傍見楼日乗

路上、スタジアム、ときどき料理店。

[ Super Rugby AU 決勝戦 ]
ブランビーズ 28-23 クイーンズランド・レッズ(19日 @キャンベラ)

ボールハンターとしてマイケル・フーパーの後継者となるだろうオープンフランカー、フレイザー・マクライト(レッズ、21歳)、俊足、強気のスクラムハーフ、テイト・マクダーモット(レッズ、22歳)、キック、パス、ランとバランスのとれたフライハーフ、ノア・ロレシオ(ブランビーズ、20歳)など、次のワラビーズを背負うだろう若手がいきいきと動く。ファイナルは、近年低迷するオーストラリア・ラグビーにとって明るい光が見えるものとなった。

ゲームは、終始、ブランビーズが先行し、それをレッズが追いかける展開。
2トライ(17分、フォラウ・ファインガー/26分、アンディ・ミュアヘッド)を奪ったブランビーズが、1トライ(31分、ハリー・ウィルソン)のレッズを15対13とリードして前半を終える。

後半、最初にスコアしたのもブランビーズ。45分、左サイドのラックから10番ノア・ロレシオ→12番イライ・シモネと渡り、クロスで走りこんだ15番トム・バンクスが相手ディフェンスを切り裂いてトライを決める(コンバージョン成功、B 22−13 R)。49分、10番ノア・ロレシオのドロップゴール、53分のPGでさらにスコアを積み上げる(B 28−13 R)。

勝負の天秤がブランビーズに傾きかけたかに見えたが、ここからレッズが追い上げる。
59分、10番ジェームズ・オコナーがPG(B 28−16 R)。64分、9番テイト・マクダーモットの快走から4番アンガス・ブライスがトライ(コンバージョン成功、B 28−23 R )。

残り15分余。最後までボールが激しく行き来する攻防が続いたが、レッズは何度か訪れたチャンスをものに出来ず、5点差を守り切ったブランビーズがファイナルの勝者となった。


FW1列にスコット・シオ(68キャップ)、フォラウ・ファインガー(12キャップ)、アラン・アラアラトア(27キャップ)とオーストラリア代表3人が並ぶブランビーズ・スクラムを、何度もめくり上げたレッズ・スクラムは強烈だった。こちらの1列は、ジャン=ピエール・スミス、ブランドン・パエンガアモサ(4キャップ)、タニエラ・トゥポウ(19キャップ)。キャップ数107対23の対決だが、このゲームでは23の方の勝ち。

スクラムで優勢だったレッズだが、ラインアウトで苦しんだ。特に痛かったのは70分過ぎ、チャンスに2度マイボール・ラインアウトを失い逆転につなげられなかった。

先発メンバーのうち、30歳が2人(1番ジャン=ピエール・スミス、10番ジェームズ・オコナー)、それ以外は20代前半という若いレッズは、その若さ故にファイナルという特別な舞台で意欲が空回りしてミスや反則が増えたという印象だ。その一方で、その若さ(才能&フィットネス)故に最後まで勝てる可能性を示したともいえる。

[ Super Rugby AU 準決勝 ]
クイーンズランド・レッズ 25-13 メルボルン・レベルズ (9月12日 @ブリスベン)

ファイナル進出をかけて、激しいたたかいになった。前半はレベルズが積極的にボールを回して攻め、それをレッズが止め続けるという構図でゲームが進む。

7分。10番マット・ツゥームアからのキックパスを、14番アンドリュー・ケラウェイが右隅に押さえたかに見えたレベルズのプレイはTMOの結果、ノートライに。

最初にスコアしたのは速いディフェンスで相手にプレッシャーをかけ続けていたレッズだ。9分、相手パスをインターセプトした13番ジョーダン・ペタイアが、50メートル余を走り切ってインゴールに飛び込んだ(コンバージョン成功、QR7−0MR)。そのあと、16分、レベルズPG(QR7−3MR)、20分、レッズPG(QR10−3MR)。

攻めながらなかなかゴールラインが越えられないレベルズが、ようやくトライしたのは前半終了直前の40分。レッズ陣、22メートルライン付近で出来たラックのボールを11番マリカ・コロインベテがピックアップし、サイドのスペースを一瞬のスピードで駆け抜ける(コンバージョン成功、QR10−10MR)。

後半、一転して優位に立ったのは若さとフィットネスに勝るレッズ。
44分、23番ハンター・パイサミがハーフウェイ付近でラインブレイクし、11番フィリポ・ダウグヌ→5番ルカン・サラカイアロトと繋いでトライ(コンバージョン成功、QR17−10)。

互いにPGを1本づつ決めた後、75分、ラックからレッズ22番ブライス・ヘガティが持ち出し、内側に走りこんだ3番タニエラ・ツゥポウにパス。豪快な走りを見せたツゥポウからさらに左サイドを走る11番フィリポ・ダウグヌにボールが渡りトライ。レッズは両チーム負傷者が相次いだ厳しいゲームの最後に鮮やかなサインプレーを決め、ブランビーズが待つ決勝戦への権利をものにした。


驚異のタイトヘッド(3番)、タニエラ・ツゥポウ(178センチ、135キロ)が相変わらず好調だ。80分間、スクラムの最前列で押しまくり、なおかつゲーム終盤でも重く丸っこい身体を活かした豪快な走りは衰えない。この日もキャリー・メーターで、フィリポ・ダウグヌ(117メートル)、ジョーダン・ペタイア(76メートル)の2人のバックスに次ぐ3位(73メートル)の記録。しかも、突進、突破だけでなく器用なパスも通す。現代ラグビーが求める”走るプロップ”として、いまやオーストラリア・ラグビー界のアイドル(ちょっとコミカルで、しかし頼りがいのある)となりつつある。

決勝で対戦するブランビーズのキャプテンで3番のアラン・アラアラトアとの競争(どっちがより多く動けるか)は、勝負を決める要素の一つになると思う。

引っ越しの翌々日、10日から家の解体が始まった。
31年前、完成まで7か月かかった建物が、あっという間に壊されていく。外階段や窓、ドア、造作類をとり外すと、ついこの前まで飯を喰ったり、音楽を聴いたり、ゴロゴロ昼寝をしていた空間が、いきなりワイルドな雰囲気になる。狭い空間だが、なぜか解体現場にいるジャッキー・チェンが突然マフィアに襲撃され大乱闘になるというシーンの撮影に使えるな、などと思ったりしたのだが、その前後のストーリーが思いつかない。
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猛暑の中、延々と続いた荷造りと不用品の片づけがようやく終わり、8日、2か所の仮住まいに引っ越し荷物の運び込みが終わった(わたしは病み上がりで、ほとんどモノの役に立たなかったが)。
荷物を運びこんでみたら、トランクルーム&わたしの一人暮らし用に借りた方(以下、支社と呼ぶ)がスペースに余裕があり、家族2名が住む居住専用の方(以下、本社)がこまごました生活用品で足の踏み場もないという状況である。当初の計算に狂いが生じて、本社と支社の環境に逆転現象が起きてしまった。荷物の間で寝るつもりでいたのが一転して快適な環境に暮らすことになった支社派遣員としては、手狭な空間で暮らす本社社員に対してまことに申し訳ない気持ちである。近日中に本社から支社に、できるだけ荷物を移そうと思う。しかし、いろいろなものが整理されたので、1年後の新居への戻りはかなり楽になるはずだ。

本日はパソコンを接続し、足りない生活用品を100円ショップで購入し、レンタルした冷蔵庫に野菜やら肉やら調味料やらを詰め込み、作り置きのおかずをつくるなど、ひとり、支社立上げ及び業務環境整備に励む。
途中、ウェブで夏バテ回復に甘酒がいいという情報を得たので、それも備蓄しておこうとふたたび近くのスーパーに出かけて行ったのだが、売り場には実にいろいろな甘酒が並んでいて、どれにしようか迷っていたら、隣の酒類コーナーにマッコリが置いてあるのが見えた。で、「あ、これも米と麹を発酵させた乳酸飲料だから効能は同じはずだ」と勝手に判断して、そっちを購入することに。甘酒はアルコールゼロだが、マッコリは6度。似たような値段ならアルコールの分だけマッコリの方が得じゃんと思ったのだが、それを突き詰めていくと米と麹で発酵させ、なおかつアルコール度数の高い日本酒の方がさらにいいという話にもなりかねないわけで、当初の購買意図とは少し違って来ているような気もする。
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▲支社事務所風景


昨日、今日、買い物や各種手続きに出かけた帰り、つい無意識に誰もいなくなった家への道をたどっていることに気づいて思わず苦笑することが何度かあった。
31年間暮らした家も、明日から解体作業が始まる。身体に深く組み込まれている空間が突然消えようとしている。さびしい気持ちと同時に、自分のイメージの中にある周辺地図がゆがんでしまうのではないかという不思議な感覚に襲われている。
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数年前から計画していた自宅の建て替えがようやく本決まりになり、目下、仮住まいへの引っ越し準備中。平成元年、住宅雑誌で知った建築家に依頼してつくった家はなかなかオサレで快適だったが、30年も経つといろいろガタが来るし(斬新なデザインのせいかしばしば雨漏りに悩まされた)、こちらの生活スタイルも変わる。何よりも年を取った。つまり、こちらもガタが来ているわけですが、こちらのガタは建て替え不能。

あれこれ事情があって建設には1年くらい時間がかかりそうで、その間は近くのアパートを借りることにした。広い間取りのマンションは家賃が高いので、100メートルほど離れた2つのアパートにそれぞれ1間づつ借り、一方を住居専用に一方をトランクルーム代わりの荷物置き場とする。で、人間のお荷物であるところのわたしは当然、荷物置き場の片隅に収納されることに。

コロナウィルスの問題がなければこの1年、岩手で一人暮らしをしながら実家を〈畳む〉ための手続きや整理に時間を使う積もりだったのだが、しばらくは東京から動けなくなってしまった。
ン十年ぶりのアパート一人暮らしは、面倒な気持ちと同時に少し楽しみでもある。何より、家族と同居だと非難の対象になるジャンクフードが、心置きなく食べられる!
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ゴーヤの季節。値段も安くなっている。チャンプルーにするときは固い種以外はわたも柔らかい種も使うようにします。
この時期、冷蔵庫に常備しておいて、ゴーヤジュースにするのもお勧めです。冷えたリンゴジュースにゴーヤを切って入れ、ミキサーで撹拌して出来上がり。昔、那覇の公設市場のおばさんに教わったもので、リンゴジュースの酸味とゴーヤのほろ苦さが調和して暑いこの時期、食欲を促進してくれます。

チャンプルーの他に、「ぶりの照り焼き」と「蒸しナスの麺つゆ浸し」。
「蒸しナス〜」は蒸したナスを薄めた麺つゆに浸して冷蔵庫で冷やし、食べるときにおろし生姜と削り節をかける。
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世界がコロナ危機に脅かされていなかった頃を思い出して元気になろうという積極的現実逃避企画(なんだそりゃ?)、久しぶりの再開です。時は2015年9月30日。パリ。
そうだ。唐突ではありますが、友よ、いまわが国を覆う無策と退廃と失意の時をなんとか生きのび、次の希望の日々を目指そう。たとえば、2023年のラグビー・ワールドカップ・フランス大会。
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▲エトワール凱旋門/シャンゼリゼ通りの西端。
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▲この時、シャンゼリゼ通りでは女性誌「ELLE」の創刊70周年(創刊は第2次世界大戦が終わった1945年)を祝って、各時代の表紙の展示が行われていた。
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▲シャンゼリゼ通り脇の公園で拳法(少林拳?)の練習をする人たち
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▲シャンゼリゼ通り・クレマンソー広場に立つシャルル・ド・ゴールの像
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▲グラン・パレ/1900年の世界万博の展示場として建設された。万博後、大きな美術展、イベントなどの会場として使用されている。
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▲シャンゼリゼ通りの起点となるコンコルド広場にあるルクソールのオベリスク(上)と「川の噴水」。
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▲ケ・ブランリ美術館の外壁/ケ・ブランリ美術館はパリ7区、セーヌ川のほとりにある美術館で、アジア、アフリカ、南北アメリカ、オセアニアのプリミティブ・アートを収蔵、展示している。2006年開館。

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久々にキッチンに復帰。
暑いのと復帰初戦なので、弟が先日送ってくれた袋入り盛岡冷麺(麺匠・戸田久製)に、モヤシ、キウリ、トマト、ゆで卵、エビ、作り置きのチャーシューを切って乗せるだけの簡単料理。スープは袋の説明に書いてある割合(スープの素+水200奸砲悩遒辰椴簑庫で冷やしておく。麺はゆでた後、氷水で締める。食べるとき、スープに黒酢小さじ2杯、キムチの素小さじ1杯を投入。ウメ―。

猛烈な暑さが続きます。お元気ですか。

気分だけでも涼しくなれたらと思い、以前撮った三陸沿岸の夏の写真をお送りします。クリックで2段階に拡大します。その方がより涼しく感じていただけると思いますので大きくしてご覧ください。
さらに、今年の暑さは特別なので雪の写真も加えました(2005年1月、実家周辺の風景です)。いま、あの積もったばかりの雪にダイブしたらどんなに気分がいいだろうと、あまりエアコンの効かない東京自宅の部屋で汗まみれになりながら想像しています。では、また。
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退院してから、ほとんど部屋で寝ています。 病床の様子を自撮りしてみました。少し痩せました。動かないでいるので、からだ、バリバリです。
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寝てばかりいると筋力が落ちるぞ、とは思う。しかし、外が暑すぎる。朝早い時間や日が落ちてから少し歩いてみるのだが、たいてい15分か20分で逃げ帰ってくる。

昨夜の雷雨でかなり気温が下がったので、今日は朝と夕方合わせて1時間半ほど歩く。けっこう足に来る。食欲が戻って来て、徐々に体調は良くなって来ている気がする。せっかちですぐ無理をしがちだが、今回はゆっくりと回復を待とうと思います。
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