メルカバ

2018年09月19日

ホビージャパンMOOK、新刊の話

MMM(ミリタリーモデリングマニュアル) イスラエル戦車編」
MMM201809_1_R
出版年月日 2018/09/19
ISBN 9784798617701
判型 A4
定価 本体2,500円+税

ここ数年、HJ本誌に掲載されたIDF車両の記事の総まとめ的な内容。ボリューム満点、読み応えアリです。
塗装やウェザリングなどの実践的解説も多く、イスラエル車両独特な表現の参考になるのでは。

担当作例は
・タミヤ 1/35 メルカバ
・タコム 1/35 メルカバMK1 HIBRID
です。

・タミヤ メルカバ 
MMM201809_2_R
模型としてのイスラエル車両の原点とも言える「タミヤのメルカバ」。
より実車に近づけるため、砲塔形状の修正や細部をディテールアップ、チェーンカーテンの追加、さらに固定となっている砲身を上下可動にした作例

月刊誌の時よりも図や途中写真が大きくていいかな


・タコム メルカバMK1 HIBRID
MMM201809_3_R
タミヤのメルカバを製作して1年もしないうちに発売されたキット。綿密にリサーチした後だっただけに、このキット再現度の高さがよく分かりました。メルカバの初期タイプとしては決定版といえるでしょう。

作例はキットを活かしつつ、またも砲身を可動化。
キットのモールドに合わせて、さらにディテール追加など。
MMM201809_4_R
砲塔上面ハッチのディテールアップ写真がまたも小さかったので、
それは↓のエントリーから参照のこと

タコム メルカバの補足
http://blog.livedoor.jp/nomo_ken/archives/5395529.html

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ノモケン/野本憲一nomo_ken at 14:14│コメント(0)

2016年08月04日

「月刊ホビージャパン2016年9月号」の折り込みページでは他のIDF車両と並んだ姿も掲載されています。
IDF車両は車体の色味で悩むところですが、隣のショットカルとも似ていていい感じでした。

誌面では途中写真や図を入れて改修ポイントを細かく説明しています。が、まだ伝えきれていないところをフォローしてみます。

■砲塔 右側面の改修
砲塔右0_R_R
上面から一段落ちているところ(レンジファインダー前の斜面)を「後ろ下げ、前上げ、少し前に延長」します(赤い線のように)。レンジファインダーの少し前にから一段下がって上面をカットし、プラ板でフタをしつつ角度を変更しています。横の「U」型モールドを付けなおしたり、周囲への溶接痕も追加。

砲塔右2_R_R
その上に載るリブ付きプレートとの間の部分。後半は上面側との溶接痕が見え、「U」型モールドの上には何らかの別の部品が入っているようで、それも再現しています。右の砲耳に関わるところで、リブ付きプレートで隠しているのかなと。ちなみにこのリブ付きのプレート、縦と横を貼り合わせた継ぎ目も一体感が増すようパテ盛りし整形しています


■砲塔側面 後部
砲塔左後_R_R
砲塔の左右はターレットリングと同心円に張り出していて、その後半部は平らにカットされたような形状になっています。キットではこの“カット面”の後端が砲塔中央の垂直面と揃っているのですが、実車では“カット面”後端と垂直面の間には少し円弧の部分があります。そこを再現するために、キットの“カット面“周囲にエポキシパテを盛りつけて形状を変更しています。右側面でも同様の加工をしていますが、左右対称ではありません。

■車体後面
車体後面_R_R
後部の乗降ハッチ中心部、切り欠いた形状の中に開閉用のレバーを追加。六角のベースに丸頭のピンのような形状。誘導輪取り付け基部はリベットを追加したり、パーティングラインで歪みのある六角部も付け直しています。

後端の泥よけは後面と内側面で切り分け、取り付け側の段差やリベットを追加。上の写真では車体横に追加したサイドスカート用のステーも見えています。これはL型プラ材を薄切りして利用。予備履帯もフリウルのメタル製とし、固定のフックや四角いプレートはプラ板で自作しています。

下の写真ではワイヤーに隠れて見えにくいチェーンカーテンの取り付け部もわかります。図での説明していますが、こんな感じになってます。その周りにワイヤー用ラックでは固定用のピンが通っていたり、各ラックを橋渡しするようなステーを追加しています。

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Youtube のもぴ〜プラスティックラジオ(7/29放送分)でも、メルカバの作例を紹介。砲身可動やサイドスカートの着脱の様子が見れます


ノモケン/野本憲一nomo_ken at 22:09│コメント(0)トラックバック(0)

2016年07月25日

本日発売の月刊ホビージャパン2016年9月号
月刊ホビージャパン2016年9月号









第2特集は「ROAD TO MERKAVA」
IDFの創設からメルカバ(Mk.1)までの車両が特集されています。

自分はその中で「メルカバ」を担当。(カラー6P)
タミヤ1/35メルカバは古いキットですけど、あれこれと手を加えることで、さらに完成度を高めてみました。

まず難点である砲塔形状を修正。
HJ1609_ML
先端側のくさびの形状、右のレンジファインダー前の傾斜、左の砲耳の位置。左右張りだしの後ろ側の形状修正(成形色とエポパテの色が似ててわかりにくい…)などなど

キットでは水平で接着になる砲身は、砲架部分を自作し俯仰できるように改造。
ここで懸案となる防循の防水シート部は「分割可動」させるというキャラクターモデル的な手法で対処しました。


また磁石によるサイドスカートの着脱化。
それを外さないと見えにくい機動輪、誘導輪のディテールアップも。
mk1
mk1b

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また、情報ページでは、先月の北京の訪問記も掲載(カラー2P)
北京戦車博物館のIS-2を初めとした実車写真。
そして「英雄会」の会場の模様を紹介しています。

ということで、是非ごらんアレ!


ノモケン/野本憲一nomo_ken at 10:00│コメント(0)トラックバック(0)
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