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[RC改造]TA02 の ギア比や駆動系

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TA01/02系にまつわるギア比や駆動系のお話をアレコレ。
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▲TA02のノーマルギア比はオンロード走行を楽しむには低め。そこでオプションのスパーギア「TA02 ハイスピードギアセット」(47393)を入れています。スパーギアが69T、66Tの2コセット。その昔は「OP.127 スカイラインスピードチューンギヤーセット」として販売されてました

 ギア比やピニオンの組み合わせは下記図表のとおり。標準よりも大きなピニオンを付けられるよう、スペースを加工し広げています。赤いパーツはノーマルで白い線が加工の目安。黒いパーツは加工後。スパー66Tに28Tまで入るようにしています
PINI_02_R
▲加工はモーターツールでひたすら切削。モーターマウントのポストが入る穴はフチがギリギリ残るくらいになってます

ta02 gear ratio
▲TA02のギア比。キットのスパーギアは74T。69T、66Tはオプションのハイスピードギア。グレーの範囲は要加工。「TypeSっぽいTA02」では66Tに25〜27Tを、「TA02 6x6」ではギア比6.4〜6.7あたりを使っています
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■ボールデフ
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▲TA01/02やマンタレイ系のボールデフ。中心部のスプラインの“受け”が舐めるように削れています。タイトなコースとかグリップが高かったりするとこれが頻発 ガタが多めなので詰め物するなど対策してみましたが改善にいたらず…。なので対策するパーツに交換↓
B_def_02
▲「トップフォースevo」で使われているパーツをカスタマーサービスで購入。ダイキャストより丈夫で精度も高し
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■フロントをスプールに
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▲フロントのギアデフをスプール(固定)に変更するため、TT-01用のサードパーティパーツを流用
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▲ギアデフに変わって取り付け。3方向のピンは受け側とちょっと隙間があったので、収縮チューブを被せて調整
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▲カップジョイントもそれに合わせてTT-01用パーツに
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■プロペラシャフト
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▲センターシャフトは「ハードプロペラシャフト」を使ってますが、気がついたら微妙に曲がっていたりします(写真左)。結構な勢いでぶつかったりしてますからね。これもカスタマーサービスでスペアを購入。前後のジョイントとセットでの扱いです

[RC改造] TYPE-S っぽいTA02 その6 エコナと251mm化

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「エコノミーナイロン」で出力したパーツテストと251mm化を兼ねた「TYPE-S っぽいTA02」。
走ってきました
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▲リアサスアームとフロント周りのパーツをエコノミーナイロンに変更。リアサスアームは251mm化で左右のシャフトがほぼ真横に出るのが特徴。ボディはポルシェ 911 GT3 カップカー


▲ヒラポンサーキットさんの動画〜5:48あたり。この日はあいにくウェットパッチが残る路面で、映像の時間帯はおとなしめ〜、終盤にはほぼドライで走れました。走り初めはスタビ外したり、ステー側のダンパー位置を変え、路面の改善に合わせて基のセッティングに戻す展開。ラインが限られるのもイイ練習になりました。ちなみに映っているアルファタウリカラーのシビック(新旧)はM07/257です

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▲走行後のフロント周り。デフカバーは路面かパイロンと擦れた跡がみえます。特に不具合もなく走行
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▲全体裏面はこんな。リアのアームも問題なし。自作パーツはこれで一区切りかな
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・「エコノミーナイロン」なパーツ
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この「エコノミーナイロン」で出力したパーツ、機能としてはナイロンと同じように使える感じです。
それでコストが「以前のナイロン」同等程度なので、基本的には今後はこちらかなと。

それ以外になにが違うかというと、パーツ発送までの日数。「ナイロン」だと通常7〜10日くらいですが、「エコノミー」では10〜15日となっています(その後「〜20日」に変わってました)形状データ面では細かな段差や薄い箇所を避けたほうがいい旨指摘されたので、そんなところに注意する必要があったりします。

という経過を踏まえて、クリエイターズマーケットの各アイテムに素材「エコノミーナイロン」を追加設定しました。

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・8月22日追記
クリエイターズマーケットに
[RC改造]TA02_リアワイドスパンアーム(WB251mm用)
を追加しました

エコノミー なナイロン

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DMM.makeの3Dプリントに新たに設定された「エコノミー ナイロン」でまずは1品、造形してみました
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▲パーツは 「TypeSっぽいTA02」用のリアサスアームで、ホイールベースが251mm用。そのためアップライト側が前に寄ってる。真ん中が凹んでるのはアーム前縁のスタビマウント位置は変えたくないからです。*ホイールベース 251mmは、ポルシェ911系ボディなどが対応

 「エコノミーナイロン」は先日の造形価格変更と同時に設定されたモノ。
エコノミーナイロン - DMM.make 3Dプリント
 ここ↑の説明によると「リサイクル材の利用比率を高めて安価に 〜略〜 実際に使用するナイロン部品としての強度をもった造形が可能」とされています。
 造形価格は以前のナイロンと同程度で、造形日数は10〜15日

 値上がりした「ナイロン」を使うのは厳しいので、この「エコノミーナイロン」に切り替えられるかのテストです。
IMGP7466s
▲で、実際に届いたもの。「ナイロン」と色や質感が微妙に違うけれど、そこは同種の範囲。プリント精度も似た感じで、円形の穴が微妙に「D」っぽくなるところがあるのも同様。ランナー部を切ったり、穴をドリルした感触も概ね変わらず

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▲257mm用リアサスアームと比較。シンプルな形状になっているのは、データチェックで薄い段差はエラーになりやすいと指摘されたため

このプリントで概要を掴めたので、続いてはフロント周りのパーツセットを注文中。
それが届いたら、テスト走行で機能、強度確認の予定

 [RC改造] 「TypeSっぽいTA02」仕様のまとめと[説明書]

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TA02を最近のツーリングカーっぽく組み上げてみた「TypeSっぽいTA02」。
自作3Dプリントパーツの説明書も兼ねて、仕様のまとめを紹介します。
*一番下にDMM.makeクリエイターズマーケットへのリンクを入れました
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▲特徴は足回りを標準よりもスパンの長い“リバサス系パーツ”で組み上げ(られるようにし)たこと。ダンパーステーも変更し、車高を下げた際にもアッパーアームの位置を最適化しやすい。基本的にはパーツの交換で、難しい加工はいらないのもポイント。シャシーはバスタブのままでも組めます
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▲自作の3Dプリントパーツ(ナイロン製)の一覧。プリント状態ではランナーで繋がっているので、そこはニッパーで切断。サスピンの穴は細めにしてあるので改めてドリルで開け直す。3mmビスをねじ込む箇所はベースキットの樹脂パーツと同様で、締めすぎには注意。微妙に真円でないこともあるので、先に2.5mmドリルで整えておくとよりいい。
*こちらも参照→
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■フロント詳細
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▲フロントギアケース周辺部品はこのように変更。サスマウウント部はスキッド(0°)でリバサス取り付け可。例はサスアームにショートリバサスの「SP.1353」を使用。アップライト周囲は「TT-02 TYPE-SR」に準じた組み方でアップライトは「OP.1568 TRF418 C部品」、Cハブは「OP.1580 リバーシブルサス用カーボン強化ハブキャリア (4度)」。
*アップライト周辺に必要なパーツはこちらも参考に→タミヤwebサイトの「TT02 typeSR」説明書
**FRP/カーボンシャシーの場合はステアリングワイパーに“不要部品”の方を選び、干渉部分を削る
  詳しくは→]F_kihon2b_R
▲アッパーアーム長はこの仕様で軸間43mm。ダンパーステー側はボールナットでスペーサーは2mm(参考)。ユニバーサルシャフトは44mm。
*リバサス化で車軸位置が標準よりも3mm前になる→リアサスアームの変更でホイールベース257mmは変わらず
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■リア詳細
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▲リアギアボックスは無加工で、サスアーム、ダンパーステー、デフカバーを新規に取り付け。スタビマウントはイモネジでガタつきを抑える方式。アジャスタブルスチールマウントのブッシュは基準の「N1」を使用(サスピンの先端と位置が合う)。サスアームのリバウンドストッパー用の穴はホロービス(3x10など)を取り付けて調整可能に
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▲アルミサポートブリッジは前端側に2mmスペーサーを入れる。アッパーアーム長は軸間44mm、ボール部のスペーサーは両側とも2mm(参考値)。ダンパーはCVAスーパーミニで各54.5mm。
リアダンパーを内側に寝かすとサスアームとバネ受け(リテーナー)が干渉してきます。そこはアーム側を削るとか、リテーナー位置を上げるとか。リア車軸をフロントに合わせて3mm前に出しているので、シャフトの後傾が少なく済んでいます
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▲アッパーアーム基部。上から3x10ネジを通し、ボールナットで固定。スペーサーによってボール部の位置(高さ)を変えることで、リバサス系orTA02標準サスに適した高さに変更可能。ロールセンターの調整にもなる。この点はフロントも同様
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「TypeSっぽいTA02」用パーツはTA02のオプションとして部分的に活かしてみるのもありかと思います
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■TA02標準サスアームで活かす例
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▲TA02ノーマル足にスタビを追加。ダンパーステーも変え、アッパーアームをアジャスタブル化することで、キャンバーやロールセンターの調整、ダンパー位置の選択も可能になります
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■DMM.make  クリエイターズマーケットへのリンク
[RC改造]「TypeSっぽいTA02」用パーツ_セット v1.1
↑パーツのフルセット

↓スペアや部分利用向け、フロント側/リア側/リアサスアーム
[RC改造]TA02_リアデフカバー、ダンパーステー
[RC改造]TA02_リアワイドスパンアーム

↓スペア用、単品



[RC改造] TA02_角リポ用バッテリーホルダー[説明書]

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 TA02のFRP/カーボンシャシーで角型リポバッテリー各種を使えるようにする「バッテリーホルダー」をDMM.make クリエイターズマーケットに登録、公開しました。出力品(3Dプリントパーツ)を購入できます。
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▲角型バッテリー用、ショートリポ用、1Sサイズ用の単品、と3種セットを用意。それぞれ画像のような配置でシャシーパーツと組み合わせます。素材はナイロン。色はアイボリーホワイト。
ショートリポ、1Sサイズ用は同形状のホルダーが2コ1組。ランナーで繋がった状態での出力品となります
↓クリエイターズマーケットへのリンク↓
・[RC改造]TA02_角リポ_ホルダー(FRP/カーボンシャーシ用)
・[RC改造]TA02_ショートリポ_ホルダー(FRP/カーボンシャーシ用)
・[RC改造]TA02_1Sサイズリポ_ホルダー(FRP/カーボンシャーシ用)
・[RC改造]TA02_角リポ用ホルダー3種セット(FRP/カーボンシャーシ用)
*価格(送料込み)は各ページでご確認ください。パーツのみが発送され説明書などは付属しません。

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▲一般的な角型バッテリー用。片側のみ交換し、スペースを広げます

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▲ショートリポ用。左右のホルダーを交換。上面から差し込み、下側をキャッチピンで固定

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▲1Sサイズ用。左右のホルダーを交換。上面から差し込み、下側をキャッチピンで固定。
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▲1Sサイズ用を裏面から。ステーに差し込み、下に出た箇所をキャッチピンで固定します。(ショートリポ用も同様)
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