2008年01月03日

図書館内乱   有川浩5

図書館戦争」に続くシリーズ2作目。
1作目は最高に面白いと思ったのに、2作目3作目と進むごとにだんだんつまらなくなるシリーズ物はよくありますが、とりあえずこの「図書館内乱」は1作目よりも面白く感じました。
図書館戦争」は主人公視点がメインだったのですが、主人公の笠原郁は単純明快、一直線、ある意味非常に主人公らしい性格をしているが故に感情移入しづらいのです。(第2の主人公ともいえる教官の堂上についても同様に感情移入しづらい)
今回の「図書館内乱」では脇役である主人公の同僚の柴崎や教官の小牧の視点も増えており、こっちの人たちの方がまともというか普通と言うか共感しやすいのです。
美人であるが故に同性のやっかみを受けやすく、その結果処世術に長けてしまった柴崎のモノローグは本書の中でも興味深いシーンです。

本書は主人公が「憧れの王子様」(主人公の図書隊に入るきっかけになった人)の正体を知ってしまった!というところで終わっており、3作目「図書館危機」へのヒキも十分。
そしてまた皆はこの1680円もする小説を買ってしまうのでしょう。

☆4.5

関連レビュー
有川浩「図書館戦争」
有川浩「図書館危機」
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図書館内乱
図書館内乱
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有川 浩
メディアワークス (2006/09/11)
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おすすめ度の平均: 4.0
5 なるほど本当に内乱だ
3 ハードカバーで・・・
4 疾走感バツグン!


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