三たび、ハンドルカバーを編む
- カテゴリ:
- ランティス

▲青空駐車って革巻きハンドルも傷むものなのでしょうか。純正がいたんでから革を重ねて巻くのを使っていまして、何年かすると上側はカチカチで擦れとれるようになってきます。そんなわけで三度目のハンドル革巻き作業をしたお話。↑画像は施工後

▲使っているのは今回もこちら↑ 株式会社世界皮革 「編むハンドルカバー S」。縫い付けや製品詳細は初めて取り付けしたときのエントリーを参照のこと→

▲最初につけたのが2011年で、今回3度目ですから7年くらいで付け替えてることになります。最近は似た製品や世界皮革からもより安価なものがでていましたが、これまでのに満足していたのでリピートしました。縫い合わせのところに折り返しが付いているのが良いですし、使用例が同じハンドルなのもご縁ということで


▲二度目のが傷んだ状態。上半分は乾いてカサカサです。さらに右スポーク部分(露出している元のハンドル革)もヒビワレてまして、擦ってみたら表皮が剥がれてきてしまいました



▲ということで、今回はまずそこの補修から始めます。マスキングテープで型紙を作り、適当な補修材を探したところダイソーの合皮用補修シートが見つかり試してみることに。サイズ的には型紙が少し入り切らないくらいでしたが

▲シワにならないよう引っ張りつつ、前から裏に回すように貼っています。裏がちょっと足りないですが、案外見た目も馴染んでいます。外周を巻けば強く触ることも少ないと思うので、ひとますがこれでヨシとしました

▲そして外周の革巻き。スポーク部分は両面テープで固定なので、縫った後に裏紙を剥がせるよう折り返しておきます。青いテープが貼ってあるのは縫い穴の位置をスポークと合わせる目安です

▲縫う作業はハンドルの下側だとやりやすいですので、ハンドル位置を回しつつ、一周作業します。で、最初の画像のように仕上がりました。左右のディンプル部分が以前よりも細かいパターンに変わっていますね。運転で一番触れるところなので、ハンドル表皮が新しくなるのは良いモノです。ここから7年後だと2032年ですがそれまで載っているのかぁ?

この作業中にシフトノブの革の傷みも気になってきて、次はその修復に続くのでした

コメント