23日、中国が弾道ミサイル迎撃実験をしたとの発表がありました。
中国のミサイル防衛実験は、2010年1月と2013年1月に次いで、これで3回目となります(過去記事参照)。
今回の国防部発表は「中国領内で陸上配備型の弾道ミサイル迎撃技術実験を行い、所期の目的を達成した」というとても簡素な発表でした。
一部の中国メディアによると、迎撃実験はミッドコースでの迎撃だったと見られているようです。
「中国再次在境内进行陆基中段反导拦截技术试验」ということが事実なら、昨年1月の実験と同じようなものだったのかもしれません。環球網の記事内でも「目前,与中国中段反导试验处在同一技术水平线上的相应陆基系统仅有美国的GMD系统」とあり、米国のGMDシステムと並べて触れられています。
ただ、まだまだ情報が少ないので、要観察状態のままですね。
ASAT実験だったとすれば、これで3度目です(参照)。2007年の時とは違い、実際に衛星を破壊するのではなく、“non-destructive test”だったと見られます。国務省はこの分析に強い自信を持っているとのことです。
【中国のミサイル防衛実験に関する過去記事】
中国在境内成功进行陆基反导技术试验(中国国防部)
记者从国防部新闻事务局获悉,2014年7月23日,中国在境内进行了一次陆基反导技术试验,试验达到了预期目的。
中国のミサイル防衛実験は、2010年1月と2013年1月に次いで、これで3回目となります(過去記事参照)。
今回の国防部発表は「中国領内で陸上配備型の弾道ミサイル迎撃技術実験を行い、所期の目的を達成した」というとても簡素な発表でした。
一部の中国メディアによると、迎撃実験はミッドコースでの迎撃だったと見られているようです。
国防部:中国在境内成功进行陆基反导技术试验(環球網)
「中国再次在境内进行陆基中段反导拦截技术试验」ということが事実なら、昨年1月の実験と同じようなものだったのかもしれません。環球網の記事内でも「目前,与中国中段反导试验处在同一技术水平线上的相应陆基系统仅有美国的GMD系统」とあり、米国のGMDシステムと並べて触れられています。
ただ、まだまだ情報が少ないので、要観察状態のままですね。
【追記 3014/7/27】
米国務省は、今回の実験を「ASAT(衛星攻撃)実験」と見ているようです。U.S. Accuses China of Conducting Another ASAT Test(SpacePolicyOnline.com)
The United States has concluded that on July 23, the People’s Republic of China conducted a non-destructive test of a missile designed to destroy satellites. A previous destructive test of this system in 2007 created thousands of pieces of debris, which continue to present an on-going danger to the space systems of all nations, including China. We call on China to refrain from destabilizing actions – such as the continued development and testing of destructive anti-satellite systems – that threaten the long term security and sustainability of the outer space environment, on which all nations depend. The United States continuously looks to ensure its space systems are safe and resilient against emerging space threats.
ASAT実験だったとすれば、これで3度目です(参照)。2007年の時とは違い、実際に衛星を破壊するのではなく、“non-destructive test”だったと見られます。国務省はこの分析に強い自信を持っているとのことです。
【中国のミサイル防衛実験に関する過去記事】
- 中国のABM実験:国際戦略研究所(IISS)による分析記事(2010/2/24)
- ミサイル防衛:中国も弾道ミサイル迎撃実験を実施(2013/1/28)
【米国のGMDに関する関連記事】