当たり前の話ですね。今回はその中の承認欲求の話。
転機は3月の終わりごろ。本気で今勤めている会社(と言って良いものなのか)を辞めようと転職活動に勤しんでいた頃に一時的な配置替えの話が。平たく言うとスポーツクラブですね。会社が持っているスポーツ部に選手として行ってこいと。(あー、そういえばこっちに配置された時に行きたいですとか言ってたなぁ)なんて思いながら渋々承諾。元々運動ができるほうではなく(別に謙遜してる訳じゃないです)下手の横好きで剣道やら野球をかじっていただけ。上の人も、別に僕に期待していた訳ではなく「マイナースポーツだしなんとかなるだろ。とりあえずいってこい」という感じで選手にされましたと。
行く前も部署の人には散々言われましたがね。すぐに戻ってくるから金だけはかけるなよとかすぐ戻ってくんなよ(笑)とか。誰が戻るかこんなところ。

そんな思いでクラブに合流。基本の動作をコーチやら元々居た選手(とは言ってもプロ野球でいう三軍、育成契約選手と言ったほうがいいでしょう。まずはここからスタート)に教えてもらいます。

数週間過ぎたところで前に居たところとスポーツクラブでの違いに気づきました。
・選手(部下)に対して真剣に技術を教えようとしている。
前の部署に居た時は「めんどくさい」「勝手に覚えろ。できなかったら怒る」が主流のように感じました。まぁそれが社会なのかな……と。育てる、と育ての違いというのか……
・惰性で行わせようとしない
僕自信ルーチンワークがかなり苦手というか苦痛に感じます。地味に社会不適合者の烙印が押されます。まぁ次の転職に参考になりそうです。

更に続けて一ヶ月目。ここで更なる違いに気づきました。
・前の部署とスポーツクラブの評価が違う
正直、なにが起こったのかわからないのですがスポーツクラブでの成績が良かったのです。もう、既存の選手(といっても先ほど言ってた三軍のなかですが)を喰えるようにはなっていました。コーチや監督、しまいには選手にも誉められます。誉められて嫌な気分にはなりません。もっともーっと頑張ろう。そう思いながら練習後も自主的にトレーニングを始めることもできました。
訳あって前の部署に帰れば「どうせすぐ戻ってくるだろ」「辛いだろ?辞めるか?」「センスないでしょ?」

たまに「最近イキイキしてるね、 どうして?」って聞かれますが文字にしてみればその理由が一目瞭然なのが悲しくなってきます。


次第に心がどっちの方向に傾くか。言わずもがなです。正直、前の部署に戻って作業や飲み会に出るのが苦痛で仕方ありません。近いうちに大きな大会があるのですが前の部署でかけられた最大の応援が「全敗だけは辞めろ」です。他にかけられた言葉は「遊んでるくせにいっちょまえに代休なんてとるんじゃねえ」とか「なんでこいつのために申請書書かなきゃいけないんだ」とか……大会前に仕事を降られたのですが、それを(スポーツクラブの意向もあって)断れば。「じゃあいいよ。役立たず」です。ああ、所詮俺の扱いはこんなもんか。己が撒いた種。性格が未熟だったのか、言葉を誤ったか。色々思考を張り巡らせますが、どうなんでしょ?


ただの愚痴になったので軌道修正。結局のところ人を生かすも殺すも環境次第。それに多くの割合で影響を与えるのが人間でしょう。勿論本人の努力も必要でしょう。しかしながら僕自信が現在進行形で体験していることをふまえると、どうにも以前の環境がクソだったとしか言えません。もしかしたら僕の性格にあっていなかった……というのもありそうですが。

ひとりでも自分を認めてくれる人が居ればその人のために頑張れる。それがふたり、さんにん、と増えたら。
今社会でもがいてるしたっぱさん。僕と一緒に自分を認めてくれる人に出会えるように必死にアピールしましょう。
そして、今部下を持つ中堅さん、ベテランさん。どうか僕たちを認めてください。僕たちの光るものを見つけてください。長年生きてきたでしょ?多くの人間を見てきたでしょ?

今日も明日もギラギラします。僕を応援してくれる人のために、そして自分の幸せのために。今を大切にします。