松本の街はいつも時間がなく、目的だけすませることが多いのですが、今回無料自転車でウロウロする時間がありました。
このあたり、松本城の東側です。
学生の時に信州が好きで、松本にはよく来ていたんです。今では街並みがきれいになってしまって、駅前の一角にありましたお惣菜やおやきのお店も姿を消してしましましたが、このあたりにはまだ残ってるんです。
目にとまったのがこちら「塩川喫茶部」様です。
もう私のお腹が「食べてみたいよ〜!」って叫んでいました。
食べることの直感だけはずいぶん食べたので、何となく当たってしまう・・・
「どひゃ〜レ・ト・ロ」
カウンターのタイルにはビックリです。年代を感じてしまいます。
こればかりは今の建築ではどうにもならない「味」が出てるんです
とっても上品で、気のいい女将さんが御主人とお二人で営業されています。
テーブルは松本民芸家具だそうですが、昔はそんな言い方をしたのでしょうか?
職人さんの遊び心である梅の彫り込み、これには大感激です、しかも紅白そしてテーブルの脚の手触りが、時代を物語っています。
このあたりとっても多くの芸者さんが行き来されていたようです。
きっとその方達の休憩処になっていたのかもしれません。
全て手作りの「クリームあんみつ」です。
全て手作りなんです。
白みつのみで、フルーツの香りがみつにしみ込んで、とっても爽やかな香りがします。そしてアイスクリーム、餡、かんてん、リンゴの甘煮は自家製です。
かんてんは今まで食べた事もないサイズの切り方で、これがまたみつと合ってとっても美味しいんです。
これこれ、自家製アイスクリーム
懐かしい味わいにホッペがゆるゆる
このリンゴ美味しい!地元のリンゴを甘煮にされています。
「京都には絶対ない味わいです」って宣言できます
実際京都の人が通ってって、私と同じことを言われてるそうです。
松本行けば通わせていただくことになりそうです
女将さんとお漬物の漬け方の話で盛り上がり、早速「抜き粕」で何か漬けてみようと!
近くをウロウロしていると「みなとや」様。
こちらも何で目を引いたか・・・
「メダイ」という文字!
フライ専門店のようなんですが、普通は「魚フライ」、よくて「アジ」とか「いわし」ぐらいですよね!「メダイ?」・・・いつもはお刺身で食べるのに・・・
もちろん買いましたよ〜!「メダイ」
店内はとっても古そうで、お話を聞いてみると「この道50年」の御主人様です。
さすが注文したものは新聞紙で包んでいただきました。
「待てない!」
「いや〜〜〜〜〜美味そう」
メダイです!しっかりとした白身で、鯛なんかよりフライには合うのでしょう。
昔良く食べていた「タラのスチック」を高級にしたような味わいです。
そしてコロッケ!
これも手作りの味わい今この味わいは滅多にないでしょう
もう松本感激です
ちょっと離れて、このあいだ「zarloさんのブログで見ちゃった「ひゃくにんぱん」様に自転車を走らせました。ここは松本城の北西あたりです。
美味しそうな総菜パン、菓子パン、プリンなども販売されています。
若いお二人が御自宅を改装されてのパン屋さんです。
これイガイガの「焼きカレーパン」ですが、中からウズラ玉子が出てきます!
楽しいパンがいっぱいですよ〜
【塩川喫茶部】様
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大好物なんですよ。
今度行ってみよう!
場所教えてくださいね。
ひゃくにんぱんって店主さん百人(ももと)
さんてお名前だと聞きましたよ。
お人柄が出る味わいでしょ。
ハード系もおいしいです。
ここはホント美味しかったです。
寒天とミツのバランスが最高です。
そして懐かしいアイスクリームの味わい。
出来ましたら歩いてすぐのコロッケ屋さんにもどうぞ
すぐ近くに私が学生時に泊まった「花月ホテル」さんのすぐ近くです。
ひゃくにんぱんさんは頑張って作ってられますね!
お人柄が出てる出てる・・・
今度はあの1,000円ぐらいの四角くて色々な味わいの入ってるパンが食べたいな〜
金目ダイですか??
なんでしょう???
金目ダイじゃなく「メダイ」です。
私は日本海側でよく見かけますよ。大町にもお刺身でありますので、そちら方面から入ってくるのでは?そんなに高価な魚ではないですが、淡白で身がしっかりとしています。