2008年12月24日

女性が部下をもったら読む本   蓮尾登美子

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女性が部下をもったら読む本 (DO BOOKS)
蓮尾 登美子
同文館出版
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 ごめんなさい。部下ももっていないくせに、読んでしまいました。
 この本の「はじめに」の1ページ目には、
 この本のタイトル「部下をもったら……」という言葉に何となく抵抗を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか
そんな私のような「部下ももっていないくせに読んでしまった」人のことが書かれています。
 そしてその先のページに
 たとえあなたに役職がついていなくても、部門を任されていなくても、(略)あなたの指示命令に従い仕事を進める人がいたら、その人はあなたの「部下」と言っていい
 と、書かれています。
 なので、別にこの本のターゲットは女性管理職限定ではないのでした。

 と言っても、私の場合は、現在の職場だとお仕事のグループの最下っぱなので、やっぱり部下はいないのですが……。
 ですが、この「女性が部下をもったら読む本」は、たとえ部下がいなくても、いつか部下を持つ「将来のために」ということではなくても、女性であれば読んでいて役立つ、心に残る箇所がいくつもある本でした。
 もっと言うと、男性であっても、読んでみても損はない本だと思います。
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 この本のはじめにでは、著者が後輩の指導をまかされ始めた時に、
 「自分ひとりでやってしまえばすぐできるのに、なんでこんな苦労しなくてはならないのか?」

 と、悩んだ時の話が書かれています。
 ですが、著者はこの悶々とした状態を抜け出すために
  ・部下とかかわることは人を動かすための勉強
 ・教えた相手が何も変わらなかったとしても、自分が成長し、経験が蓄積される
 というように、「自分の考え方を変えよう」と思ったのでした。

 また、ある会社の女性社長がいつも社員に言っているセリフに著者が勇気付けられ、今でもずっと心の支えとしている話もでてきます。
 そのセリフは
 「嫌ないつでも辞められる」
です、自分が辞めたからといって会社が潰れることはなく、周りに迷惑をかけるかもしれなくても、彼(彼女)たちは、いずれ新しいリーダーのもとで仕事をするようになるのです。
 なので、いつでも「嫌です」と言えるし、気楽に考えてよい、辞めるのは後からでもできることなので、今の状況の中で精一杯やって限界を感じたらその時決断すればよい、と書かれています。
 すぐに自分を追い詰めてしまう性格の私としては、この「嫌ならいつでも辞められる」理論は心に響きました。別に妻子を養っているわけでもない女性なんだからこそ、「嫌ならいつでも辞められる」と思っていればいいんです!!(賛否両論ありそうな意見ですが。)

 また、1章以降の本文の中で、私がこころに残ったのは
「男−仕事=ゼロ」「女ー仕事≠ゼロ」
という言葉です。
 仕事で使う筋肉というのは非常に限定されているので、男性は退職した瞬間からその筋肉は衰え、他人にすすめられて他の筋肉を使おうとすると、筋肉痛をおこしてしまいます。女性の場合は、職場以外でも家事や育児、介護、地域活動などさまざまな役割をこなすことが要求される分、ざまざまな心と体の筋肉が自然と身につく、と書かれているのです。
 なんで、女性だと言うだけで、仕事だけに集中できなくて、家事だとか、(将来的には)育児だとかをやらなきゃいけないんだ!!と、理不尽さを感じることがよくありますが、こうやって、「ざまざまな筋肉が身につく」とプラスに考えることも出来るのですね。
 そのほかにも、本書には従来女性のデメリットとして考えられることを、プラスにとらえる考え方が書かれていて、部下がいない私でも、感銘を受けました。

 そして、もちろん、リーダシップとは何か、目標の設定の仕方、タイプ別部下とのかかわり方など、「本当に部下を持っている」人のための項目もあり、部下を持った場合で書かれていますが、対部下でなくとも役立つコミュニケーションの仕方についても書かれています。
 
 なので、最初に書いたように、部下がいても、いなくても、男性であっても女性であっても、読んで役立つ本なのです。

☆3.5


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キア at 11:30│Comments(1)TrackBack(0)clip!ビジネス書 │このエントリーを含むはてなブックマーク

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この記事へのコメント

1. Posted by tsugawa   2009年01月14日 17:01
はじめまして。同文舘出版の津川です。
この度は弊社の本を読んでいただき、
本当にありがとうございます。
ポイントがピンク字になっていて、
すごく読みやすい書評。。。感謝です。
これからもよろしくお願いします!

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