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 「1/24 ロッグガン」の組み立てについて、3Dプリントパーツの基本的な扱いと、整形、穴開けなど注意点を紹介していきます。
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▲各パーツを整形、全体を組み上げた塗装前の状態
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■「1/24 ロッグガン」パーツリスト、組み立て図

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■組み立て
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▲パーツに付随するサポートを切り離します。プラモデル用の薄刃ニッパーなどで細い部分を切っていきます。パーツ表面が欠けるのを防ぐため、少し残して切り、あとから整形するのがオススメです。サポートが重なって切り取りにくい場合は薄刃ノコなどで底板側をで切ってもよいでしょう
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▲下向きの面など二次硬化が弱い可能性がある箇所は、整形の前にUVライトを当てて硬化をさせます。他の表面と同じ硬さになっていれば大丈夫です。UVライトは波長405nmのモノを。余談ですが最近の100均では懐中電灯型は見かけなくなり、ネイル向けの/ ̄\←このカタチが主なようです
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▲サポートの残りを切り取り、ヤスリなどで周辺の面を整えます
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▲整形が終わった状態。ここは砲身と本体の接続箇所なので、パーツの合わせも確認しておきます
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▲砲身と本体の接続は、付属の四角4角プラパイプ(6mm)を通します。芯を通すことで確実に向きをそろえ、補強も兼ねています。このプラ材はウェーブ「OM-434 6mm プラ=材料【グレー】正方形パイプ」 を使っています
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▲接続部は砲身側が本体に差し込まれ、合わせ目も整いやすくなりました(1/35用と比較)

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▲パーツ形状によっては積層跡が目立ちやすい箇所があります。そこは削って均す、または埋めるなどして整えます。この例は面を削って整えています。この例のように浅い角度の面で生じやすいです
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▲積層の段差を揃える方法として、光硬化パテを薄く塗り、透明な板(パテが剥がれるもの)で押さえつつ硬化させると滑らかにできます。削るよりも整えやすいです。透明でパテが剥がせる板は商品パッケージの透明部分を使ったり、曲面ならポリ袋やラップを使う手もあります
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▲パーツの合わせ目を消したい部分。例は隙間を瞬間接着剤で埋め、ヤスリ掛けでならしています。そこはプラモの合わせ目消しと同様。合わせ目のカドを落としてスジ彫り状にするのもひとつの選択でしょう
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▲側面のスコープ取り付け軸。差し込みと首振り可動がスムーズになるよう、軸穴を調整します。パーツの穴がきつめですので、勘合を確認しつつドリルで徐々に広げます。光硬化樹脂は一般的に欠けたりしやすいものがスタンダードですが、この製品ではドリルしても欠けにくい素材を使っています
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▲TV1話にでてきた「宇宙用時限爆弾」。腰側面へのラックもパーツ化しこのように取り付けます。爆弾は操作パネルらしき面がみえる向きにしておくとよいかと

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