司馬遼太郎作品の好き嫌いや、氏の歴史観はさておき、その小説の中には示唆的なフレーズがちりばめられています。
端的な文章ですが、意味するところは深いですね。
地理が国家のすべてを決定するわけではありませんが、国家観や、戦略、戦術、そして国家の意思や世論といったものが形作られる際、地理という要素を無視してしまうと、どこかに歪みというか無理が生じてしまいます。
地理はテクノロジーの発達で克服できる場合もありますが、その制約から完璧に逃れることはできません。戦略家のコリン・グレイは、核戦略もサイバー戦も厳密には「地理を超えることはできない」としています。
昨今のホット・トピックスである離島問題はもちろんですが、沖縄の基地問題、原発の問題など、どれも実は地理的顧慮なくして議論できないんですよね。
【参照記事】 [論文紹介] 距離と軍事作戦
国家というのは基本的に地理によって制約される。地理的制約が国家の性格の基本の部分をつくり、さらには対外国の姿勢の基本部分をつくり、そしてそれらはきわめて厄介なことに、その時代々々の国家が持つ意思以前のことに属する。
端的な文章ですが、意味するところは深いですね。
地理が国家のすべてを決定するわけではありませんが、国家観や、戦略、戦術、そして国家の意思や世論といったものが形作られる際、地理という要素を無視してしまうと、どこかに歪みというか無理が生じてしまいます。
地理はテクノロジーの発達で克服できる場合もありますが、その制約から完璧に逃れることはできません。戦略家のコリン・グレイは、核戦略もサイバー戦も厳密には「地理を超えることはできない」としています。
昨今のホット・トピックスである離島問題はもちろんですが、沖縄の基地問題、原発の問題など、どれも実は地理的顧慮なくして議論できないんですよね。
【参照記事】 [論文紹介] 距離と軍事作戦