中国が防空識別圏(Air Defense Identification Zone:ADIZ)を設定し、日本のADIZと重なることが報じられています。

(中国国防部より)
日本と中国のADIZを座標を基に地図にすると、以下の通り。

(日本と中国の防空識別圏)
ADIZは各国の都合で設けるものですから、この中に勝手に入っても入られても国際法上、不法行為ではありません。また、排他的経済水域(EEZ)などとも異なり、各国の了承を得るような性質のものでもないのですが、ADIZの果たす役割は重要です。この空域があることで、飛行計画を提出している航空機は撃墜の心配がありませんし、入られる方も事前に飛行計画が提出されている航空機ならわざわざスクランブルをする必要が無いわけです。仮に誤って飛行計画とは異なる航路に入ったとしても、ADIZ内で引き返せば撃墜されることはありません。スクランブルは不測の事態を招く危険性もはらんでいることから、国籍不明機が領空侵犯をする(してしまう)前に、ADIZという一種の緩衝地帯を設けているというわけなのです。
ただ、中国が設けたADIZには、尖閣諸島が含まれています。尖閣諸島上空は日本の領空なので、ここに中国が侵入するとなると、撃墜することはあり得ます。
中国はこのADIZ内でスクランブルをするのだとしたら、早期警戒機の拡充が必須ですね。KJ-2000、KJ-200、ZDK-03、KJ-500と、怠りはないようですが。
中国 尖閣上空などに防空識別圏設定(2013/11/23 NHK)以下は中国国防部発表より。
中华人民共和国政府关于划设东海防空识别区的声明(中国国防部)

(中国国防部より)
日本と中国のADIZを座標を基に地図にすると、以下の通り。

(日本と中国の防空識別圏)
ADIZは各国の都合で設けるものですから、この中に勝手に入っても入られても国際法上、不法行為ではありません。また、排他的経済水域(EEZ)などとも異なり、各国の了承を得るような性質のものでもないのですが、ADIZの果たす役割は重要です。この空域があることで、飛行計画を提出している航空機は撃墜の心配がありませんし、入られる方も事前に飛行計画が提出されている航空機ならわざわざスクランブルをする必要が無いわけです。仮に誤って飛行計画とは異なる航路に入ったとしても、ADIZ内で引き返せば撃墜されることはありません。スクランブルは不測の事態を招く危険性もはらんでいることから、国籍不明機が領空侵犯をする(してしまう)前に、ADIZという一種の緩衝地帯を設けているというわけなのです。
ただ、中国が設けたADIZには、尖閣諸島が含まれています。尖閣諸島上空は日本の領空なので、ここに中国が侵入するとなると、撃墜することはあり得ます。
中国はこのADIZ内でスクランブルをするのだとしたら、早期警戒機の拡充が必須ですね。KJ-2000、KJ-200、ZDK-03、KJ-500と、怠りはないようですが。