2016年05月26日

グリーンペプタイド 増資について考察

グリーンペプタイドが第三者割当増資。行使価額修正条項付き新株予約権、いわゆるMSワラントです。何故このタイミングか?とも思ったのですが、IR内容見る限り、戦略的でポジティブな内容と捉えています。簡単に言えば要因は2点。上場時のバイオ相場環境が悪く資金調達ががそもそも不足していた点と、外部環境変化によってGRN1201の適応症拡大に前倒し着手したいといった戦略的な点です。

この時価総額の新興企業にこの条件はなかなか良いと思います。しかも「行使コミット付き」です。つまりグリペプが「これだけ資金が必要だからすぐに行使しろ」とメリルに指定できる内容です。メリルリンチの投資銀行部門出身の社長ですから、グリペプと投資家が不利にならないような一定の配慮は盛り込まれていると言えます。もちろん、2年間とはいえ17%の希薄化、潜在的な株価下方圧力の可能性があるため、そのあたりとのトレードオフですが。

概要まとめます。

割当日:2016年6月9日
潜在株式数:5,408,000株(下限行使価額552円で換算)
資金調達の額:4,990,976,480円
行使価額:当初920円、直前取引日終値の90%に修正
割当予定先:メリルリンチ日本証券(長期保有意思なし)
行使可能期間:約2年間

資金調達の目的:

がんペプチドワクチン GRN-1201 の新規適応症を対象とする臨床試験の実施(17億円)
がん免疫治療薬領域の新規パイプラインの創製及び導入(シーズ自社創製、導入、基礎研究/非臨床・臨床試験の実施、研究施設の立ち上げを含むインフラ費等)(19億円)
がん免疫治療薬領域における高度な技術やシーズを有する企業の M&A (12億円)

△論邵蠅任離僖ぅ廛薀ぅ鶻判爾忙箸Δ里主だと思いますM&Aというのは、この手のMSワラント発行時のお約束文言と言えますので、スルーしておきます。具体化もしていないとのことです。やはり,GRN1201に掛けているという意気込みが目を引きます。

注目は以下の”前倒し”の文言です。

「近年、免疫チェックポイント阻害剤が承認されるがん種が拡がり、また多くのグローバル大手製薬企業(メガファーマ)が各種の抗体を開発しており、活発に、また高額なライセンス取引が行われております。
GRN-1201 についてもこの機会を捉えるべく、第一適応であるメラノーマ(悪性黒色腫)以外のがん種においても併用療法を見据えた臨床試験に前倒しで取り組むことによって、GRN-1201 の付加価値のさらなる向上を図ってまいりたく、そのための開発投資資金を調達したいと考えております。 」

簡単に言うと、オプジーボの様な免疫治療薬の世界的な開発競争で大きな資金が動いている。GRN1201も大手製薬企業に認めてもらい、ライセンスアウトが確実にできるようにがん種を広げてアピールしておきたい、ということかと。

この増資は投資家にとって痛みとなります。但し次の様なIRは容易に想定できるので、中長期で持てる人にはチャンスであるとも言えるでしょう。

・新株予約権払込み完了のお知らせ(6月9日)
・川崎ライフイノベーションセンター開設のお知らせ(6月、パイプライン拡充に向けた活動報告と合わせて)
・外部研究機関/教育機関との連携について(久留米大学以外)
・GRN1201の適用拡大に向けた臨床試験の準備について(例:米国治験申請)
・M&Aのお知らせ(中小規模の研究機関/企業 ※確率は低)

noppin at 22:50|PermalinkComments(0)バイオ | グリーンペプタイド

2016年05月21日

オプジーボの使用患者数と今後の適用範囲

オプジーボの使用患者数について調べてみました。

小野薬品IRリリースより。

          悪性黒色腫+非小細胞肺がん
2015年12月末時点    1,357名
2016年1月末時点    2,063名
2016年2月末時点    3,483名
2016年3月末時点    4,888名

28年度における推定新規使用患者数   悪性黒色腫   非小細胞肺がん
2016年4月〜2017年3月        450名      15,000

オプジーボ売上収益予想


27年度実績   212億円
28年度予想   1,260億円 +495.7%

単純計算で1人あたり数百万円かかっているのですかね。これ卸値ですから。現場では年間3,500万円とか。高額医療です。

今後の適用癌腫について(5/12発表パイプライン進捗より)

            日本  欧米   韓国・台湾
悪性黒色腫(2次)   承認   承認   承認
悪性黒色腫(1次)   承認   承認   承認
非小細胞肺がん(2次)  承認   承認   承認
非小細胞肺がん(1次)  掘   ´掘   ´
腎細胞がん(2次)   申請   承認    申請(台)
腎細胞がん(1次)   掘   ´掘    ´
ホギキンリンパ腫     申請   申請    −
頭頸部がん       掘   ´掘    ´
胃がん         掘   ´/供   ´
小細胞肺がん      掘    ´掘   ´
肝細胞がん       掘    ´掘   ´
食道がん        掘    ´掘   ´
膠芽腫         掘    ´掘    
尿路上皮がん      掘    ´掘    ´

その他響蠅覆匹粒発状況
卵巣がん
大腸がん
子宮頸がん、などなど

これ見ると、今期は他の適用範囲について承認ラッシュとなりそうですね。胃がん含め更に使用患者数が増えた場合の売上は、当然会社発表には織り込まれていないと思われますし、国の医療費高騰も深刻なものになるとの議論が出るのは自然ですね。小野薬品のオプジーボ関連業績は薬価下げがあったとしても、しばらくは堅調に伸びそうです。

日本国内:
2015年新規がん患者数(主なもの)

大腸:135,800
肺:133,500
胃:133,000
前立腺:98,400
乳房:89,400
肝臓:47,300
膵臓:38,700
子宮:30,000
悪性リンパ腫:29,700
腎・尿路:28,700
食道:23,900

死亡数(主なもの)

肺:77,200
大腸:50,600
胃:49,400
膵臓:32,800
肝臓:28,900
乳房:13,800
前立腺:12,200
食道:11,400

noppin at 17:29|PermalinkComments(4)バイオ | 小野薬品

2016年05月19日

アキュセラ - 直近材料まとめ 2b/3相トップラインデータ6月発表など

アキュセラについて少しまとめです。

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増殖糖尿病網膜症に対する「エミクススタト塩酸塩」の臨床第2相試験を開始

アキュセラ<4589>は9日、増殖糖尿病網膜症の治療における「エミクススタト塩酸塩」の効果を評価するための臨床第2相試験を米国で開始したと発表。

糖尿病網膜症は、糖尿病の3大合併症のひとつで、中高年の失明原因の第2位となる。増殖糖尿病網膜症は重度のステージで、世界中で1,900万人超が罹患しており、2020年までには約2,200万人に達すると予想されている。糖尿病網膜症は世界で1億500万人が罹患しており、これは糖尿病有病者数4億1,500万人の25%以上に相当し、今後も増加する見込み。

将来的には軽度、中等度の糖尿病網膜症や、合併症の糖尿病黄斑浮腫への適応拡大も視野に入れているとしている。(5/12/フィスコ)
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アキュセラ・インク概要

眼科領域に特化。眼の「 アルツハイマー 病」とも言われる加齢黄斑変性の中でも地図状萎縮を伴うドライ型に向けた治療薬「エミクススタト」を開発中。

同領域には承認された治療薬がまだないため、2016年6月頃に予定されている臨床3/2b相試験のトップラインデータに注目。

エミクススタトは、糖尿病網膜症や糖尿病黄斑浮腫などにも適応領域を広げて開発を進めていく方針。売上規模で現在眼科領域トップの「ルセンティス」(年間売上高は42億ドル超)を上回ることも考えられる(数字引用元:フィスコ)。

既存パイプライン

地図状萎縮を伴うドライ型加齢黄斑変性の治療薬候補「エミクススタト塩酸塩」
 − 2016年4月に、臨床第2b/3相試験、最終被験者来院(LPLV)を完了
 − 現時点で、安全性に関わる問題は報告されていない
 − ヨーロッパ市場への拡大を視野に、EMA(欧州医薬品庁)との協議を開始
→ドライ型が9割で承認薬がない、「エミクススタト」は将来的に1兆円を超す可能性も
白内障に対する非侵襲的な薬物療法、ラノステロールの開発
→2017年に臨床試験予定
網膜変性疾患に対するオプトジェネティクスに基づく遺伝子療法の開発
→希少疾患であるため、オーファン・ドラッグ認定申請を予定

新規事業 &イン・ライセンシング

「エミクススタト塩酸塩」の適応拡大
眼科領域に特化した企業とのパートナリングおよびイン・ライセンシング

研究開発ポートフォリオ

失明の主要原因となる疾患を対象(緑内障、白内障、加齢黄斑変性)
全世界で3,300万人が失明し、視覚障害者は1億9,100万人に及ぶ

2016年(6月)には、トップライン・データの公表を予定しています。トップラインとは、臨床試験の結果が事前に設定された主要な評価項目を達成したかどうかを評価するもので、直近では一番の注目点ですね。結果によって欧州でのパートナーシップ契約の交渉も開始するとしています。パイプラインの拡充と進捗も気にしておくべき点かと。

あとは、今は外国株扱いですが、2016年9月に改めて内国株として上場するので、国内株扱いに変わります。そこから国内での認知度が上がると思われます。

noppin at 12:57|PermalinkComments(6)バイオ | アキュセラ

2016年05月11日

5月のグリペプ材料 癌免疫外科研究会

明日開催予定の「第37回癌免疫外科研究会」では、久留米大学での臨床試験結果が2件発表されます。この成果が将来的にグリペプの事業にどの様に反映されるのか、思惑が働き注目されるところです。

久留米大学から引き継いだシードの知的財産権は、次の通り、グリーンペプタイドが保有しています(富士フィルムが独占使用許諾)。個人的な想定(妄想)ですが、前立腺がん以外の癌種についても、グリーンペプタイドが進めるがんワクチンの癌種の領域拡大となると思っています(根拠はこちら)。

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第37回癌免疫外科研究会
会 期 2016年5月12日(木曜日)・13日(金曜日)
会 場 川越プリンスホテル
主 題 I 免疫制御機構 II 抗体治療で変わる癌治療の展開

W2-3 19 種混合ペプチドワクチン(KRM19)による転移性トリプルネガティブ乳癌に対する早期第 2 相臨床試験
久留米大学 医学部 外科学 唐 宇飛

W2-4 An openlabel randomized phase II clinical trial of personalized peptide vaccination with prevaccination cyclophosphamide in previously treated advanced biliary tract cancer(aBTC)patients
久留米大学医療センター がんワクチンセンター
医療法人松風海 内藤病院 内藤雅康
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学会シーズンは他のバイオ企業含めて盛り上がりそうですね。その前にそーせい決算か・・・。これ転換点です。今出たがん免疫治療薬で躍進の小野薬品の今期予想も反応はとても注目ですけどね。ブロックバスターかあ。武田抜いちゃうんじゃないかな。

noppin at 12:53|PermalinkComments(3)バイオ | グリーンペプタイド

2016年05月09日

gumi - シノビナイトメア、VR

シノビナイトメアが6月に延期。熊本震災の影響もあるようです。ということで下の窓閉めの可能性も含めて、下げを予想しましたが、予想外に強いですね。850を割ってこないで陽線。今日はVR関連が強いのでその援護射撃もあったかとは思いますが。

gumi、新作『シノビナイトメア』配信予定日を6月に延期

『シノビナイトメア』配信延期のお知らせ

事前登録者数が20万人を超えて、30万人に来るようだとシノビナイトメアの単独材料で上げていける時期が近々来るかもしれませんね。

noppin at 12:59|PermalinkComments(0)ゲーム関連 | gumi

2016年05月08日

グリーンペプタイド ラジオNIKKEIでの社長インタビュー内容

5月6日に放送されたラジオNIKKEI第1のグリーンペプタイド社長インタビューですが、気になった点をメモ。グリペプについては、材料に光るものがあると感じます。ポイントは、がん治療が大きな転換期にある事とグリペプという投資対象との親和性です。

がん治療に関して、医薬バイオ業界が大きな転換点にあるというのが投資判断する上で一番重要かなと。例えば小野薬品のオプジーボの様ながん免疫治療薬の効果が認められて、実用範囲が広がり、市場規模がどんどん大きくなっているという背景があります。

最近こぞってメガファーマがオプジーボに対抗するがん免疫治療薬を開発しているので、免疫チェックポイント抗体はもちろん、これとの併用が期待されるがんワクチンは世界的な注目度が高いといえます。オプジーボは肺がんでも2割にしか効かないと言います。がんワクチンと併用することでこれが4〜5割まで上げられるかもしれない(社長談)。もしかするとオプジーボの様な免疫治療薬とITK-1が近い将来併用されているのも夢ではないかもしれません。

グリペプについては、GRN-1201が外資メジャーにライセンスアウトされるか、新規パイプラインが出てくるかで化けるでしょうね。逆にこの通りにならなければ期待は萎みます。いずれにせよGRN-1201や新規パイプラインへの国内外の反応は試金石になりそう。ラジオではこれについて、「研究者募集への世界からの応募の反応が凄く、研究者を増やしている所」とだけ言及していました。海外の医薬品会社の反応については、含み笑いで濁してましたね。

ラジオNIKKEI第1グリーンペプタイドの社長インタビュー

走り書きメモ:

市場規模
・がん免疫療薬は第4の治療法。自身の免疫を使うので副作用も少ない
・がん免疫療法は長い間有効性が疑問視されていたが、2013年のAndrewというアナリストのレポート「がんの終わりの始まり」で、がんが根治できそうだと指摘。その内容は次の通り。
 - 2023年までにがん治療の過半数以上ががん免疫治療を中心とするものとなる
 - その市場は$35bnに到達するとあった。今年に入り、その期待値が$100bn(11兆円)に膨らんでいる
・4月の米国がん学会にて、メラノーマ(悪性黒色腫)の臨床データが公開され、世界が驚いた
 - 5年生存率従来16%から34%に高まった
 - 4年でそれ以上亡くなる方がいなくなる状態が続いている、つまりがんが根治されたと言える状態

創薬コンセプト
・20年前、免疫メモリに着目。人の免疫には過去にガンを攻撃した記憶が残っている。
・投薬する前に(血液検査から)その人特有の免疫反応をバイオマーカーで捉える
・免疫記憶があるガンの目印(ペプチド)だけを投与する
・より強い免疫がより早く活性化する特徴がある
・テーラーメイド投与方法(セミオーダーメイド)、12種類のペプチドをあらかじめ用意し、免疫反応が多いものから4種類を選んで投与

ITK-1について
・現在、フェーズ3中間解析終了、観察期間がしばらくある(IRの通り)
・国内のがんワクチンでは、最も承認に近い
・プラセボ治験をしている。統計的優位差が認められれば承認される(中間解析ではしきい値をクリアした)
・前立腺がんが対象 日本では現在一番増加数が大きい癌腫
・がんワクチンにより、がんを攻撃するT細胞を素早く増殖させる
(T細胞が増殖してがんのところへ早く攻撃に向かわせる必要がある)
・ペプチドが多すぎても、ペプチド同士が争ってしまうので、4種類というのがマジックナンバーとなる
・免疫メモリを用いているのは、世界でどこもやっていないグリーンペプタイドのみ
・化学合成で大量に製造可能なため製造コストが低い、4種にしても比較的安い(事業性が成立)
・このワクチンは予防でなく、治療ワクチン
・免疫が元気なうち、がんの早期段階で投与するのが理想、つまり、将来は早期がんにも投与できるようにする
 (もちろんビジネスとしてもこちらが大きいが、順序としては末期患者への投与で結果を出すことから始まる)

GRN-1201について
・メラノーマ悪性黒色腫が対象、がん免疫療薬の併用療法
・世界の期待が高まっているのは、免疫チェックポイント抗体(ブレーキを解除する)とがんワクチン(攻撃力を高める)を併用しようというもの
・免疫チェックポイント抗体とがんワクチンと併用することでより高い殺傷能力となる
・Ph1準備中
・FDA治験申請はクリアしている
・Ph2以降はGRN-1201と他の治療薬との併用を行う
・GPのがんワクチンは血液がん以外ほぼ全てに適用可能(久留米大学で臨床試験がされている)なため、メラノーマ以外にも適用拡大を視野に入れている
・欧米での注目が高い。日本ではようやく浸透してきた。
・海外の投資家も色々言ってきているのでは?「そうですね(汗)」(社長)

現在のグリーンペプタイドの立ち位置
・GRN-1201の投資期間のため利益は損失となる
 20数年間、がん免疫療法について久留米大学で研究している
 日本で一番長い。これを世界に発信していく。
・パイプラインの追加もする
 久留米大学でのノウハウを元に新たなプラットフォーム開発をしたい
 拡張していこうとしていて、世界中から開発者を集めている
 研究者の募集に対する研究者の反応が非常に強く、優秀

メッセージ
・がん治療は何十年に一回のスパンで大きく変わりつつある時期。
・大きく変えようとしているのが、がん免疫療薬の台頭。
・グリーンペプタイドは、がん治療の核心の一翼を担えるような開発
・日本で熟成された創薬コンセプトを世界に向けて発信していくようながん免疫薬を開発していきたい

noppin at 22:07|PermalinkComments(2)バイオ | グリーンペプタイド

2016年05月02日

グリーンペプタイド 3相臨床試験の症例登録が完了

グリペプですが、スピード調整なるかといった局面。テクニカル的にも下の窓埋めも25日線調整も増担解除もいずれも拒否し、ちょうど5日線に復帰して、短期調整をこなしているところです。これに援護するように、3相が順調に進捗していることを確認できる引け後の好IR。

IRの内容としては、投資家の想定よりも早く3相が終了する可能性すら感じさせる表現のため、サプライズ感もあり、GW谷間にやってくれるなあという印象です。3相が順調。今期業績見通しへも影響があるかも(つまり何らかのマイルストーンを迎える)。IRでの注目はこの2点ですね。これに米国GRN-1201の思惑。新規パイプライン、例えばKRM-19(乳がん)の思惑もあったりしますが・・・(こちらはまた記事にします)。

戻りの目処は前回高値付近。このラインを意識した三角保ち合いを5月一杯は想定します。円高が織り込まれ東一が落ち着き、そーせい等のバイオ株の動きやマザーズ全体のモメンタム次第では、もう少し上かもしれません。短期的に下押しの懸念は後退しました。

グリーンペプタイド <4594> が2日引け後、富士フイルムホールディングス <4901> 傘下の富士フイルムに対し導出した開発品「ITK−1」について、前立腺がんを対象とした国内第3相臨床試験の症例登録が完了したと発表した。

 今後、一定の観察期間を経て、第3相臨床試験を終了する予定。また、今回の症例登録による16年3月期業績への影響は軽微としている。17年3月期業績見通しについては、今回の件の影響を考慮して開示するとしている。
(モーニングスター)

noppin at 20:01|PermalinkComments(2)バイオ | グリーンペプタイド

2016年04月28日

コロプラ2Q決算はQonQで減収減益

コロプラの2Q決算出ました。QonQでの減収減益というのは、1Q反動とガチャ規制の影響はある程度予想されたものの、やはりコロプラの成長を考える場合、白猫頼みにも限界があるという課題が浮き彫りになりました。

要因としては、FY2015リリースアプリが全く育っていません。こちらの図がそれを表していますが、FY2014アプリつまり白猫にほぼ頼ったポートフォリオ。FY2012/2013アプリは当然先細り状態ですので、深刻さが浮き立ってしまった形です。

colopl-game

短期的にはQonQ減収を嫌われ、中長期では新規のドラゴンプロジェクト、買収したエイティングとの相乗効果やVR事業への期待で緩やかに株価は持ち直す、という展開かと思われます。事前登録が20万件を突破するなど順調な『ドラゴンプロジェクト』には期待です。コア層向けのゲームから大衆向けに作り変えていて、夏前にリリースするようです。

noppin at 11:28|PermalinkComments(0)ゲーム関連 | コロプラ

2016年04月26日

グリーンペプタイド VC売り続報

フォロー記事。日本ベンチャーキャピタルは、結局アイビスと同日に売っていたという事でした。VC売り圧力が明確になくなるのは好材料かな。浮動株は増えちゃいますが。

報告義務発生日  提出日   保有割合(%)  増減(%) 保有者
2016/4/22(金)  2016/4/25(月) 0.00     -5.45   日本ベンチャーキャピタル

あとはイノベーションエンジンだけですね。チャート的には4/初旬と酷似した形です。どうなるかな。

noppin at 09:49|PermalinkComments(0)バイオ | グリーンペプタイド

2016年04月24日

グリーンペプタイド

グリーンペプタイドですが、4/22引け後に大量保有報告書が出ています。いわゆるロックアップ解除に伴うアイビスによる売却があったことが判明しています。

この「ロックアップ期間」ですが、通常の大株主が90日間だったのに対し、アイビスだけ6ヶ月でした。その理由はオーバーアロットメントにありました。このアイビスは10/22新規公開時、オーバーアロットメントとしてみずほ証券経由で株式を取得していました。よってみずほ証券との間で結んだロックアップ期間について、他の大株主との間でずれがあったのです(ちょっと盲点でした;プロは利用するでしょう)。

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報告義務発生日  保有割合(%)  増減(%) 保有者
2016/4/22(金)   1.41  -4.60  アイビス・キャピタル・パートナーズ
             (-1,425,000株)
2015/10/22(木)   6.01  0.00  アイビス・キャピタル・パートナーズ

【提出者に関する事項】
平成28年4月22日 普通株式 1,425,000 4.48 市場外 処分 現物分配

当社が業務執行組合員であるアイビス新成長投資事業組合第2号で保有する1,872,800株について、上場日である平成27年10月22日から6か月を経過する日までの期間中、承諾なしに売却等を行わない期間(ロックアップ期間)が経過したため、組合契約書に基づき、各組合員に現物株式で分配を行った。
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尚、4/22「市場外」で処分したとありますが、「市場内」に流れたと見て良いでしょう。
それでは、この他のVCにこういった売り圧力があるのか確認してみます。

まず、上場の10/22時点で5%以上株主は、以下でした。

イノベーションエンジン創薬支援投資事業有限責任組合 17.45%
アイビス・キャピタル・パートナーズ 6.01%
三菱UFJキャピタル 5.50%
日本ベンチャーキャピタル 5.45%

90日間のロックアップ解除後は、3つに減りました。

イノベーションエンジン創薬支援投資事業有限責任組合 17.45%
アイビス・キャピタル・パートナーズ 6.01%
日本ベンチャーキャピタル 5.45%

6ヶ月間のロックアップ解除後は、2つに減りました。

イノベーションエンジン創薬支援投資事業有限責任組合 17.45%
日本ベンチャーキャピタル 5.45%

イノベーションエンジンと日本ベンチャーキャピタルが売ってくる可能性ですが、正直分かりません。イノベーションエンジンは最初からロックアップがありませんが、新規公開時の除いてここまで大きな動きはありません。日本ベンチャーキャピタルは純投資目的なので、どこかで処分するのかなと。とはいえ、想像していたよりもVC大株主の数は少ない印象です。

また、言えるのは、チャート的に加熱していたとはいえ、株価下落の一因がVC売りであり、その売り圧力がやや緩和されたと判明したため、不透明感は一旦後退して下値で買いが入る展開を予想します。これを見越してか最後に大きな買いを入れた機関がいましたし。週明けの動きに注目したいです。

noppin at 02:11|PermalinkComments(0)バイオ | グリーンペプタイド

2016年04月22日

gumi の収益改善

gumi浮上。今後見込まれれる新作リリースや業績関連IRのタイミングを見ると、下の窓は埋めせずにここの保合いキープ後のブレイクの方と見ました。

野村証券からのレポートの記事を貼っておきますね。ランキングから予想されている通り、収益性が高いダガタメ、クリユニの寄与について言及しているところがポイントかなと。

ただ、まだ赤字なので、楽観視はできません。例えばファンキルの業績寄与度は(完全オリジナルでなく、宣伝費が高いため)個人的に低いと思ってますので、同じランキングにある他社比較は危険かと思われます。シノビナイトメアの出来具合、業績改善が確認できるIR。この2つが今後の発火点でしょうね。

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野村では、今16.4期下期の営業損失は上期比9.8億円改善の5.2億円を予想。営業損益改善の主な要因は、
(1)収益性の高い一部タイトルの寄与などによる限界利益増加で+3億円、
(2)広告宣伝費の減少で+6億円
など。会社計画の営業損失は8.2億円であるが、野村では課金が好調な新規タイトル「誰が為のアルケミスト」「クリスタルオブリユニオン」の売上寄与を第4四半期に計6億円織り込んでおり、これが計画との主な相違点とした。四半期別でも「ブレイブフロンティア」の減収率鈍化や複数の新作の寄与、費用の効率化により15年8〜10月期を底に営業損失はおおむね縮小傾向にあると指摘

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16年5〜7月期で7四半期振りに営業黒字へと転換し、以後も黒字が定着するとの見解を示している。
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上場時3,000円→大暴落からの大きなリバウンドなので、ゲーセクの中でも注目度は上がって来ると思います。

noppin at 18:31|PermalinkComments(0)ゲーム関連 | gumi

2016年04月17日

バイオ材料あれこれ

バイオが新興活況の中心な訳ですが、直近の材料まとめておきます。PD/そーせいを追いかけるかもしれない中堅どころが注目ですね。結構上げてますのでここからの人は慎重に。

サンバイオ 時価総額 851億円
・再生細胞薬「SB623」の慢性期脳こうそくを対象とした米国2b臨床試験で、4月8日付で大日本住友製薬から、開発マイルストーン500万ドル(約5億4000万円)の受領
・再生細胞薬「SB623」で外傷性脳損傷を治療する臨床試験が日本で許可。日本では早期承認制度によってフェーズ2終了時点で販売を行える可能性がある

グリーンペプタイド 時価総額 469億円
・久留米大学発のベンチャーで、テーラーメード型のがんペプチドワクチンの開発
・パイプライン(新薬候補)は日本で前立腺がんのペプチドワクチン「ITK―1」と、米国で非臨床試験中のグローバル向けのペプチドワクチン「GRN―1201」の2本
・「ITK―1」は富士フイルムにライセンスアウト済み。治験は最終段階であるフェーズ3で、しかも後期
→日本で初のがんワクチンとなる可能性あり

ナノキャリア 時価総額 815億円
・ミセル化ナノ粒子技術による医薬品の開発
・乳がん向けの「NK―105」が最終段階のフェーズ3。日本化薬にライセンスアウト済み

アンジェスMG 時価総額 469億円
・大阪大学発の創薬ベンチャー、遺伝子医薬に特化した開発
・開発パイプラインは、HGF遺伝子治療薬(重症虚血肢)、NF-κBデコイオリゴ(アトピー性皮膚炎)の2つの医薬品と、メディキット<7749>と共同開発している薬剤塗布型バルーンカテーテル(薬剤はNF-κBデコイオリゴ)の3つ
・アトピー性皮膚炎治療薬と薬剤塗布型バルーンカテーテルについては治験の全症例の観察期間が終了、結果が良好であれば年内の承認申請
・重症虚血肢については6症例中2症例の投与が開始されており、年内の承認申請を目指す
・原発性リンパ浮腫(しゅ)を対象としたHGF遺伝子治療薬の第1/2相臨床試験について、症例登録を完了
・新株予約権の大量行使

アキュセラ 時価総額 1,490億円
・眼科医で緑内障の原因遺伝子「ミオシリン」を発見した窪田良博士が、2002年にシアトルで創業した創薬ベンチャー
・「飲むサングラス」、エミクススタト塩酸塩の米国臨床2b/3相が終盤に近づきつつある。6月ごろには終了し、データがそろえば年内に臨床3相に入る見込み
・英国マンチェスター大学と、網膜色素変性症を含む網膜変性疾患の治療に向けた、同大学のヒトロドプシンによるオプトジェネティクス治療(光遺伝学治療)の開発ならびに販売を目的とする独占契約を締結
・カリフォルニアのYouHealth社から白内障治療薬候補物質「ラノステロール」の導入、この分野に参入
・英国マンチェスター大学から網膜変性疾患の遺伝子治療技術導入

noppin at 22:18|PermalinkComments(0)バイオ 

2016年04月13日

小野薬品 - オプジーボ

オプジーボへの期待から小野薬品。薬価下げが不透明要因ですが、現在はセクターの勢いから買いが優勢かな。レーティングまとめました。

レーティング(目標株価):
4/12 クレディ・スイス 5000円→6200円
4/11 野村証券 Buy 5200円→6700円
4/11 SMBC日興 4600円 → 6000円
4/11 モルガンS  4960円 → 5600円
4/7 大和証券 4800円 → 6100円
4/1 みずほ  4740円 → 5850円

株式新聞
 小野薬品工業<4528.T>が4日続伸、前日比744円高の5880円まで買われ、連日の年初来高値更新。野村証券では11日付で、投資判断「Buy」(買い)を継続、目標株価は5200円から6700円に引き上げている。

 オプジーボの中・長期業績予想引き上げを、目標株価引き上げの要因に挙げている。会社側は11日に、17年3月期のオプジーボの売上高予想を1260億円と発表。一方で、会社側予想には腎細胞がんの適応拡大が含まれていないほか、競合薬Keytrudaの発売の影響を保守的に見ていると考えることから、同証券では17年3月期1404億円の売上高を予想している。

 オプジーボはすでに4つのがん種で良好な臨床データを示していることから、肝細胞がん・胃がん・食道がんも成功確率75%で新たに業績予想に織り込んだため、中・長期業績予想を引き上げるとしている。この結果、オプジーボのピーク国内売上高を20年3月期の2532億円に予想を引き上げている。

 ただ、17年4月には、16年9月時点で年換算売上高が1500億円を超えることから、消費増税に伴い特例拡大再算定により50%薬価下落となる可能性が高く、18年3月期売上高、利益成長は鈍化すると考えているという。

noppin at 11:23|PermalinkComments(0)バイオ 

2016年04月10日

gumi - シノビナイトメア

gumi新作の事前登録が始まりました。クリスタルオブリユニオンは40位台と意外な好調スタートですが、シノビナイトメアの方が人気作となると思われます。理由はPV見た印象だけですが。キャラがファンキル同様にゲーマー男性受けしそうです。またfujiのバックがあるのでプロモーションもそつなくやって来るでしょう。5月末リリース予定です。

Fuji&gumi Games、国内第三弾タイトル『シノビナイトメア』の事前登録を開始! 久石譲氏がメインテーマを手掛けるダンジョン探索型“大河”RPG



ちなみにクリスタルオブリユニオンですが。主だったストラテジー系は海外モノでキャラも外国人向けなため、日本人向けに作られたこの作品はストラテジー好きのファンを定着させることができれば上位に安定することもあるかもしれません。

noppin at 22:29|PermalinkComments(0)ゲーム関連 | gumi

2016年04月07日

gumi新作

こちら評判が良さそうです。クリスタルオブリユニオン。海外撤退による業績のV字回復期待とゲームのランキング上位進出状況を見るとゲーセクでもgumiは買いだと思います。IPO後の失態からのリバウンドを取るイメージで。

gumi、超建国ストラテジックファンタジー『クリスタル オブ リユニオン』を配信開始! 事前登録者は20万人を突破!

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SGIより

noppin at 14:19|PermalinkComments(0)ゲーム関連 | gumi
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