メモ代わりに。

米シンクタンク「Project 2049研究所」が、中国の防空識別圏(ADIZ)に関する報告書を出していました。

[PDF] China’s Air Defense Identification System: The Role of PLA Air Surveillance (Project 2049 Institute)

中国が昨年11月に東シナ海で設定したADIZや、今後、南シナ海へADIZを設定する可能性、さらにはそれによる台湾との関係についての考察もありますが、本報告書の目玉は、ADIZを監視するレーダーサイトの場所を取り上げている点です。

中国のレーダーサイト_東シナ海
上記報告書より)
中国のレーダーサイト_南シナ海
上記報告書より)

上は東シナ海に面したレーダーサイト群、下は南シナ海に面したレーダーサイト群です。

空軍(PLAAF)と海軍(PLAN)の管轄区分やそれぞれの部隊の構成なども報告書に詳述されています。面白い報告書ではあるのですが、なぜかレーダーの種類などについては触れられていないのは残念でした。どのサイトがどの程度の監視機能を持っているのかとか、超水平線(OTH)レーダーに関する最新情報なども知りたいなあと。

ちなみに、オーストラリアのシンクタンク「Air Power Australia」によると、浙江省・温州市にSurfase Wave OTHレーダーのトランスミッターとレシーバーがあります。


より大きな地図で 浙江省・温州市 SW-OTHレーダー・サイト を表示

transmitter
(トランスミッター施設)

receiver
(レシーバー施設)