体調が思わしくなく、10月に予定されていたSM-3ブロック2Aの実験も行われないのでブログをさぼってネコと戯れてばかりのNonrealです。

 7月に公開されて話題になった「シン・ゴジラ」のタバ作戦をBlenderで再現してみようと思い立ち、9月くらいから少しずつ制作していました。幸い、シン・ゴジラのMMDモデルを制作・配布されている方がいらしたので、そのモデルをBlender仕様に調整して使わせていただきました。
gozilla_rig_

99式自走砲、機動戦闘車、MLRSも配布されているモデルの仕上がりが素晴らしかったのでそちらをダウンロードして使用。10式戦車とアパッチだけは自分でモデリングしたものです。制作時はアニメーションを付ける予定ではなかったために、今回ポリゴン数を減らす作業に時間を取られました。
10TK_wireframe01
 
今回の動画制作にあたって挑戦したポイントは、VFX(視覚効果)でした。マズルフラッシュやダートチャージ、煙などです。当初はパーティクルを使うつもりでしたが、低いサンプル数の仮レンダリングでも重くて効率が悪いことから断念。平面に動画テクスチャを張り付ける手法を採用しました。しかし、cyclesエンジンでのノード接続にあんなに行き詰るとは…。方法を見つけてみると単純なノードだったのですが、チュートリアルが見つからなかったので四苦八苦でした。
blender_board

なお、heat distortion(排熱のゆらぎ)がうまく再現できず、パーティクルではそれらしくなったもののやはりレンダリングが重すぎてこちらは諦めました。次回以降にまた模索してみようっと。テクスチャであそこをあーしてこーすればできるはず。

面白かったのは、Blenderによる編集です。これまではAviutlを使っていましたが、Blenderでもかなりなことができますね。動画の取り込みからエフェクトの追加、カラーコレクションに至るまで簡単なことなら大体こなせてしまうのがBlenderの凄いところ。
blender_videoeditmode

音源と映像を合わせる作業を初めてやってみましたが、難しいものですね。モデリングしてテクスチャ描いてリギングしてシーン作ってカメラワーク決めて音声入れて編集して〜 を一人でやると、こんな短いCG動画でも相当時間がかかるし、クオリティも決して…。地面や背景までは手が回らなかったしなあ。

とはいえ、分からないことだらけで楽しかったです。BGMは「Persecution of the masses」を使いたかったのですが、著作権的にアウト過ぎるかなと思ってフリー音源です。

そんなこんなで、やっとこさ出来上がったものをYoutubeにアップロードしていますので、ご笑覧頂ければ。



「シン・ゴジラ」白組によるメイキング・ムービーも面白かったので、あんな感じの動画も作ってみようかな。