F1

2018年05月17日

3月に発売されたムック「極上カーモデルの作り方」。

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そこで製作している1/12 ティレル008にまつわる長いお話を一つ。

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これを作りたいと思い始めたのは1992、3年の頃で、それから徐々に資料集めなどをしていました。


車体に関する情報はもちろんのこと、マーキングを作り起こすために元になる図版も探します。

ティレル008のスポンサーステッカーはティレルP34の77年型と多くは共通なのでデザインを新たに起こすような箇所は少ないのですが、コクピット前方の楕円マーク(「FIRST〜」が周囲に帯になっている)は、前年とデザインが違うので、ここに使えるものが無いものかと思っていました。

そんな中、あるF1ショップの広告でずばりそのマークのステッカーを見つけ、「これは買わねば」と電車を乗り継いでそのショップまで買いに行ったのでした。

その辺の話を「のもぴ〜プラスティックラジオ 2018/3/22」
https://youtu.be/mGJhP_tSOVY?t=20m30s
でもしていますので、そちらもご覧アレ

で、そうして買った↓ステッカー
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購入から20数年の時を経てようやく活かせたわけですが、これにまつわる話にはまだ先があり、それが今回の本題。

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■あらためて時は90年代前半

今は無きそのF1ショップ行ったのは平日の昼間のこと。乗ったことのない路線で見知らぬ駅に降り、奥の細道みたいなところを歩いて到着。

お店に入ると店員の方がなぜがちょっと驚いたような感じ。他にお客さんもいないので微妙にチラ見される中、高価なグッズやF1パーツが並んでいるのを一通り眺めてから、目的のステッカーを買ったのでした。ン十万の商品が居並ぶ中、2枚合わせて数千円だったはず。

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主目的の008当時のステッカーの他、P34もあったので合わせて購入

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■90年代後半(たぶん)


とある仕事先というか編集部でそこのスタッフの方を紹介され、「初めまして」と挨拶すると、相手の方が「初めてじゃないですよ。僕、野本さんと会ったことありますよ」ときた。

話を聞いてみると、「F1ショップで働いてた時にお店に来た」と。


!!

あの時の店員さんなのか!

確かに何となく覚えてた風体や髪型などが一致して、「ああーっ確かに」とリアクション。


チラ見されてた気がしたのは「ノモケン」だと“身バレ“していたからかーっ(笑)。

その頃からすでにホビージャパンやRCマガジン誌で顔出ししていたので、模型店ならそういうこともありがちたけど、まさかF1ショップでとは思いもしなかった。

そして、仕事先でまた巡り会うとは。


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■そして2018年

先日の静岡ホビーショーで、久しぶりにその方にお会いしまして。

すでにMOOK「極上カーモデルの作り方」はご覧いただけていて、あらためてこの顛末と、「これを作るためにあのショップにステッカーを買いに行ったんですよ」と伝えたところ、さすがに何を買ったかまでは覚えてないけど、その頃から考えてたんですかと驚いてた。

ちなみにショップで働いていたのは極短期間だったのだそうな。

時を隔ててこんな会話が出来るのは、偶然が重なっているのと同時に、趣味嗜好が近い人たちは交差するってやつなんですかね。

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“身バレ“するのも時には悪くない

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ノモケン/野本憲一nomo_ken at 22:35│コメント(0)

2018年03月17日

 ホビージャパンMOOK

ノモ研特別編 極上カーモデルの作り方」

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ISBN 9784798616476
価格 2400円+税
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本日より発売です!

この本の主役はスクラッチビルドの

「1/12スケール Tyrrell 008」。


精密模型を作り上げた様を詳らかに紹介するこの本。その製作過程と共に、それを成し遂げた"情熱の発露としての模型製作"が隠されたテーマとか言っておくと格好が良いかもしれない。

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↑裏表紙

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本の内容は3部構成で、

 1章では、その製作に至る背景やマシンについての解説を添えつつ「1/12スケール ティレル008」の作品全貌を紹介。

 カウルをつけた全容、内部のメカニカルな姿、パーツの取り付けピンにまでこだわったディテールなどが見所。


 2章では、その製作過程を詳細かつ、工程毎に紹介。

 カーモデル的な「ボディ」や「エンジン」といった部位毎の説明ではなく、「用いる素材やテクニック」毎に分けているところがノモ研っぽいところ。プラ材での工作、金属素材と加工、3DCAD+出力といったように工程でまとめ、全体の進行は「様々な手法でのパーツ製作〜仕上げ〜カラーリング〜フィニッシュワーク」と進みます。


 3章では、このティレル008を作る礎となった二つの作品、1/12 ティレル003と1/12 ティレルP34を紹介。

 いずれもタミヤ1/12キットを元にディテールアップや改造を加えた作品で、完成状態と共に製作過程も紹介。ここはプラモ製作の参考になればという面もありますが、これらの製作経験が「ティレル008を製作で取った手法」につながっているので、そんなところも合わせて伝わればということです。スクラッチへの道もまずキットから。
 ティレルP34は製作から25年経った模型でもあり、年数を経た姿とそれを修復する工程も。

 となっています。

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 この本では模型製作についての基本的な事柄についての説明は省いているので、その点は「NOMOKEN新訂版」や、カーモデル製作については「NOMOKEN2」をご参考に。

 1/12スケールでF1のスクラッチビルドはそうそうすることはないわけで、これを丸ごと真似るような本ではありませんが、求めるカタチを作り上げていく工程、ディテール再現にこだわった製作、マーキングの自作、スケールに見合った仕上げなど、カーモデルのみならず模型製作の一助になればと思います。

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ホビージャパンのYoutubeからPR動画を↓



  
 



ノモケン/野本憲一nomo_ken at 09:44│コメント(0)

2018年02月22日

来月発売(予定)のMOOKをひたすら製作中です。

新刊「極上カーモデルのつくり方」は、

フルスクラッチ「1:12 ティレル008」

が主題

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それに加え、

「1:12 ティレル003」

「1:12 ティレルP34」

も載ります。

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まさに"ティレル三昧"という、オレ得な本です。



ノモケン/野本憲一nomo_ken at 08:57│コメント(0)

2018年02月09日

2月18日開催 ワンダーフェスティバル2018冬


「のもぴ〜」卓は 4-11-15 です。


今回はようやく完成した「1/12 ティレル008」 を展示します。

是非この機会に、ご覧アレ

できることなら修復したティレルP34や003と並べて置きたいところなれど、スペースがないのでそこはやむなし

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大物が終わったので、この期間手をつけられなかったモノを作りたい気満々ですが、

MOOKの進行に掛かりっきりなので、もうしばらくこもります。

人気車種でもないクルマの製作過程を追う本ですよ。

エライことだ





ノモケン/野本憲一nomo_ken at 01:30│コメント(0)

2018年02月02日

長らく破損状態にあった 1/12 ティレル P34(1977 モナコGP) を修復しました。

破損箇所は足回りとデカール、ウィングがバラけたりなどなど。

この作品、

ホビージャパン誌 1993年9月号掲載

25年前ですよ!


当時は1977 モナコGP仕様の資料は乏しくて、それでも手を尽くして調べながら作った思い出で深い作品。

それがこの度の「1/12 ティレル008」 製作につながっているわけです。

いまだにコレ見ると締め切り間際にあせりながらタイヤマーク塗ってたことを思い出すわ
当時の写真

*ちなみにタミヤから「1/20 タイレルP34 1977 モナコGP仕様」が発売されるのは2002年

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■修復開始
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幸いなことにというかなんというか、ティレル008のために部品取りしたP34のキットからサスアームのパーツは持ってこれるし、ホイールやタイヤも丸ごと余っているので、そこも新たに製作。

今度はタイヤロゴは吹きつけ塗装で、パーティングラインも目立たないように処置。

リアスタビのジョイントアームも折れていたので、ここはピン留めできるように真鍮パイプとステンレス線で新造。

カムカバーは残念なFORDロゴを修正したくなったので、ここも新規製作。003の同パーツからFORDモールドを写し取ってディテールアップ。

組み上がった状態からカムカバーを剥がすのは結構なチャレンジだったよ!


ホワイトのカウルはツヤが無い状態になってしまっていたので、丸ごと再塗装。

そこは当然マーキングも貼り直し。ノーズ、リアウィングの大型elfマークも痛んでいたので貼り直し。

フロントのelfマークに重なるL型フィン(洋はく板で自作)を剥がしたらヨレヨレになったのでエッチング帯金で作り直し。

カウルの"窓"に填めていた塩ビ版も変色していたので新たに切り出して貼り付け。

シートベルトも一端剥がす必要があったのとリボンが色あせていたので、金具は流用しつつ作り直し。

リアウィングは翼端板やステーの接着が剥がれてバラバラになっていたので、ピン留めに変更しつつ再固定。

77年の角形メーターパネルもプラ板で自作して、盤面はシール紙に印刷して貼り付け。

今度は安定して保管できるようにアクリルケースを用意して、固定用のナットをシート下に入れました。

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■修復なった ティレルP34
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修復と平行して、デパイエのヘルメットも製作。

これは008に添えるためで、マーキングや形状は78年モナコ仕様

GPAのヘルメットは側面にバイザーが入り込むなどカタチが凝っているのがやっかい。

1/12のヘルメットは手持ちのパーツがなかったこともあり、大まかな形状を3Dプリントで作ってそれを加工しています。

ヘルメットの寸法って割り出しにくくて困っていたところ、4輪用のアライGP-2を持っていたのを思い出し、採寸して参考にしました。

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ノモケン/野本憲一nomo_ken at 21:15│コメント(0)
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