアームはロングスパンを自作。フロントのアクスルがズレた分を加味して257mmに合わせたもので、リアのオーバーハングがなくなり、ドライブシャフトの傾きも少なくすんでいる。スタビだけでなく、リバウンドストッパーを収められたのは幸い

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▲この日のベストタイム、8”832。機能テストが目的でタイム云々ではなかったのだけど一応記録。問題が出なかったのと、安定して走り続け易かったことが収穫でした。あと少しギア比を上げたいけれど、これ以上は要加工なのでまたいずれ。このあと青いところもナイロン出力に出しました

[RC改造] TYPE-S っぽいTA02 その2 試作進捗

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カタチになってきました!
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▲前後サスを現代風ロングスパンに仕立てたTA02。FRPのメインシャシーと、前後ギアケースもブラックでイメージ統一。キットからではなくスペアパーツで必要な箇所を集めて組んだもの。ダンパーステーなど青いところはABSで出力した試作部品。リアサスアームはすでにナイロン出力品
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▲フロント部。6x6でも試したスキッド角0°のデフカバーやバンパーを装着し、リバサスアームを組み合わせ。バンパー上にはスタビマウントを追加。ダンパーステー(すでに最初の写真と違う)はアッパーアームの取り付け位置を上目に、ダンパー位置も選べるように変更。ドライブシャフトは44mmユニバーサル。アップライト周りはTT-02 TypeSRと同じ構成
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▲リア。ロアアームは試走に耐えるようナイロン製。トー角はアームの先端側で2.5°に固定。デフカバーはスタビマウントとリバウンドストッパーのマウントを兼ねる形状。ダンパーステーはアッパーアームの高さ調整、ダンパー位置の選択ができるもの。ボディマウントはステー前面に「SP.1253 TBエボ5 B部品」にを付けると前後間隔が標準的な位置。ステー後面にはTA02のポストも取り付け可
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▲前後のスタビマウント。どちらも上面からフタをして、イモネジで抑える仕様。スタビパーツは「OP-1979 ソフトスタビライザーセット(TA07・TB-05)」で合わせて、ストッパーはリアも1コで済むようにした
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▲リア裏面。ギアボックスとサスアームの固定は「OP.1695 ステンレスサスシャフト&アルミサポートブリッジ (GF-01、WR-02)」を使用。リバウンドストッパーは「OP.1967 TT-02 TYPE-S アジャスタブルスチールサスマウント (リヤ)」+「OP.1638 TT-02 TYPE-S スチールリバウンドストッパー」の組み合わせ。調整式のブッシュを真ん中にするとサスピンの間隔と合う
RスタビTA0102対応
▲TA02のノーマルにリアスタビを追加した場合の配置。当時のオプションでの使われていた前側のビス位置で合わせれば使えるハズ。パーツの現物がないので装着状態は未確認(汗)
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▲フロントダンパーマウント。左は以前の形式、ダンパー取り付け部はビスを貫通させていたので、配置が限られてた。これは強度や緩み防止であったけれど、取り付け位置の自由度を増したく、右のように前からのネジ込みのみに変更。3段階の位置を選択できるようした
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▲シャシー重量と配分。今時の車よりは重いけど、6x6よりも240gくらい軽いっ(オイ)。バランスも悪くないようす。FRPシャシーはバッテリの位置を選べるので、これは前寄せ、右寄せの状態。バッテリーホルダーはショートリポや1Sサイズへの対応も検討中
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▲TT02で使っていたフェラーリ458のボディを仮載せ。マウント穴はそのままでいけている。車軸が3mm程前にズレているのだけど、特に問題はなさそう

ということで、次はテスト走行といきたい!

WF_2022夏 参加当選

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7月のワンフェスへのエントリー、「当選」しました。

次に向けては、1/35、1/20のスコープドッグ用パーツを3Dプリントの「直だし」で販売してみようと、前回同居した「b+design models」さんと共にテストを進めています。

20220328

シリコーンとレジンキャストで複製されるものと比べて、良い点は精密感が上がること。いわゆる気泡処理などもないわけですが、サポートの切断や積層痕の整形といった後処理は必要になります。そうした従来とは違う手間の程度、よい出力品を得るためのプリントやデータ調整、コスト面などなどを把握するための習作であったりもします。

他に、前回再販した1/35ボトムズ系レジンキットも販売予定です

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