NIFCCA00


「海のニフカ」システムとF-35による初の実弾迎撃実験が行われたようです。メモ代わりの更新。

Navy Conducts First Live Fire NIFC-CA Test with F-35(2016/9/13 米海軍)

実験は9月12日、米海軍と海兵隊が共同で行いました。海兵隊のF-35B(VMX1)がセンサー・ノードとして超水平線の先にある標的を探知し、多機能先進データリンク(MADL)を介してホワイトサンズにある海軍の地上施設「デザート・シップ(LLS-1)」へデータ送信、イージス・システム・ベースライン9C.1を用いてSM-6が迎撃しました。

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 レーダー見通し線外の脅威を迎撃するのが、ニフカです。

ニフカとは、海軍統合射撃指揮対空 (NIFC-CA:Naval Integrated Fire Control-Counter Air) 能力のことで、陸(FTL)・海(FTS)、空(FTA)と3種類の「キル・チェーン」があります。語弊があるのを承知でざっくりまとめると、味方の航空機や艦船を新型ネットワークで接続し、敵の情報をリアルタイムで共有することで脅威に対処しようという構想です。センサーを強化し、現代戦に不可欠な情報優勢を確保、それにより航空/海上優勢をとるわけですね。ニフカによって、ネックだったレーダー見通し線外から飛来する超音速対艦ミサイルやUAVを超水平線(OTH)で迎撃できるようになります。

ニフカ01

ニフカ02

12日の実験では、ニフカの肝となるE-2D早期警戒機の代わりをF-35Bが務め、その互換性を確かめるところに実験の目的があったとのことです。


ニフカについては過去記事に少しまとめてあります。