先週13日、中国の大陸間弾道ミサイル「DF-41(東風41)」の発射実験が行われていた模様です。

China Tests ICBM With Multiple Warheads(2014/12/18 Washington Free Beacon)

DF-41の発射実験は、2012年7月、2013年12月に続いて3度目となります。MIRV(多弾頭)の実験であったと見られているようです。

DF-41は、液体燃料式のICBMであるCSS-4(DF-5/DF-5A)の代替として1986年に開発が始まったとみられる固体燃料式弾道ミサイルです。射程距離は約12,000km。三段式で、最初の二段はDF-31Aです。

中国の弾道ミサイルのMIRV化は11月に発表された米中経済安全保障調査委員会の年次議会報告書でも取り上げられていました。MIRV化される弾道ミサイルとして挙げられていたのは、DF-5、DF-31A、そしてDF-41。DF-5Aは6基、DF-31Aは3基、DF-41は10基のMIRVを搭載可能です。

今年9月には新たにDF-31Bの実験も行われ、これもおそらくMIRV化される見込みです。これらの弾道ミサイルがMIRV化されるとなると、「核弾頭数」だけを見れば中国の核戦力は一気に増強されることになります。


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